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(歩兵大隊による)Russian Steel 1.6 #17

Posted: 2006.Mar.25(Sat) 06:48
by junkers
1. SPWAW Ver. 8.403
2. Russian Steel 1.6 #17 B17 Oka Bend Assault 1.4
 Apr. 3, 1942 (0900 hours) : Oka River Bend
3. ここまで5時間 → トータル7時間
4. ☆☆☆☆
5. CCオン、True Troop On / Rarity Off


【修理】
 経験値が90を超えたスキー歩兵分隊x1を親衛歩兵に再編する。

【任務】
 独軍はいくつかの拠点を確保し、反攻にこれらの拠点を使うつもりと予測される。オリョル北東部はその一つで、STAVKAはこれを排除するすべく、パルチザンを通じて情報収集を行ってきた。
 君の任務はオリョル奪還作戦のために橋頭堡を構築することにある。独軍はこの地に防衛陣地を構築しているが、最近この守備隊が第108ハンガリー師団と交替されたところである。防衛線は塹壕や地雷からなるが、北に離れるほど薄くなっている。
 オカ川橋梁の北部で防衛線を突破して渡河点を確保せよ。また、側面防御のために橋梁近くの村落と、403高地を確保し防衛陣地を構築せよ。


【作戦】
 マップでは雪解けがかなり進んでいるが、天候その他を見る限り冬マップとして扱われているようだ。つまりはスキー歩兵はまだその足の長さを活かすことができるはず。
 そこで、大きな損害が予想される高地、村落の攻略はAUXにまかせ、コア部隊はオカ川渡河点の確保を目標とする。

 敵防衛線に鉄条網が見えるということは、そして大量の砲兵が使えるということは地雷もいっぱいあり、ブンカーもいっぱいあるということだ。そういう苦行ミッションは嫌いだが、なぐさめは相手がハンガリー軍ということと、AUXに戦車が豊富なことくらいか。

 作戦としては陣地攻略戦の鉄則に従い、砲撃・煙幕・歩兵の肉薄の三位一体攻撃ということになる。別に地雷原を全て除去する必要はないので、どこかに穴を空けたらそこから一気に突入させよう。
 この時に怖いのは、ダスライヒで経験したように、敵の防衛線の突破中に大砲撃を食らうこと。部隊を一度に突入させず、小隊ごとに投入させることを心がける。



【経過】
1〜6ターン
 えらく景気の良いカチューシャやら重砲やらの砲撃に始まる。敵鉄条網ラインのやや向こう側に煙幕を張り、徴集兵が前進を開始。思った通り、地雷が山のように敷き詰められている。敵の前進観測所もいくつかあるが、砲撃で目を回している隙にこれを制圧する。

 AUXの(正規)歩兵とコア部隊は地雷原がクリアされるまで、じっと待つ。戦車も突破口ができるまで我慢。403高地からの視界が微妙に通っているようで、散発的な砲撃を食らうものの、数カ所に突破口を作ることに成功。じりじりと浸透を開始。しかしながら毎度ながら雪マップでの視界表示の見づらさに閉口する。

 地雷原をよけながらの前進がまず激しく面倒くさい。しかもAUX戦車もマチルダとか足の遅いやつばかり。2ターンも進めると気力が尽きてしまい、次回に持ち越してしまう。6ターンまで進むのにトータルで5時間くらいかかり、激しく気力を消耗。

後半戦

Posted: 2006.Mar.27(Mon) 23:24
by junkers
6〜10ターン
 高地方面では、敵の100mm、81mmの砲撃の鬱陶しさに嫌になりながらも、突破口より高地の辺縁に取り付くことに成功。カチューシャと重砲の大砲撃で高地上は月面クレーターの如き様相を呈していたが、塹壕化した敵歩兵、対戦車砲、歩兵砲は未だぴんぴんしている。相手が質の悪いハンガリー歩兵なのが唯一の救いで、隣接ヘクスからの臨機射撃を耐えることが出来れば、たとえ徴集兵でもこっちに分がある。

 が隣接ヘクスからの歩兵砲の臨機射撃は強烈で、コア工兵およびコアのオートバイが3〜4人まで消耗してしまい、これらを後方に下げる。ここまで消耗するとT-50で後送することができて便利だな(ぉ

 一方、高地の北を先導するコアのオートバイ部隊は、敵のダグイン戦車に遭遇。ヴァレンタインとかマチルダとかはこのために配備されていたのか…。さすがはハンガリー軍。ニムロッドとか、テュランとか、マニアックな敵戦車がいっぱいである。そういえばこちらの戦車も全部レンドリースもので、さらには捕獲III号もあるあたり、どうにもこのシナリオの作者はマイナー兵器好きと見える。

 村落に突入した歩兵部隊はKV-8の支援を受け、残党の掃討に取りかかる。KV-8の2ヘクス火炎放射は強力で、Ammo DumpやCommand Postも一撃で破壊してくれる。


11〜15ターン
 高地方面では敵をほぼ一掃する。視界の悪さと険しい地形があるので、まだ潰走中の敵がちらほらいるが、支援火器のない歩兵は問題なく排除できるだろう。

 高地の北に出現したテュランの正面、側面装甲は硬く、こちらの2ポンド砲では撃ち抜けない。しかし、エンサイクロペディアを見てみると後面装甲は薄いことに気が付いた。そこで正面からマチルダが敵を引きつけている間に、回り込んだヴァレンタインがバックを取り、これを撃破する。やはり、戦車は動き回ってこそ意味があるのである。

 敵の塹壕線を抜いてしまえばあとは楽。無人の荒野をスキーとオートバイが突進して渡渉点を確保。

 村落は北東の一角にまだ歩兵が立てこもっているようだが、VHは確保したのでここを防衛するために、体勢変更。

16〜22ターン
 
敵の反撃はあったものの、単に防衛ラインの歩兵が動き出しただけ。機械化されていない歩兵部隊だったのでVHを取られる心配もない。高地の全VHと川沿いのVH、そして村落のVHを確保して終了。


【結果】
ソ:独 12039:1110(DV)
コア損害 PTRD ATR分隊x1


【感想】
 終わってしまえば2面連続でのDV。敵の機械化部隊と戦わなくていいミッションが続いてくれたおかげですね。もし敵が独軍であったら絶対にDVは無理だったでしょう。

 ハンガリー軍との戦いとか、AUXのレンドリース戦車とか、面白い要素はいくつかあるのですが、地雷と鉄条網とブンカーという3重苦のせいで爽快感はありません。しかも防衛線を突破してしまうとVH周辺は信じられないくらいスカスカで、VHを防衛しようという意志を感じさせられない部隊配置になっていました。

 ということで、出来が今ひとつな感あり。まあ、VH周りに敵の予備部隊がいたらいたで、すっかりやる気を無くしてしまうことは間違いないかもしれません。