《11〜12ターン》
正面から攻めていた部隊、第2小隊、第3小隊はこのターンにも抑圧が下がらず移動することができない。
そろそろ限界か。まあ彼らはここまでよくやってくれた。
残り3つとなったVHだが、敵の反撃もなく難なく2つを確保した。
さて最後のVHである駅の最も東にあるVHを踏む大役が回ってきたのがクレイン軍曹の率いる工兵隊第2分隊である。
このクレイン軍曹は今回の戦闘で大活躍し、敵を5部隊壊滅させたベテランである。
慎重に前進する。あと1へクスだ。
VHを踏む。敵影はない。よし、と思った瞬間、前方の建物から重機関銃が撃ち込まれた。
なんとか持ちこたえようとはしたものの、クレイン軍曹自らが負傷し後退する。
そこへ北から急きょ駆けつけた第1小隊がこの陣地を片付けた。
そして最後は工兵隊の隊長がVHを確保。
全てのVHにドイツ軍旗が翻った。
戦闘が終わった。
負傷した者を手当てするため、負傷兵を運び出す。
生き残ったものはぼう然としたまま、タバコに火をつける。
中隊長は各小隊の被害状況を無線で確認している。
死傷者の数は
第1小隊(44名) 14名
第2小隊(44名) 22名
第3小隊(44名) 29名
工兵小隊(44名) 24名
合計で89名、これは中隊全体(252名)の35%に相当する。
ただし前線にいなかった迫撃砲部隊、司令部を除いて計算すると48%にも達した。
これでは我が中隊だけではこれ以上前進するどころか、駅を確保するのも困難である。
(ちなみにソ連軍の死傷者は213名)
中隊長はすぐさま司令部に現状を報告しに行った。
その間にゲームの結果をお知らせしよう。
ドイツ軍 3060(全12のVH(2520ポイント)を確保)
ソ連軍 287
ドイツ軍のDV
中隊長が司令部から帰ってきた。なにか複雑な顔をしている。
司令部では一応は勝ったものの我が中隊のみではこれ以上の前進は困難と判断、すぐさま中隊は後続の中隊と入れ替えられることとなった。
新たな中隊長がやってきて引き継ぐ。
「あとは任せたぞ」
疲れきった俺たちとは裏腹に余裕すら見せた表情がなぜか脳裏にやきつく。
半数近くの犠牲者を出して奪ったこの駅も、数時間後にソ連軍の新たな中隊がこの駅を占領することになろうとはこのとき誰ひとり知る由もなかった・・・
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Last edited by domo on Sun Apr 22, 2007 12:08 UTC, edited 1 time in total.