【12ターン】
先ほど一度に戦車3両をやられたドイツ軍が反撃にでた。Ⅲ号L型が一両、砲煙の中から姿を現すや、先頭の我が戦車2両に対して発砲してきた。
その距離8へクス(400m)しかない。
この距離ではⅢ号L型に搭載されている50㎜砲でもこちらの装甲は貫通できるだろう。
当たればおしまいということだ。
その通りになった。
一瞬にしてエルスター車は被弾。乗員はかろうじて脱出をした。
もう一両は先ほどの射撃で10時の方角の歩兵を狙っていたため、砲塔を急いで12時の方向に戻している。
「急げ!!やられるぞ!」
ほんの数秒の出来事だっただろうか。
この見方が射撃するよりわずか先にⅢ号戦車の放った砲弾は砲塔に命中し爆発した。
これで我が戦車中隊の残りが6両になった(1両は移動不能)
ドイツ軍は先ほど南の高地からの対戦車砲を封じるために、対戦車砲陣地に煙幕弾を落としてきた。
だがこちらも負けていない。
煙幕により先ほど活躍したインガーソル軍曹らの対戦車砲は視界を遮られてしまったが、それでも唯一、プーレ軍曹の砲だけは煙幕を免れた。
そこへⅣ号F型とⅢ号突撃砲が前進してきた。
今回のイギリス軍の対戦車砲部隊にあって、このプーレ軍曹の部隊だけはツキがあった。
2ターンでいきなり敵の攻撃機に攻撃され、一名を失い後退したが、後退した位置からでも敵を見渡せる位置にあった。
それに早々と後退し塹壕の中にいなかったため、敵の迫撃砲が塹壕を狙って照準しても弾は外れたのだった。
このプーレ軍曹という人は若干性格に弱気のところがあり、あまりけんか腰になるタイプではなかった。
なのでいつもはどちらかというと控えめの人間だった。
だがプーレ軍曹が今日は装甲車を既に3台撃破していた。
もうやるしかない。
こういう男を乗せると見境がつかなくなるものらしい。
「撃てー撃てー」とは言ったものの声が裏返ってしまった。
だがどうしたものだろう。
今日は面白いようにこちらが撃った弾が敵に当たる。
距離は20へクスはあったが、難なく敵の2両を撃破してしまった。
「今日はどうしちゃたんだ・・おいおい」
プーレ軍曹、思わず仁王立ちしたまま固まってしまった。
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Last edited by domo on Fri Aug 14, 2009 14:03 UTC, edited 1 time in total.