現時点ではソ連軍しか配置していませんが、この段階でいくつか解説がてらに感想を。
<状況>
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1941年12月24日1600時カリーニン
T25、Vis20、天候Snowstorm(吹雪)
さてさて、Katzenさんはターン数を予定通りにしようと頑張って、何度かセットアップを繰り返したようですが、ターン数と視界が予定通りになった反面、天候は吹雪になってしまったようです。天候だけはセットアップ時に確認できないので、これは致し方ないことですが、奇しくも「吹雪のクリスマスイブ攻勢」という劇的な状況になってしまいました。
おそらく、吹雪だと移動力に何らかのペナルティが加わるので、この設定は侵攻側のドイツ軍にとってマイナスに働く可能性大ですね。
<ソ連軍分身ユニット>
Sufiyさんの分身ユニットA0は、カチューシャなんかと一緒に後方にいます。添付図で選択されているのはWeideさんの分身ユニット(AP0)で、前衛を担当するSMG中隊の中隊長です。前衛担当ですから、壊滅の危険度は高いでしょう。さて、Weide大尉はどこまで生き延びられるでしょうか?
<初期作戦について>
ドイツ軍の作戦との兼ね合いが重要ですが、一番面白いのは、ドイツは全方面攻撃を狙いつつ、VHアントン(北部VH群)は攻めにくいので捨てても良いと考えていること。その一方で、ソ連軍はVHカエサル(南部VH群)を最初から捨てていることです。
事実、南部にはソ連ユニットがほとんどいません。ドイツ軍で南部を担当するのは歴戦のJunkersさんだということを合わせて考えると・・・ドイツ軍はカエサル奪取後、一気にドーラ(東端VH群)に突っ込むという決断をする可能性が考えられますね。果たしてソ連軍は、南からの攻撃にうまく対処できるでしょうか?
<地雷・要塞について>
ソ連軍は購入枠いっぱいまで障害物を買い、それを全部地雷として配置したようです。その大部分は北部〜中部にかけて配置されています。面白いのは、道路や開豁地にはほとんど地雷を仕掛けてないという点です。特に中部なんかでは、森林に地雷を置いてますね。この辺はさすがSufiyさんという感じです。おそらくSufiyさんの配置意図としては、ドイツ軍が踏み込みたくなる「東側に視界の開けた森林」を狙っているのだと思います。
要塞については、一番安いライフルバンカーを2つ購入しており、これはどちらも北部の道路屈折部(ドイツ軍用語で大曲)付近に交叉射撃できるように配置しています。側面に地雷を置いたりなんかする小技も使ってますし、あえて正面を西側に向けずに南北で挟むようにしている点もウマいなあという感じですね。
ざっと配置状況を眺めた感じではこんなところですかね。ソ連軍の配置は全体的に北中部に偏っているのが特徴的で、裏を返せば弱点もそのへんにあると言えるでしょう。Defend態勢をとっているユニットは移動が難しいので、南側からドイツ軍が現れた時にどう対処するのかが見所になりそうです。突発的な対処は機動力のある装甲車・戦車かスキー兵に任せるはずなので、全装甲部隊を担当するweideさんのターンが鍵になるでしょう。
