<おしらせ1>
またまた、いつの間にか掲示板がダウンしていたようですね。ログを見ると、およそ2年半ぶりの改修です。
この間、何度かメールでご要望があったようですが、この度ようやく重い腰を上げて掲示板を修復いたしました。
管理不行き届きで申し訳ありません。
<おしらせ2>
サイト管理を楽にするために体裁を変更しています。
本サイトのメインコンテンツであったSPWAWの解説記事は以下からアクセス可能です。
SPWAW解説記事一覧
<5分で調べたSPWAW界の近況>
びっくりしたことーその1「Depot リニューアル」
SPWAW界を長年牽引してきた世界最大のファンサイトSPWAW DEPOTが、昨年の4月に閉鎖、13年の歴史に幕を下ろしたようです。
と同時にDepotメンバーの一人 Falconさんが新たなサイトSPWAW DEPOTを立ち上げたようですね(笑)。
まあ、中心メンバーが入れ替わって、こじんまりした感はありますが、実質的にはリニューアルって感じですかね。
旧DEPOTの遺産は相続されているようで、今後ともがんばって欲しいところです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawdepot/
びっくりしたことーその2「砲撃要請画面ラグ解消」
マルチコアCPUが普及した頃でしょうか、ある程度以上のスペックのPCでは、砲撃要請画面で挙動がおかしくなる不具合がありましたね。
それが原因でSPWAWを離れた・・という方もおられたような記憶がありますが、どうやらこの不具合、ついに修正されたようです。
これもDEPOTメンバーのおかげみたいですね。Matrix Games 公認(というか黙認ですね)のもと 、本体ファイル MECH.EXE をいじることに成功したようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... -t277.html
というわけで、この機会にもう一度SPWAWをやってみようかな、と思われた方は次のリンクからダウンロードをどうぞ。
DEPOTで全てのファイルのホスティングも始めたようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... es-t6.html
またまた、いつの間にか掲示板がダウンしていたようですね。ログを見ると、およそ2年半ぶりの改修です。
この間、何度かメールでご要望があったようですが、この度ようやく重い腰を上げて掲示板を修復いたしました。
管理不行き届きで申し訳ありません。
<おしらせ2>
サイト管理を楽にするために体裁を変更しています。
本サイトのメインコンテンツであったSPWAWの解説記事は以下からアクセス可能です。
SPWAW解説記事一覧
<5分で調べたSPWAW界の近況>
びっくりしたことーその1「Depot リニューアル」
SPWAW界を長年牽引してきた世界最大のファンサイトSPWAW DEPOTが、昨年の4月に閉鎖、13年の歴史に幕を下ろしたようです。
と同時にDepotメンバーの一人 Falconさんが新たなサイトSPWAW DEPOTを立ち上げたようですね(笑)。
まあ、中心メンバーが入れ替わって、こじんまりした感はありますが、実質的にはリニューアルって感じですかね。
旧DEPOTの遺産は相続されているようで、今後ともがんばって欲しいところです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawdepot/
びっくりしたことーその2「砲撃要請画面ラグ解消」
マルチコアCPUが普及した頃でしょうか、ある程度以上のスペックのPCでは、砲撃要請画面で挙動がおかしくなる不具合がありましたね。
それが原因でSPWAWを離れた・・という方もおられたような記憶がありますが、どうやらこの不具合、ついに修正されたようです。
これもDEPOTメンバーのおかげみたいですね。Matrix Games 公認(というか黙認ですね)のもと 、本体ファイル MECH.EXE をいじることに成功したようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... -t277.html
というわけで、この機会にもう一度SPWAWをやってみようかな、と思われた方は次のリンクからダウンロードをどうぞ。
DEPOTで全てのファイルのホスティングも始めたようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... es-t6.html
LAST FIGHT ≪HG≫ in Kodersdorf ~domo戦記外伝4
戦車の口径についてですが
少し調べてみるだけで、ややこしさ満点で頭の中が釣り糸のようにこんがらがってきました。
ようするに、
砲の口径というのは、「口径長」「口径比」という意味で砲口の直径の「口径」という意味ではなく
ハアハア
口径長は〈砲身の長さ〉が〈砲弾の直径〉の何倍であるかを示すもの
ゼイゼイ
少し調べてみるだけで、ややこしさ満点で頭の中が釣り糸のようにこんがらがってきました。
ようするに、
砲の口径というのは、「口径長」「口径比」という意味で砲口の直径の「口径」という意味ではなく
ハアハア
口径長は〈砲身の長さ〉が〈砲弾の直径〉の何倍であるかを示すもの
ゼイゼイ
Last edited by domo on 2009.Aug.13(Thu) 23:08, edited 1 time in total.
(どんどん戦記から脱線しているような気がしていますが、これは気のせいですよね)
1945年の対戦車用の75㎜砲は、ゲーム上では大きく分けてL48とL70の2種類に分けられる。
ゲームの中ではL48とL70とではHE弾の差はほぼないが、AP弾の差は50ほどの差がでてくる。
貫通できる装甲は、
距離 1 10 20 30 40 50
L48 140 129 117 104 92 79
L70 188 177 164 151 138 125
(ただしⅢ突、Ⅳ突のStuK40はエンハンスドだとL48よりも性能がよい)
(H2Hの場合はこの差はないが、初期経験値に10%のプラスが与えられている)
こうなるともう同じ75㎜砲とは言えないだろうが、驚くのはまだ早い。
なんとL70、即ちパンター戦車の75㎜砲はティーゲル1の88㎜砲L56よりも貫通性能がいいのである。
ちなみにティーゲル1は
距離 1 10 20 30 40 50
88㎜ 162 153 143 133 123 113
いつかどこかで「パンターの75㎜砲KwK42は、APCR弾を使用した場合ティーゲル1の88㎜KwK36よりも貫通能力に勝った」ということを聞いたことがある。
(だが75㎜砲弾は軽量のために空気抵抗により弾速が低下するため、遠距離では88㎜よりも貫通能力が低かったらしい)
うん
どれが真実がわかんなくなってきた
というよりどこまでがゲームとして作ってあるのだろうか
(75㎜以上にAPCR弾がないことも含めて)
やばい!!
SPWAWの泥沼にはまってしまったか!
誰かぁーーー
ズボズボズボ
1945年の対戦車用の75㎜砲は、ゲーム上では大きく分けてL48とL70の2種類に分けられる。
ゲームの中ではL48とL70とではHE弾の差はほぼないが、AP弾の差は50ほどの差がでてくる。
貫通できる装甲は、
距離 1 10 20 30 40 50
L48 140 129 117 104 92 79
L70 188 177 164 151 138 125
(ただしⅢ突、Ⅳ突のStuK40はエンハンスドだとL48よりも性能がよい)
(H2Hの場合はこの差はないが、初期経験値に10%のプラスが与えられている)
こうなるともう同じ75㎜砲とは言えないだろうが、驚くのはまだ早い。
なんとL70、即ちパンター戦車の75㎜砲はティーゲル1の88㎜砲L56よりも貫通性能がいいのである。
ちなみにティーゲル1は
距離 1 10 20 30 40 50
88㎜ 162 153 143 133 123 113
いつかどこかで「パンターの75㎜砲KwK42は、APCR弾を使用した場合ティーゲル1の88㎜KwK36よりも貫通能力に勝った」ということを聞いたことがある。
(だが75㎜砲弾は軽量のために空気抵抗により弾速が低下するため、遠距離では88㎜よりも貫通能力が低かったらしい)
うん
どれが真実がわかんなくなってきた
というよりどこまでがゲームとして作ってあるのだろうか
(75㎜以上にAPCR弾がないことも含めて)
やばい!!
SPWAWの泥沼にはまってしまったか!
誰かぁーーー
ズボズボズボ
Last edited by domo on 2009.Aug.13(Thu) 23:09, edited 1 time in total.
「domo中尉!起きてください」
俺はどうやら眠ってしまっていたようだ。
だが夢の中でソ連のNKVD将校にAP弾とAPCR弾の積載について説教をされた。
「不思議な夢だ・・」
これは先ほどまで若い戦車兵と一緒にパンター戦車に砲弾を積載しているときに、ある戦車兵が、「なぜパンターにはAPCR弾を積まないんですか?」という質問があったが、俺はその質問に答えられなかったからだろうか。
まあ、いい。
だが夢のあのソ連の将校は胸にすごい勲章をぶら下げていた。
そしてその勲章のうち今でもはっきり記憶しているのは2つの「たぬきの勲章」だった。
しかもその「たぬきの勲章」はバカでかく15㎝はあろうかというものが両方の乳首の辺からだら~んとぶら下がっていた。
「なんだかしらんが、ものすごいてがらでもたてたんだろう」
ぼんやりとしながらタバコに火をつけた。
「APCR弾があればなあ」
だが今の戦場にはどこにもAPCR弾どころか弾薬は絶対数が不足している。
まだここにはAP弾があるだけましと考えたほうがよかった。
戦車を降りて敵が来るであろう、すなわち戦場になるであろう地帯を眺める。
前方の視界が2kmは余裕で見渡せる。
何もない。
ここであと数時間後に敵はやってくるのだ。
俺はどうやら眠ってしまっていたようだ。
だが夢の中でソ連のNKVD将校にAP弾とAPCR弾の積載について説教をされた。
「不思議な夢だ・・」
これは先ほどまで若い戦車兵と一緒にパンター戦車に砲弾を積載しているときに、ある戦車兵が、「なぜパンターにはAPCR弾を積まないんですか?」という質問があったが、俺はその質問に答えられなかったからだろうか。
まあ、いい。
だが夢のあのソ連の将校は胸にすごい勲章をぶら下げていた。
そしてその勲章のうち今でもはっきり記憶しているのは2つの「たぬきの勲章」だった。
しかもその「たぬきの勲章」はバカでかく15㎝はあろうかというものが両方の乳首の辺からだら~んとぶら下がっていた。
「なんだかしらんが、ものすごいてがらでもたてたんだろう」
ぼんやりとしながらタバコに火をつけた。
「APCR弾があればなあ」
だが今の戦場にはどこにもAPCR弾どころか弾薬は絶対数が不足している。
まだここにはAP弾があるだけましと考えたほうがよかった。
戦車を降りて敵が来るであろう、すなわち戦場になるであろう地帯を眺める。
前方の視界が2kmは余裕で見渡せる。
何もない。
ここであと数時間後に敵はやってくるのだ。
Last edited by domo on 2009.Aug.13(Thu) 23:09, edited 1 time in total.
「domo中尉」
俺はロスマン中佐に呼ばれた。
「紹介しておく。新しい仲間だ」
先日の戦闘で負傷した兵士に代わり、その補充がようやく到着したのだ。
俺はその兵士の顔と簡単に挨拶を交わした。
「よろしくお願いします。domo中尉」
今、来ばかりの戦車兵は数日前のソ連軍との戦闘で大活躍をしたらしく、そのときの活躍ぶりを語った。
なるほど、士気は高い。
この戦車兵の名前はセイニー少尉だ。
フルネームはセイニー・メンタイスといい、なんでも明太子が大好物だそうだ。
「ふふ、面白そうなやつだ」
彼の年齢のことも故郷のことも何も聞かなかった。
それでいい。
セイニー少尉には戦車長を引き受けてもらうことになっており、戦車まで案内した。
「頼んだぞ」
パンター戦車がコーダースドルフの町に集結している。
小さな町の路地にパンター戦車が列を成している。
頼もしい光景だ。
中には砲身にキルマークをいくつも描いた車両も見える。
砲弾の積載は終えたパンターはこれから各小隊ごとに決められた陣地に向かうのだ。
俺はロスマン中佐に呼ばれた。
「紹介しておく。新しい仲間だ」
先日の戦闘で負傷した兵士に代わり、その補充がようやく到着したのだ。
俺はその兵士の顔と簡単に挨拶を交わした。
「よろしくお願いします。domo中尉」
今、来ばかりの戦車兵は数日前のソ連軍との戦闘で大活躍をしたらしく、そのときの活躍ぶりを語った。
なるほど、士気は高い。
この戦車兵の名前はセイニー少尉だ。
フルネームはセイニー・メンタイスといい、なんでも明太子が大好物だそうだ。
「ふふ、面白そうなやつだ」
彼の年齢のことも故郷のことも何も聞かなかった。
それでいい。
セイニー少尉には戦車長を引き受けてもらうことになっており、戦車まで案内した。
「頼んだぞ」
パンター戦車がコーダースドルフの町に集結している。
小さな町の路地にパンター戦車が列を成している。
頼もしい光景だ。
中には砲身にキルマークをいくつも描いた車両も見える。
砲弾の積載は終えたパンターはこれから各小隊ごとに決められた陣地に向かうのだ。
「第1小隊移動!」
第1小隊が移動を始めた。
続いて第2、第3小隊のパンターがそれぞれエンジンを始動させていく。
それぞれの車両からは戦車長をはじめ無線手や砲手がハッチから顔を出している。
そしてどこからか来たカメラマンに向かってポーズを取っているものもいる。
カメラに向かう兵士の顔からは笑顔がはじける。
悲壮感などどこにもない。
だがそれも今だけだ。
敵戦車が攻めてきたら戦車も鉄の棺おけとなるのだから。
パンター戦車が次々と発進していく。
そしてコーダースドルフの町の西側へと移動をする。
町の西には一本の街道、バーンホフ街道が走っていて、この街道をずっとたどると敵のいる森へと辿り着く。
なのでこの街道沿いからやってくることは間違いない。
コーダースドルフの町を背にして敵が進撃してくる3本のルートを我々は守ることになる。
そのため手っ取り早く3つのパンテル小隊はそれぞれが1本のルートを担当することになっている。
どのルートをどの小隊が担当するかは、必然的にくじ引きとなり、第1小隊のロスマン少佐が真ん中のルート、そして一番南のルートは第2小隊を率いるdomo中尉、一番北が第3小隊となった。
残りの第4小隊はわずか2台のⅣ号駆逐戦車であるため、町から離れたところまで移動させ、敵主力部隊との交戦はなるべく避け、中央を突破してきた敵を狙うという指示を与えた。
「準備はいいか」
双眼鏡で前方をにらむ。
我々の前方1㎞ほど前には2名の擲弾兵部隊が潜んでいるのが見えた。
そして敵が来るのを今かと息を潜めて待ち構えた。
第1小隊が移動を始めた。
続いて第2、第3小隊のパンターがそれぞれエンジンを始動させていく。
それぞれの車両からは戦車長をはじめ無線手や砲手がハッチから顔を出している。
そしてどこからか来たカメラマンに向かってポーズを取っているものもいる。
カメラに向かう兵士の顔からは笑顔がはじける。
悲壮感などどこにもない。
だがそれも今だけだ。
敵戦車が攻めてきたら戦車も鉄の棺おけとなるのだから。
パンター戦車が次々と発進していく。
そしてコーダースドルフの町の西側へと移動をする。
町の西には一本の街道、バーンホフ街道が走っていて、この街道をずっとたどると敵のいる森へと辿り着く。
なのでこの街道沿いからやってくることは間違いない。
コーダースドルフの町を背にして敵が進撃してくる3本のルートを我々は守ることになる。
そのため手っ取り早く3つのパンテル小隊はそれぞれが1本のルートを担当することになっている。
どのルートをどの小隊が担当するかは、必然的にくじ引きとなり、第1小隊のロスマン少佐が真ん中のルート、そして一番南のルートは第2小隊を率いるdomo中尉、一番北が第3小隊となった。
残りの第4小隊はわずか2台のⅣ号駆逐戦車であるため、町から離れたところまで移動させ、敵主力部隊との交戦はなるべく避け、中央を突破してきた敵を狙うという指示を与えた。
「準備はいいか」
双眼鏡で前方をにらむ。
我々の前方1㎞ほど前には2名の擲弾兵部隊が潜んでいるのが見えた。
そして敵が来るのを今かと息を潜めて待ち構えた。
Last edited by domo on 2009.Aug.13(Thu) 23:10, edited 1 time in total.