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BUDAPEST 1945 ~domo戦記外伝2

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domo
大佐
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「主任!!」
「ど、どうした!」
「ついに解読に成功しました!!」

domo戦記総合研究所の解読班が興奮を抑えきれずに声を張り上げたのはつい先ほどのことであった。

「これをdomo戦記外伝2として世に出せるな」

実はdomo戦記外伝は複数見つかっており、その中の2つの解読が同時に進んでいたのだ。
その2つのうち一つは1943年のもの、そしてもう一つは今回解読が完了した1945年のものだった。

当初1943年ものの方が解読が進んでおり、それがdomo戦記外伝2となる予定であったが、ここに来て1945年のものが先に日の目をみることになったためこちらがdomo戦記外伝2と名づけられることになった。

(これは本当で外伝1が終わるときは次の予定は1943年ものを用意していたんですが、、なぜか急に1945年ものが僕の中に飛び込んできた)


「しかしすごいな、今回も」
「といいますと?」
「いや、今回も前回をしのぐ長編大作になりそうだってことさ」
「ま、まさしく」



皆様、お待たせしました!!
もう待ちくたびれたことでしょう。
すいませんでした!
みなさんの魂の叫びは届いておりました

さあ、domo戦記外伝2の始まりです!
Last edited by domo on Tue Mar 18, 2008 04:16 UTC, edited 3 times in total.
domo
大佐
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時は1945年 ―
その前年、ソ連軍の夏季大攻勢「パグラチオン作戦」(1944年6月〜8月)が展開され、
241万人もの兵力が薄いドイツ軍戦線に突き刺さり、東部戦線のドイツ軍の中央軍集団は40万人の死傷者を出し38個師団中、28個師団が消滅し壊滅的な痛手を被った。

そしてこの「パグラチオン作戦」でソ連軍は一気に戦場をソ連領内から東欧諸国へと移したのである。

それだけではない。これまで枢軸国として同盟を結んでいたルーマニアに8月に親ソ派の政権が樹立し昨日の友は今日の敵となり、9月にはあのフィンランドがソ連との間で休戦協定を結んだ。

このためドイツとの同盟を残し、共に戦うのはハンガリー一国となったのである。

(はあはあ、いつもそうなんですが戦史に詳しくないもので知らないことばかりです。ここまで書くのにもものすごーく疲れる。すいません、そのため更新が遅れております。ああ書きたくないよお)




5日から一週間ほど取材で家を空けます。
そのためdomo戦記はしばらくお休みとさせていただきます
domo
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そのハンガリーについて少し語ろう。
この国は現在、オーストリア、スロベニア、クロアチア、セルビアモンテネグロ、ルーマニア、ウクライナ、スロバキアに隣接しているいわゆる東欧諸国の一つだ。
(ハンガリーを含めこれらの東欧諸国について関心を持つ機会はあまりないとは思うが、実はわたくし、まれに見る東欧諸国のサッカーファンなのである。特にクロアチアが大好き)

現在の人口は約1000万人。
特筆すべきことはハンガリー人には美人が多い。(と真剣にそう思っている)
その理由は西洋人のDNAと黄色人種のDNAを持っているからだ。(と真剣にそう思っている)

別にハンガリーの親善大使でもないので特産物やら観光名所を書く必要もなかろう。
それに読者もそんなことをこれっぽっちも期待しちゃいない。
たとえ書いても丁寧に読み飛ばしてくれる親切な読者なのだから

ただこれだけは書いておこう。
ハンガリーの中央を流れるドナウ河がある。
そうあの「美しき青きドナウ」である。
そしてハンガリーの西にはドイツ軍最後の戦車戦「春の目覚め作戦」の舞台となったバラトン湖がある。

とまで書けば、「ははあ、今回の戦記はバラトン湖の戦いか」と思うであろう。

ちがうよ

話を戻そう。

ハンガリーの首都ブダペストはご存知であろう。
このブダペストを南北に流れるドナウ河を境に右をブダ地区、左をペスト地区としている。
そしてこのブダペスト、ドナウ河、ブダ城などは世界遺産に登録されている。

と、なにかしら書いていると観光案内のようになってしまう。
でもハンガリーは大好きな国なんですよ。
是非、今度一緒に行きましょう、暇な方。



戻ってまいりました。
一週間SPWAWをやらないともうやりたくてたまらなくなります。
この禁断症状はもしかしてSPWAW中毒にかかっているのでしょうか。
全く恐ろしいゲームです、spwawは
domo
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今回もいつもと同じでなかなか本編が始まらない。
これはdomo氏特有のじらし作戦だ。
(コンサートなどでわざと遅れて始めると、客は待たされることで逆に一気にボルテージが上がるのと同じ効果を狙っている。と真剣にそう思っている)

もう少し前座にお付き合い願いたい。

懲りもせずまたまたハンガリーのことを書く。

ドイツの敗戦色が強まるとそれまで枢軸国であった東欧諸国が次々とドイツのもとを離れていった。
1944年9月、ハンガリー摂政のホルティは密かにソ連との休戦協定を結ぼうとしていた。
その動きを察したヒトラーは10月、ハンガリーにSSの特殊任務部隊とオットースコルツェニー大佐を送り込んだ。
これは「パンツァーファースト作戦」と呼ばれ、ホルティを辞任に追い込みドイツの孤立を防ぐものであった。

スコルツェニーはホルティの息子を誘拐しホルティを辞任させ作戦は成功、そしてドイツの支援を受けたサーラシ・フェレンツが「矢十字党」を設立、ブダペスト市内でクーデターを起こしハンガリーを統治することになった。
(矢十字というのは言うまでもなくドイツの鉤十字を模したものである)

これによりハンガリー国土は独ソの戦場と化していくのは避けられない事態となった。

だが1944年の10月に生まれた「矢十字党」であったが、1945年の1月には事実上政権を放棄している。

これは1944年12月から始まったソ連軍によるハンガリーの首都ブダペストの包囲攻撃作戦でブダペストが陥落したからである。
(ブダペストは1945年2月に生き残りによる脱出作戦が行われこれにより陥落)

しかしブダペストを失い行き場のなくなったハンガリー軍は、そのあともソ連軍への降伏の道を選ばずハンガリーの西端において終戦を迎えるまで戦い続けたのである。


ということで今回のdomo戦記は涙なくしては読むことはできない「ブダペストの戦い」を舞台にした物語になる予定です。

よろしく
domo
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今回の主役となる第22 SS義勇騎兵師団についてふれておこう。
(義勇は英語ではVolunteerであり、志願という意味)

SS武装親衛隊にはいくつかのこの義勇兵、志願兵で構成された師団があるのを皆さんはご存知であろうか。

もちろん日夜、spwawをプレーし戦史や武器の研究に邁進されておられるあなたならば知っていて当然であろう。

SS武装親衛隊の総兵力は90万人以上であったとされるが、そのうちの60%は外国人部隊でまかなわれていた。
これは本来のエリート集団として本来血統基準など厳しい条件を緩和し、外国籍の兵士を志願したところ、ゲルマン系のオランダ人、デンマーク人、ベルギー人、ノルウェー人そして非ゲルマン系のフランス人やスラブ人などに拡がった。

ゲルマン系外国人部隊はxx.SS Freiwilligen xx Division (第xxSS義勇xx師団)
フランス人・イタリア人・スラブ人部隊はxx.Waffen xx Division der SS (第xxSS武装xx師団)
(WaffenSS(武装親衛隊)というのは外国人部隊だったのか、知らんかった へぇ〜)

ちなみにSS武装親衛隊は第1から第38まであるが、その中の14個以外は全て外国人部隊なんだって  へぇ〜へぇ〜


ちなみにフィンランドの義勇兵、第11SS義勇装甲擲弾兵師団ノルトラントを小林源文先生は「クールラント1944」で描いている。 へぇ〜
(他にもあったら教えてください)


予備知識はこれぐらいにしておいてそろそろ本題に入ろう。

かと思ったが予想以上に疲れたのでやめます。

ではまた
domo
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昨日の続き

第22SS義勇騎兵師団“マリア・テレジア”は1944年4月に作られた。
この師団愛称である“マリア・テレジア”とは言うまでもない女帝マリア・テレジアのことである。

歴史を愛するspwawプレーヤーであれば、すぐにピンと来たことだろう。
ええ?なんだって?そんな人知らないだって!
致し方あるまい。少々説明させていただくか

いくらマリアテレジアを知らない方でもマリーアントワネットはご存知じゃろ。
このマリーアントワネットはフランス国王ルイ16世の嫁はんでフランス革命で処刑された人じゃがな。
そのマリーアントワネットの母がマリアテレジアなんじゃ。

しかるにこのマリアテレジアはヨーロッパ一の名門王家と呼ばれるハプスブルク家に生まれ、父である神聖ローマ皇帝カール6世亡き後、フランス、プロイセンなどの国がハプスブルク家弱体を画策しオーストリア継承戦争(1740−1748)を起こすもこの危機を乗り越えたものすごいお方。
(なおハンガリー自体はそれ以前の1699年のカルロヴィッツ条約によりハプスブルク家の領土となっている)

この辺の世界史のことを調べていくと本当に昔の受験勉強のころの事が思い出されますのでこれ以上は体に毒ですからあとは自分で調べてくらはい。
(ちなみ僕が一番すごいと思ったのは、マリアテレジアは16人の子を産んでいることで、これが一番すごいような気がしてならない・・)


話を元に戻そう。

第22SS義勇騎兵師団の兵士の大部分はハンガリー国内からの徴集により集められた。
1944年10月、ハンガリーに隣接するルーマニアのアラドでソ連軍の第2ウクライナ方面軍の攻撃を受け生き残ったわずかな兵はハンガリーに逃げ込んだ。
その後オットースコルツィニーの「パンツァーファースト作戦」に参加するため、再び部隊を集め約8000名がブダペストに入る。

そしてソ連軍の攻撃に備え、徹底抗戦の構えでブダペストを守ろうとする。

まだ始まんない・・お許しを
domo
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1945年1月某日 ブダペスト市内 5:00am ―

「どうだ、少しは眠れたか?」
俺は寝起きの兵士に声をかけた。
連日の戦闘で兵士の誰もが疲弊していた。
だがこのハンガリー人たちの士気はすこぶる高い。
これは自分たちの首都を命がけで守ろうとするものか、はたまた16世紀にオスマントルコの襲撃を防いだハンガリーの英雄イシュトヴァーンの血をひくものたちだからか。

「どうです、今日は露助どもは仕掛けてきそうですか?」
「かもな、そうだとしても不思議でもないさ」

俺は窓から凍りついたドナウ河を眺めた。
そして河の向こうにそびえるブダ城に目をやった。

ソ連軍がブダペストを攻撃して1ヶ月
昨年の11月7日にはソ連軍はブダペスト市街外縁の20㎞まで迫ってきたが、ここで武器弾薬の補給がとどこおり進撃は止まった。
そのわずかな隙を見てドイツ軍とハンガリー軍は大量の武器弾薬をブダペスト市内に運びいれることに成功し、ブダペストを街ごと要塞化してしまった。
案の定、ブダペストはソ連軍の攻撃に持ちこたえソ連軍に多大な損害を及ぼした。

しかし頑強な守りを見せるブダペストに対して、ソ連軍は作戦を変えてきた。
あえて正面から相対することを避け、迂回してブダペストを取り囲む形で包囲しようとしてきたのだ。
そして12月26日、ブダペストはソ連軍に完全に包囲されてしまう。
その中に80万人のハンガリー市民と33,000人のドイツ軍兵士(第6軍の残存部隊、第8SS騎兵師団、第22SS義勇騎兵師団)、37,000人のハンガリー軍兵士(ハンガリー第6軍)が取り残されたのだ。

ヒトラーは撤退することを許可しなかった。
これにより要塞化したブダペストにスターリングラードの悲劇が再び訪れたのである。
Last edited by domo on Thu Aug 13, 2009 14:11 UTC, edited 1 time in total.
domo
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ブダペストがソ連軍に包囲されてから補給は空からの空輸で行われた。
毎日、わずかではあるが食料や武器弾薬が空から降ってきた。
だが配給される食料もここにきてわずかになってきている。

一体あとどのくらい持ちこたえることができるのだろう。


ソ連軍は平坦な地形の多いペスト地区から攻撃を始めていて、我々を丘陵地のブダ地区へと追いやるつもりなのだろう。
そうなるとペスト地区の市民、兵士はブダ地区に移るためにドナウ河を渡らなければならない。
ドナウ河には5本の大橋がある。
もしソ連軍が目の前まで迫ってきたら、ドイツ軍は我々が橋を渡りきる前に橋を爆破してしまうだろう。
そうなったら我々はペスト地区に取り残されることになる。
もしそうなれば・・


絶望感が津波のようになって押し寄せる。


「ワインでもいかがですか」
若いハンガリーの兵士がワインを持ってきてくれた。
(ハンガリーはワインの特産地としても有名)
俺は酒瓶を見つめながら、ある男のことを思い出した。
「サトーニ少尉はどうしているのだろう・・」
酒瓶を見るたびに時々サトーニ少尉のことを思い出すのはなぜだろう。

俺はワインをグイグイと胃袋に押しこんだ。
じわーとアルコールが体中に染み渡る。
と、同時に今まで眠っていた細胞がむくむくと起きだしたような感覚になった。

「よし!」

「やってやろうじゃーねーか!!」

男は単純のほうがいい
domo
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「BUDAPEST 1945」 H2H fr
GERMAN Defend : SOVIET Assault
1945.1.13 BUDAPEST
18ターン

勝利条件は「domoルール」による。
ドイツ軍はゲーム終了時に「陶器工場の確保」ができていれば勝利。
「陶器工場の確保」とは工場内にある左8個、右7個のVHをそれぞれ左6個、右5個以上確保すること。
この左右両方のVHの確保ができていれば勝利。
(左右のうち片方だけでは敗北)
なおVHはソ連軍に獲られてもゲーム終了時に工場内にソ連軍部隊がいなかった場合はドイツ軍の勝利。

ただしゲーム中にドイツ軍のHQ司令部が壊滅した場合はドイツ軍の敗北


今回の「domoルール」は少し変則的な形になっております。
これは今回はバトルモードによるプレイではなくシナリオを大幅にいじくり、わざとこのような勝利条件になるようにもっていきました。
上記の勝利条件を見てもらえればお気付きの方もおられると思いますが、「domoルール」には引き分けがありません。
勝利か敗北のどちらかだというコンセプトです。
(その理由についてはまた後日お話します。といって全然してない)


背景:
ソ連軍のブダペスト攻撃は日増しに激しさを増している。
我々、第22SS義勇騎兵師団は奮闘するも敵の容赦ない攻撃に多くの将兵を失った。
だがここであきらめるわけにはいかない。
我々の背後には多くの市民の命がかかっているからだ。
そして我々が立て篭もった「陶器工場」にもソ連軍が襲い掛かる。
ここにブダペストでの最大の激戦地となった「陶器工場の戦い」が繰り広げられる!!
(こんなとこでいいよね)
domo
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ええとちょっとしたことで立ち止まっています。

それは今回、冬季迷彩モードでやるかどうしようかということです。
(H2Hは冬季迷彩ができます)

1945年1月のハンガリーやブダペストでドイツ軍やソ連軍は冬季迷彩してましたっけ?
(どちらか一方だけ迷彩にすることはできない)

東欧といってもロシアほど寒くはないからしてませんでしたか?

YOUTUBEなんかで当時の実写を探してはいるんですが、ご存知の方教えてください。

ブダペストの戦闘は生還者がほとんどいないのでそんなにフィルムも現存してるとは思えないんだけどなあ

ちなみに一応マップは所々雪景色になってますので、冬季迷彩モードでやるとまたこれが雰囲気でるんですよ。


教えてくれなければ冬季迷彩モードでやります!!
domo
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それでは今回のミッションの説明をしておこう。

まずは下のマップをみていただきたい。
中央にあるのが「CERAMIC FACTORY」通称、陶器工場である。
(ハンガリーの陶器「ヘレンド」は世界的にも有名であることぐらいはSPWAWをされる方なら当然ご存知であろう)

この工場を巡って両軍の攻防が繰り広げられる。
まず中央の大きな工場から見ていこう。
工場内にはVHが左に8個、右に7個づつ集められている。
(この工場内のVHをどのように並べるかでかなり苦労しました)

前にも書いたがこの左右のVHの確保ができればドイツ軍の勝利となるのである。
なお確保というのは各VHに対して3分の2の割合を示す。
すなわち左のVHは6個、右のVHは5個以上の確保が必要ということになる。
そしてゲーム終了時に両方のVHを確保できていないと勝利にならない。
(これは決して簡単なことではない。指揮官は全体の被害情報を把握し片寄らないように部隊を移動させながら敵と相対しなければならない)
ドイツ軍の司令部、及びFO、そして3門の迫撃砲(120、81、50㎜)と2門の対空砲は工場右に配置されている。
そして工場内には地下通路と地下室があり、ここからわずかな増援がやってくることと負傷兵たちが再び武器を持って参戦してくることになっている。
(これは実際にハンガリーはイギリスについで世界で2番目に地下鉄が開通した国でもあり、地下通路は頻繁にあった)
(おっとネタバレになるのでこれぐらいにしておこう)

この工場と線路をはさんで各2個のVHがある小工場が全部で3つある。
この3つの建物を一応左から「ヘレンドA」「ヘレンドB」「ヘレンドC」と呼ぶことにする。
初期配置のドイツ軍はこの工場にも部隊を少しではあるが配置する。
そしてこの3つの小工場の中にある計6個のVHはゲーム終了時にはソ連軍のものになっていることであろう。
(勝利条件には関係ないがドイツ軍がこのVHを獲ってもいい。だがそんなことはほぼ不可能に近い)

そして工場の周りの敵が侵入しやすい経路にはいくつかの地雷が埋まっている。
次にドイツ軍の戦力をみていこう。
00237-1.jpg
Attachment: 00237-1.jpg
Last edited by domo on Thu Aug 13, 2009 14:13 UTC, edited 1 time in total.
domo
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司令部はSSの司令部であるが、もはや部隊は全てSSではなく混成の部隊となっている。

SS歩兵分隊×15 (ライフル隊、擲弾兵、SMG隊。全ての分隊はパンツァーファースト60有)
歩兵分隊×6   (ライフル隊、対戦車地雷)
パンツァーファースト100部隊×3  
パンツァーシュレッケ部隊×3
MG機関銃隊×9
スナイパー隊×2           (今回は目利きだけでは許さない)

パンターG型×2(移動不能)    (まれに故障が直るときがある。そんときは暴れまくれ)
4号J型×2  (移動不能)      (その装甲でIS-2に立ち向かう勇気に感動)

88㎜対戦車砲×2 
75mm対戦車砲×2 

120㎜迫撃砲×1 
81㎜迫撃砲×1
50㎜迫撃砲×1
37㎜ Flak43 ×2

これが初期配置のドイツ軍の戦力である。
(増援部隊については不明とする)

そしてこの中から

「ヘレンドA」
パンツァーファースト100
歩兵分隊
MG42隊

「ヘレンドB」
歩兵分隊×2
MG42隊
88㎜対戦車砲

「ヘレンドC」
パンツァーファースト100
歩兵分隊
MG42隊


この「ヘレンド」A、B、Cについてはあまり期待していないが、敵の第1波を食い止めることと、テストプレイでは取り残された88㎜が大活躍したなんてこともあり、そんなサプライズにちょっと期待しよう。
Last edited by domo on Thu Aug 13, 2009 14:13 UTC, edited 1 time in total.
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それでは次に我々が守る「陶器工場」の周辺を見ていこう。

今やブダペストのペスト地区はソ連軍に占領されつつある。
そのため下の全体図の東西南北ほぼ全ての方向から敵はやってくるであろう。

いやしかし唯一、西から敵はやってこないかもしれない。

中央を走る鉄道の線路を西に向かったところにまだ他のドイツ軍が守っている陣地があるため、もしもこの工場がソ連軍の手におちた場合、我々はここから脱出し友軍の陣地まで辿りつかなくてはいけない。

だがそれもここが敵の手に渡れば当然、敵中を突破しなければならなくなるため容易なことではなかろう。

それに今から負けたときの事を考えるのもいかがなものか。

敵はあらゆる手段を持ってして我々を攻撃してくることであろう。

なぜならこの数日の「陶器工場」を巡る攻防戦でソ連軍は多くの損害を出していたからだ。


「どうだ援軍は来てくれそうか」
俺は司令部の中で通信兵に訊いた。
敵の大がかりな攻撃が予想されるため、一応援軍の要請を打診しておいたのだ。

「一応、送るとは言っていましたが・・」
「そうだろうな、今や部隊が余っているとは考えられん」

それでも送ると言ってきたのには、これまで我々がここでソ連軍を十分に足止めしてきたからであるし、この砦がペスト地区の運命を握ると思っているからであろう。

「期待しないで待つとするか」

俺は司令部を出た。
そして北の前線が見渡せる陣地の方に向かって工場内を移動した。

2階建てのこの建物(高さ10)からは前方の景色がよく見える。
地面には雪が積もっていた。
その雪の下には地雷が所々埋まっている。

すでに工場内の部隊には敵の奇襲に備えるように攻撃態勢をとらせてある。

ソ連兵が来るとしたら早朝だろう
やつらは早起きだ。

来るはずだ
来るに決まっている。

突然、俺は異様な緊張感に包まれた。
00239-1.jpg
Attachment: 00239-1.jpg
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緊張感が高まるにつれ次第にテンションも高まってくる。
これはどの戦場でも同じことだ。

壊れかけた窓から双眼鏡で前方の視界をにらみこむ。

「!」

何かが動いた。

「偵察兵のようです」
擲弾兵の隊長も気付いたようだ。

敵の偵察部隊か

多分そうだ。

「全員、戦闘配置、射程距離は4へクス!!」

工場の北を守る擲弾兵小隊の小隊長はそう指示をだした。
4へクスというのはちょうど地雷原があるところである。
敵を地雷原まで引き寄せるつもりであろう。


先ほどの偵察兵を双眼鏡で探す。
だが何も一向に動く気配はなかった。

「どこへ行った?」

沈黙のときが流れる。

静寂


と、そのときだった。

「敵襲!!」

全ての始まりだ。
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【1ターン】

「やはり来たな!」
今までどこに隠れていたのだろうか。
見る見る間に視界にソ連兵が現れてきた。

やつらはこちらを全く警戒していないかのように足早に前進してきている。

当然だ。まだ射程距離に入っていない。

「まだだ!距離200までひきつけろ!!」
分隊長は冷静になっている。

こちらが撃たない限りやつらは撃ってこない。
我が軍は建物を塹壕化しIn Coverの状態になっているためソ連軍からは全く見えないのだ。

先頭の懲罰部隊が地雷原に入った。

「撃て!!」

一斉に射撃が始まった。

MG42機関銃の閃光が敵歩兵に突き刺さる。

バタバタとソ連兵が数名倒れる。
(H2Hは死傷者の数が表示されない。またエンハンスドでは部隊が壊滅するとSuvivor disperse(生存者消散)と表示されるがH2Hではそれも表示されない)

(いつもだがこういう状況でのMG42ラフェテ(三角銃座)はものすごい威力を発揮する)



(今回は冬季迷彩で行うことにしました。雪の白さと同じであるため動画を見るときは少々見にくいかもしれませんがそんなことは知ったことではないです)
00242-1.jpg
Attachment: 00242-1.jpg
00243-1.jpg
Attachment: 00243-1.jpg
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ソ連軍の懲罰大隊に続いて今度はSNG小隊、ライフル小隊も前進してきた。
もはや工場の北からの景色はソ連軍の歩兵で埋め尽くされた。

そして北だけでなく北西のルートからもソ連軍の歩兵部隊が続々と現れてきている。
しかし北西のルートは88㎜対戦車砲がにらみをきかしていた。

「DOGAAAAN !」
次々と88㎜砲から榴弾が敵歩兵に放たれる。

その横では移動不能になっているⅣ号戦車も待機中だ。
もちろんⅣ号戦車の75mm主砲はすでにいつでも発射できるようになっている。
だがあくまでも敵戦車が現れるのを待っているのだ。
もし敵歩兵に対して臨機射撃を撃ちつくしてしまえば、そのあとに戦車が出てきても機銃でしか応戦できなくなってしまっては戦車長として失格である。
(というのもAIは大体、戦車は歩兵の後に動かしてくることが多い。こういうAIの癖も頭に入れておかなくてはよい戦車乗りにはなれないのだ)

そして北東からもソ連軍は攻撃してきた。
砲煙で視界の利かない北東ルートは放棄された旧工場の片隅でMG42隊とⅣ号戦車が陣取っている。むろんこの旧工場の中には無数の地雷が設置されている。
この北東ルートと東、そして南東ルートのマップの右半分の敵に対しては、歩兵部隊はスナイパー隊とMG隊しかおらず、戦車2台と75mm対戦車砲、そして2門の37mm対空砲の水平射撃で対応することになっている。

「来たぞ!」
地雷が爆発した音が合図になった。
北東ルートの旧工場に敵の姿が見えた。

「FIRE !!」
パンター戦車の主砲が火を噴いた。

「DOGAAAAN !」

パンターとⅣ号、そして対空砲の臨機射撃で敵の部隊は次々と粉砕されていった。
Last edited by domo on Thu Aug 13, 2009 14:15 UTC, edited 1 time in total.
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ソ連軍のこの日の第1陣は北から始まり、北西、北東、南、南西にも及んだ。
工場にいる我々を取り囲み、四方から攻撃を仕掛けてきたわけだ。
これは予想していたことでもあり、我々も敵の攻撃に対してできる限りの持久戦に持ち込めるように部隊には指示をだしてある。

南のヘレンドA、B、Cへのソ連軍の攻撃が始まった。
ここに配置されている部隊の戦力ではソ連軍の攻撃を撃退するのは無理であろう。

「敵歩兵、その数200!!」
「砲撃要請!!至急砲撃求む!!」

南のヘレンドBにいるシュネイダー小隊長から連絡が入ってきた。
砲撃要請とは工場の右に配置されている迫撃砲のことである。
今回は120㎜、81㎜、50㎜の3種類があるが、50㎜は射程が11へクスと短いので遠距離では効果が薄い。そのためもう少し敵を引きつけてから撃ちたい。
だが120㎜は射程に問題はなく、また120㎜の素晴らしいところは砲撃したそのへクスのみならずその隣接している周囲の部隊にまで殺傷効果があるということだ。
もちろん建物の外にいる敵や、抑圧があがり退却している部隊にはさらに効果がでる。
しかし最も注意しなければいけないのが敵味方関係なくやられてしまうことだ。
従って120㎜などの口径はある程、度と敵味方との距離があるうちに使わなければ、後になって建物に接近したり侵入してきた敵に対しては見方の被害が出てしまう恐れがあるため使うことができない。
(そんなことお構いなしに見方がいようが平気で砲撃を要請する指揮官が存在するらしい。
ありえない。あってはいけない。そんな指揮官に砲撃を要請させてはならない。いやSPWAWをプレーさせては絶対にいけない)

(現在、ソ連軍の攻撃のため砲撃要請は次のドイツ軍のターンになる)


臨機射撃が間に合わなくなってきた。
パンツァーシュレッケ隊も敵歩兵に対して攻撃をしている。
その臨機射撃の合間をかいくぐり、敵の銃弾が飛んでくる。
敵ライフル隊の攻撃で一人、また一人と北を守る分隊の人数が減っていく。
そして前方にはT-70戦車が急速に近づいてきた。

「戦車だ!」
Ⅳ号戦車に敵戦車の情報を伝える。

「了解!」

75mm主砲が火を噴いた。
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domo
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関東は桜が満開となり春爛漫の季節を迎えております。

このところ外出が多く、ゲームと戦記に時間が割けない状態です。

つきましては10日間ほど戦記の方はお休みします。

domo戦記ファンにとってはすっかり恒例の休みとなっておりますが、
ご了承ください。


それでは皆様も満開の桜を心からお楽しみください。
domo
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長らくお待たせしました。


東京の桜がちょうど満開の頃、その桜前線を北上するかのように福島、宮城、岩手、青森と東北地方を転々としておりました。
(青森の桜は4月の20日頃だそうです)

長旅から帰ってきたはいいんですが、なんだかどこまでやっていたのかさえも覚えておらず多少戸惑っております。

これではいかん!

と思いきや、ただ今必死になって自分の書いた戦記を読み直しているところです。

そうか!!

ブダペスト包囲戦だったのか!

思い出した!

陶器工場での篭城戦だ!

そうそう、またまた思い出した。

そうだった!

日本史で篭城戦といえば小田原城でしょう。

東北に出かける前に小田原城に行ってきたのではないか!

篭城した地に赴けば何かを感じることができるかもしれないと思ったのだ
(実際は単なる花見に行ったんですけどね)

よおし!!

domo戦記の再開だぁ〜
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Attachment: P3281694-1.jpg
domo
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「敵戦車が来るぞ!」

T-70が現れたということはそのあとに主力の戦車が来るに違いない。

「前方にT34/85!!」

やはりそうだ。
歩兵では歯がたたないと分かったかのかT34/85が姿を現した。

T34/85はそれまで活躍したソ連軍のT34/76中型戦車の代わりとして登場してきた戦車だ。
装甲は前面が47㎜(砲塔90㎜)とそれほどでもないが、主砲の85㎜ ZIS-S-53砲はドイツ軍の戦車にとっても十分に脅威を与えた。

現れたのは6台。
北西に2台、東南に2台、そして西に1台、南西に1台。

もちろん臨機射撃なので考える暇などない。
(僕はいつも臨機射撃の対応時間は5秒に設定してあります)

西から現れた1台はオルツェン軍曹のパンテル2号車が撃破した。
だがその下、南西からのT34は視界に入らない。

敵戦車が近づいてくる。

へレンドAに陣取るパンツァーファースト隊がじっと獲物に狙いをつけていた。
パンツァーファースト100は射程が3へクスある。
2へクスまで来たそのとき発射。
2発目でT34/85に命中、撃破炎上した。

「よし!!」

次は北西からの2台だ。
ここを守るのはⅣ号戦車である。
88㎜砲はすでに臨機射撃を撃ちつくしていて攻撃できない状態になっていた。
そのⅣ号戦車が1台のT34に対して射撃、だが外れる。
対して今度は射撃を受けた。

「ZUDOOON」
Ⅳ号戦車の砲塔に命中した。
乗員に被害はなかったが、主砲が故障してしまったようだ。
これ以上攻撃できない。

そのT34が接近してきた。
だが戦車の隣で守る歩兵部隊がパンツァーファーストで攻撃する。

「DOGAAAN」
見事一撃でT34を仕留める。

(パンツァーファーストで戦車を仕留めるのは快感です。「よっしゃーーー」と一人で叫んでしまいます)

もう1台はパンツァーシュレッケ隊の放った弾が命中し、動かなくなった。

さあ残りは東南の2台だ。
だがここの2台はこちらの戦車の視界に入らない。
頼みの75mm対戦車砲も敵歩兵から攻撃され沈黙してしまっている。
一方的に主砲で攻撃される。

「ZUDOON」
85㎜榴弾が建物の中にいる部隊に突き刺さる。

「くそう!なんとかならんのか」

37mm対空砲が照準を水平にして8へクスほど先のT34に対して攻撃を始めた。
恐ろしいほど正確に砲弾が飛んでいく。
37㎜であろうとも戦車に乗った歩兵を降ろすのには十分だ。
そしてそれだけではない。
37㎜でも当たり所がよければ撃破まではいかなくとも敵戦車にダメージを与えることを忘れてはいけない。
予想外の攻撃を受けた2台のT34は単独で前進を始めた。
1台はそのまま北上し我々の一番手薄な砲兵陣地に接近してくる。

「PAKは!PAKはどうした!」

その75mmPAKはまだ沈黙したままだ。

だが3へクス手前まで来たときだった。
轟音を響かせT34は爆発した。

目の前でその爆発を見つめる狙撃兵たち。
T34は地雷原につかまったのだった。

(もう1台は方向を変え、ヘレンドCに向かった)

だがこれで終わりではなかった。

偵察戦車であるT-70が薄い前線の部隊を蹂躪しようとしてきたのだ。
(車体が小さいためにパンツァーファーストもシュレッケもなかなか当たらない)

南ではヘレンドBの歩兵部隊がT-70の攻撃で後退した。

そして北でも1台のT-70がついに隣接してきた。
敵歩兵部隊の前進は阻止できたが、T-70が突進して来ようとは。
はじめは少し焦ったが、やはりSS部隊である。
すぐに近接強襲でこいつを撃破した。
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長かった1ターンを終えてドイツ軍の被害状況を見てみよう。

壊滅した部隊はMG42隊の一つだけ
そのほかの歩兵部隊にはいくつかの被害がでているが壊滅はしていない。
2門の88㎜砲もまだ生きている。
先ほど攻撃を受けた75mm砲PAKは2名の死傷者を出したもののまだ戦える。

だがT34の攻撃を受けたステイネル軍曹のⅣ号戦車はそのあと敵歩兵の銃撃を数度浴びてしまい、結局乗員全て脱出してしまった。
(たとえ歩兵の銃撃であろうとも繰り返し攻撃されると、次のターンにクルーは脱出してしまうことがある。これはクルーの士気にもよるのだろうか)

このターンが始まってすでに脱出しており、そのため主砲が故障しているかどうかもまだ確認ができきていないのがいたい。

脱出したクルーの抑圧はそんなに上がっていないのでうまくいけば次のターンには再搭乗してくれるかもしれない。
だが主砲が故障していてはその甲斐もなくなる。

(戦車、砲を放棄したクルーですが、手持ちの武器もピストル程度ですので戦闘には参加
させずに後方(この場合は建物の中)に退避させます。かといって戦況が押し迫ったたらもちろん戦闘をさせますが。役立たずとか言って偵察兵にするようなマネはさせません、あしからず)


4台しかない戦車のうち早くも1台を失ってしまった・・・
(この戦闘で戦車の果たす役割は非常に大きく、4台全て失ってしまうと勝てる確率はほぼないと言っても過言ではないのです)

残り3台か・・・

顔を伏せている場合ではない

今の俺は前を向いて戦うしかないのだ。
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ソ連軍のこの日の第1波は我々のいる陶器工場を取り囲んだ形での攻撃であった。
その第1波の敵の戦力に関する情報が司令部に届いた。

装甲車はT34/85が6台、それにT-70が3台
歩兵部隊は懲罰大隊を始め、ライフル隊、SMG隊、親衛部隊、工兵隊と様々であるが、先ほどの攻撃では北西から1個中隊、北から2個中隊、東と北東から合わせて1個中隊、そして南からは3個中隊ほどが確認されている。

これらの情報は戦闘中のリプレイからの確認情報なのでどこまで正確なものであるかはわからない。
ただこれらの情報を分析してみると敵の戦術が見えてくるのではなかろうか。

いくら四方八方から攻撃をしたと言っても攻撃には要所というものがある。
いわゆる相手からすれば我々の一番手薄のところを探してそこを集中的に叩くことができればよい戦術と言える。

だが逆にいえば要塞化している工場にむやみに突撃を繰り返せば、屍の山を築くことになるのだ。

とすればこの第1波の攻撃は我々の反撃の様子見である可能性が非常に高いといえる。
歩兵を北と南から突撃させ、装甲部隊は歩兵の支援というよりは手薄な部分と思われるところからの侵入を試みるものであったのではないだろうか。

そして先ほどの反撃により大体の我々の戦力配置がばれてしまった可能性は高い。
もちろん敵が一番知りたい戦力とは戦車のことである。

我々の戦車、砲の位置が把握できれば、すかさず砲撃と爆撃機を要請して空からの攻撃で叩けばいいのである。

いくら四方八方から攻撃をしたと言っても攻撃には要所というものがある。
いわゆる相手からすれば我々の一番手薄のところを探してそこを集中的に叩くことができればよい戦術と言える。

だが逆にいえば要塞化している工場にむやみに突撃を繰り返せば、屍の山を築くことになるのだ。

とすればこの第1波の攻撃は我々の反撃の様子見である可能性が非常に高いといえる。
そのためにはセオリーとおりにまずは歩兵を北と南から突撃させ、装甲部隊は歩兵の支援というよりは手薄な部分からの侵入を試みるものであったのではないだろうか。

先ほどの反撃により大体の我々の戦力配置がばれてしまった可能性は高い。
もちろん敵が一番知りたい戦力とは戦車のことである。

というのは、ある程度の我々の戦車、砲の位置を把握できれば、このあとの砲撃要請または爆撃機の要請のより集中的に叩けばいいからである。

これだけはどうしようもない。

実際に1945年の東部戦線は制空権は完全にソ連軍のものになっていたし、火砲でもソ連軍は圧倒的な物量でドイツ軍を叩きのめしたのである。
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1ターン終了時のドイツ軍の損失

総兵士数:333名(増援部隊は含まない)
死傷者 :17名(全体の5%)

これまでに壊滅した部隊:MG42隊×1

壊滅した部隊が人員4名のMG42部隊のみであったが、この部隊は北東の工場の外で陣取る
Ⅳ号戦車とペアで守っていた唯一の部隊であった。
(詳細は画像00243-1をごらんいただきくとお分かりいただけるが、その画像のⅣ号戦車の右隣にいるのが壊滅したMG42隊)
このMG42隊が敵の懲罰大隊からの猛射撃を受けてあっという間にやられてしまった。

実はこのMG42隊のいた建物の中には地雷が敷き詰めてあり、MG42のすぐ真横から地雷が設置されていた。そのためMG42隊には多めの手榴弾まで携帯させ、この地雷原を突破し隣接してくる敵(多分工兵隊)とやりあえるように準備していたのである。

だがこのMG42部隊が壊滅したことにより、動けないⅣ号戦車は厳しい戦いを強いられることになるであろう。


先ほどの報告にもあったが2ターンはじめの現在のソ連軍戦車を見ておこう。
6台のT34/85のうち先ほどの臨機射撃で4台は撃破している。
従って残り2台であるが、1台は南のヘレンドCから見えているが射程外である。
もう1台は工場北4へクスのところにおり、ブルック曹長のパンツァーシュレッケ隊の射程に入っている。
パンツァーシュレッケの射程は7へクスもあり、HE弾、HEAT弾を装備しており、命中さえすればほとんどのソ連軍戦車を撃破できる。
(ただしあまり命中してくれないので、あっという間に弾を使い果たすとお役御免になる)

T-70は3台中、1台は撃破したが、1台はヘレンドBまですでに接近しており隣接するM42隊はT-70の攻撃を受け行動不能に陥っていた。
残るもう1台は不明である。(画面端っこに現れたため撃破したと思ったが撃破できていないと思われる)

まずは射程に入っているT34/85を何とかしなければならない。
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【2ターン】
ブルック曹長のパンツァーシュレッケ隊は200m前方に見えているT34/85を視界に入れていた。
だがその視界に入るのはT34だけではなかった。
敵歩兵部隊も3分隊とマキシム機関銃隊もいた。
これではT34を狙えない。
たとえ狙ったところで歩兵部隊から返り討ちを浴びてしまうのがおちだ。

「ブルック曹長、今敵の歩兵を蹴散らすから待機しててくれ」
その横でSS歩兵の伝令がやってきた。
MG42が歩兵に向かって火を噴く。
移動する歩兵に対して機関銃は最大の武器であった。

瞬く間に数部隊をやっつけた。
敵のSMG隊は散り散りになり、煙幕の中に姿を消した。

「SHIT !!」

ブルック曹長は思わず叫んだ。
なんと敵歩兵が後退した際に焚いた煙幕がT34の視界を遮ってしまったのだ。

とんだミスをしてしまった。

これでT34は姿を消してしまった。

これだけ敵の部隊が多いと、攻撃にものすごく慎重にならざるを得なかった。

なぜなら下手に攻撃してしまうと複数の敵から攻撃を喰らってしまうからだ。

しかし南の「ヘレンド」ではそんな余裕などなかった。

ヘレンドを守る部隊の数が少なすぎたのだ。

それに見えてないところにも敵はいる。

だがこのターンのFOによる砲撃要請の遅延が0.4のため、少しでも攻撃し敵の歩兵部隊の移動力を減らし釘付けにしておく必要があると考えた。

(0.4だと後攻のソ連軍の攻撃が終わってからの着弾になる。それにどうせなら密集しているゴキブリのど真ん中に着弾させたいの!わかるか!)
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Attachment: 00247-1.jpg
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ムシェール中尉のⅣ号戦車は主砲、砲塔機銃、車体機銃など全ての武器をフル回転させて周りの敵歩兵を攻撃していた。
もちろん先ほどまで隣の塹壕にいたMG42隊がやられたことは知っている。

「敵を近づけるんじゃないぞ!!」

動かない戦車の中で戦車長のムシェール中尉は狭い砲塔内のファインダーから忙しそうに敵を見渡した。
もう右にも左にも正面にも敵は近づいている。
左の敵は懲罰大隊のようだが、地雷原を超えてきた右の敵は工兵隊らしかった。

「こいつをどげんかせんといかん・・」

だがもう全ての射撃回数を撃ちつくした。
敵歩兵は戦車には隣接でもしない限り全く攻撃してこない。

そこへ後方にいるパンター戦車と37mm対空砲、それにスナイパー隊までもが援護を始めた。

Ⅳ号戦車が撃ち漏らした敵をスナイパーが確実に仕留めていく。

「BAAAAN」

まるで野生動物をハンティングしていくかのように。

たまらず後退した敵が地雷に引っ掛かる。

「DOGAAAAN」

(敵を後退させ地雷でドカン。こういうハメ技は何度やってもええで)

スナイパーと37mm対空砲に一つづつキルマークがついたが、残りの敵は片付けられなかった。


このターンのドイツ軍の攻撃は工場の北の敵を追い返すことはでいたが、南のヘレンドに接近する敵に対しては逆に反撃を喰らうことになりこれ以上攻撃することができなくなった。

最後にFOで120㎜迫撃砲の砲撃要請をする。
81㎜と50㎜はまだ今回は砲撃しない。

着弾地点は「ヘレンドA」から4へクス南にある崩壊した木造建物にした。
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