使用ゲーム SPWAW v8.1
対戦国 ソ連 vs ドイツ 遭遇戦
年月 1945年3月
ポイント ソ連6000 ドイツ6000
時刻 noon
天候 1(clear)
視界 40
ターン 30
マップ ランダム−Leage
ルール HQ標準ルール
air section : ソ連 3 ドイツ 1
砲兵:15%
担当 sato : ソ連
Sufiy: ドイツ
<結果>
ソ連:ドイツ=8434:12254 (Men749:444, Art8:0, Soft Vehicles4:19, APCs0:11, AFVs26:23, Gliders0:0, Aircraft3:0)
------以下独側AAR------
<本隊>
1XHQ
16XTiger IE (Late)
8XWirbelwind
8X88mm Pak43 ATG
3X88mm Flak18
10XRifle sqd
8XAirborne
5XMG42 MMG
10XSdKfz 251/1 HT
4XJu 52/3m
3XRecon Team
4XSniper
3X150mm FH Bty
4XNebelwerfer 42 (Offboard)
2XJu 87G-1 Stuka
2X81mm Mort
2XNebelwerfer 41
1XFO
1XSdkfz 250 Beob
12XKuebelwagen
6XBuessing-NAG
2XSdkfz 11
<増援>
2XTiger IE (Late)
2XPanther G
4XWiebelwind
3XRifle Sqd
1XMG34 MMG
4XSdKfz 251/1 HT
3XRecon Team
1X75mm FH Bty
7XKuebelwagen
2XSdkfz 7
<作戦>
主力を中央と北部に分けて配置。中央の部隊は森を突き抜けて北へ旋回させ、北部の部隊と共同で北部の敵を殲滅。その後に南へ旋回してソ連本拠のVHを確保する。
ソ連軍主力が中央に置かれていた場合は、反対に北部の部隊が南へ旋回し側面を衝く。
中央の部隊が旋回するのを支援するため、森の端からVHにかけて降下猟兵を大量の煙幕の中に降下させ、ソ連軍の増援を足止めする。
距離から判断して旋回するのは大体6ターン目と考え、降下猟兵は6ターン目に降下させる。
南西部〜中央高地ではATGで砲列を敷いて守勢にまわる。
<配置>
Tiger8輌とWirbelwind4輌を北部と中部に配置。機械化歩兵も北部と中部に分けて配置。
中部にはATGを4門、車載状態で随伴させる。VH脇には88mmFlakを2門配置。
南部では、Nebelwerferを含めて残りの牽引砲で砲列を敷く。
降下猟兵は2個小隊を4機に搭載して6ターン目に降下させる。
3機はソ連VHから森の端にかけて降下させ、1機は森の南の高地を目標とする。
<経過>
(序盤)
中央の部隊が激しい砲撃と空襲にあうものの、Tigerが1輌擱坐したもののそれ以外は抑圧以外にさしたる損害は無かった。
逆に、我がWirbelwind部隊は3機の敵機を撃墜する快挙! いや、8両も揃えたのだからこのぐらいは当然か・・・。
こちらの空襲ではATG1門を撃破した以外は戦果無く航空支援は途絶えてしまった。
その代わり得られた情報は貴重で、敵の主力は南部と北部に分かれ、北部は森の中を前進中であり、南部ではちょうどこちらの罠が張ってある場所に向かっていた!
このため、北方の部隊は予定通り全速で前進。
中央の部隊も装甲車両を先頭に、輸送車両を後方に従えて全速で突き進む、降下猟兵の降下に遅れてはならないからだ!
後方から進む輸送車両は適当な位置を見つけたらすぐにATGを据え付けていく。
6ターン目の降下猟兵の降下を支援するために、5ターン目にはDelay0.3〜0.4で猛砲撃を加え、大量の煙幕を展張させなければならなかった。
しかし、その前から盤外砲とは連絡が取れず全く支援砲撃が出来ない状況に。かろうじて降下後に申し訳程度の煙幕を展開できたが、その僅かな間に降下部隊は大損害を被った。
また、高地に降下するはずの部隊(2個分隊とMMG1個分隊)は何を思ったのか西に500m以上離れたところに降下。そこじゃ降下する意味が無いんですが・・・。

南部では敵は全く前に出てこない。予定では進出してくる機械化部隊をじわじわと削りつつ、牽引砲を見捨てずに配置換えしつつ後退する予定だったのだが・・・。
南東部の高地に配置されたAAから射撃を受けるだけで、敵(戦車2個小隊程度など)はこちらの射線ぎりぎりの所で待機している。さては計画を読まれたのか?!
大枚をはたいて揃えた砲列が無駄になってしまうではないか :!:
(中盤)
降下猟兵が降下し、中央の部隊が森の西端を掠めるように旋回したちょうどそのタイミング、森の北側にはソ連軍の援軍戦車7輌が潜んでいた!
ちょうどそこは中央の部隊と北部の部隊両方から射線が通るところであり、Tigerが全力で攻撃し全滅させる。
しかし、その次のターンから敵の反攻が始まる。
北部高地には猛烈な砲爆撃が浴びせられ、森の中から続々と戦車が出てくる。これはまずいと、増援TigerとWirbelwind、及び、中央の部隊のTiger4輌を援軍に向かわせる。
こちらのTigerは砲爆撃でぴよってまともに反撃出来ないうえ、敵はほとんど零距離で攻撃してきており、装甲など意味がない。
結局、がりがりと嫌な音がしそうな削りあいの後、両者とも壊滅状態。 :bom
こちらの戦車が7輌から2輌へ、敵は12輌から5輌へと減ったところで味方の援軍が到着。東方から反撃に移り、北部の森の中の敵も含めて掃討することが出来たが、その際さらに数両のTigerを失う。撃退には成功したが、代償はあまりに大きかった・・・。
同じ頃、南部の敵は全く前進しないまま北方へと転進を開始。こちらのATGがたまたま1輌撃破できたが戦果はそれだけ。
ちょうど中央高地に到着していたPantherがさらに1輌撃破するものの、南部で敷いた防御線は意味をなさなかった様だ・・・。

これはまずいと、北部へ旋回中の中央の残り4輌のTigerで、森の中から南へ向けて迎撃に出る。
しかし、敵の進出は予想以上に速く、すぐに2輌を撃破され撤退を余儀なくされる。
その後、Pantherを加えて再度攻撃に出るが、さらにTiger1輌を失い撃退され、ソ連軍の猛砲撃のために森からも追い出されてしまった。
また、敵戦車はその快速を生かし、あっという間にソ連本拠のVHに到達、降下猟兵が駆逐される。
その後敵戦車は、偵察結果などから中央の森の東南部に集結しているものと推測された。
(終盤)
北部で迎撃に成功した我が軍は、大部はそのまま北部の森を抜けて、東方のAA陣地がある高地まで前進。
その高地を制圧後、中央の森の東を迂回して包囲しつつ、ソ連VHに北から接近する。
と、小川を渡った辺りで森の端のソ連戦車に1輌やられてしまう。後続の味方がすぐに仇を討つが、警戒のため全車森側を向く。
しかし、これが良くなかった。すぐに東方に潜伏したATGに側面装甲をやられ、3輌が脱落。東方から接近する部隊は全滅してしまった・・・。
今思えば森の端の戦車は囮で、注意をそちらに向けるためだったのかもしれない。なんと巧妙な・・・。

そのころ、別の1隊は東方の高地へは向かわず、その手前の畑の敵を掃討し、森の東北部から接近。
中央の森の東端を掠めつつ南下する。しかし、森の東側まで接近したところで森に潜むソ連軍にやられ、生き残りは1輌のみ。さらに1輌が後方から続いていたが、速度が出なくなっていたので歩兵掃討以外に仕事はなかった・・・。
結局、後述する南方からのTiger1輌と協力して、この2輌で残り5輌のソ連戦車を全滅させた。
森の西側にはATGで砲列を敷き、中央の部隊は森の南の高知を制圧後、森に南から接近する。
その際、Panther1輌がATGに至近距離から撃ち抜かれ、もう1輌も遠距離からのAAで足回りをやられて落伍。Tiger1輌しか残らなかったが、
輸送車両やATGを囮にして敵戦車を攻撃。北部から接近した1輌と共に全滅させる。
森の敵を掃討後、VH東に大量の煙幕を張ってATGからの攻撃を防ぎつつVHを確保する。
中央南部のVHはいったんこちらのscoutが確保するものの敵の手に落ちていた。
しかし、中央からWirbelwind2輌をまわして突っ込ませ、ATGの直接射撃の援護の下輸送車両などの特攻で最終ターンに確保する。
最終的にすべてのVHをドイツ側が確保した。
<感想>
遠距離からのAAやMGは恐ろしいですね。全く見えないうえにしっかり当たる・・・。
中盤の戦車戦では勝利したはずなのに、戦果を拡大しようと前進したら待ち伏せを食らってチャラにされたといったところでしょうか

サト元帥の配置の巧妙さを体感し、自分の動きの拙さを実感した戦いでした。
