春の嵐作戦(仮称)素案B
独軍が赤軍に決定的に劣っているのは戦車の性能です。T34ショックもさめやらぬ'41年12月ですから、どんな戦車を持ってきても技能以外は劣勢を否めません。
ですが、ここで発想の転換。
敵の戦車の存在意義は何でしょう、このマップではソ連軍が突破しなければならないような戦線後方VHは独軍には存在しません。
T34はこちらの装甲戦力対策として用意されているのです。
なので、相手の土俵に上がらないことを基本とします。
装甲戦力は全く持たず(装甲車やキューベルMGは別です。あくまで戦車/対戦車自走砲の類)に、スキー歩兵でHuman wave attackを仕掛けます。
スキー歩兵は移動力だけはありますので、敵戦車がでてきたら、さっさと森林に逃げ込みましょう。どうせ敵は全戦線に戦車を振り分ける余裕はありませんから、戦車が出てきてない戦線では有利に戦えるでしょう。
敵戦車の突破目標になりそうな盤内砲は当然ナシ。砲兵は全部盤外砲として、HQとFOは絶対見つからなさそうなマップ最後方で、ひたすら砲撃命令を出し続けます。
その場合、野砲は170FH x2、150FH x2、105FH x2が買えます。FOは3ユニットは必要でしょう。
歩兵はスキー歩兵中隊が12個は余裕でいけます。一人あたり4個中隊を担当です。
残りの1300点を各人に振り分けると一人400点。Wepons Plt(100点)、装甲車4両(100点)、対戦車砲(500mmATG・2門とSdkfz・2両で約100点)や騎兵小隊(72点)なんかを各人の好みで購入しましょう。
この作戦の場合、道路の確保はおろか、湿地帯を気にする必要もありませんし(湿地帯で撃ちすくめられれば別ですが)、敵を後方に残しても全然構いません。スキー歩兵の移動力で敵の抵抗の弱いところにどんどん浸透していきます。開豁地は迂回するか、煙幕で森林地帯同様にしてしまいましょう。敵は移動力に難があるはずなので(敵も全部スキー歩兵だったら割と大笑いですが)、やはり戦力の集中という点でこちらに利があります。
高価で貴重なAFVがいないので、地雷による損害を最小限に留めることが可能です。つまり、敵に戦車(こちらの装甲戦力対策として用意)と地雷(同左)という、2つに無駄なポイントを浪費させられるのは魅力的です(もしかすると対戦車ライフルや対戦車砲も用意してるかもしれません)。
また、地雷対策に高価で脆弱で輸送手段を必要とする工兵も不必要となり、ポイントを節約できます。
更に、普通は「絶対独軍戦車が控えている」と思うはずですから、ゲーム終盤までT34を温存しようとする、でしょう(多分)。T34が戦闘に参加するターン数が短ければ、その分無駄なポイントを使わせたことになるので、これまたポイント的には有利です。
ただし、歩兵中心ということは、とりもなおさず砲撃には脆弱です。部隊を密集させすぎないことに注意するほか、対砲兵射撃(敵に盤内砲がいた場合)も必須と思われます。
あとは、VH攻略前に逃げ込み先の森林をしっかり確保し、砲兵と煙幕の支援の元、人海戦術で食い破るのみ、です。素案Aに比べると、1プレイヤーあたりの歩兵数が倍に増えていますので、多少の損害は無視することができるでしょう。
この作戦の場合、カエサル南方の森林地帯を突破して、ドーラ直撃を狙う、あるいは狙っていると見せかけることで、更に敵の防衛体制を崩すこともできるでしょう。敵の各VHの正面に1〜2個中隊を展開している間に、別働隊が後方に深部浸透する、なんていうのも実に萌える展開です。
奇策かもしれませんが、戦場は森林&湿地帯で、装甲兵力向きではない上に、赤軍に対して優位に立っている歩兵の性能を最大限に発揮する、という作戦のコンセプトは理に適っている(かな?)、のでは。
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