<おしらせ1>
またまた、いつの間にか掲示板がダウンしていたようですね。ログを見ると、およそ2年半ぶりの改修です。
この間、何度かメールでご要望があったようですが、この度ようやく重い腰を上げて掲示板を修復いたしました。
管理不行き届きで申し訳ありません。

<おしらせ2>
サイト管理を楽にするために体裁を変更しています。
本サイトのメインコンテンツであったSPWAWの解説記事は以下からアクセス可能です。
SPWAW解説記事一覧


<5分で調べたSPWAW界の近況>

びっくりしたことーその1「Depot リニューアル」
SPWAW界を長年牽引してきた世界最大のファンサイトSPWAW DEPOTが、昨年の4月に閉鎖、13年の歴史に幕を下ろしたようです。
と同時にDepotメンバーの一人 Falconさんが新たなサイトSPWAW DEPOTを立ち上げたようですね(笑)。
まあ、中心メンバーが入れ替わって、こじんまりした感はありますが、実質的にはリニューアルって感じですかね。
旧DEPOTの遺産は相続されているようで、今後ともがんばって欲しいところです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawdepot/

びっくりしたことーその2「砲撃要請画面ラグ解消」
マルチコアCPUが普及した頃でしょうか、ある程度以上のスペックのPCでは、砲撃要請画面で挙動がおかしくなる不具合がありましたね。
それが原因でSPWAWを離れた・・という方もおられたような記憶がありますが、どうやらこの不具合、ついに修正されたようです。
これもDEPOTメンバーのおかげみたいですね。Matrix Games 公認(というか黙認ですね)のもと 、本体ファイル MECH.EXE をいじることに成功したようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... -t277.html


というわけで、この機会にもう一度SPWAWをやってみようかな、と思われた方は次のリンクからダウンロードをどうぞ。
DEPOTで全てのファイルのホスティングも始めたようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... es-t6.html

Via vs.Nor 真夏の対戦2011 ソ連側DAR兼AAR

戦闘状況・結果報告
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Via vs.Nor 真夏の対戦2011 ソ連側DAR兼AAR

Post by Nor » 2011.Sep.07(Wed) 23:49

【対戦仕様】

<環境>
・ver8.403+ Enhanced FR Fully Patched
・メール受信から48時間以内に返信(遅延見込みの場合は前もって連絡)
・Preferences "Low Carnage"設定を使用

<設定>
・独(Via)3000pt Advance/ ソ連(Nor)2000pt Delay
・1942年8月
・マップ : Kolikovo Collective
・ターン: 25
・視界: 20
・天候: 2
・時間帯: Dawn

<購入制限>
・装甲部隊 独:ソ=750pt:500pt
・砲兵 独:ソ=300pt:400pt
・地雷/障害物 ソ軍のみ40pt
・エリート戦車、重戦車、15cm以上の火砲、ロケット砲、重対空砲、重対戦車砲はナシ

<その他>
・事前照準指定アリ
・0ターン砲撃禁止(煙幕は可)
・途中降伏 T13からアリ
・増援 T13からアリ
・間接砲以外での煙幕禁止
・輸送車両以外でのユニット運搬禁止
・ユニットの一部購入、一部返却禁止
・航空機 なし
・潜入作戦 なし
・空挺降下 なし
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Re: Via vs.Nor 真夏の対戦2011 ソ連側DAR兼AAR

Post by Nor » 2011.Sep.07(Wed) 23:53

【作戦】

今回はリアリティうんぬんとかあまり面倒なことはいわず、明記されたルールは守りつつあとは適当にやりましょうということなので、ごくごく気楽にやっていきます(笑)。

<VH分析>
中央におよそ150m幅の川。VHは左岸に20ptのPPTが7個。北の中洲に1個。右岸に7個。EOBも6個あり、ドイツ側が奪還不能な200pt、ソ連側の合計は300pt。25ターンゲームなので、PPT1個あたりの合計点は500点で、15個全部キープできれば7500点。双方の戦力ポイントは3000:2000なので、PPTの争奪で勝負が決まるだろう。

<引き分ける方法>
まず負けない方法を考える。最悪1ターン目で左岸+中州のPPT8個を全部取られても、右岸のPPT7個さえキープできれば、よほど一方的に戦力消耗しない限りまず引き分けるだろう。右岸を安全地帯にするには、とにかく戦車やHTなどの車両に川を渡らせなければよい。これを実現する方法は、川の浅瀬にドラゴンティースを敷き詰めること。試行錯誤の結果、20個のドラゴンティースで右岸よりの浅瀬を完全封鎖できることがわかった。すると、独軍車両が右岸にたどり着くには次の4つの方法しかなくなる。

1.南の橋を通る
2.工兵でドラゴンティースを除去する
3.はしけを用意して水域を輸送する
4.水陸両用車両で水域を通過する

フツーに考えると、艀や水陸両用車両を買う可能性はかなり低い。橋は爆破できる。つまり実質的には、独軍は工兵でドラゴンティースを除去しなければ車両ユニットは一切右岸に到達できないことになる。地雷の恐れがあるこの戦闘で独軍が工兵を買わない可能性は低いが、浅瀬に踏み込んで敵前で障害除去するのは結構難しい作業だろう。もちろん、歩兵ユニットはドラゴンティースを無視して浅瀬を渡渉できるし、自動的に装備されるゴムボートを使えば水域も移動できるので、ほぼどこからでも渡河可能。ただ、機動力を奪われた歩兵だけで右岸を制圧するのはなかなか難しいだろう。

つまり、ドラゴンティースで浅瀬を封鎖し、第一ターンで橋を爆破し、全軍が右岸に引きこもれば、ほぼ間違いなく負けはしない。勝ちもしないけど(笑)。

<勝つ方法を考える>
いかに何でもありとはいえ、そんな方法で最初から引き分けを狙うのは余りにセコい(笑)。もう少し盛り上がりを作りつつ、勝ち目を狙う方法を考える。

右岸以外のPPTで確保しやすいのは、北の中洲と南の橋のものだろう。この2つを確保できれば、PPTによる全得点7500ptのうち4500ptが手に入る。さらに左岸中央沿いにある3個もキープできれば6000pt。多少戦力を消耗しても、ほぼ優勢勝ちは確実だろう。左岸中央PPTを最後までキープしきるのはさすがに虫のよい話としても、トータルで15ターン維持できれば合計5400ptになる。このくらいなら現実的かもしれない。

<最終案>
・浅瀬ドラゴンティースで右岸は完全確保
・北の中洲と南の橋梁PPTも完全確保をめざす
・左岸中央沿いPPT3個は15ターン程度の維持をめざす
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Re: Via vs.Nor 真夏の対戦2011 ソ連側DAR兼AAR

Post by Nor » 2011.Sep.07(Wed) 23:56

【編成表】

<砲兵>(制限:2000×20%=400pt)
・2×122mm FH 盤外砲中隊(132pt)
・2×122mm Howitzer(58pt)
・2×76.2mm Howitzer(38pt)
・3×120mm Mortar(60pt)
・3×107mm Mortar(51pt)
・3×81mm Mortar(54pt)
小計 393pt

<砲兵支援>
・1×Fwd Observer(21pt)
・2×Ammo Crates(60pt)

<装甲>(制限:2000×25%=500pt)
・4×ZiS-30(116pt)
小計 116pt

<偵察>
・9×Scout Team(63pt)
・1×Sniper(20pt)

<歩兵>
・1×SO Komander(189pt)
・3×ライフル小隊(249pt)
・3×工兵小隊(228pt)
・14×Gruppa Flame(126pt)

<対戦車歩兵>
・3×Gruppa PTRD(36pt)
・3×Gruppa ATM(12pt)
・3×Mol Launcher(21pt)

<機関銃>
・8×12.7mm DShK AAMG(96pt)
・4×GAZ-AA-4M(60pt)
・2×12.7mm DShK HMG(50pt)
・8×LMG (72pt)

<対戦車砲>
・4×45mm ATG M32(68pt)
・4×45mm ATG M42(80pt)

<障害物>(制限:2000×2%=40pt)
・4×5単位(計20個)
小計 40pt

<総計>2000pt


【編成解説】

<砲兵について>
盤外砲は122mm FH中隊を2つ。あとは全て盤内。"Low Carnage"設定で歩兵が死ににくいとなると、砲兵も弾切れ必至なので弾薬補給可能な盤内砲優先。唯一我が軍が優勢な砲兵戦力なので、150mm未満の砲を全種類がっつり買ってみた。

<砲兵支援について>
予算の都合で補給車でなくドラム缶(泣)。砲兵も含めて移動手段皆無の完全固定陣地にする。対砲兵戦は必至。勝敗を左右するのはここかもしれない。ただ、"Low Carnage"設定なので砲撃を浴びたとしても、もしかすると結構耐えられるのかなと。わかんないんだけど(汗)。

<戦車について>
右岸に独戦車は来ないという前提なので戦車はナシ。重戦車が使えない以上、この時期の戦車戦は勝ち目がないし、相手に肩すかしを食わせる狙いもあり。ZiS-30は45mm対戦車砲で歯が立たないヤツをしとめるのが任務。

<歩兵について>
悩んだ末に歩兵と工兵を小隊で3個ずつ。中隊にしなかったわけは、付属の諸々の値段が許容できなかったため。中隊長分の値段さえ惜しい。ただ、歩兵の装備は第4兵装にSMGを加えたやや高級バージョン。工兵は地雷を撒き散らして左岸を死守。その背後、右岸ぎりぎりを歩兵が守り、敵歩兵の渡河を防いだら、歩兵が逆渡河作戦を決行する予定。

そして・・・恥も外聞もない火炎放射歩兵x14(!)。おそらく最初の一発しか撃つ機会はないけど、対歩兵にも対装甲にも絶大な威力を発揮するし、なにしろ安い。リアリティを無視すればやっぱこうなるわな。今回はゲーミーでいいんです!


<支援部隊について>
Deleyのキモである機関銃は理想的には全て必殺の12.7mm DShK HMGにしたいけど、2丁で50ptもするので半額で買える対空バージョンが主力。これをATGとセットにして後方から撃ちまくる。4連装のGAZ-AAはZiS-30とセットでヒットエンドランを狙う。LMGはあまり期待できないが、最前線で撃ちまくって少しでも時間を稼いでもらいたい。

対戦車の主力は45mmATG。m32とm42という微妙なバージョン違いを用意。42年式はAPCRありで誤差くらいだけど性能アップのはず。煙幕で視界を塞がれたり歯が立たない場合に備えてZiS-30。装甲は無いに等しいけど。

3種類のAT歩兵は左岸沿いの部隊に付属させる。敵が戦車とHT満載の場合、これだけじゃ絶対抵抗できないので、最前線に火炎放射部隊を散りばめる。この火炎放射トラップがどれほど有効に働くかも勝敗を大きく左右する要素。


<まとめ>
けっこう悩んだ編成で2000ptきっちり消費。砲兵陣地の機動性、専門の重機関銃、強力なATG、まともな装甲のある戦車、反撃用の機動戦力など切り捨てた部分が実に多い。と書いてみると多すぎるな(笑)。

特に反撃用の機動戦力が皆無なのは一番の不安の種。LMGや火炎放射部隊を減らして、水域を歩いて渡河可能な騎兵を買うかどうかは最後まで悩んだ。このマップは騎兵が活躍しそうなのは間違いないんだけど。

まあベストではないけど、いろんな制限を考えた末にこんな感じになりました。足りないものは増援として買えばいいかなと。
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Re: Via vs.Nor 真夏の対戦2011 ソ連側DAR兼AAR

Post by Nor » 2011.Sep.08(Thu) 00:10

【配置】

左端から3個のPPTは捨てるが、そこを含めて敵が左岸際に到達するまでに、どれだけ戦力と時間を消耗させるかが勝負になる。自軍の損害は極力抑えつつ、少しでも敵の前進を遅らせなければならない。そのためには臨機射撃の手数が必要。

最前線はLMGと火炎放射部隊の8セットを散りばめる。LMGが臨機で注意を引き、狩りにきた敵を火炎放射で焼き払うというトラップ。セットで18円也。ATG+AAMGの8セットは右岸際に満遍なく。左岸に配置するATGセットは南の橋を守る2箇所のみ。GAZとZisの自走コンビは右岸やや奥に隠すが持ち弾が少ないので、ひとまず砲兵陣地に隣接させて弾薬補給させる。敵が来るまでに定位置につけるのか?

工兵は北の中洲、左岸中央、南の橋梁周辺に配置して地雷を撒かせる。橋梁を守る工兵1分隊は右岸に残って橋梁爆破に備える。もしも敵車両が橋を渡るようなことがあれば敗北は確実。何があっても緊急爆破に失敗してはいけない。しかし増援で戦車を買うことがあれば、橋梁は我々にとって唯一の左岸進出ルートになるので、できる限り無傷で保つ必要がある・・・と思えば気分が盛り上がるね(笑)。

工兵の背後の右岸際には歩兵。予定通り川際で敵が撃退できたら逆に渡河して左岸に乗り込み、取られたPPTを奪還することで勝利が確実になる。ラスト10ターンくらいで増援戦車とあわせて攻め込めれば理想。

敵の前進をもっとも効果的に阻んでくれる砲兵は序盤から撃ちまくる必要がある。したがって砲兵陣地はできるだけ前に出す必要がある。前に出すほど敵の砲撃を受ける危険も高まるが仕方ない。FingerHill右下あたりに固定。こりゃ危険な位置だ。

気休めにしかならないが、盤外砲に偽装煙幕展開を指示しておく。1個は本物の砲兵陣地、1個は偽者だ。盤内砲が撃ち始めたらすぐにバレるが、何もしないよりはマシだろう。

予定通りドラゴンティースをしきつめ、機関銃とATGの臨機射撃距離を最大にする。移動目標は左端の敵VH付近に一括しておいて、移動予定の自走車両と歩兵部隊は個別に詳細指定する。戦術的な撤退を考えない場合は移動目標指定も楽だ。

さあ敵はどこから来るか?独軍配置ラインから川までの距離は北部でもっとも狭まるが、沼地だらけの中洲を通過して二重に渡河する気になれるか?やはり道路のある南の橋梁が重点目標か?はたまた渡河距離がもっとも短く沼地も少ない中央上部の浅瀬を目指すのか?

一番やられて嫌なのは・・がっつり煙幕を張って一点突破されることかな。逆に一番うれしいのは、南に重点をおきつつの三方面同時攻略か。


<対戦後付記>
後攻側は購入と配置を同時に行わなければならず、その間にセーブすることもできません。この時間を取るために週末を当てましたが、6時間くらい悩みに悩んでやっと終わったと思ったらセーブに失敗してしまいました :pale
セーブ失敗の原因は、ハードディスクの自動電源オフに起因するセーブタイミングの不具合です。セーブする前はF1キーなんかを押して一旦ハードディスクを起こしておいてからセーブしましょう。
このときは夜中に眠い目をこすりながらまた3時間くらいかけてやり直したために、やはりいろいろとミス(武装のオンオフとか移動目標の指定忘れなど)がありました。
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Re: Via vs.Nor 真夏の対戦2011 ソ連側DAR兼AAR

Post by Nor » 2011.Sep.08(Thu) 00:14

【Turn1】

どうやら敵指揮官は積極的なタイプのようだ。南部と中央部でオートバイ・装甲車が一気にでてきた。後ろには機械化歩兵が続いている。といっても、まだソ連軍配置ラインには達していない。両軍の中間地帯、いわゆるノーマンズランドを制圧しただけだ。

南部でオートバイ兵が建物に潜む火炎放射部隊に撃退された以外は戦闘はない。ゲーム的にはオートバイはなぜか自走AT扱いになるので、牽制役のLMGは臨機をしてくれない。

敵偵察部隊の移動速度が速いので、我が軍の偵察部隊はひとつも見つかっていない。隣接しているものが2つもあるのに。まあ次のターンには見つかって死ぬだろうな。でも武器の使用は禁じる。斥候は黙して死ぬべし。最前線の斥候部隊は敵を12ユニットも発見した。

敵は0ターンで南部の集落西側とすぐ北側の道路に煙幕を展開した模様。また、このターンの最後には、中央部VH付近を砲撃してその東側に煙幕、南部高地の西側にも分厚い煙幕を展開した。使用火砲は、88mmFlakと105mmFGが2個中隊ずつ。

北部では37mm対空砲と42mm対戦車砲が東側に視界の開けた森に入った。移動速度が速いので偵察部隊が発見した。輸送部隊の姿は見えないがすぐ後ろにいるのだろう。

以上を勘案すると、敵の主要侵攻路は機械化歩兵の控えている南部と中央部で、北部は側面の抑えに徹するつもりか。当面の目標は中央部PPT、および南部の集合農場と高地だろう。

とりあえず、見える敵をLMG・AAMG・ATGで軽く撃っておく。敵にとっては煙幕展開が侵攻の生命線だから、早いうちに砲兵の煙幕を消費させるために、あえてこちらの長距離攻撃ユニットの存在をアピールしておく。

敵の前進は早そうなので、ほぼ満タンに補給を終えた自走AA+ATセットから定位置に戻ることにする。ぐずぐず砲兵陣地にいると砲撃を浴びそうだし、肝心な場面で戦闘に参加できないなんて目も当てられない。

我が砲兵陣地の偽装工作のために、盤外砲は再び煙幕を展開。北部のAA/ATGには81mmを。南部と中央部の機械化歩兵には120mmを。その他は遅延1.0で南部と中央部の次ターンに攻撃されそうなところに照準しておく。
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Re: Via vs.Nor 真夏の対戦2011 ソ連側DAR兼AAR

Post by Nor » 2011.Sep.08(Thu) 00:23

【Turn2】

<リプレイ>
PSW222とオートバイに加えて騎兵が露払い役に参加。この三者が協力して我々の最前線嫌がらせユニットを次々と消していく。時折火炎放射部隊のトラップにかかるが、効果はごくわずか。敵の壊滅部隊は無いが、怪しい地形をZ射撃するほど火炎放射トラップに神経質になっているようだ。我が軍の損失は斥候x2、LMGx2、火炎放射x6。早くも火炎放射部隊のほぼ半分を失ったことになる。

敵の砲撃は左岸沿い最南端の森林地帯の視界をふさぐように88mmFlakで煙幕のみ。これは南部高地攻略の合図だろう。次のターンで装甲擲弾兵が突っ込んでくるはず。

敵ターン終了時の我が軍の砲撃(遅延0.4)で思わぬ収穫があった。中央部奥地に隠れていたStuIG33Bが1両放棄されていた。また、砲撃の影響ではなさそうだが2号F型も1両中央部で移動不能に陥っていた。


<状況分析>
敵の進出は相変わらず果敢である。各地の斥候部隊の報告を総合すると、現時点で視界にある敵は実に42ユニット。もちろん敵は、偵察役であるオートバイ・装甲車・騎兵の他は見えないように煙幕を展開してはいるのだが、いかんせん前進速度が速すぎるので我が軍のさほど優秀でもない前線斥候の存在を見落としているようだ。

せっかくなので見えているものから敵の戦力を分析してみよう。

・37mm FlaK x 4
・42mm ATG x 4
・PSW 222 x 6
・PzKpfw II F x 2
・StuIG 33B x 4
・PzGrenadier x 1個中隊規模
・Scout x 1個中隊規模
・Motorcycle x 1個中隊規模
・Cavalry x 1個中隊規模
・88mm Flak Btry x 2
・105mm FG Btry x 2

ざっと見積もってこれでほぼ2000pt。早くも敵戦力の2/3が判明したことになる。

砲兵は盤外砲4個中隊で240pt。制限は300ptなので、盤外砲があと1個中隊か、盤内の迫撃砲が2~3門というところだろう。盤外砲ならFOが2個いる可能性があるし、迫撃砲なら弾薬補給や輸送車がいる可能性があるので支援部隊で100pt弱追加できる。

装甲部隊は、軽装甲車PSW222が6両、軽戦車2号F型が2両、突撃歩兵砲33Bが4両で406pt。制限は750ptなのであと344pt。PSWはもう3両、2号ももう2両いると想定すると、残りは185pt。ならば3号・4号の主力戦車か定番のStuGが2~4両くらいで限界か。

砲兵と装甲部隊を上限まで買ったとすると、見えてないその他ユニットの合計は862pt。FOや後方支援分を除くとしても700ptあればほとんど何でも買える。SS歩兵か工兵か。ものによっては2個中隊規模で買えると考えると恐ろしい。

敵の編成を全体的に眺めてみると、きわめてバランス重視型といえる。侵攻戦では消耗する偵察部隊を種類も量も豊富に用意しているし、砲兵も口径より砲門数を重視し、攻撃側では使いどころの難しいATGやAAもちゃんと数を揃えている。装甲部隊もドイツ軍にありがちな豪華戦車主義に陥っていない。そう考えると、バランス的に現状の歩兵は少ないので、やはりもう1~2個中隊規模の機械化(自動車化)歩兵を用意しているとみるのが妥当か。

敵の編成で一番驚いたのは騎兵の存在だ。打たれ弱い印象のある騎兵だが、このマップでは水域を通行できることが大きなアドバンテージを持つ。歩兵もゴムボートで水域を移動できるが、ボートに乗っている間は交戦できないし、一発でも弾が当たれば全滅するのでリスクが大きすぎる。その点騎兵なら交戦しながら渡河できる。

この点を見逃さず中隊規模の戦力を用意したということは、新兵を自称しつつ実は結構な使い手なのかもしれないと思わせる。もしかしてもしかすると、大隊規模で騎兵を揃えているかもしれないと想像すると・・・なんかイヤな予感(笑)


<行動>
さて、敵はこのターンで南の集合農場と中央部のPPTを占拠した。偵察部隊や装甲擲弾兵はすでに我が配置ラインを超えている。敵の移動方向から考えると、目標渡河地点のひとつは左岸中央部の最北PPT付近である可能性が高い。川幅がもっとも狭く両岸とも沼地がない地点だ。

とはいえ、南の橋も押さえにくるのは間違いないだろう。北部の中洲は捨てるつもりか、余力があれば騎兵で取るつもりかもしれない。北部では斥候と支援部隊以外の動きは見られないので現時点ではもっとも安心な方面だ。

我々にやれることは限られている。視界チェック。東岸部隊を皮切りに各種機銃がわずかに射撃。補給を終えた自走部隊は急いで持ち場に戻る。そして砲撃。浮動照準しておいた網に敵がかかったところはそのまま砲撃。あとは適当に調整。盤外砲は連絡不能だが、盤内の全砲兵は総動員。これでこちらの砲兵の手の内は完全にバレてしまうが仕方がない。今のところ敵の前進を効果的に遅らせる手段は砲撃しかないのだから。

今回は盤外砲が使えないので砲兵陣地偽装のための煙幕もなし。次のターンあたりから対砲兵射撃が始まりそうだ・・・助けて神様!


<対戦後付記>
最初に嫌な予感がしたのはこのターン。ドイツ軍の編制が予想とかなり違うことに正直焦りました。 :pale
オートバイは予想してたけど、騎兵もてんこ盛りで買うなんて・・・初心者を装いながら実は初心者ではないということに気づいたのはこの時点です。
そしてこの嫌な予感は見事に的中していたことが後ほど判明します。 :pirat
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敵の真っ只中で静観する狙撃兵
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Re: Via vs.Nor 真夏の対戦2011 ソ連側DAR兼AAR

Post by Nor » 2011.Sep.08(Thu) 23:18

【Turn3】

<リプレイ>
これまでと変わらずオートバイ・装甲車・騎兵が我が最前線部隊を掃討していく。損害は、斥候1・火炎放射3・LMG1。視界にある敵は25ユニット。

最前線にいた斥候はついに見つかってやられたが、騎兵と隣接していた狙撃兵は見つからない。やはりエリート属性がつくと圧倒的に優秀だ。ただ、スタックして「ここに何かがいる」ということはバレてしまったので、数ユニットの騎兵に囲まれてZ射撃の猛攻を受けたが、抑圧はたったの6ポイント。素晴らしい!騎兵4・オートバイ2・StuIGを丸々1ターン釘付けにした成果は大きい。がっつり砲撃を加えてやろう。

やはり南部では高地攻撃が始まった。火炎放射部隊が何度か効果的に応戦するも、あえなくVHは取られてしまう。しかし高地上には斥候もLMGも火炎放射もモロトフも残っている。早くも装甲擲弾兵小隊の2個分隊は高地を迂回して、川沿い南端の森林陣地を襲撃しようとしているのが背後からはっきり見える。

中部では敵の前進速度が落ちた。我々の砲撃+見落とした斥候の捜索も一因だろうが、突出したオートバイが東岸ATG/AAに狙い打たれて潰走し始めたせいもあるだろう。北部では敵の徒歩斥候の動きがいくつか見られる程度。森に潜んだATGとAAは迫撃砲による砲撃と煙幕で半数以上が使えないはずだ。

<行動>
視界チェックにわずかな嫌がらせだけ・・・と、東岸のDShKでPSW222の抑圧をあげようと撃ってみたところ、みごと脆弱箇所に命中して破壊!おおおお。やっぱ対空バージョンとは違って高いだけあるわ。

調子に乗って南高地のLMGで100m先の装甲擲弾兵を撃ってみると、ガツンと反撃を食らって壊滅。まあ値段なりだわな。

今回も力を入れるのは砲撃のみ。盤外砲は1つ連絡不能で偽装煙幕はれず。煙の出方からどうみてもこの偽装工作はミエミエだし、まあもうやめてもいいかということで、ついに盤外砲中隊を砲撃にまわす。目標は当然最前線に潜伏する狙撃兵!非情なようだがこの時期のロシアに生まれたのが悪かったと思ってくれ。遅延1.1なのでもう1ターンは見つからずに耐えて欲しい!

盤内砲はまたも全門フル活用。見えている敵を足止めするために遅延0.2以内で砲撃できるものはそのまま、それ以外は再び遅延1.0の浮動照準で次ターンに備える。ターン終了後の敵の砲撃はなかった・・。

<対戦後記>
この第三ターンから盤外砲が砲撃をはじめました。そしてターン終了後に、弾薬節約のために一部砲門停止するのを忘れていたことに気づきました。
この時点では「まあいいや、次のターンからやろう」と思っていましたが、次のターンも「忘れた・・まあいいや」となり、
さすがにその次は覚えてましたが、いざ砲門停止しようとして「何番目の砲門を停止するのがいいんだっけ?・・・・忘れた、まあいいや」
という具合で結局砲門停止作業は全く行いませんでした。 :porc

そしてこの油断しきった態度が、後半戦に非常に大きな影響を及ぼすことになりました。
結果的には、敵が精密な砲弾コントロールで最終ターンまで盤外砲を撃ちまくったのに対し、我が盤外砲は敵が渡河を開始した一番大事な局面で・・・弾切れになったのです #-o
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スタック乱打されても生き延びる。それがエリートクオリティ
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Re: Via vs.Nor 真夏の対戦2011 ソ連側DAR兼AAR

Post by Nor » 2011.Sep.08(Thu) 23:43

【Turn4】

<リプレイ>
殊勲の狙撃兵がついに発見されタコ殴りにあう。延々と続く猛攻撃を何とか耐え抜くかと思ったが最後に力尽きた。合掌。
南高地に残った斥候・モロトフ・火炎放射部隊も壊滅。実はこの高地には視界の全く通らない窪地にあとひとつ火炎放射部隊が生き延びているが、相手が忘れるまでじっとしていよう。
北部を絶えず監視していた斥候もついに見つかった。まだ何とか生きているが次のターンにはいなくなるだろう。こうしてついに我々は西岸の大半で貴重な「目」を失い、現時点で見えている敵はわずか6ユニットと激減した。かすかな気休めとしては、オートバイ3に加えて対空砲2が抑圧過多で退却したことくらいだ。

<状況分析>
現時点までの我々の損害をまとめるとこうなる。
・斥候x4
・狙撃兵x1
・LMGx4
・火炎放射x10
・モロトフx1
お値段まとめて180ptくらいか。対する敵の損害はPSW222が1両のみ。あとはオートバイに少々死傷者が出ているだけで、主力はほぼ無傷で残っている。砲撃でいくらか損害を与えたかもしれないが、考慮に値するほどではないだろう。

いまや姿を消してしまった大半の敵はどこにいるか?

南高地付近-装甲擲弾兵、装甲車、オートバイ x 各小隊
中央森付近-装甲擲弾兵、装甲車、オートバイ、騎兵、2号戦車、StuIG x 各小隊
北部森林-斥候、対空砲、対戦車砲 x 各小隊

ざっとわかっている範囲ではこんなものか。前ターンで砲撃が一切なかったことを考えると、森林と煙幕に隠れて渡河準備地点に集結している可能性が高い。煙幕展開にあわせて南部と中部で一斉に突撃してくる可能性がありそうだ。こわ!

<行動>
視界チェックで中部PPT東側に斥候発見。おどろくほど近くにいる!100mの距離でLMGが発砲。反撃してこないのでなんとか始末できた。ということは、やはり中央部で攻勢が始まる可能性が高いのか?

敵がほとんど見えなくなったので撃てるユニットもほぼ皆無。もはや時間の問題の大攻勢に備えて自走コンビが遮蔽陣地を飛び出してなるべく前に出ておく。

やっぱり砲撃に賭けるしかない。盤外砲2個中隊含めて全砲門を開く。陣地偽装はあきらめた。中部と南部のクサいところに砲撃を集中し、北部では敵のAA/ATGに目隠しすべく煙幕を展開。敵が渡河にとりかかる前に痛い一撃を浴びせておかなくては。

ターン終了して・・敵の砲門も開いた!南部の橋のすぐ北から左岸中央PPT最上部にかけて、右岸沿いにほぼ完璧な煙幕が展開されてしまった!!いや~ん!!わかってはいたことだが、右岸のAA/ATGはほぼ完全に目隠しされたので、左岸に取り残された部隊は独力で敵を防がなければならなくなった。

ターンは終了したのでもはやどうしようもない・・・ちょっと落ち着け。少なくとも敵の砲兵戦力は完全に判明した。全て盤外砲で88mm Flak x 3個中隊と、105mm FG x 2個中隊の合計294ptだ。

そして88mmの全中隊と105mmの1個中隊は、これまでに1回ずつ煙幕を張っているので、残りの煙幕弾はそんなに多くはないはずだ・・・よね?いずれも口径は大きくないので、おそらく3~5ターンもすれば煙幕ははれるはず。ということは10ターンくらいまでには敵の渡河作戦の成否がわかるということか・・・


<対戦後記>
ここまでの展開はほぼ予想通りだったものの、実際に川沿いに大々的な煙幕を展開されるとものすごく動揺しました。ああ、もう西岸部隊は消滅するんだなと。 :pale
しかしその反面で、これもまた期待通りの展開とも思っていたのです。

DAR中にも書いていますが、この戦闘のキモのひとつは独軍砲兵の煙幕弾をできるだけ早く使い切らせることだと思っていました。
そのために、あえてATGやAAの臨機射撃距離を最大にして序盤から存在をアピールしていたのです。
仮に敵が砲兵の操作に長けており(砲門停止操作を駆使して)砲弾消費をコントロールしたとしても、煙幕弾消費はコントロールできません。
そして、独軍は盤外砲しかもっていない(=煙幕弾が少ない)ので、かなり安心していたのです。

さらに、独軍砲兵隊は0ターンから積極的に煙幕を展開してきたので(それは当然なんですが)、ゲーム中盤までには煙幕弾はなくなるはずだと思っていました。
なので、敵の一部が渡河に成功したとしても、その後は裸で戦わなければならなくなると楽観的に予想していました。

ところが、実際には敵砲兵は最終ターンの2~3ターン前まで煙幕をガンガン張ってきました。 :shocked
この点は完全に予想が外れ、戦局を大きく左右したポイントになりました。
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硝煙の濃度差によりもはやミエミエになった砲兵陣地と偽装陣地
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Re: Via vs.Nor 真夏の対戦2011 ソ連側DAR兼AAR

Post by Nor » 2011.Sep.09(Fri) 23:12

【Turn5】

<リプレイ>
無線傍受班の報告によると、どうやら敵指揮官は「おなかが痛い」と言っているようだ(笑)。どれどれ。
橋の南側森林地帯に潜む対空機銃が、装甲擲弾兵と装甲車の猛攻を受けて壊滅。ただ、東岸にいる自走部隊を警戒してか橋めがけて前進はしてこない。
中央部ではオートバイを先頭に左岸PPTに突っ込んでくる。かろうじて視界を維持している東岸のDShKが猛然と撃ちまくるが、遠方から突撃歩兵砲の150mm砲を3発食らって沈黙。
VHを踏みにきたオートバイを工兵が爆破するも多勢に無勢。装甲車・2号戦車・装甲擲弾兵の猛射を受けて沈黙。3つのうち上部・中部のPPTは取られてしまった。
今回の損害は、対空機銃1・LMG2・モロトフ1。しかしうれしいことに初めて臨機でPSW222を1両破壊した。殊勲の部隊は対戦車地雷班。次のターンにはいないだろうが。

<状況分析>
敵は再び積極的に前進してきたので姿がよくみえるようになった。その数26ユニット。新たな種類のユニットは見えないが、2号戦車は最低4両いることが判明した。
敵の作戦もかなり見えてきた。やはりVHがPPTということで、とりあえず西岸のPPTを先に、できれば5ターンまでには取ってしまいたかったのだろう。
その後で、渡河地点を南部か中部かその両方かを状況をみて決めようという腹だったのではなかろうか。

最終的には東岸のPPTもいくつかは取りたいとは思っているだろうが、AAやATGを豊富に用意したということは、少なくとも西岸のPPTは奪還させないことを優先する作戦なのだろう。
つまり、圧勝ではなく優勢勝ちを狙いにきた作戦ということでは、図らずも我々と同じような考え方をしているようだ。

<行動>
煙幕の隙間をついてわずかに応戦。ATGが装甲擲弾兵のハーフトラックとPSW222を1両ずつ破壊。2号戦車と隣接している斥候が腹を決めて強襲敢行!撃退されるも移動不能に追い込んだ。よしよし。じわじわと敵の機動力を削いでいる。
う~ん、工兵の壊滅は時間の問題なのでそろそろ歩兵も準備しておかないといけないか。敵が渡河し始めた時のために、歩兵小隊の態勢をAdvanceに変更しておく。
で、砲撃。またも連絡不能の盤外砲以外は全門斉射。盤内砲は2ターン以降休みなく撃ち続けているので、そろそろ故障が心配だ。砲身が裂けても撃ち続けろ!なんて言ってるとホントによく壊れるんだな・・。敵の砲撃はまたなかった。
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この頃の砲撃は気持ちよかった
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Re: Via vs.Nor 真夏の対戦2011 ソ連側DAR兼AAR

Post by Nor » 2011.Sep.09(Fri) 23:16

【Turn6】

<リプレイ>
驚いたことに敵はほとんど攻撃してこなかった。我が軍に損害がでなかったのはゲーム開始以来初めてだ。そして左岸中央部付近からほとんどの敵が姿を消した。
最前線に残っているのは抑圧除去に失敗したのであろうオートバイと斥候のみ。しかし、やや後方の南道路付近には2号戦車や騎兵などの姿も見える。
北部では煙幕で視界を塞がれたAA/ATGが、逆にこの煙幕を利用してコソコソと前進しているのがみえた。

<状況分析>
前ターンでの損害(HT1・PSW1・2号移動不能)が痛かったのか、我が軍の対戦車砲陣地の所在がはっきり掴めていない状況での渡河は危険と判断したのか、VHを取ったオートバイが地雷に気づいたからか、
相次ぐ砲撃回避のためか、理由は定かではないがどうやら敵は一時的に後退したようだ。といっても、オートバイ・騎兵・装甲擲弾兵の移動力があればすぐに攻撃を再開できる程度の距離に。
あるいは、そろそろ浅瀬の完全封鎖に気づいたのかもしれない。あまりに大人気ない仕打ちに独軍指揮官は怒ってるだろうか?ごめんなさい(笑)。ほら、でも橋はまだ爆破してないから・・・。

もうひとつ考えられる撤退の理由は、渡河態勢の立て直しのためだろう。後方に見えるオートバイや騎兵は、いずれもかなりのスピードで移動している。おそらく後方一帯を徹底捜索して、
我々の斥候の生き残りがいないかを虱潰しに探していたのだろう。この騎兵とオートバイが最前線に到達したら、渡河が始まるに違いない。

さて、敵は浅瀬を車両が通れないことに気づいているとすれば、当然無傷の橋を奪取しようとするだろう。もちろん橋の周辺はめちゃめちゃ危険そうなことはわかっているから、P
PTを5つ確保した現在、落ち着いて中部と南部の戦力を再編しようという考えか。

橋を落とすべきだろうか?悩む。今落とせば独軍は失望の嵐に襲われるだろう。強行渡河して右岸を狙えば被害が拡大するのは目に見えているし、
戦力が南に偏っている今から北の中洲を取ることも難しい。取れるのは左岸に残された残り2箇所のPPTだけになる。
しかし我々にとっても、橋を落としてしまえば左岸PPTの奪還は至難になる。引き分けに持ち込むことを最優先すれば落とすべきだが、
勝ち目を狙うならまだしばらく頑張るべきだろうな・・・いいのか?まあいいや。

<行動>
橋に近い最南端に見えるPSWをZis-30が東岸から撃破!停止していたことも大きいが、ロシア製にしてはなかなかの命中精度だ。使える。しかし次のターンにはやられそうなので微妙に移動。

前ターンに臨機でPSWをしとめた対戦車地雷班に拾った命を再び投げ出すように命令。一歩移動で森に戻ると・・いました!装甲擲弾兵の小隊長。砲撃による抑圧を防ぐためか、
37mm砲装備のSPW251/10に乗ったままなので気づかれず。その向こうには騎兵とオートバイ、さらに高地際には2号戦車と突撃歩兵砲もいる。
こりゃ撃ったらタコ殴りにあうが、迷わず武器選択で対戦車地雷を投げつける・・ドカーン!乗員は煙幕を張って逃げ出したが小隊長はおろおろしている。
もう一発!小隊長も逃げ出した。煙幕のおかげで対戦車地雷班は姿を消す・・しかし地雷は切れた(泣)

中部で最前線に残ったオートバイはLMGで始末。はじめてオートバイが壊滅した。工兵もどうせ見つかっているので積極的に交戦したいが抑圧回復にことごとく失敗。
まあ抑圧過多で退却してくれたらそれはそれでOKか。

さて砲撃。そろそろ砲兵にも休みをあげたいが、いかんせん一刻を争う目標は多い。またもや全砲門を開く。中部と南部を重点的に。北部は煙幕に隠れて進出してきた輸送車両を目標にする。壊れるなよ!
ターン終了後。120mm迫撃砲の砲撃で見えない2号戦車が壊れたようだ。ラッキー!そして敵はまたもや大々的に煙幕を張ってきた。今度は橋の上から南側の川沿いを完璧にモクモクにする。
ああ!いよいよ橋に突っ込んでくるのか?つうか、もうこれで煙幕切れただろ・・。
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対戦車地雷班が活躍!
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Re: Via vs.Nor 真夏の対戦2011 ソ連側DAR兼AAR

Post by Nor » 2011.Sep.09(Fri) 23:35

【Turn7】

<リプレイ>
そう。佳境に入ったPBEMのリプレイは恐ろしい。こみ上げる吐き気に耐えてなんとか見終わる・・・長かった。

一斉に姿を現した独軍は、左岸中央部の工兵小隊を完全に川に放り込みPPTを制圧。橋を守る最南端陣地もあっという間に一掃され、橋の付け根に迫る。
ここにはATG・AAMGをはじめとして工兵3個分隊、PTRD、ATMなど結構な守備隊がいるが、最初から150mm歩兵砲を容赦なく降り注がれて完全にグロッキー。
我々もよく戦ったが、オートバイと騎兵が犠牲をいとわずどんどん突っ込んでくる独軍の手数には太刀打ちできず。
なんとか橋の西側VHの50m手前で敵の前進を食い止めたものの、もはやこれ以上抵抗する力はない。
ついでに北部でも反撃の的を絞らせないためか対空砲がどんどん出てくる。撃ってくれといわんばかりに。最後に橋の北側にさらに煙幕が追加された。

<状況分析>
左岸のPPTは橋のたもとを除いて完全に制圧された。橋のたもとも次のターンには確実に取られる。もはやこの方面の部隊に抵抗の手段はない。
視界にある敵は40ユニットを超えており、大半は南部に集中している。突撃歩兵砲5両、2号戦車3両、装甲擲弾兵2個小隊、42mmATGが5門、それに多数のオートバイと騎兵。
対戦車砲はいったいどこからきた?2門で26ptと破格のお値段なので大人買いしたのか?
しかしもう隠し玉はないだろう。敵の装甲戦力は装甲車・2号戦車・突撃歩兵砲だけに違いない。このうち装甲車はかなり消耗した。突撃歩兵砲が6両もいるとは思わなかったが、
そうすると弾薬補給車も同伴している可能性が高い。ということは、本当に歩兵は1個中隊だけなのか?
と、自分を慰めたところでどうにもならない。敵は全力で橋を奪取しようとしており、このままいくと次のターンで確実に装甲擲弾兵が東岸にたどり着くだろう。いかん!なんとしてもそれだけは阻止しなければ!

<行動>
となれば、やることはひとつ。橋を爆破するのだ。クヨクヨするな。最初からその計画だったじゃないか。そうだね。じゃ後先考えずに爆破しちゃおっかな・・・ポチっとな!・・・あれ?あれ?
工兵の野郎、失敗しやがった。もう一回やれ!ポチっちな・・どーん!おお、橋が落ちた!爆破に失敗するなんて焦らせやがって!

さて、敵に工兵がいないとすると、これで敵車両ユニットが東岸に来ることは不可能になった。煙幕が消えれば川を挟んでのどかな撃ち合いが始まることになるだろう
・・・ゲームとしては盛り上がりに欠けるね・・・やっぱやり過ぎたかな(汗)。
でもまあ、敵は歩兵だけでも渡河しようとするだろうか?騎兵は端っこから来そうな気がする。まあいい。それは後で考えよう。もはや東岸と西岸は分断された。
つまり西岸に残る我が部隊はほぼ確実に全滅するということだ。まだ戦闘力があるうちに、少しでも敵に打撃を与えておこう。

まずは陽動をかねて、3ターンくらい前から中央部で逃げ惑っていたLMGが中央森林PPTを踏む。砲撃でピヨった騎兵を撃退するが、装甲車がこんなとこにもいた。まあいい。
まだ生き残りがいたという驚きを与えさえすれば。壊滅間近の工兵もオートバイを撃ちまくって、2ユニットを壊滅させた。

さて砲撃。万全の態勢で砲撃できるのはこれが最後だろう。煙幕弾を撃ちつくした敵砲兵の最優先目標は間違いなくこの砲兵陣地になるからだ。
次からは対砲兵射撃にさらされながらの砲撃となる。敵砲兵は口径が小さい盤外砲なのが唯一の救いか。連絡不能もおきるだろうし、5ターンも全力で撃てば弾も切れる。それまで耐えられるか?

ターン終了後、さっそく始まった。88mmが2個中隊、105mm1個中隊の砲弾が我が砲兵に降り注ぐ。あきまへ~ん!!


<対戦後記>
ゲーム開始からここまでず~っと心配していたのは、敵は本当に工兵を買っているんだろうか?という点でした。
もしも敵が工兵を買っていなければ、橋を爆破した時点でこの対戦はほぼ終了です。独軍は歩兵しか渡河できず、ソ連軍はそれを容易に撃退できたでしょう。
つまり、対戦バランスを著しく欠く展開になるのです。

もちろん、一度対戦を終えた今なら「Viaさんが工兵を買わないはずはない!」と確信できます。
しかし、このときはなんつっても初めての対戦ですから、Viaさんの知識や技量を推し量ることができませんでした。
だからもしかしたら工兵を買ってないかもしれない。そうすると橋を落としたらゲームをぶち壊すことになるなと思ってました。

ただ、敵の編制やこれまでの攻め方を見る限り、ぜんぜん素人じゃなかったので、工兵を買ってない可能性はかなり低いと感じていました。
で、見切り発車ではありますが、このターンで橋の爆破を決行しました。タイミング的にはギリギリでした。もう一ターン待てば装甲擲弾兵や2号戦車は橋を渡っていたでしょう。
実際に工兵の存在が確認できたのは、次のターンでした。
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今見ても圧倒的な敵戦力
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Re: Via vs.Nor 真夏の対戦2011 ソ連側DAR兼AAR

Post by Nor » 2011.Sep.10(Sat) 00:01

【Turn8】

<リプレイ>
西岸に取り残された工兵はひたすらタコ殴りにあう。ぐるりと取り囲んでなぶる様はもはやいじめレベル(泣)。陽動用のLMGと火炎放射は死んだ。
橋の西側PPTも取られた。これで西岸は完全に制圧されたことになる。
敵砲兵は鬼のように砲兵陣地の砲撃を続ける。口径が小さいだけに弾着が正確で見てると悲しくなる(笑)。
やっぱ固定陣地はダメかも。いやいや、実際の抑圧を見てみないとわかりませんよ。

<行動>
できることはほぼ砲撃だけ。しかし砲兵の抑圧は予想以上に酷い。全砲門がRoutかRetreat状態。前回に砲撃命令は出しているものの、
これでは実際に砲撃をするのは無理。厳しいなあ。こりゃどうすべきか?
間違いなく敵はこのまま対砲兵射撃を繰り返すだろう。一部砲門停止などの小技を使ってないにしても、弾がなくなるなるのは5ターン後くらいか。
しかし我が砲兵はそんなに耐えられそうも無い。抑圧過多で砲手離脱してそのまま全滅に追い込まれる可能性も十分にある。

う~ん悩ましい。いったん盤内砲の砲撃を中止するのはどうだろう?さらに盤外砲に偽装煙幕を張らせたりしたらどうだ?敵は砲兵陣地が移動したと思うのではないか?
いやいや、そう思わせるためには実際に他の地点から砲撃煙を出して見せる必要もあるか。
迫撃砲は自力で一歩移動できるので、それも可能といえば可能だが、Defend態勢のIn-Cover状態を捨てて、砲弾の雨の中を徒歩で一歩移動していくのは得策とも思えない。
まだ抑圧回復の可能性に賭けるべきだろう。

しかし、砲撃しなければならない目標もある。橋の西側には敵の大部隊が集結しているし、なんとそのなかに工兵を発見したのだ。嬉しくもあり悲しくもあり。
工兵がいる以上、敵はドラゴンティースを除去して、車両を東岸に渡渉させようとするだろう。それなら両岸から散発的に打ち合う悲しい戦いじゃなく、本来の渡河戦が楽しめる。いや、別に楽しくはないけれども(笑)。

めちゃめちゃ慎重にRally作業を行い、ほとんどの砲門をPinned以上に回復できた。しかしPinnedでは砲撃できないのだ。Ready状態まで戻せたのは全13門のうち3門のみ。
とりあえず砲撃作業は遂行できるが、ターン終了時にまた砲弾が落ちてくればPinnedに逆戻りの可能性大。

ターン終了・・・やっぱり(泣)。がっつり砲弾が降り注ぐ。こりゃダメだ。しかし盤外砲の砲撃で、HTごと装甲擲弾兵を葬ったようだ。
ともかく盤内砲が全く砲撃しなかった(できなかった)ことで、敵はどう考えるだろう?かさにかかって砲撃を続行するか?移動したと考えて中止するか?もう祈るしかないね。

<対戦後記>
このひとつ前の第7ターン終了時点から敵の対砲兵射撃が始まりました。タイミングは予想通りだったのですが、それがなおさら敵の緻密な作戦を物語っていました。
対人戦で攻撃側がまるまる6ターンの間砲撃を我慢し続けるのは相当に難しいことだと思います。さらに今回は敵砲兵陣地がミエミエなんだからなおさらです :pirat

序盤は煙幕だけを張り続けて自軍を安全地帯に置き、その態勢が完成したらいよいよ砲撃を開始、対砲兵射撃は最終ターンまで続ける・・・・完璧な砲撃計画です。
それに対して、我が盤外砲はこの時点ですでに1中隊がすでにほとんど弾切れ、もう1中隊は連絡不能が続く・・みたいなダメダメ運用でした。
この盤外砲運用の差が、これ以降最終ターンまでず~っと影響し続けました。この点はホントに大失敗でした。
口径だけはソ連砲兵の方が上なので、一方的にカウンターを食らわしてやりてええ!と思ってたんですけどね。 :porc

そして固定陣地にした盤内砲は・・・これもホントに失敗でした。固定陣地にするにしても、緊急避難用の輸送車両はいくつか用意しておくべきだったと思います。
今回はlowcarnage設定の影響で、もしかしたら砲撃に結構耐えられるんでないの?とか甘い期待をしていたのですが、結論からいうと全然ダメです。
死傷者の発生数は減るのかもしれませんが、抑圧の上昇は通常設定より増すのかもしれません。
そして砲兵はPinned以下の状態では砲撃命令が出ていても砲撃を行いません。 :pale

これ以降最終ターンまで敵の対砲兵射撃は続いたので、結局盤内砲をフル活用することはできませんでした。
まあそれでも結構頑張ったとは思うけど。結論としては砲兵陣地固定は下策ということで。そんなことは最初からわかってましたね、はい。 :-#
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爆破された橋と、川に追い落とされる西岸守備隊
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Re: Via vs.Nor 真夏の対戦2011 ソ連側DAR兼AAR

Post by Nor » 2011.Sep.12(Mon) 20:49

【Turn9】

<リプレイ>
橋のたもとに残っていた対戦車地雷班と対戦車砲の砲手が消滅。川に追い落とされた工兵に執拗な攻撃。さらなる対砲兵射撃。

<状況分析>
対砲兵射撃については正直打つ手がない。再び全砲門が退却・潰走状態に追い込まれた上、司令部さえも砲撃の巻き添えを食って命令ポイントがないのだ。
命令が出せなければ移動はもちろん態勢の変更もできない。抑圧除去の成功を祈りつつしばらく耐える、というのが唯一の選択肢だ。

それとは別に当面の危機は敵工兵による障害物の除去だ。工兵を持っている以上確実に除去作業を行うはずで、すでに準備に入っているに違いない。
敵は橋の周辺とその北側PPTあたりに集結している。おそらく障害除去地点は煙幕の一番濃い橋の北側だろう。
前ターンで視認できた敵工兵は1個分隊だが、おそらくは1個中隊規模で持っているはずだから、橋の周辺3箇所で同時に除去作業を行う可能性もある。
そして我々はしばらく効果的な砲撃作戦を遂行できないので、これを阻止するのは東岸に構えているライフル歩兵の役目になる。
橋の北側にはこの2ターンの間、105mm砲の砲撃が行われているので、なかなか難しい任務だが、小隊全滅を覚悟しても障害除去は阻止しなければならない。
わずかなアドバンテージは、敵砲兵の煙幕弾はもうなくなった可能性が高いことか。

万が一この地点で障害物を除去されると、敵は残ったオートバイ・騎兵とともに装甲擲弾兵が一気に渡河して、間違いなく砲兵陣地を蹂躙しようとするだろう。
司令部も確実に見つかって壊滅するはずだ。こうなると機動力をもった予備戦力がほとんどない我々に勝ち目はない。敗北必至だ。したがってこれ以降の最優先目標は敵工兵とする。

<行動>
・・・つうかもう敵工兵2個小隊は活動を開始していた(泣)。橋の北と南の2箇所ですでに障害物は半分除去されている。
残るもう1個小隊の工兵の所在も視認した。確かに敵は1個中隊の自動車化工兵を持っていたのだ。
西岸から逃げてきたボロボロの我が工兵に反転を命じる。捨て身で敵工兵に突撃!やはり敵工兵は撃ってこないので爆弾を投げつける!
橋の北では歩兵の協力もあって何とか1個小隊まるごと撃退に成功。

しかし橋の南側では攻撃ユニットが足りない。やむなく自走AAとZis-30が突撃。100m離れた東岸から乱射するも撃退はできない。
もうひとつの自走AAも応援に駆け寄るが、こっそり渡河中の騎兵を発見。やっぱりこういうことするんだよ(泣)
ちょっとパニくりながら操作したので細かくは何をどうやったか覚えていない。とりあえず今回は障害除去を邪魔できたが、次のターンではもう阻止できないかもしれない。

盤内砲はまたも抑圧過多で使えない。数門がReadyに戻ってもターン終了時の砲撃でまたPinned以下に逆戻りする。
唯一使える盤外砲が待機中の敵工兵を砲撃して少しは当たった雰囲気。なんか心臓がドキドキしてる・・・。

<対戦後記>
ひたすら煙幕展開に徹していると思ったら抜群のタイミングで対砲兵射撃を開始。
こちらの盤内砲が使えなくなったのを見極めて、あっという間に工兵を展開。
このあたりの呼吸は敵ながらお見事としかいいようがありませんでした。
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橋の北と南で一斉に障害物除去を開始する敵工兵
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Re: Via vs.Nor 真夏の対戦2011 ソ連側DAR兼AAR

Post by Nor » 2011.Sep.12(Mon) 21:02

【Turn10】

<リプレイ>
地獄が始まった。橋の南で工兵を阻止しようと東岸ぎりぎりに乗り出した自走コンビはやはり壊滅した。
もう煙モクモクでユニットスタックしまくりなので、いったい誰が誰を撃って誰にどれだけ損害が出たのか把握するのが難しい。
ともかく、橋の南北で激戦が繰り広げられ双方に甚大な損害が発生した、というのは間違いない。
そして重大なのは、橋の南北どちらも対戦車障害物を完全に除去されたHEXが生じてしまったという事実だ。
今のところ1HEX幅だが、これでともかく敵の車両が東岸に進出できる突破口が開かれたのだ。
もうひとつ大きな事実は、敵の対砲兵射撃が一時中断されたということ。連絡不能か弾薬温存のためか原因はわからない。
しかしこれはでかい。抑圧回復のチャンスは向上し、ついに盤内砲が使えるようになるかもしれない。

<状況分析>
いよいよ戦闘は修羅場に入ったが、区切りのよい10ターンなので気分を変えるためにも敵の戦力を分析しよう。
これまで書き漏らしてきたこともあったが、現時点までの偵察結果で敵戦力のほぼ全容が解明された。

・司令部(190pt)
・FO x 2 (42pt)推定
・キュベルMG x1 (6pt)
・弾薬トラック x2 (68pt)

・88mm Flak Btry x3(162pt)
・105mm FG Btry x2(132pt)

・37mm Flak x4(108pt)
・MG34 Flak x6(42pt)
・42mm ATG x6(78pt)

・PSW222 x6(174pt)
・2号戦車F型 x4(144pt)
・StuIG 33B x6(240pt)

・オートバイ中隊(312pt)
・騎兵小隊 x3(216pt)
・斥候小隊 x3(63pt)

・装甲擲弾兵中隊(539pt)
・戦闘工兵小隊 x3(387pt)

以上で合計2903pt。このほかに対空・対戦車砲の輸送トラックがおよそ100pt分でほぼ3000ptの制限に収まるはずだ。
司令部とFO以外は視認済み。弾薬トラックで2号戦車や突撃歩兵砲の弾薬を補給していたときは驚いた(笑)。

あらためて確認してもなかなかバランスのよい編成だ。盤内砲を持たなかったのは対砲兵射撃合戦に巻き込まれたくなかったためだろうが、
そこが吉と出るか凶と出るか。今のところは一方的に対砲兵射撃しているので目論見どおりというわけだろう。
ただ、盤外砲は弾数が少ないのが弱点だ・・と思って確認すると、通常弾50発もあるじゃんか~!普通に8発ずつ撃って7回分の弾薬量だ。
敵は7ターンから対砲兵射撃をしているので残りは3~4ターン分。およそ半数の弾薬を消費したことになる。
今回、対砲兵射撃を中止したのはやはり弾薬節約のためか。だってまだ川を渡って前進しなきゃいけないもんね。

さて、敵の損害状況は定かではない。ポイントにして300ptとかそのくらいか?
我々としては装甲車両、特に足の速いHTを渡河される前に仕留めなければ負けが確定する。でもまだ80%くらいは残ってるだろうな。
ほぼ無傷の突撃歩兵砲はちょっと太刀打ちできないが、足も遅いし弾も少ないのでそんなに気にする必要はなさそうだ。


<行動>
またしても興奮状態のまま10分くらいで一気に終わらせたので何をどうしたか詳しく覚えていない。
障害物を除去された以上、工兵はもはや優先目標ではない。騎兵やHT込みの装甲擲弾兵、2号戦車といった足の速いユニットが最優先になる。
といっても攻撃できるユニットはごく限られているので、死にかけの工兵を突っ込ませて歩兵と自走コンビで何とかするしかない。
もはや自走コンビは短距離での迎撃用になっている。本来は遠距離狙撃用なので実にもったいない使い方だが、砲兵が回復するまでの緊急対策としてはこれしかない。

最後に砲兵。敵ターン後に砲撃がなかっただけあって、これまでより少しは回復が上手くいった。ただ、頼みの綱の盤外砲が両方とも弾切れ(泣)。
そういや砲門停止しようしようと思いつつ、ずっと忘れていたのだった・・・。

ターン終了後。また敵の88mmが対砲兵射撃。ただし1個中隊のみ。照準も若干南にずらした感じか。おかげで122mm榴弾砲が2門と76.2mmが1門砲撃できた。
敵の105mmは橋の東側をしつこく砲撃してくる。自走対空が故障した模様。
しかし我が122mmも弾薬補給車を故障させた。はっはっは。
見えてないと思っていた弾薬補給車が狙い打たれて敵はビビッたはずだ。これくらいの仕返しはさせてもらうぜ、まったく。


<対戦後記>
たぶん対戦中で一番慌てたのはこのターンだったでしょう。予想に反して、敵工兵はあっという間に障害物の除去を終わらせてしまったのです。
でもよくよく昔の経験を思い出せば、1個小隊の工兵がスタックしていれば、確かに10個の障害物くらい(運がよければ)1ターンで除去できたような気がします。
しかしこのときは心の準備が全然できておらず、焦る余りにGAZ-AAとZIS-30を至近距離で使って消耗してしまいました。これはもったいなかった。
これ以降はひたすら防戦一方というか、好き放題やられる展開になっていきます。 :porc
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煙の中は敵でいっぱい!
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Re: Via vs.Nor 真夏の対戦2011 ソ連側DAR兼AAR

Post by Nor » 2011.Sep.14(Wed) 00:43

【Turn11】

人間って急激にストレスがかかると記憶が飛ぶんですかね。今プレイし終わったばかりなんですが、何をやったかもう全然思い出せないんです。ホント。
敵の車両が橋の南側で東岸に上陸したのは見たんですよ。ええ。黄色いのとか灰色のとかいっぱい。

「もう玉砕覚悟で全軍突っ込め~!」って声が聞こえたんです。どこからか。ラッパも鳴ったかな。
でも全軍っても動けるユニットっていないよなあなんて思ってたんです。
そしたら、「まあまあ。上陸されてもいいじゃない。人間だもの。」って声も聞こえたんです。どこからか。
そうだよなあ・・なんて思ったらちょっと半笑いになってね。何か指が勝手にカチカチしてたような気がします。

ええ。とりとめのない話でもうしわけないんですが、これって全部ホントなんですよ。
たぶんやるべきことを全くやってないような気がします。もしかしたら何一つ操作しないでメール返しちゃったような気もしたりして。
お盆なのにね。ご先祖様に申しわけないですよね。しっかりしろ、俺。・・・というわけで11ターン終了。俄然劣勢です。


<対戦後記>
このときはもう完全にパニクってました。
ドイツ軍の装甲部隊が渡河するのはもうちょっと後だろう・・・なんて何の根拠もなく思ってたんですね。
敵の立場になれば、まず歩兵が渡河して敵がいなければ撃退されないように装甲部隊も渡河させて当然です。
それにしても渡河した車両が予想よりずっと多かったのです。
最後に残った理性でなんとか玉砕突撃は踏みとどまったのですが、この後もドイツ軍の動きは常に早くて後手を踏みっぱなしでした。 :-#
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