Toolbar & Hotkey

Last updated on May. 12, 2007

SPWAWは、もともとDOSゲームだったSP3をWindows用に改良したということもあり、操作方法や各種インターフェースはお世辞にも親切とは言えません。また、マニュアルの不備もあり、マニュアルに記載されていない操作方法もあります。

このページにある操作一覧表は、Download ページからダウンロードできます。

配置画面の操作一覧

配置画面(Deploy Screen)は、単発シナリオ以外のゲームで使用するもので、購入したユニットの配置や照準の事前設定をする画面です。ツールバーとホットキー(ショートカット)の一覧は右表の通りです。

配置画面の操作一覧
IconNameHotkeyFunction
Deploy Entire Formation編隊ユニットを一括配置(*注1)
Next FormationG次の編隊へ
HQH司令部画面を開く
Next UnitN次のユニットへ
Previous UnitP前のユニットへ
Find Current UnitF選択ユニットにカーソルを移動
BomberdmentB砲撃画面を開く
Load UnitL選択ユニットを(に)積載
Assign Unit to New HQW選択ユニットの所属編隊を変更(*注2)
Glider Assignmentsグライダー配置画面を開く(*注3)
Paratroop Assignments空挺配置画面を開く(*注3)
Commando Assignments特殊部隊配置画面を開く(*注3)
Unit Objectiveユニットの移動目標を設定
Entrench All UnitsE全ユニットを塹壕化(*注4)
Build ObstaclesX障害物を設置
VisibilityV,F7選択ユニットの視界を表示
Zoom In+画面拡大
Zoom Out-画面縮小
Clear Dark HexesCHexの影(煙幕)を除去
Save Gameセーブ
Encyclopediaエンサイクロペディアを開く
Hex GridHEX枠線表示の切替
Formation Objective選択編隊の移動目標を設定
Load All Units全ユニットを手近の車輌に積載(*注5)
All Formation ObjectiveK全編隊の移動目標を選択HEXに設定(*注6)
Formation StanceM選択中編隊の体勢を切替
Quit DeployQ配置画面を閉じる
HelpF1操作ヘルプを表示
Maximam RangeA,R臨機射撃距離の設定
Terrain EffectI地形効果表を表示
Jump to HexAlt+JHEX座標を入力してジャンプ
Unit InformationU,Spaceユニット情報画面を開く
Toggle Hex Range@距離単位(Hex-Yard-Meter)の切替

以下、いくつかの操作に対する注意書きです。

(*注1)
Deploy Entire Formation
ユニット数が多くマップが広い場合に便利なコマンドです。0ユニットを中心にして、編隊全てのユニットを一括配置してくれます。いきなり1ユニットずつ配置していくのではなく、このコマンドで編隊配置のおおまかなバランスをとってから、個別にユニットを再配置していくと配置時間が短縮できるでしょう。
(*注2)
Assign Unit to New HQ
配置画面のみ実行できるコマンドです。指定したユニットを任意の編隊指揮下に所属させることができます。対戦車チームを歩兵小隊に付属させて強化したり、司令部の直轄戦車を作ったりできます。C&Cオンの場合、編隊に属するユニット数が少ないほど命令ポイントに余裕ができますが、編隊数を少なくしたい場合や、思い入れを重視する場合は有効なコマンドでしょう。
(*注3)
XXX Assignments
配置画面のみ実行できるコマンドです。グライダー、空挺部隊、特殊部隊の投入計画を立てます。ゲーム開始後には投入指示できないので、忘れないように実行しましょう。
(*注4)
Entrench All Units
全ユニットを現在地で塹壕化させます。この配置画面で作られた塹壕はユニットが移動した後も消えず、ゲーム中に一ヶ所に留まることでできる塹壕(移動すれば消える)より防御地形効果があります。ただしこの命令は、DelayやDefend任務でしか使えません。
(*注5)
Load All Units
使いにくいコマンドです。全ユニットを最も近くにある輸送手段に積載します。しかし編隊がばらばらになったり、乗せきれなかったりすることもよくあります。どうしてもこのコマンドを使いたい場合は、万全の輸送計画をたてて慎重にユニットを配置してから実行しましょう。
(*注6)
All Formation Objective
全編隊の移動目標を現在選択されているHEXに指定します。ほとんどの場合、全部隊の移動目標が同じということはあり得ないので、使い道のないコマンドではあります。が、最初にこのコマンドを利用することにより、移動目標を設定し忘れるというミスは防止できそうです。

戦闘画面の操作一覧

戦闘画面(Battle Screen)では、配置画面とは異なるホットキーが割り当てられているコマンドもあるので注意しましょう。

戦闘画面の操作一覧
IconNameHotkeyFunction
Next UnitN次のユニットへ
Previous UnitP前のユニットへ
HQH司令部画面を開く
Next FormationG次の編隊へ
Load UnitL選択ユニットを(に)積載
Fire Specific WeaponC照準した敵に指定した兵器で射撃(*注1)
BomberdmentB砲撃画面を開く
RallyR選択ユニットを回復(*注2)
Fire All WeaponsF照準した敵に全兵器で射撃
TargetT照準を選択
Attack HexZHEXを直接攻撃(*注3)
>SmokeX煙幕弾を発射(*注4)
Zoom In+画面拡大
Zoom Out-画面縮小
Clear Dark HexesUHexの影(煙幕)を除去
Unit Menuユニット一覧表を表示
Undo直前の移動をやり直し(*注5)
Objective;移動目標を設定(*注6)
EncyclopediaEエンサイクロペディアを開く
Quit Gameゲームを終了
Save GameSセーブ
End TurnQターン終了
Preferences設定画面を開く
HelpF1操作ヘルプを表示
VCRV直前の敵ターンをビデオ再生(*注7)
Bail Out9乗員を脱出(*注8)
Select Formation AllA編隊ユニット全てを選択(*注9)
Smoke DischargerDスモークディスチャージャーを発射(*注10)
Terrain EffectI地形効果表を表示
Jump to HexAlt+JHEX座標を入力してジャンプ
Combat LogAlt+L戦闘結果ログを出力(*注11)
Formation StanceM選択中編隊の体勢を切替
MeleeAlt+M白兵戦
OverrunAlt+O蹂躙攻撃
Maximam RangeY臨機射撃距離の設定
ReinforcementF4増援を要請
MessageF5戦闘メッセージを再表示(*注12)
VisibilityF7視界を表示
MovementF8移動可能範囲を表示(*注13)
SurrenderF9降伏
Toggle Hex Range@距離単位(Hex-Yard-Meter)の切替
Pause VCR.VCRを一時停止(クリック中)
ID Flag?ID Flagの表示切替
Unit InformationSpaceユニット情報画面を開く

以下、いくつかの操作に対する注意書きです。

(*注1)
Fire Specific Weapon
特定の兵器だけを発砲します。全ての兵器を発砲する"Fire All Weapons"コマンドとともに、"Target"コマンドと組み合わせて使用します。ホットキーでいえば、"T"→"C"、"T"→"F"の順に使用します。
(*注2)
Rally
最も多用する回復コマンドです。アイコンを1回左クリックするか"R"キーを押すごとに、抑圧値が半減していきます(回復に失敗しなかった場合)。また、「Rキー連打」の方が気合いが入るという方もいるでしょうが、アイコン上で右クリックすると、失敗するまで自動回復します。
(*注3)
Attack Hex
別名「Z射撃」。LOS内の任意のHEXを直射します。大口径砲なら建物を倒壊させることもできますが、小火器で直射してもほとんど効果はありません。敵がいそうな地点を直射して抑圧を上げることで、発見確率も上がり臨機射撃の予防にもなります。150mmクラスの盤内砲なら隣接HEXにも損害を与えるので、敵が密集するど真ん中を狙って一網打尽にすることも可能です。
(*注4)
Smoke
LOS内の任意のHEXに煙幕弾を直射します。砲を持つユニットはLOS内であれば距離を問わず直射できますが、歩兵は隣接HEXにしか直射できません。
(*注5)
Undo
敵に発見されたり交戦していない場合に限り、直前の移動を取り消すことができます。PBEMでは使用不能です。
(*注6)
Objective
C&Cオンでは最も大事なコマンド。編隊ごとに移動目標を再設定します。ホットキーは";"(セミコロン)です。
(*注7)
VCR
PBEMでは重要なコマンド。敵ターンの状況をビデオ再生します。当然、見えるべきものしか見えません。
(*注8)
Bail Out
車輌の乗員や砲手(ともにCrew)を一時的に離脱させます。Ver8から乗員は煙幕も持たず戦闘力も皆無になったので、使いではないかもしれません。しかしキャンペーンでは愛着ある乗員を壊滅から守ることができます。
(*注9)
Select Formation All
通常、ユニットをクリックするとそのユニットを選択した状態になりますが、このコマンドを使うと編隊ユニット全てを選択した状態になります。いわゆる「編隊一斉移動」に使用しますが、AI制御の移動ルーチンは穴だらけなのであまりオススメできません。特に前線付近での使用は厳禁です。
(*注10)
Smoke Discharger
スモークディスチャージャーを装備している車輌ユニットのみ使用でき、"D"キーを押すと前方隣接3HEXに煙幕を張ります。"X"キーで使う煙幕弾とは異なる点に注意です。車輌ユニットの中には、主砲から発射する煙幕弾もスモークディスチャージャーも両方もっているものもあります。
(*注11)
Combat Log
画面右下の戦闘メッセージに表示される以上の詳細なログ情報を"combat.txt"ファイルに出力します。"combat.txt"ファイルは、SPWAWのインストールディレクトリ直下に生成されます。
(*注12)
Message
戦闘メッセージを画面一杯に表示します。メッセージが多すぎて画面右下欄では流れてしまったものを確認することができます。意外に重要。
(*注13)
Movement
ユニットの移動可能範囲を表示します。"F7"キーのLOSチェックとあわせて使用する癖をつけると重宝します。