火砲演習02では盤内火砲(Onboard Artillery)の基本操作方法を習得しましょう。
キャンペーンの続行
シナリオ1終了後からの手順を簡単に説明します。
スコア表示画面を閉じ、念のためセーブしておいてください。
次に修復・アップグレード画面に移行しますが、そのまま何もせず閉じて下さい。
その後、サポートユニット購入画面に移行しますが、またも予算がないので閉じてください。
ユニット配置

次に右図のような画面が表示されます。
"Human Deploy"ボタンを押して配置画面に入ります。
配置できるのは・・・コアユニットのFOだけです。

まずはマップ全体を見回してください。マップは中央を流れる河で左右に分割されており、左岸には"FO"と書かれた建物HEXがあるはずです。
購入したFOユニットをこの真上に配置してください。
以上で配置画面での作業は終了です。今回は砲撃指定は一切おこないません。
それではゲームを開始してください。
登場ユニット
登場するユニットは以下の通りです。
- 盤内火砲
- 81mm Mortar×2
- 75mm Type 94 Mt×2
- Type 1 Ho-Ni I×2
- 補助ユニット
- HQ×1
- Teishin Kouhei×2
- Sumida Truck×4
- Type 93 Car×1
盤内砲
本シナリオでは3種類の盤内砲ユニットが登場します。それぞれ異なる特徴がありますが、全てに共通しているのは、
- 間接照準射撃も直接照準射撃も可能
- 「即応火砲(Fast Response Artillery)」扱いなので、遅延時間が短く
- 盤外砲と比較すると、砲撃精度が高い
という点です。

"81mm Mortar"は世界標準の最もポピュラーな迫撃砲ですが、日本軍の呼称は「97式曲射歩兵砲」です。
迫撃砲(Mortar)の特徴は着弾の正確さにあります。SPWAWに登場する迫撃砲の口径は50〜150mm程度で、小口径のものほど着弾が正確です。殺傷力は高くありませんが、ピンポイントで抑圧を与えるには最適な兵器です。

"75mm Type 94 Mt"は「九四式山砲」です。SPWAWでは山砲や加濃砲なども全て榴弾砲(Howitzer)クラスに分類されています。一部のものは盤外砲としても登場しますが、盤内砲バージョンでは遅延時間も着弾の散らばりも小さくなります。
一般に、迫撃砲と比較すると着弾精度は劣りますが、射程距離と保有弾数に優れています。

"Type 1 Ho-Ni I"は「一式砲戦車ホニI」で、九七式中戦車に九〇式野砲を載せた自走砲です。砲戦車の名称がついていますが、SPWAWでの分類は「自走火砲」(Self-Propelled Artillery)になります。
自走火砲の特徴はなんと言っても機動力です。射撃後移動 or 移動後射撃が可能な点は他の盤内砲と大きく異なり、直接照準射撃の機会も多いでしょう。装甲を擁するものは直接戦闘も可能なので、オールマイティな兵器と言えます。
補助ユニット
自走火砲をのぞく盤内砲は、移動力が皆無に近いのも特徴です。固定した陣地で戦う分には問題ありませんが、やむなく移動を強いられる状況も少なくありません。盤内火砲は、1HEXでも移動したターンでは砲撃(射撃)ができなくなり、すでに砲撃指定している場合も中断されます。
したがって、効率よく砲撃するには移動回数を減らすのがベストであり、どうしても移動する場合は盤内砲専用の「乗り物」を用意してターン当たりの移動距離を増やす必要があります。本シナリオでは、全ての盤火砲に専用の"Sumida Truck"を用意しています。
また、HQの移動用として"Type 93 Car"を用意しました。盤内砲が移動する場合、HQとの確実な連絡を維持するためにはHQも移動する必要があります。ただし本シナリオでは、Preferencesの"UNIT COMM"(ユニット間通信)設定をオフにしているはずなので、盤内ユニットの連絡が途絶える心配はありません。あくまで移動練習用の措置です。
盤外砲と比較した場合、盤内砲の役割はより直接的な前線部隊の支援です。具体的には、着弾のばらつきの大きい盤外砲では難しい接近戦での砲撃支援や、狭い範囲の敵を確実に抑圧することが求められます。
盤内砲ユニットが単独で敵を殲滅するといった作戦を行うことはほとんどなく、前線地上部隊の支援が目的であることを忘れないで下さい。本シナリオでは、敵の対戦車砲陣地の破壊を命じられた挺身工兵(Teishin Kouhei)を支援することになります。
演習開始
事前説明

ゲームを開始すると、1ターン目が始まる直前(0ターン目)にマップ左岸の建物付近に砲撃があったはずです。
画面下部のメッセージ欄に"81mm M1 Mortar Bombardment"と表示されているとおり、これは敵の迫撃砲による砲撃です。
・・・敵には81mm迫撃砲がいるのだな、とわかりますね。

それはともかく、まずはマップ全体をもう一度確認してみましょう。
マップは中央の河で東西に分割されており、現時点では西側一帯は我が軍の支配下にあります。橋梁のすぐ西側には配置しておいたFOがいるはずです。マップ全体を東西にはしる道路の西端には我が軍の盤内砲兵と司令部が整列していますね。

今度は、橋梁のすぐ東側を見て下さい。挺身工兵(Teishin Kouhei)が2ユニットいるはずです。
これらをクリックすると、右図のように敵の対戦車砲陣地が見えるはずです。
道路沿いには数軒の家屋がありますが、他には敵影は確認できません。しかし"Suspected Area"と書かれているので、きっと敵がいるのでしょう。

今度は、マップ北東端を見て下さい。
果樹園の中に怪しい硝煙が見えるはずです。我が軍は何の砲撃もしていないのになぜ硝煙が・・・。そうです。おそらく0ターンで砲撃してきた敵の盤内迫撃砲がココにいるのだ!と想像できますね。
敵の盤内砲の配置を把握するのは重要です。戦闘の焦点になりそうにない地域でも必ず確認する癖をつけておきましょう。

最後に、道路の東端を見て下さい。VHにカーソルを合わせると右のように表示されます。
これは脱出VHと呼ばれるもので、このHEX上に移動したユニットはターン終了時にマップ外に脱出します。そして、脱出したユニットの価値(Value)の3倍が勝利ポイントとして加算されていくのです。
Turn 1
さて、以上のような状況を把握したところで本シナリオの目的を発表します。
- 敵の対戦車砲陣地を排除し、
- 全部隊を迅速かつ安全にマップ外に脱出させること
つまり、盤内火砲で挺身工兵を援護しつつ対戦車砲陣地を粉砕した後、盤内火砲や司令部を含む全ユニットをマップ東端の脱出VHまで移動させる、ということです。簡単そうですね?
・・・現在入手している情報によると、敵対戦車砲陣地の後方には機関銃陣地×2が設置されていることがわかっている。さらに、精鋭レンジャー部隊が両陣地の支援に向かっており、西側からは敵戦車2輌が接近しているらしい。さらにさらに、付近の飛行場には敵航空機も待機しているらしいので、我が軍が発見されると間違いなく飛んでくると予想される・・・。
ちょっとは難しそうになりましたか?
もうちょっと詳しく説明しましょう。まず最初の目標は対戦車砲陣地の破壊です。これには挺身工兵があたりますが、盤内砲の支援なくしては成功は見込めません。作戦計画の大筋は以下の通りです。
まず盤内砲の一部で、対戦車砲陣地に間接砲撃を行います。陣地に接近する工兵が途中で発見されないように、敵兵を混乱させておくのです。この任務には着弾の正確さが必要なので迫撃砲が適任でしょう。
これと同時に、残りの盤内砲は対戦車陣地の東側に煙幕弾を張ります。これは、接近する工兵が敵後方にいるはずの機関銃陣地に発見・射撃されないためです。
肝心の工兵は、煙幕展開後に移動を開始します。砲撃の前に移動すると見つかる可能性が高いですからね。

ではこの計画に従って進めましょう。
まずはFOで砲撃画面を開き、対戦車砲陣地に照準を指定して下さい。
おっと・・・どの砲も盤外砲に比べると遅延時間が短いことに気づいたでしょうか?
もしかすると、B0迫撃砲の遅延時間が右図とは異なり、0.4になっているかもしれません。なぜ同じ迫撃砲のB1の遅延時間が0.2なのにB0は0.4なのか?答えは経験値の違いです。遅延時間は火砲とFOの経験値に左右されます。FOの経験値が低めの場合は火砲の経験値の違いが大きく影響します。
キャンペーンでのユニットの経験値上昇数には多少ランダム要素が入るので、運悪くコアユニットのFOの経験値が上昇しなかった場合は、遅延時間に差がでる場合もあると・・・これは本題ではないのでこれ以上の説明は省略します。
しかしとにかく、盤内砲の遅延時間は盤外砲に比べると短いのです。これが「即応火砲」扱いの特典で、事前照準を指定しておかなくても結構使えるわけです。

では砲撃命令を出していきましょう。とりあえず遅延時間は気にする必要はありません。
2つの迫撃砲の照準は対戦車砲陣地に、その他4つの火砲の照準は右図のようにして煙幕弾で射撃しましょう。
この砲撃がうまくいけば対戦車砲陣地は抑圧され、煙幕によって後方視界は遮断されるはずですね。
第一ターンはこれで終了です。
工兵は煙幕展開後に移動するので、動かすユニットはありません。では砲撃の着弾地点をよくみておいてください。
Turn 2

砲撃結果はどうだったでしょうか?「迫撃砲の正確な着弾」は実感できたでしょうか?
ほとんどの場合、対戦車砲陣地のある石造建物は破壊され、敵は退却(Retreating)や潰走(Routed)状態になっているはずです。そうであれば、工兵が一気に3HEX移動しても敵に発見される危険はぐっと低くなり、攻撃効果も高くなります。
しかしちょっと待って下さい。後方にあるはずの機関銃陣地からの視界は煙幕で塞がれているでしょうか?確かに煙幕は張られましたが、敵の位置がはっきりしてないので100%の保証はありませんね。
それに盤内砲の煙幕はちょっと薄いことに気づいたかもしれません。そうです、実は濃い煙幕を張るには盤外砲の方が適しているのです。
そこで、ここでは安全策をとって工兵は一歩ずつ移動しましょう。
移動経路上には"."が表示されています。この経路にしたがって1HEXだけ移動して下さい。
工兵が一歩近づいたので迫撃砲の照準から3HEX(150m)しか離れていませんが、さらに砲撃を続行します。
照準と弾種は前回と全く同じにして、砲撃命令を下してください。
これだけの至近距離でもある程度安全に砲撃支援が行えるのが盤内砲の特徴なのです。
第二ターンはこれで終了です。
Turn 3

運が悪ければ、迫撃砲弾が工兵に命中してしまったかもしれません。まあまあ、そういうこともあります。昔も今も近接砲撃支援は危険なものなのです。
しかし対戦車砲陣地は完全に抑圧され、煙幕もいっそう濃くなって東側の視界はほぼ完全に塞がれたはずです。今こそチャンスです。工兵が一気に2HEX移動して対戦車砲陣地に隣接してしまいましょう。
セオリーから言えば、

では移動経路にしたがって工兵を対戦車砲陣地に隣接させ攻撃してください。
最高でも2回の攻撃であっけなく破壊できたはずです。さらに他の敵にも発見されていませんね。これで最初の目標「対戦車砲陣地の破壊」は達成できました。
次の目標は東側にあるはずの機関銃陣地の破壊です。しかし正確な場所がわからなければ、迫撃砲のピンポイント砲撃も無駄になります。盤内砲、特に迫撃砲は保有弾数が少ないのです。
さらに歩兵にとって機関銃は鬼門です。敵を発見する前に見つかったら即攻撃を受け大損害を被る危険があります。さてどうするか?
こういう時こそ装甲のある「ホニ」を使いましょう。一応「砲戦車」というくらいなので、機関銃の攻撃くらいには耐えられるはずです・・・たぶん。

というわけで、「ホニ」を全速前進させてください。
ついでと言っては何ですが、その他の砲兵部隊と司令部も全てトラックに乗り込んで前進することにします。そういえば、「西側から敵戦車が迫っている」はずでしたね。
火砲をトラックに載せるには、火砲ユニットを選んだ状態で"L"キーを押し同じHEXにいるトラックをクリックします。
この要領で全ての火砲を乗車させ、隊列を崩さないように全速前進してください。そして移動完了後は再び"L"キーを押して、必ず火砲を降車させておいてください。
盤内火砲は、移動を含め乗車・降車したターンでは一切射撃できないのです。降車を忘れると、次のターンでも射撃できなくなってしまいます。
FOを含めてすべての移動が完了したら、右図のようになっているはずです。
ここまでできたら第三ターンを終了してください。
Turn 4

何事もなく第四ターンが始まりました。当面の目的は敵の機関銃陣地を発見・排除することです。
まずは工兵2部隊が1HEX東側へ移動してみましょう。・・・何も発見できず、発見もされていません。
ではもう1HEX東側へ移動してみましょう。・・・状況は変わりません。
さらにもう一歩進むべきでしょうか?・・・いえいえ、それは危険です。道路沿いにある木造建物はいかにも怪しい存在です。それに3HEX(150m)もダッシュした後では満足に射撃もできません。
このように、いかにも敵が潜んでいそうな「怪しい」建物がある場合は盤内砲の出番です。
では、道路沿いにある二つの建物に迫撃砲と山砲で砲撃してください。ただし「ホニ」には砲撃命令は出さず、FOとあわせて右図のように前進させてください。
ちなみに、今回はPreferenceの"UNIT COMM"設定をオフにしているはずなので問題はありませんが、この設定をオンにしている場合は、盤内ユニットでも連絡不能になる可能性があります。
つまり、司令部(HQ)の3HEX以内にいる他の火砲は「物理的連絡」が取れているのですが、司令部から離れてしまった「ホニ」には無線連絡が途切れてしまう可能性があるのです。
ここまでできたら第四ターンも終了です。
Turn 5

さて砲撃は怪しい建物に命中したでしょうか?木造建物を砲撃すると、比較的簡単に倒壊したり火災を発生させることができます。そうなると内部にいるユニットの抑圧急上昇は間違いなしです。
では工兵が東側に1HEX移動してみましょう。周囲のHEXを右クリックして全周囲を見回して下さい。
ビンゴ!やはり敵機関銃はこの建物の中にいましたね。砲撃の抑圧で臨機射撃もできなかったはずです。
この機を逃さず殲滅してください。機関銃ユニットの兵員数は少ないので、簡単に全滅するはずです。

これで第二の目標も達成しました。しかしちょっと待って下さい。機関銃部隊は全滅したはずなのに、北側にいる工兵はまだ敵に見られています・・・。ということは視界内にまだ敵がいるということです。

早速"F7"キーを押して視界をチェックしてみましょう。
だいたい右図のようになるはずです。最も怪しいはずの道路沿いの建物は視界にありません。次に怪しいのは北東の果樹園沿いにある建物・・・あそこに敵がいるのでしょうか?
確認するために、工兵ユニットが東側HEXに煙幕を張ってみましょう。
煙幕を張ることで果樹園沿いの建物からの視界を遮ることができるはずです。その結果、発見されていることを示す"*"マークが消えればビンゴです。
では"X"キーを押してから東隣のHEXをクリックして煙幕を張って下さい。すると・・・ビンゴですね。
このように、とりあえず姿を隠したものの敵にだいたいの位置を発見されてしまった場合、このままターンを終了するのは危険です。
「敵位置を推測した砲撃」はAIでも行うことがありますが、対人戦の場合はまず間違いなく狙われてしまいます。このような場合は、煙幕を張った後さらに移動するのが吉です。
というわけで念のため南東の建物に入っておきましょう。
さらに欲を言えば、果樹園沿いの建物にいる(だろう)敵に何らかのダメージを与えておきたいところです。もしも敵がFOだとしたら、抑圧が上がるだけでも砲撃要請ができなくなるのです。敵が砲撃要請する前にこちらが砲撃したいところですが・・・
砲撃画面を開いてみると、なんと迫撃砲は弾薬切れではないですか!!
そうです。盤内迫撃砲は3〜5回の間接射撃で弾薬を使い果たしてしまうものなのです。「ホニ」も山砲もまだ弾薬がありますが、遅延時間が0.4になってしまうので敵ターン終了後に着弾する=間に合いません。
ここでいよいよ「ホニ」の出番です。自走火砲は移動後の直接射撃が可能なのです。この機能をうまく使いましょう。
まずC1の「ホニ」を道路の交差点まで前進させます。この地点で被発見マークがつくはずです。やはり敵は間違いなく果樹園沿いの建物にいるようです。
SPWAWでは敵が見えない限り狙いをつけた射撃はできませんが、「怪しい」地点全体を掃射することは可能なのです。
やり方は、"Z"キーを押して攻撃したいHEXをクリックするだけです。
・・・うまく射撃できましたか?運がよければメッセージ欄に"1 Casuality"と表示されたかもしれません。砲の口径が大きければ、掃射するだけでも死傷者が発生する可能性があり、死傷者が発生しなくてもそのHEXにいるユニットに抑圧を与える可能性は高いのです。

大口径砲を備える自走火砲にとっては、この「Z射撃」機能は最も有効な攻撃法なので覚えておきましょう。なお、同じHEXに射撃する場合、二回目以降は"F"キーを押すだけで射撃できます。
ではC0の「ホニ」も前進させて「Z射撃」を繰り返してください。
全弾撃ち終えたら、最後の仕上げに隠れましょう。移動力がもうない?大丈夫です。煙幕弾も直射できるのです。
煙幕弾が残っているのはC1だけのはずなので、C1の「ホニ」を選択して、"X"キーを押して煙幕を撃ちたいHEXをクリックします。
視界内のHEXでないと撃てない点に注意してください。
果樹園沿いの建物からの視界を防ぐように煙幕を張って下さい。
最終的には右図のようになっているはずです。
ではトドメとして、山砲にも砲撃命令を出しておきましょう。
これだけやれば最悪でも、果樹園沿いの建物にいる敵はしばらくの間フラフラのはずです。
ここまでで第五ターンは終了です。
Turn 6
さあこれで当面の脅威は全て無くなり、後は全部隊をマップ東端まで移動させ安全に退却させるだけです。しかし、この第6ターンまで説明を引っ張ったのには理由があるのですよ(笑)。
実は第5ターンに敵戦車が道路西端に出現しているのです。そして、そろそろ精鋭レンジャーも東岸のどこかに出現するはずです。これらの敵に発見されれば直接攻撃されるだけでなく、砲撃も降ってくる可能性大です。さらに運悪くP-36ライトニングの1600lb爆弾を食らってしまえば敗北確定です。

しかし大丈夫です。ちゃんと勝てるように作ってあります。残りは6ターン。
全速力で東に向かって下さい。トラックに乗せた火砲は毎ターン必ず降車しておくこと。煙幕弾の残りを効果的につかうこと。
といっても1ターン停止して砲撃する余裕はないので、「X射撃」をうまく使って下さい。
また、足の速い「ホニ」は脱出地点付近に留まり、硝煙から判明した敵の迫撃砲陣地を砲撃しておくのも効果的でしょう。
これらの注意を守ってちょっと工夫すれば、全部隊が攻撃をうけることなく安全に脱出できます。うまくやれば右のようなスコアになるはずです。
では健闘を祈ります!
まとめ
最後にもう一度、盤内火砲の特徴をおさらいしておきます。
- 間接射撃できる盤内砲は即応火砲(Fast Response Artillery)扱いなので、遅延時間が短い
- 盤外砲に比べると、盤内砲は射撃精度が高い
- 自走火砲は移動後射撃 or 射撃後移動が可能(ただし直接射撃のみ)
- 敵がいそうな怪しい地点には「Z射撃」を試みる
- 視界内の遠距離に煙幕弾を射撃するには「X射撃」
- 移動・乗降車をしたターンには間接射撃は不可
以上が盤内火砲の代表的な特徴です。盤外火砲との違いを理解し、戦闘部隊の直接支援として使いこなせるようになれば、SPWAWがもっと楽しくなるでしょう。