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ENH Russian Steel 2.0 #3

Posted: 2012.Mar.16(Fri) 16:56
by 棒人間ひろ
1.SPWAW Ver. 8.403 + Enh Final Release
2.ENH Russian Steel 2.0 #03 「Slonim Escape」
3.1時間
4.☆★
5.Rarityオフ、非発見マークオフ、CCオフ

41/6/27 13時 Slonim近郊 22ターン Assalt vs Advance
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【インターミッション】
Slutzkの橋頭堡を粉砕した大隊は、その足でとって返して退却することになった。我々の戦闘中にも各所で戦線が突破されていたらしい。
包囲される訳にはいかない。次の川まで後退すれば、渡渉点以外の部分は自然の障害となって包囲を避けられるし、敵もそれ以上の追撃をするには再編が必要だろう。
渡渉点まで後数キロの所まで迫った時、戦闘の準備をする部隊と出会った。
話を聞けば、どうやら渡渉点を守るために後衛戦闘を行うという。しかし装備や兵士たちの状況を見た限り、この状況で大したことが出来るとはとても思えなかった。
敵は優秀だ。ろくな装備も無く、ろくに訓練もできていないような新米の兵士達が戦っても、何の意味があるだろうか?何も出来ずに押し潰されるのが関の山だ。
唯でさえ我々は多くの資材を失っているのだ。こんな所で貴重な機材と人材を無駄に失っては困る。彼らには然るべき状態で、然るべき場所で、然るべき時に消費されねばならない。
彼らを無駄死にさせるのはあまりに非効率的だ。だから私は、彼らをできる限り脱出させてみせる。もちろん、私の部下達も。

(ルカシェンコ少佐の手記)

[任務]
 同志よ、もはや残り時間は少ない。君の部隊が生き延びるためには、敵戦線を突破して川を渡らなければならない。今や戦線は至る所で破られつつある。我々が新しい戦線を形成するには、君の部隊のような機動戦力が絶対に必要なのだ。
 現在君のいる地点の南側には渡渉点がある。それが唯一の脱出路だ。落伍者を処分して持って行けないものは全て破壊せよ。そして直ちに移動を開始するのだ。
 私と幕僚はすでに移動を開始している。36時間後にKhorosten北方10マイルの地点で落ち合おう。我々がその時まで生きていればな。さあ取りかかれ。幸運を祈る。

[アップグレード]
「何ですかこれ」
「君がやってるんだから、私がやってもおかしくはあるまい」
「そうですか……アップグレードは350ポイントです。少佐、どうします?」
「次は脱出戦だから、余分なものは修理しない。輸送手段となるものを優先的に確保していこう」
「ATGは運ぶの面倒ですからね」
(R)1×GAZ-M1 Emuka(Z1)
(U)3×SU-12 → KV-1 M40(Q0/U0/U1)

【作戦】
「上で何かかっこいい事言ってますけど、全部は乗せられませんよ」
「乗るって。T-26をでも、車体前部に2人、側部に3人づつ砲塔につかまって、後部に2人、砲塔に2人座ればあっという間に12人。この程度、座れないとは言わせないよ」
「AUXのBT-7のCarry Capacityは8、T-26のは6です。徴集兵は12人ですから、全部は乗せられませんよ」
「それはゲームだからしょうがない」
「しょうがないですね……サポートポイントは中型トラックを買えるだけ買います。これでいいですね?」
「いや、余ったポイントでエミュカを1台追加だ。余らせることもあるまい」

[サポート]
7×GAZ-2A
1×GAZ-M1 Emka

「今計算してみたが、車両はちょうど全部隊分だけあるね」
「ユニット数だけは、でしょう?」
「とんでもない。Carry Capacityを無視して載せるのはAUX戦車だけだ。それに、Carry Capacity以上の兵員が乗った戦車は戦闘を行わない。これでどうかな?」
「まぁ、砲身や砲塔に兵士がしがみついてる状況で戦闘ができるとは思ええませんからね……縛りはそんなもんでいいでしょう」

[特別ルール]
・AUX戦車のみが、Carry Capacityを超えた兵員数のAUX歩兵ユニットを搭載できる
・Carry Capacityを超えた兵員数のAUX歩兵ユニットを載せたAUX戦車で戦闘を行わない

[配置]
省略

「手抜いてますね」
「むしろどうやって書けばいいんだい?しかし、YaGトラックは23人しか乗らなくなったのか。これは面倒だなぁ」
「基本的に重トラックは積載量減らされてるみたいですね。それで、戦闘方針はどうするんです?」
「極力戦闘を行わない。全力で逃げる。以上」
「手抜いてますね」
「むしろどうやって書けばいいんだい?ほら、急ぐよ」

【戦闘経過】
[序盤]
「とりあえず乗せれるものは乗せた。後はどれだけ効率的に逃げれるかだな」
「戦車も見えますね、T-26とBTでは不安です」
「AUX戦車は間に合わなさそうな徴集兵を乗せて全速で退却、後衛戦闘はコア戦車に任せる」
「全部載せるんじゃないんですか?」
「いや、ポイント的な問題でね。一応ゲームだから、Carry Capacityを超えた分だけポイントが減っちゃうんだ」
「はいはい……少佐、敵が砲撃してきました。西の村落に敵の砲煙が見えますね、撃ち返しますか?」
「南岸の迫撃砲を全部集中させてくれ。相変わらず107mmは射程が短いな、これじゃ北の村落には届かないぞ。煙幕がなくても大丈夫かな」
「2Tで西側渡河点までの安全を確保しました。敵影は在りません」
「敵が来る前に交差点を渡りきりたいもんだ。しかし車列が長い…」
「やはりワゴンと弾薬トラックがネックですね。速度18は中型トラックの半分近いですよ」
「それに南岸で撃ち続けてる迫撃砲のこともある、弾薬車はもう少し速く走って欲しいもんだけどなぁ」

[中盤]
「時々顔を出す敵歩兵を、T-34で撃ちすくめながら南下しています。」
「順調だな。相手の砲撃が止まないのが難点だが…順調すぎて怖いな。後ろの方で遅れてる徴集兵を順次乗せれる戦車に乗せてくれ」
「T-34とKVは荷物を南岸に置いて戻し、それ以外の車両は脱出させます。」
「渡河点は幅が3ヘクスある。渡河点で渋滞しないように、トラック類は真ん中を、それ以外はは左右を一方通行で通れば大丈夫なはずだ。」

[終盤]
「何両かトラックが故障しましたので、左をトラック、右をそれ以外に切り替えます。どうせ戻るのはT-34とKVだけですし、これで大丈夫かと」
「危ない危ない、南岸に特殊部隊が入り込んでた。近くにBTがいたから良かったが、トラックが襲われてたら危なかった。AUXの機関銃をちゃんと配置しとかねば……」
「南岸東から敵戦車隊が接近してきます!まずいですよ、このままでは脱出地点に突入されます」
「大丈夫、来ることは予想できたから、KVの壁で守らせているよ。安心して脱出を続けてくれ」 

【結果】
スコア 17413:2828(DV)
ソ損害:Men165。
独損害:Men115、AFV3。
コア損害:無し


【感想】
「すごく順調に終わりましたね。壊滅したユニットがありませんでしたよ」
「作戦の勝利だよ」
「無難すぎて何も書くことありませんよ。ちなみにこちらの戦闘での死傷者は23人でした。後は全部過剰積載によるものです」
「計算通りだと言ってくれたまえきみ。ところで107mm迫って煙幕弾が無いんだな。びっくりだよ」
「射程も短いですしね。必要にならない内にわかってほんと良かったですよ」
「煙幕貼れないってことは、遅れてたらやばかったなぁ。見てよこのスタックの山、重なりすぎてアイコンの高さが2ヘクス分位になってる」
「しかしほんとに丁度ぴったり輸送量を使いきって全部運べましたね。アップグレードのKV3両も、最後に買ったエミュカも、無かったら大変でした」
「だろ?我ながら見事だった」
「一両でも脱落したら、どうするつもりだったんでしょうね」

殆ど戦闘が無かったので、だいぶ手抜いてます。
「同志よ、多くの者が戦死したが、君とはまた会えたな」って、なんか格好いいセリフですよね。