日本鋼豹司令部 トップページへ SPWAW解説記事は、トップページからどうぞ。

HUNTS GAP    ~domo戦記6

domo
大佐
rank
Posts: 637
Joined: Sat Oct 22, 2005 14:23 UTC
【18ターン】
数えてみたらあと5ターンしか残っていない。
おかしいなと何度も指を折りながら数えても、後5ターンである。
ゴールが見えた途端、がぜんやる気が湧いてきた。
全く男とは単純な生き物である。

ボクシングでいえば、壮絶な打ち合いの最中ともいうべきであろうか。
15ラウンドの戦いに例えれば、今12ラウンドぐらいだろうか。
もうどちらも「ロッキー1」の最後のロッキーバルボアの顔のような状態になっている。
(僕たちの世代はロッキーは「1」しか認めません)


現在の戦況を簡単に説明する。
全部で9つのVH中、ドイツ軍に奪われたVHは合計で3つ。
これは前にも述べた中央低地にある外堀にあたるものである。
そして北高地、南高地のVHと中央低地の内堀にあたる3つのVHと本丸にあたる1つのVHもイギリス軍が確保している。
まあ作戦うんぬんに関しては、俺が説明するより、大佐のご意見を交えて説明した方がいいと思うので、大佐に無線をつなぎ、大佐と代わることにしよう。

無線手が大佐と無線がつながりましたと言ってきた。
「レイド大佐!いよいよ大詰めですね」
「おお!domo君か、まだ生きておるのか!」
「はぁ? はぁ・・まあ・・」
何だか俺が生きていることが期待はずれのような気がするが、多分錯覚だろう。
「大佐、これからの作戦行動について簡単に説明していただけますか?」
「ZZ・・ZZ・・な・・・なに・・・よく聞こえないんだが・・・」
電波の受信が急に悪くなったとでも言いたいのか、俺には都合のいいように聞こえる。
多分、自分でアンテナをいじくって感度を悪くしているのだろう。

俺は無線を切った。
そして戦闘開始早々(6ターン)被弾し走行不能になっているミドルトン隊長車と無線をつなげた。
隊長車は我々のいる場所より8へクスほど後方の最後のVHがある付近に、同じく主砲が故障した戦車と共にいる。
俺はハッチから身を乗り出しながら、隊長車を双眼鏡で見てみると、なんと故障した戦車を延々と直しているではないか。もちろん時たま主砲をぶっ放しては、敵の歩兵を攻撃していたが、それでも隙を見ては車外にでて修理している。
で、直ったという知らせが入った。
(これには僕も驚いた。故障した戦車がリペアするとうれしいですねえ)
「隊長!やりましたな!!」
顔を油で真っ黒にしながら隊長は親指をたてて笑顔で応えた。
俺がミドルトン隊長と無線で世間話をしていると、先頭のエルスター車(先ほど被弾したエルスター曹長の弟)から緊急入電がある。
「敵戦車!!」
どうやら天を見方につけたらしい。というのはドイツ軍が道路上に張った煙幕が切れてきたのだ。それもこのターンに。
そこで前方のドイツ戦車を確認できたのである。
ドイツ軍は残り戦車で確認できているのがⅢ突が1台、Ⅳ号が2台。
こちらはたった今一台修理したのを入れて4台(主砲故障車は除く)

「隊長!」
やらなければやられる。これが戦場の掟だ。
しかも終盤であるため、どうせにもドイツ軍は次のターンで前進してくるだろう。
「各車、前方の敵戦車に対して攻撃!幸運を祈る。Good Luck !!」
エルスター車がⅣ号に射撃する。だがわずかに外れる。
これで敵もこちらに気付いた。
Ⅳ号の75mm砲がエルスター車に対して砲撃。
「BOOM !!」エルスター車炎上。
これを見たミドルトン隊長がⅣ号に射撃。
隊長が見事にⅣ号を仕留め、エルスター車の借りを返す。
「よし!」と思った瞬間、同じへクスにいたⅢ突G型の放った臨機射撃がミドルトン隊長車を直撃、隊長車は爆発した。
こちらの残り戦車が俺ともう1台になった。
その友軍車もⅢ突の臨機射撃が車体のどこかに命中し、抑圧23で、一時行動不能に陥っている。

「SHIT」「F×××」「B○○○」「S・・・・・・」俺は車内でありとあらえるスラングを言い放った。

「どういたしやしょう?」砲手のいがぐり頭が俺に尋ねる。
俺は思わずそのいがぐり頭を思いっきりぶん殴りたい衝動に駆られたが、ここは冷静を装う。
すると下のほうから、
「どないしましょ?」と今度はいびつ頭の運転手が訊いてきた。
足が届くものなら、こいつのいびつ頭をかち割りたかったが、そこをなんとか押さえた俺だった。
するとその横から、
「大佐からです」という声が聞こえた。
「domo君か!ほほほ、まだ生きとるとみえるな」
「大佐、冗談はよしてください。でもかなりやばそうですが」
「ふふふ、domo君、砂漠のもぐらについて知りたくないのかね、君は」
00140-1.jpg
Attachment: 00140-1.jpg
Last edited by domo on Fri Aug 14, 2009 14:05 UTC, edited 4 times in total.
image
domo
大佐
rank
Posts: 637
Joined: Sat Oct 22, 2005 14:23 UTC
こ、これは、堂々の脅迫だ。
だがそこまで言うからには、砂漠のもぐらについてのかなりの情報を知っているにちがいない。
「ようし!やってやるか!」と思ったが、心の片隅でもう一人の俺が、「そんなつまらんことに命を張る必要があるのか」と投げかける。
うんうん、確かにその通りだと、素直に納得してしまうが、そこはそこ。
世の中、一見何の価値もなさそうに見えても、そのものに価値があるかないかではなく、価値のないものに命をかけて取り組むということに価値はあるである。

「砲手!正確に狙え!外せばやられるぞ」
いがぐり頭の砲手にガンをつける。
距離15へクス(750m)、狙いはⅢ突G型。
この距離で外せば、当然臨機射撃が降り注ぐだろう。
射撃回数は4回。
ペリスコープからは車体の低いⅢ突が見えている。
「Fire !!」
一筋の弾道が一直線になって敵戦車に向かっていた。
「GUWAM !!」
命中!!
だが貫通はしなかった。
Ⅲ突の車体には命中はしたものの、入射角が悪く弾は当たってはねてしまう。
こちらが次発装填している間に、敵の臨機射撃が飛んでくる。
だが、先の一撃で敵の臨機射撃の精度が悪い。
「準備完了!」
「Fire !!」
「BAGOM !」
2発目は車体下部に命中した。(サスペンションにダメージと表示されるが彼らには知る由がない)

「よし!十分だ」
残りの射撃回数がまだ2回残っているので息の根を止めたかったが、射撃回数を撃ちつくしてしまうと移動(後退)ができなくなる。
「煙幕弾準備!」
「煙幕弾なんざぁ、ありまへんで」
「WHAT?」イギリス軍戦車には煙幕弾を積載してないのか!

俺は隣で塹壕の中から、この戦車戦を観戦しブーイングを飛ばし続けている歩兵に向かって中指を立てながら協力しろと怒鳴りちらした。
しぶしぶ奴らは俺のいるへクスに煙幕をたいてくれる。
「後退」
2へクスほど後退したところで、俺はハッと思い出した。
先ほど敵の弾を喰らって身動きできなくなっている友軍を置き去りにしたままだった。
南無・・・
Last edited by domo on Fri Aug 14, 2009 14:06 UTC, edited 2 times in total.
image
domo
大佐
rank
Posts: 637
Joined: Sat Oct 22, 2005 14:23 UTC
【19ターン】
ドイツ軍の最後の攻撃を必死に食い止めようとする我が軍の歩兵たち。
AP弾しか積載していなかった戦車砲部隊はもうこれ以上視界に装甲車が来ることはないと判断した乗員が自らが砲を放棄、そのあと短機関銃で応戦する。
全ての弾を撃ちつくした2in迫撃砲部隊も、ライフル銃のみで交戦を始めた。
そしてPIAT部隊はHEAT弾を選択、ターゲットを定め、敵歩兵にPIATを撃つ。
撃破された戦車のクルーは戦闘能力がないため、後退させたが、その他の戦闘能力を少しでももつ部隊は死をも省みずに果敢に防戦するこのターン。

反撃をくらえばこちらが壊滅する恐れがあるにもかかわらず、それでも射撃する。
なにかそんな姿を見ると・・ああ、何か、俺の目頭も熱くなってきた。
(感情移入ですよ、みなさん。このゲームは如何に妄想と感情をゲームに入れ込むかで粘り強く続けられます。ほんとに)
なにかプレーヤーの魂が部隊に乗り移ったかのような錯覚までしてくる。

北高地、南高地で突撃してきた敵歩兵を相次いで撃破、壊滅!!
これで敵も相当なダメージを受けただろうと思われる。

とそのとき!!
ドイツ軍のヘンシェル爆撃機が俺の方を目がけて飛んできた!
対空砲の射程に入らないところを通ってまっすぐこっちに向かってくる。
「SHIT!!」
既に灼熱地獄になっている戦車の中だったが、俺たち乗員は凍ってしまった。
「VOOOOR!!」
「DOGAAN!!」

ほんの一瞬の出来事だった。

幸い爆弾は積んでいなかった。
その代わり爆撃機は20mm砲を浴びせてきた。
爆撃機が過ぎ去ったあと、俺は被害状況を確認する。
なんとかまだ動きそうだ。機関部はやられていない。
だが砲塔を直撃したため肝心の主砲がいかれてしまった。

大佐に連絡する。
「大佐!」
「おお、まだ生きておったのか、全くしぶとい」
「大佐!ここは後退します。あとは頑張ってください」
「domo君、何か勘違いしておるようだが」
「は?といいますと」
「影武者だよ。主砲が故障したことを隠しつつ、道路上で敵の脅威となるのだ」

暑さのせいで俺の頭がおかしくなってしまったのだろうか。
もうどちらが敵かわからなくなってきた。
真剣に司令部が戦車の視界に入れば一発ぶっ放していてもおかしくない。
そもそもなんでこれが影武者なんだ?これは単なるおとりじゃねーか
image
domo
大佐
rank
Posts: 637
Joined: Sat Oct 22, 2005 14:23 UTC
【20ターン】
あと3ターン。
次々とドイツ軍による煙幕弾が降り注ぐ。
これは高地からの対戦車砲の視界を封じることと、低地のVH付近で待ち受ける我々の部隊の視界をなくすことが目的であろう。
実際に低地の中掘の3つのVHを守る我々の部隊はこの煙幕により全く視界が通らなくなり、
VHを守るために塹壕から出て応戦しなければならなくなったのである。

そしてこのターンはドイツ軍が息を吹き返した。
北高地と南高地では前進してくる敵の歩兵分隊に複数の部隊で臨機射撃ができない。
そのため臨機射撃をした部隊が敵に見つかれば逆に相手の複数の反撃でこちらが退却する始末だ。
このため北高地、南高地の部隊はもう目もあてられない状態に陥っており、先のターンの反撃もつかの間のものであったと思わざるを得ない状況だ。
なんとかあと3ターンをもたせることのみが現在できる唯一の戦いになってきているのである。
こうなれば作戦なんてあったもんじゃない。
前線で戦っている将兵のみがこの勝敗の行方を握っていると言っても過言ではない。
だがこんなときにこそ、戦場では英雄になるやつがでてくるのだが。
今やそれを期待するしかないのか・・



「domo少尉、どうしましょう?」
どうしたら逃げ出せるかと物思いにふけっていた俺に、砲手のいがぐり頭がえらそうに声をかけてきた。
「そうだな、適当に機銃でも撃っとけ」
他になにができるのか!
残り2台になった戦車中隊、その2台も主砲が故障している。
後方から俺と同様、主砲の故障したブラックウェル少尉が俺のところに駆けつけてきた。
どうやらやつも大佐から俺と同じように影武者だとかなんとか言われたようだ。
ハッチを開けて開口一番、
「魔女の婆さんに呪われたか!」
Last edited by domo on Sat Jun 09, 2007 23:48 UTC, edited 1 time in total.
image
domo
大佐
rank
Posts: 637
Joined: Sat Oct 22, 2005 14:23 UTC
【21〜最終ターン】
ドイツ軍はなおも前進してくる。
栄華を誇ったアフリカ軍団の意地にかけて。
一体ドイツ軍にはどのくらいの部隊が残っているのだろう。
もうほとんどの部隊は消耗してしまっているはずだ。

北高地ではついに隣接した距離での戦闘になっている。
手榴弾を投げ合う。
工兵隊の爆薬が爆発する。
耳をつんざく爆音、あちこちから煙があがる。
そしてドイツ軍も火炎放射器を持った工兵隊を投入する。
燃え上がる炎。
わずか1個の火炎放射器分隊が、こちらの3分隊を焼き払っていく。
それでも我々はこの高地を守った。

南高地は砲煙で全く視界が効かなくなっている。
お互いが隣にいる敵に気付かない。
こんなときはあのスターリングラードのシナリオで養ったように、とにかくクリックをガチャガチャやってみると、敵を発見できたりするのだ。
するとやはり隣接していた敵を発見。
ニヤリ。殺虫剤も右手にゴキブリを追い詰めたときのような感じ。
(我が家にはゴキブリはでませんが)
ここでもVHを守ることができた。


残りは低地内堀の3つのVHだ。
ドイツ軍は援軍の工兵小隊がこのVHを目指している。
だがどうやらVHまでは手が届きそうもない。
問題は道路上にあるVHだ。
ここは移動力のある装甲車で突破してくる可能性が大きい。
まだドイツ軍には戦車と装甲車が何台か残っている。
(一応、牽引目的のトラックは攻撃に不参加ということになっている)
ドイツ軍はこれまでも装甲車と戦車で突破してきたが、その度に高地からの6ポンド対戦車砲部隊がその前進を阻んでいた。
ドイツ軍にとってこの高地にある対戦車砲は目障りでしょうがないないだろう。
だがターンも押し迫っているためそうも言ってられない。

再びドイツ軍の機動部隊が突っ込んでくる。
装甲車を先頭にして、これに臨機射撃を吸わせるつもりだろう。
1台撃破、2台目も撃破。
しかし全速力で走っているためか、臨機射撃が追いつかない。
瞬く間に2台の装甲車が突破してきた。
「まずい!装甲車に続き、戦車までにも突破されたら、防ぎようがない!」
そうなのだ。VHを守る我々には主砲の故障したオンボロ戦車2台しかないのだ。
やつらはそのことに気付いているのだろうか。
装甲車の突破を支援するかのように81㎜迫撃砲がVH近辺に次々と撃ち込まれる。
VHを守る歩兵は手も足もどころか、塹壕の中から一歩も動けない。
絶対絶命のピンチである。
Last edited by domo on Fri Aug 14, 2009 14:07 UTC, edited 1 time in total.
image
domo
大佐
rank
Posts: 637
Joined: Sat Oct 22, 2005 14:23 UTC
そこに一機の爆撃機がドイツ軍の後方から飛んできた。
「SHIT !!」
我々にとどめを刺そうというのか!
俺たち2両の戦車はVHを守るべく、VH後方3へクスのところにいる。
俺たちを狙ってきたに違いない。

だがよく見ると、爆撃機に対してドイツ軍が対空射撃を行っているではないか!
「どうなってんねん!!」
ああ!あれは我が軍のP39エアラコブラ爆撃機ではないか!
だが待てよ、なぜドイツ軍の方から飛んできたのだろう。
その謎が解けないまま、爆撃機は対空砲火を華麗に避け、ドイツ軍のⅢ突に20㎜砲を浴びせている。
「なんや、わからんけどやっちまえ!」
20㎜砲が戦車の上部を貫く。
Ⅲ突から戦車兵が飛び出す。
「よっしゃ!」戦車の中で歓声が起こる。
「うるせー」俺は空になった水筒をいがぐり頭に投げつけた。
そしてハッチを開けた。
謎の爆撃機は空中を低空で何回か旋回したあと、こちらに向かって飛んできた。
操縦席がはっきり見えた。
そしてパイロットは俺に中指を立てて、そのまま飛び去っていった。

一瞬の狐につつまれたような出来事だった。
だが俺の脳裏には爆撃機の胴体に書かれていた「ROWHEI」というイニシャルが残像として残った。
「ROWHEI・・ROW・・ろうへい・・老兵・・」
「ああああっ!」
「あの爆撃機はもしかして伝説の老兵氏ではなかったのか!!」

誰も彼の本当の名前など知らなかった。
そいつはみんなから「老兵」と呼ばれていた。
「老兵」はかつてSPWAWで全世界にその名をとどろかせ、多くのAARを残した知る人ぞ知る伝説の将兵であったが、突然姿をくらまし現在はもっぱら飛行機乗りとしてその姿を変え活躍しているという噂である。
その伝説の老兵氏が俺たちを救ってくれたのである。
「老兵様、マンセー!!」
「老兵様、マンセー!!」
再び俺の戦車の中は歓喜に沸きかえった。


ドイツ軍は最後に力尽きた。
もしⅢ突があのまま突っ込んでいたら、俺たち2両の戦車も撃破されていただろう。
ドイツ軍はVHの直前まで来ておきながら、あと一歩及ばなかったのである。
そしてイギリス空軍の最初で最後の戦果が、この長かった戦闘を終わらせるとは誰が予想したことであろう。


かろうじて生き残った兵士はみな疲れきっていた。
衛生兵が敵味方関係なく負傷兵を手当てしている。
この間を利用して、ゲームの結果をお伝えしておこう。
イギリス  10569
ドイツ    5978
死傷者の数は両軍ほとんど差がないが「DRAW」と表示されている。

だが勝敗など今の俺たちにはどうでもいいことであった。
(この1ヶ月間はあまりにも長かった)
お互い壮絶な打ち合いの結果、戦い終えたという満足感で一杯だったからである。
毎日、飽きもせずSPWAWをおやりの頭のおかしい方ならお分かりいただけるだろうが、
「勝ち負けを超えた満足感」「生きててよかったという充実感」を味わえるこんな素晴らしいゲームは果たして他にあるだろうか。
俺は断言する。
「そんなゲームあるはずがない」いや
「あってはならない」


「大佐に会うのは明日にすることしよう」
そして俺たちはつかの間の休息をとった。
砂漠の太陽が西に沈む。
ドイツ軍の「牡牛の頭」作戦は頓挫した。
再び砂漠に静寂が戻る。
アフリカの夜空を月が照らしている。

21時57分
俺は無線兵に受信機のダイヤルをベオグラードに合わせるように指示した。
そしてイギリス軍の兵士もドイツ軍の兵士も流れてくる歌に耳を傾けた。

  
  兵営の前      正門のわき
  街頭があったね   今でもあるね
  そこでまた会おうよ
  街頭の下で会おうよ
  昔みたいに、リリーマルレーン

  ぼくら二人の影が  一つになって
  愛し合っていることは
  誰にもわかった
  街頭の下で 
  みんなに見せてよろうよ
  昔みたいに、リリーマルレーン
00145-1.jpg
Attachment: 00145-1.jpg
Last edited by domo on Fri Aug 14, 2009 14:09 UTC, edited 2 times in total.
image
Nor
大佐
rank
Posts: 783
Joined: Sat Feb 07, 2004 20:09 UTC
一月に渡る大作AARの完了、誠にお疲れ様でした。あまりに長丁場の戦いは、心身ともに衰弱しますね。どうぞご自愛ください。
添付図を見る限り、私には「ROWHEI」の文字は見えませんが、それは私のSPWAWへの愛情が足りないせいなのか、はたまた下から見ないと見えないのか・・・ :porc

また一息ついたら、これからも伝説のAAR巨人「老兵」氏に迫る勢いでAARをご投稿くださいませ。 :cool:
image
domo
大佐
rank
Posts: 637
Joined: Sat Oct 22, 2005 14:23 UTC
―追記―

翌朝、俺は大佐のいる司令部に向かった。
そもそも俺がこの戦闘に加わったのは「砂漠のもぐら」に関する情報を大佐が持っているということで、その情報との引き換えであった。
司令部は昨日までの混乱というよりは、落ち着いた雰囲気だった。

「おはようございます、大佐」
「おお、domo君か。くそう、元気そうじゃな」
この人は昔から口の悪い上官であった。
その口がもたらす災いによって、本人も常に最前線に置かれていることを知っている。

「大佐、昨日はやばかったですよ」
「そうだな。ドイツ軍の戦い方がうまかった」

結局、北高地と南高地のドイツ軍は壊滅あるは投降し、道路上の装甲部隊と中央低地の増援部隊はそのまま退却していったと言う。
だが我が軍の被害も甚大なものになっており、素直に勝利を喜べないものとなった。


「ところで大佐、例の「砂漠のもぐら」のことですが」
「ふむ。そうじゃった。実はのう・・カクカクシカジカ」

大佐は俺に驚くべく情報を教えてくれた。

だが今、ここではその極秘情報をあなたがたのように毎日SPWAWばかりやっている方に漏らすわけにはいかない。

俺は早速、大佐が言っていた手がかりになる場所に行くことにした。
大佐に礼をいい、司令部をあとにする。

ジープを走らせる。ジープは砂漠を延々と突き進む。
やがてその手がかりとなる場所に着いたそのときだった。

「うわぁぁ・・これは・・・・あああ・・・ああ・・SHIT・・」


〜domo戦記7に続く
image
domo
大佐
rank
Posts: 637
Joined: Sat Oct 22, 2005 14:23 UTC
今回もdomo戦記にお付き合いくださいましてありがとうございました。
なんとかdomo戦記6も無事に終えることができました。

初めこそ意気揚々と書いていましたが、次第にゲームはおろか毎日DARを書くことに耐え難い苦しみを憶えましたが、何とか最後まで脱稿できたことは、毎日飽きもせず熱心に読んでくださった心からSPWAWを愛する皆様のおかげでございます。

思い返せば、domo戦記を書き始めて6ヶ月が経ちました。
寒かった季節から、暑い季節になったわけです。
書き始めた当初は交通事故のリハビリ生活をしていましたが、今ではすっかり怪我の方はよくなったにもかかわらず、このdomo戦記のせいで未だに社会復帰ができずにいる次第であります。
「一体、どうしてくれるんだ!」
などとは言いません。(誰に言うんでしょうか)

と申しますのは、実はこうして小説もどきの戦記を書いているうちに、以前から抱いていたある「想い」があったんですが、これを機にその方向に人生の照準を合わせてみようかなとまじめに考えているのであります。

「なんだその「想い」とやらは!」
と、はやる気持ちも分かりますが、もうしばらくお待ちおくんなせい。
(こんなこと言っておいてSPWAWとは何の関係もなかったりして)



さてさて今回もゲーム上のdomo氏は謎を残したまま終わってしまいました。
一体、domo氏の都市伝説はどうなるんだ?
そして今度はどこに出没するのか?

謎が謎を呼ぶdomo戦記7にご期待くだされ!!

(次回ってなあ、いつになることやら・・・)
image
domo
大佐
rank
Posts: 637
Joined: Sat Oct 22, 2005 14:23 UTC
号外!!

全国のSPWAWファンに朗報
domo戦記7.0が入稿決定!

作家domo氏が自らの体験を踏まえて語るdomo戦記が長い沈黙を破る。
今のところ詳細については一切明らかになっていないが、今回は皆もよく知っている有名な戦いについての戦記であるとの情報もある。
それと依然として謎のdomo氏の都市伝説も見所である。

Domo氏によると、「毎日、全国からたくさんのメールをいただき、とても励みになる」ということだ。
中にはもう既にdomo戦記なくしては生きていけない方もいるらしく、SPWAWプレーヤーの方々の薬ともなっているのが実体だ。

とにかく、このじめじめした梅雨となにやらデータをいじくってばかりいて何のことやらさっぱりわからん最近の一連の流れを吹き飛ばしてくれ!

皆さん、domo戦記7.0に乞うご期待あれ!!
image
暗号解読部長
Posts: 58
Joined: Mon Mar 12, 2007 12:51 UTC
domoさん、初めまして。
 「なにやらデータをいじくってばかりいて何のことやらさっぱりわからん最近の一連の流れ」の片棒を担いでいる島風です。
 いやぁ、ご指摘の通りですね。もともとは、特殊能力がキャンペーンの途中で変わって困ったのを何とかできないかな、と思ったのがきっかけです。幸いなことに、タイミングよく復活されたNorさんからいろいろとアドバイスをいただき、特殊能力の修正は簡単にできることがわかりましたが、原因を探る過程で、ついついあっちの方へとイッちゃったのです。ちょうど、延々と続くPAKフロントと塹壕化したT34と巧妙に隠れているMG Bunkerと雨霰と降ってくる迫撃砲とカチューシャのおかげで、SPWAWイヤイヤ病が発病しかけていたので、ちょっと寄り道して、息抜きできるかなと思ったのでした。やってみると案外楽しく、「さすがSPWAW、こんな所でも楽しめるよいゲームだな」と見直したり感心したりです。

 domo戦記、僕も楽しみにしています。うーん、わずか1ターンにこんなにドラマが詰め込めるとは! 筆力と想像力の高さに感心しきりです。個人的には、件名、が好きです。7でも、すてきなタイトルをお願いします。
domo
大佐
rank
Posts: 637
Joined: Sat Oct 22, 2005 14:23 UTC
島風暗号解読部長殿

いやいや「なにやらさっぱりわからん」なんて書いてしまって、ほんとすいません。
人生の貴重な時間をただひたすらデータ解読に捧げる献身的行為にはほんと頭が下がる思いです。

多分あれでしょう。
島風さんとNorさんの交わす会話が、僕の使っている日本語と同じ言語なのに言ってる意味を含め、その内容を見るだけでも髪の毛が一本一本抜けていくような恐怖感に襲われるほどわけがわからないものであったため、思わず出てしまった言葉だと思います。

ほんと。申し訳ないです。

あ、それからdomo戦記を読んでくださってありがとうございます。
これからもどんどんゲーム自体より、妄想が膨らみ小説化してしまいそうですけど、
またこれ、お付き合いくださいませ。

暗号解読の方、よろしくたのんまっせ
image
暗号解読部長
Posts: 58
Joined: Mon Mar 12, 2007 12:51 UTC
domo様

 島風です。
申し訳ないです。
 いや、これ、まったくお気になさらずに。最初に「じめじめ」の文章を見たとき、大笑いしたんですよ。

 ところで、チタデレですね。しつこいですが、僕が経験したチタデレはDRのシナリオしか無く、3日と空けずにやっているつもりですが、始めてからもう1ヶ月半あまり、まだ、終わりません.....。Norさんのようにスチームローラーをかけなかったので、いったいどれだけ赤軍ユニットが残っているか不明なのです。だらだらと最終ターンまで行くのかなぁ。
 domoさんのシナリオは、現在までのAARを拝見している限りでは、ずいぶん雰囲気が違っているみたいですね。とはいえ、プレーヤー抑圧上昇必至戦場なのは間違いないと思います。ご健闘を祈ります。そうそう、暑さ対策には、ゴーヤがいいですよ(ロシアにはさすがにないのかなぁ)。