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シナリオ332番を戦い終えて

Posted: 2005.Dec.03(Sat) 14:25
by domo
オンライン対戦で盛り上がりを見せる今日この頃、深夜便にて小一時間にて行える対戦用シナリオで、日夜楽しんでおります。

【シナリオ332番】
シナリオ332番は、例のスターリングラードのトラクター工場です。
これは330、331、332と3部作になっていますが、これは異なった3つのシナリオで構成されているのではなく、全て同じマップを使用し330、331番は332番の短縮版で、
歩兵のみの戦闘となっており、まさに30分で終わってしまいます。これはこれでまたオンライン新規加入者との対戦に使用しておりますが、物足りなさを感じるのならば、332番がいいかと思います。

この332番、AHのスコードリーダーからの移植ともあり、ゲームバランスは素晴らしく、ドイツ軍・ソ連軍どちらでやっても胃がキリキリするような大攻防戦になります。


【所感】
私は2度ほどこの332番で対戦プレイをしましたが、8ターン中休む暇がありません。というのも自軍ターンでは射撃、相手ターンでは臨機射撃がずっと続きます。そのため各ターン3分で行うと、始めのうちは全部隊に射撃命令を下せず、時間が足りなくなりますが、4分で行うと長く感じるので、3分で行い、時間の足らないのはF3キーで補うのがいいと思います。
こうすると全体プレイ時間が、一時間ちょっとで終わるでしょう。

定石通りプレイしていくと4〜5ターンで、北の9へクスは赤軍が、南の9へクスは独軍が取れます。ですから残りのターンで相手へクスを取りにいくか、または少しでも多くの敵を撃破していくかが勝敗の分かれ目になってきます。

続き

Posted: 2005.Dec.05(Mon) 19:11
by domo
このシナリオには増援ユニットが登場します。
ソ連は2ターン目にT34が4両、独は3ターンに3突が5両(75ミリ×3、105ミリ×2)。
T34が2ターンに登場すると、そのまま独軍の拠点をけちらし、一気に攻勢に転じたかのように思えますが、独軍はじわじわと持ちこたえるでしょう。

このシナリオをやってみて、一番重要なのは市街戦での戦車の戦い方です。
私自身、市街戦の対戦経験もなく、まして砲撃支援のない戦闘で戦車を動かすのは、あとあと多くの教訓を残すことになりました。
市街戦では戦車の移動には細心の注意を払わなければいけません!
特によくある、他のユニットをクリックしようとしたときに前のユニットを移動させてしまうような操作ミスは即、死につながるでしょう。

そして戦車単独でのプレイも初心者のよくするミスプレイです。
戦車は必ず随伴兵と共に前進させ、敵の隣接攻撃に備えなければいけません!特に両軍、工兵隊が戦線の主力ですから
、間違っても戦車を単独で使用すると、独軍なら火炎放射器でソ連は火炎瓶でほぼ間違いなく撃破されるでしょう。

一台一台、戦車がなくなることによって、戦況が変わる可能性があります。
とうのは、それほどプレイヤーにとって、戦車の存在は精神的に大きく、どちらかの戦車がなくなれば、そこで戦闘自体が終わりかねません。
(まさしく私です。戦車が全滅した瞬間自らの士気も崩壊・・・)


戦い方によっては、上記でも書きましたが、北のVH9個はソ連が、南のVH9個は独軍がそれぞれ確保できますが、
ゲーム終盤の6〜8ターンに入ると、部隊の抑圧もあがり続け、続々と「disappear!!」していきます。
(それに伴い、プレイヤー自身の抑圧も血圧もあがるでしょう)

勝敗は結果画面には大抵「draw」と出ますので、これは無視して最終ポイントの多い少ないで、決めるのが面白いと思います。
ああ、戦車を無理して突っ込ませなかったらとか、戦車一台のポイント差で勝敗が決まることがありますから。

それでは、楽しい対戦をお楽しみください。