Page 3 of 3

Posted: 2006.Nov.22(Wed) 22:13
by STRAND
sato、Nor両司令官の対戦、楽しませて貰いました :pirat

んで、煙幕について僕の意見も、、、
sato wrote:移動力が残ったままにしておいて視界外に出るのはOKで、
視界内に残らざるを得ない場合に煙幕を張って姿を隠すのはアンフェアだと考えます。
それは、次のターンで対戦相手から射撃されるのを避けるためだけに煙幕を張るのはどうよ、という考え方です。
と、サトさまも書かれているように
バンバン撃つだけ撃って、逃げるだけ逃げ、それでも敵が見えるから煙幕を張る。
こういう煙幕の使い方は忌諱されるべき。
この意見について賛成です。
リアリズムの観点から考えても、車両で高速移動中の歩兵がそんなところに煙幕を投げられるのか?1ターン2分(自分フェーズ1分)のタイムスケールの最終時に煙幕を張る時間があっただろうか?とか考えてしまいます。

「歩兵が煙幕を焚いて後退」
これはいわゆる「自動退却」の状態を、指揮官の命令に従って行っただけということで、戦術的退却時の正当な行為かと思われます。
ただ、「退却してから煙幕を焚く」のは、先述の行為に該当すると思われます。

「In-cover状態歩兵が煙幕」
これが示すところの不当性がどこにあるか、ちょっと考えますが、、、
「煙幕によって近接戦に持ち込ませようとしている」場合、、
時に、異なる種類の戦術シミュレーションゲームにおいても、防御部隊による煙幕展張によって近接戦闘に持ち込むという手段は取られると思います。
これのもたらすデメリットを考慮すると、この行為は正当ではないでしょうか。

チェコルールについて、これも
sato wrote:ただ、有効視界の大きさによっては、1へクスに2個使わなければならない場合もありますし、
プレイヤー2が一方的に射撃を受けてしまう場合もあると思います。
また、回数の制限だけですと、
一気に突っ込んで周囲を完全に制圧した後で、見えている脅威がないにもかかわらずに
回数制限の範囲だからという理由で、煙幕を張り姿を隠すという状況が発生する恐れもあります。
という、サトさまの意見には大賛成です。


そこで、上記意見をまとめると

「煙幕は一番最初の行動としてのみ許可」

というルールが適切ではないかと考えます。

Posted: 2006.Nov.22(Wed) 22:16
by STRAND
二重投稿してしまいました :oops:

Posted: 2006.Nov.28(Tue) 12:29
by sato
STRAND さん

コメントありがとうございます。
楽しんでいただいたようで、こちらこそありがたく思っております。 :wink:

さて、歩兵が携帯する煙幕については様々な考え方があると思います。
対戦相手からみると「それってどうよ」みたいな使用法も、
当事者にとっては必要不可欠なものであることも十分あると思います。

たとえば、STRANDさんも取り上げてらした、「In-cover状態歩兵が煙幕」という場合ですが、
司令官殿が使った歩兵の煙幕で、わたしが違和感を持ったのはこの点だけでした。
集落を守る徴収兵が前進するイタリア兵に対し盛んに発砲して、損害を与えました。
この発砲により徴収兵の位置は特定され、次のターンに反撃を受ける可能性が非常に高いという状況です。
ここで、ソ連軍は携帯煙幕弾を投擲し、周囲からの視界をさえぎろうとしたわけですが、
この煙幕は、後退をするために必要な煙幕ではなく、次のターンでのイタリア軍の攻撃を避けるためのもの
のように見えます。
わたしの違和感はこの点でした。

ですが、ソ連軍にとってこの煙幕は必要なものであったとも考えられます。
ここの守備兵力は徴収兵であり、その装備は極めて貧弱です。
対するイタリア兵はエリートのベルサリエーリで、距離も非常に近いところにいます。
次のターンに攻撃を受ければ、損害を受けながら後退を強いられることが容易に想像できるでしょう。
少しでも抵抗できるように煙幕を張ることは、とても理解できるものです。

というわけで、歩兵の煙幕の使用についてルール化するのは非常に難しいなあという感じを持っています。
まあ、そもそも、これまで積極的に利用してきたアタシがいまさらルール化について言い出すのもはなはだおかしいことですし、
煙幕の戦略的使用について、厳しく制限を課すことは、
逆にゲームのリアリティを損なってしまう場合もあるでしょう。

もし、何らかの制約を課すのであれば、
「歩兵の煙幕は、まれに対戦相手に不快感を与える場合があることを理解した上で使用せよ」
みたいな、判断基準をそれぞれのプレイヤーが自問自答する努力目標で十分のような気がしています。

まあ、これも非常に曖昧ですから、
アレなんですけどね。 :wink: