日本鋼豹司令部

新年の初戦、こともあろうに老練指揮官のサト氏と対戦することになった。

まだ一度もやったことのないシナリオ。
そしてこの一ヶ月間ほとんどゲームをすることがなかったブランクをハンデにしながら、なぜに俺は戦うのか・・・

シナリオの説明をしますと、このシナリオ、戦車戦です。
両軍HQを除いたユニット、すべて戦車です。


まあ何はともあれ、やってみるか。
適当に戦車を動かす。
VH付近の林に自走砲戦車は隠しておく。
北の高地の方に回しておいた部隊が敵を発見！撃破！
他でも敵を臨機射撃でとらえ、初弾で撃破！！

よし！！
なんだ、全然いけるじゃん。と気持ちが一瞬宙を舞う。
大したことないな、サトさん。

全１０ターン中、5ターンぐらいまできた。
さてと、どうしようか。
実はこのシナリオのVHは２０ポイント×１０と低いので、VHを踏むことにあまり意味はない。それはサト氏も同じ考えだろう。
なので無理する必要はない、それどころかこのまま退却してもポイントで勝てるじゃん。と、一瞬わけのわからないことを妄想する。

そうこうしているうちに、立て続けに戦車がやられる。
どこだ？どこから撃ってくるんだ？
見えない・・・敵が見えない・・・・なのにこっちは見られてる。
敵を探そうと前進すれば撃たれる。なのに敵を発見できない。
どうなってんだ、こりゃ。


この精神的な焦りが、いかんせん初心者の証である。
しかも相手は待ち伏せ大好きな策略家。
このわなに完全にはまってしまう。

はははは。もう笑うしかない。
四方から飛んでくる砲弾に次々と撃破される俺。
そして戦車を失うごとにパニックになっていく俺。

残す道は、全軍突撃じゃぁーー
やはりご先祖様の血が蘇るのか、VH目がけて特攻する。
それでも敵は発砲。もういいだろうサトさんよ、あんた・・・あんた・・
薄れいく意識の中で、わかったことがある。
サトさん、あんたほんとはサドだったんだ・・・

（どうでしょう、このオチ）

いやいや。
あの、敵がやってくるまでじっと待ってるのが好みですから、ﾏｿﾞですよ。あたしやっぱり。

ええと。シナリオを始める前にOOBエラーが出てしまって、ご迷惑をおかけしました。
せっかくのdomoさんのお休みがﾀﾞｲﾅｼになってしまうのは残念と思いながら、
なんとか無事問題解決。
いろいろありがとうございました。

domoさんが書かれているように、戦況は序盤から中盤にかけて苦しいものでした。
ドイツ軍の側面を取ろうと北部の高地に登ろうとしたのですが、
3号突撃砲の待ち伏せに遭い、損害発生。前進も頓挫。
中央では、車載煙幕弾を展開して前進を試みましたが、煙幕の隙間から発砲を受けて
ここでも2両脱落。
すでに1両が林の中で移動不能になっておりましたので、5両の戦車を失っての戦いとなってしまいました。 PDT_Armataz_01_07
速度を落としてｽﾞﾄﾞﾝと命中させるドイツ軍の射撃。見事でした。 PDT_Armataz_01_34

ここで、逆転するにはどうしたらいいかとしばし思案しまして、
M18 Hellcatの2個小隊が中央正面の森の中で"In Cover"状態になっていること、
またM4a3の1個小隊が南側にある高地を確保して、ドイツ軍の進路の側面をうかがえる状況にあることに期待して、
ドイツ軍に手を渡してみようかなと考えました。 PDT_Armataz_01_20

終盤そのポジションがよい結果をもたらしてくれましたが、domoさんご指摘のように、
ドイツ軍が序盤の戦果を活かし引き気味で戦ったなら、ドイツ軍の大勝利は間違いなかったことでしょう。 PDT_Armataz_01_34

最後に、AARを書いてくださったdomoさん、どうもありがとうございます。
また次回もよろしくお願いします。

サト