<おしらせ1>
またまた、いつの間にか掲示板がダウンしていたようですね。ログを見ると、およそ2年半ぶりの改修です。
この間、何度かメールでご要望があったようですが、この度ようやく重い腰を上げて掲示板を修復いたしました。
管理不行き届きで申し訳ありません。

<おしらせ2>
サイト管理を楽にするために体裁を変更しています。
本サイトのメインコンテンツであったSPWAWの解説記事は以下からアクセス可能です。
SPWAW解説記事一覧


<5分で調べたSPWAW界の近況>

びっくりしたことーその1「Depot リニューアル」
SPWAW界を長年牽引してきた世界最大のファンサイトSPWAW DEPOTが、昨年の4月に閉鎖、13年の歴史に幕を下ろしたようです。
と同時にDepotメンバーの一人 Falconさんが新たなサイトSPWAW DEPOTを立ち上げたようですね(笑)。
まあ、中心メンバーが入れ替わって、こじんまりした感はありますが、実質的にはリニューアルって感じですかね。
旧DEPOTの遺産は相続されているようで、今後ともがんばって欲しいところです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawdepot/

びっくりしたことーその2「砲撃要請画面ラグ解消」
マルチコアCPUが普及した頃でしょうか、ある程度以上のスペックのPCでは、砲撃要請画面で挙動がおかしくなる不具合がありましたね。
それが原因でSPWAWを離れた・・という方もおられたような記憶がありますが、どうやらこの不具合、ついに修正されたようです。
これもDEPOTメンバーのおかげみたいですね。Matrix Games 公認(というか黙認ですね)のもと 、本体ファイル MECH.EXE をいじることに成功したようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... -t277.html


というわけで、この機会にもう一度SPWAWをやってみようかな、と思われた方は次のリンクからダウンロードをどうぞ。
DEPOTで全てのファイルのホスティングも始めたようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... es-t6.html

スターリングラード その11

キャンペーンAARの投稿
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スターリングラード その11

Post by Magsaysay » 2005.Sep.02(Fri) 19:14

1.バージョンv8.2 MMXぺんてぃあむ200 32MBらむ
2.*10 Starlinglad Campaign(新しいほう) #11? ママエフ・クルガン丘 その二
3.所要時間 7.5時間(動作環境を満たすPCなら3分の1ぐらい)
4.難易度 4/5
5.設定 C&C オフ
1942年9月19日0200時 雨 ママエフ・クルガン丘 有効視界3 ターン18 Advance

【アップグレード・修理】
<修理>
 1×SS Rifle Sqd、1×Sdkfz251/1HT
<アップグレード>
 1×Pzkpfw-IVf2(s)→1×Pzkpfw-IVg

 予算は200ライヒスマルク。結局高射隊を解体する決定を下せず、延々と戦車隊の装備変更を続けております。

【任務】
 赤軍はママエフ・クルガン丘の東側半分を保持している。我が軍が保持しているのは西側半分である。
 貴戦闘団は、丘を攻撃する第71歩兵連隊、第295歩兵連隊(たぶん)を支援せよ。
 我々は、今夜攻撃する。

 というわけで、ママエフ・クルガンその二です。マップも前回と同じもの。今回は視界の効かない夜襲でございます。
 前回の穀物サイロ攻略戦がさっきの夕方で、その日の夜に夜襲に参加ですか。穀物サイロを取った後に1日休めるとか言ってたくせに。第六軍司令部のうそつき。

【作戦】
<サポートユニット購入>
 予算:650ライヒスマルク。
 3×Stoewer40
 1×Stoewer40
 3×150mmFH Bty
 1×Stug ausf G(E)
 2×GE Engineer Sqd
 1×GE Recon Patrol

 前回コア工兵小隊を集中して使用したところ効果抜群だったこともあり、前回に引き続き工兵を補充。さらに、いつも全部隊の先頭を走らせている突撃砲が足りないので1両調達。必要不可欠な砲兵中隊を購入して、残りは数合わせ。

<配置・作戦>
 地形は前回のママエフ・クルガン丘と同じ。ドイツ軍AUX歩兵はマップの西側半分を制圧中。前回同様丘の頂上付近にあるVHは700点の高額となっており、サプライズを警戒する必要あり。また、前回と違いマップ東側全体に満遍なくVHが配置されており、マップ全体を制圧する必要あり。

 基本的にはAUX部隊のうち、三分のニはVHの防衛をやらなければならない。残りのAUX部隊とコア部隊でマップ東側奥のVHの奪取と、敵戦力の撃滅を目指す。

 AUX部隊は、マップ北市街地から<テニスのラケット>ことラツール化学工場をうかがう位置に増強された歩兵1個中隊。丘の北・中央・南にそれぞれ歩兵1個中隊。南側市街地にも歩兵1個中隊が配置されております。
 一方、戦車は前回と異なりIV号f型4両のみ。
 そして、コア・サポート部隊の配置は以下の通り。

・北側市街地担当部隊
 SS歩兵1個小隊、1×GE Engineer Sqd(support)、1×Stug ausf G(E)、2×Pzkpfw-IVg、3×Sdkfz251/HT、2×Sdkfz11

 SS歩兵部隊1個小隊と工兵1個分隊を中心とする部隊。充分な機動力を必要とすることと、第1ターンから市街地付近に配置したかったため、コアの移動手段をここに集中。この部隊は北側市街地からラツール化学工場へ突破、工場への引込み線の外延西側を抜けて丘の後ろ側から攻撃を行う。
 この部隊はSS歩兵の中でも最強の小隊と、戦車中隊本部班の精鋭を配置。

・丘北側担当部隊
 工兵1個小隊、1×Stug ausf G(E)、1×Pzkpfw-IVg、1×Pzkpfw-IVf2(s)、2×StuIG33B、3×37mm Flak36、4×Stoewer40(support)、1×GE Recon Team(support)、5×Sdkfz251/1HT(aux)

・南側担当部隊
 SS歩兵1個小隊、2×88mmFlak18、2×Sdkfz11(aux)、5×Sdkfz251/1HT(aux)

 予備隊のために、敵陣を啓開するのが役目。突破口を彼らが切り開き、予備隊が傷を広げて北側市街地担当部隊と合流する。

・南側市街地担当部隊
 1×Stug ausf G(E)(support)、1×Pzkpfw-IVg、オートバイ歩兵小隊、1×GE Engineer Sqd(support)

 南側市街地には最低限の兵力を投入。犠牲を最小限とするように攻撃を行い、市街地東側にあるVHの獲得を目指す。兵力が少ないため、犠牲が多すぎるようならばVHの獲得は諦めて守勢に入る予定。

・予備隊
 1×Stug ausf G(E)、2×Pzkpfw-IVf2(s)、SS歩兵1個小隊、5×Sdkfz251/1HT(aux)

 丘で切り開かれた突破口に突入。敵陣をそのまま突破し丘の後方に抜ける。
 特殊部隊は南側市街地担当部隊の支援のため、当該市街地東側VHの奥の建物に潜入する。

【戦闘経過】
<第1ターン>
 ターン頭に、敵味方ともに凄まじいロケット砲の弾幕を浴びせている。ドイツが盤外ネーヴェルヴェルファー4門で攻撃すれば、ソ連側もカチューシャ5門? での凄まじい砲撃。さらに、ソ連砲兵は120mmや152mmの砲を持ち出して来ている(210mmがなくてよかった)。
 コア盤内砲兵は丘の怪しそうな場所へ全力射撃。Wurfrahmen40のロケット弾が赤軍工兵1個分隊を消滅させた :smile:
 この砲撃の抑圧を排除することができた歩兵が慎重に前進。幾つか地雷を発見。コア部隊各隊は全力で前線へ向け前進。

 IV号短砲身一両が移動中にスタックして、移動不能となった。

<第2ターン>
 第1ターンの猛砲火が嘘のように感じられる静かな立ちあがり。このターンも各歩兵が静かに前進。丘では敵歩兵を見つける部隊もあるが、有効な攻撃ができないため敵の視界外に後退。地雷の有無の確認をして車輛の前進路を確保する。

 北側市街地部隊の一部はトーチカを発見。工兵による攻撃により恐慌状態に陥らせる。さらに歩兵1個分隊を視界外へ敗走させる。

 コア部隊のうち、南北市街地担当部隊は次ぎのターンに、AUX部隊とともに地雷原を越えて攻撃を開始する予定。

<第3ターン>
 北側市街地とラツール化学工場の間に広がる地雷原は巧妙に配置されている。嫌なことこのうえないが、こちらの戦力は充分だ。抜けるはず。まず、先のターンに見つけたトーチカを破壊。さらに、各歩兵部隊が前進。敵のトーチカや歩兵部隊の陣地を幾つか発見する。
 最初にAUX歩兵がトーチカに向けて射撃する。歩兵が2個分隊が恐慌状態になったが、トーチカを釘付け状態にした後、運に任せて戦車が地雷を避けて前進。トーチカを射撃。トーチカの対戦車砲と撃合う。ひとしきりトーチカと撃合った後、おもむろにコアSS歩兵を乗せたハーフトラックがトーチカに正面から接敵。トーチカを撃破する。その後もかなり無理をして前進を継続。どうにか、化学工場への前進路を確保できた。
 しかし、ここのトーチカと歩兵は良い配置の仕方してるなぁ。AUX歩兵だけじゃ苦労しそう。

 丘では北側担当のコア部隊が到着。工兵をハーフトラックから降車させ、地雷の有無の確認をさせる。丘では先のターンと同じくじっくり前進。可能な所では歩兵の遠距離射撃やAUX短砲身IV号の射撃が赤軍歩兵を退かせる。

 南側市街地では、コア部隊がトーチカを一つ撃破。しかし、対戦車地雷でトーチカを叩いた工兵が別のトーチカに攻撃されてダメージを負う。油断大敵。そのトーチカはサポート突撃砲が撃破。AUX歩兵部隊も敵の歩兵と接敵。健全な赤軍歩兵相手の戦闘にてまどる。残っていたオートバイ歩兵を投入してどうにか一部突破する。

<第4ターン>
 北側市街地担当コア部隊はラツール化学工場の引込み線へ到達。ひきつづき残存赤軍兵の掃討作業を進めつつ、南へ進出する手はずを整える。この途中でSdkfz251一両がフェンスにめり込んで移動不能となった。

 丘北側〜中央での攻撃は、おおむね順調に進んでいる。一部赤軍親衛歩兵が沸いて出ているが、問題なく撃退した。徐々に赤軍歩兵のスタックが形成されつつあり。
 しかし、ほとんど地雷がない。丘の中央〜北側に地雷は敷設されていないんだろうか。
 
 丘南側では地雷に注意しながらの前進が続く。こちらでも赤軍親衛歩兵が沸いて出てきているが、どうにか撃退した。しかし、こちらの方が状況がちょっと厳しい。親衛歩兵が沸いて出た場所が、南側の中隊と中央の中隊の境界あたりなのだ。到着が遅れている丘南側担当のコア部隊は、どうにか急行してこのターンに前線に到着した。ちょうど赤軍親衛歩兵が沸いて出たところである。

 南側市街地部隊は地雷に手を焼きつつも、前進を継続。おおむね順調。

<第5ターン>
 ターン頭に赤軍砲兵がその能力を過剰なほどに発揮してきた。丘の南側で先ほど赤軍親衛歩兵が沸いて出てきたところである。どうやら、こちらのAUX歩兵を見られていたようだ。まず、盤外カチューシャが4門以上がこの場所に集中して砲火を開いた。さらに、幾つかの迫撃砲。さらに122mm、152mm砲である。
 この砲撃で歩兵1個小隊が壊滅 :shocked し、丘南側担当のコア部隊も巻き込まれた。乗車していたハーフトラックを破壊されることこそなかったが、凄まじい抑圧に恐慌状態となり、回復して移動できたのはSdkfz251ニ両のみ。残りのハーフトラック5両は恐慌状態で積荷を下ろすこともできず。戦線にでかい穴があいた :pale

 ラツール化学工場西側引込み線付近では、南下準備中のコア部隊が突然赤軍親衛歩兵と接触。ただ、さすがに路上に暴露している歩兵は弱い。ハーフトラックや戦車の射撃に対抗することもできず、こちらの射弾にさらされている。しかし、これはサプライズをぶち壊しているような気がするような…

 丘北側では、とうとう恐怖の赤軍歩兵の鬼スタックが形成されてきた。何度かモロトフカクテルが炸裂。徐々に歩兵のダメージが大きくなってきつつある。敵歩兵を追撃すべく散開して攻撃をしているコア工兵は、すでにバラバラに分散して前進している。当初の予定では集中運用するはずだったが。どうしたものやら :?
 しかし、丘の北側には本当に地雷がないなぁ。

 南側市街地担当部隊は大体順調。ちょっと出血が大きいが、前進中。後2ターンもあれば南側市街地東側のVHを確保できるだろう。

<第6ターン>
 ラツール化学工場西側での赤軍親衛歩兵との戦闘は、相変わらず一方的にこちらに有利に進んでいる。まだ赤軍親衛歩兵は沸いて出てきているのだが、当然のようにコア部隊の戦車の目前に出てくるため、登場とともに戦車に蹴散らされている。しかし、この戦闘に忙殺されて予定の行動が取れない。だんだん焦ってきた。

 丘北側での前進も赤軍歩兵の鬼スタックが怖くて前進が進まない。その鬼スタックの排除も、火炎放射器持ちの歩兵がおらず、通常歩兵が射撃してどうにかしている。5、6名で構成される歩兵分隊がちらほら出てきた。

 第5ターンの赤軍のカチューシャの砲撃であいた穴は、このターンには埋まらなかった。前回の砲撃で抑圧を除去しきれなかった丘南側担当コア部隊のうち、Sdkfz251一両とSdkfz11一両は全速力で敗走。残りのコア部隊とAUX部隊で穴をふさごうとしたものの、さっきできた穴にはしっかりと赤軍親衛歩兵が入り込んでいる。

 丘の南側でトーチカ2個発見。ともに撃破。

<第7ターン>
 ラツール化学工場西側では赤軍歩兵を掃討中。途中、塹壕化していた敵歩兵も撃破することに成功する。しかし、まだ親衛歩兵が出てくる。1個中隊位の赤軍親衛歩兵を撃破した勘定なんだけれども。。。

 丘の各所ではさらに歩兵が戦闘中。
 第5ターンにあいた穴の修復はかなり進んできた。コアSS歩兵の奮闘おかげである。ただ、穴の北側のAUX歩兵が赤軍砲兵の砲撃を食らっており、抑圧も高く使い物にならない。まだ塞ぎきれる穴ではないか。

 この時点で丘の南側外延と南側市街地はほぼ我が軍の手中にあると言ってもよい状態となっている。問題なのは、第5ターンにできた穴と、その影響もあり前進が上手く言ってない丘の北〜中央である。そこで、予備隊を丘中央に投入。打通したのち南側へ旋回。丘の中央〜南側を完全に制圧する。残りのVHのことはその後に考えることにする。

 と投入が決定した予備隊ですが、いきなりハーフトラック一両が地雷を踏んで移動不能 :shock: さらに一両が悪路に足を取られて移動不能となった。移動手段のなくなった歩兵は戦車に乗って前進を継続する。

<第8ターン>
 ラツール化学工場では、相変わらず赤軍歩兵の掃討作業にかかりきり。

 丘の北側で赤軍歩兵を追撃中のSdkfz251が一両、深追いしすぎて赤軍歩兵のモロトフカクテルの一撃にやられ撃破された。徐々に集中力を欠き、ラフな移動が多くなり、その分、丘の各所では歩兵のダメージがさらに増えている。

 一方、第5ターンの赤軍のカチューシャの砲撃であいた穴に、よりによってKV1が一両突っ込んできた。近くの短砲身IV号が突撃。決死の覚悟で接近。76.2mm砲の砲撃に耐えたらHEAT弾を撃ちこんでタンクデサント歩兵を降車させ、後退させつつ、KVにも抑圧を与える。さらに、SS歩兵を乗せたハーフトラックが隣接 :evil: SS歩兵の強襲でKVを一両撃破。やはり、赤軍戦車は釘付け状態になると弱い。ハーフトラックの接近をアッサリ許す。

 丘の南で、第1ターンにスタックして移動不能になっていたAUX短砲身IV号が生き返った。早速前進させたところ……地雷を踏んで破壊されました... :cry:

 南側市街地のVHは全て確保。特に戦闘なし。特殊部隊1個分隊が登場。あちこち索敵するが、南側市街地に敵影を見ることはできず。
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つづき

Post by Magsaysay » 2005.Sep.17(Sat) 17:11

<第9ターン>
 ラツール化学工場では(以下略)
 もう、ラツール化学工場前面のVHに前進したAUX歩兵は塹壕化しているか、隠蔽状態になっている。湧いて出てくる敵歩兵は無視して、南下して丘にいる赤軍陣地を背後からぶっ叩いてやるべきだろう、と思って部隊を移動させようとしたところ、また地雷を踏みました。犠牲になったのは車輛以外のHEXに居た工兵。車輛に乗ろうと車輛と同じHEXに移動したら、見事に地雷を踏みました。
 さて、地雷のあるHEXに健全な車輛がのっかっている場合はどうすればいいんでしょう?  :roll:
 丘の南〜中央では各所でタンクデサント歩兵付のKV1が襲いかかってきた。KVを叩くために後先考えず突っ込んでいくコア戦車とコア歩兵。そしてちょっと一方的な撃合い。ちとありえないくらい幸運なことに、ほとんど損害無くKV4両程を撃破 :lol:  この規模だと、重戦車中隊による攻撃だろうか?

 さらに、大量の敵歩兵との戦闘も進展中。赤軍歩兵の抵抗と戦車へ強襲を繰り返した事により、AUX、コア問わず歩兵の抑圧除去に苦労した。
 また、既に各歩兵小隊ごとの行動をとる事ができなくなってきており、このことがさらに抑圧除去を難しくさせている。各歩兵小隊のうち、最も分散してしまっているのがコア工兵隊。軒並み抑圧15以上でpinned状態のままターン終了する事となった。
 しかし、3号突撃歩兵砲の活躍とコア、AUX戦車の奮闘によりかなりの赤軍歩兵を撃破している。もうちょっとの筈だ。

 丘最南端では丘の裏側に出ることに成功している。さらに丘の向こう側にあるVHを取りに行く。
 南側市街地担当部隊は、サプライズに備えて陣地変換。

<第10ターン>
 ラツール化学工場前面では、コア部隊が見事に地雷原にはまりました。なんと、さらに一両の車輛が地雷のあるHEXの上に居たことが判明。歩兵はみな地雷のあるHEXへ移動して地雷の処理。他の車輛は、随伴歩兵が居なくてはどうしようもないので待機。ハーフトラック5両のうち3両(2両が地雷にはまり、1両がフェンスにはまり移動不能)が使用不能では前進は無理。とほほ……

 丘中央では、ほとんどの赤軍歩兵が壊走状態に陥っている。KV戦車が一両残っていたものの、抑圧を解除した工兵の支援のもと、コア長砲身IV号が撃破。 丘北側〜中央には、あちこちに赤軍歩兵の鬼スタックが形成されており、苦労しながら掃討することになった。夜戦で視界が限られる上に、火炎放射器やモロトフカクテルの炸裂により炎上するHEXや、戦車が炎上しているHEXがあるとさらに視界が制限される。一部の鬼スタックにSS歩兵がつっこみ打撃をうけた。

 丘の南側半分はなんとか制圧。北側の制圧もかなり進んできた。後は、サプライズ警戒のために各部隊の配置を考え直さなければ。赤軍の可能行動は以下の通り。
1.歩兵浸透により丘頂上等のVHを奪う。これにより我軍歩兵を丘中央から駆逐する。
2.前進して側面を無防備にした我の側面を機甲部隊により攻撃する。
3.1と2を併用する。
4.新たに何らかの部隊を正面から投入する。砲兵の可能性が高いか?

さて、どうしよう?

<第11ターン>
 丘北〜中央の各AUX歩兵部隊は赤軍歩兵の掃討を中断し、1個小隊を除いて丘のVHを守備するために後退を開始。赤軍歩兵の浸透には予定通りAUX歩兵を当てる。地雷から自由になった北側市街地担当のコア部隊が丘中央の部隊と合流するのは時間の問題。
 AUX歩兵1個小隊と丘北〜中央担当のコア部隊は、このターンに赤軍歩兵をおおむね叩き潰す事に成功。AUX歩兵1個小隊とSS歩兵1個小隊、コアIV号2両、3号突撃砲1両はそのまま丘にとどまりサプライズ対応。残りのコア部隊で丘を超越しての前進を行う。

 丘の南側担当部隊は丘を越えて前進を継続中。こちらを担当するコアSS歩兵小隊は、AUX短砲身IV号ともども丘の中央のコア部隊と合流すべく突進。丘の向こう側の赤軍迫撃砲列を蹂躙にかかる。

 北側市街地担当のコア部隊はどうにか地雷を除去することに成功。そこから丘の東側にある道路を南下。途中で軽対戦車砲が臨機射撃してくるものの、余裕でこれを撃破。そのまま南下して丘南側担当コア部隊と合流。赤軍迫撃砲列を攻撃。さらに、SO:HQを撃破。

<第12ターン>
 とうとう各コア部隊が丘の向こう側で合流した。後は東側一番奥のVHを取りに行くのみ。赤軍迫撃砲列を全滅させた後は、ラストスパートとばかりに前進。赤軍歩兵1個小隊プラスアルファを確認。攻撃準備を整える。

<第13〜14ターン>
 赤軍歩兵は一蹴することに成功。追撃中に見つけたトーチカと対空砲を撃破して、ターンを終了させたところ、シナリオは終了いたしました。

 今回敵後方域に潜入させたコア特殊部隊3個分隊のうち、登場できたのは1個分隊のみ :cry:

【結果】
スコア 9298:973(DV)
独損害:Men244、APCs1、AFVs1
ソ損害:Men1269、Art38、AFVs6
AUX損害:4×GE Rifle Sqd、1×MG42HMG、1×Sdkfz251/1HT、1×PzkpfwIVf

【感想】
 またも疲れるシナリオ。地雷の山と、次ぎから次ぎへと湧いて出てくる赤軍歩兵にフラフラすることとなりました。しかも、カチューシャや152mm砲が散発的に砲撃をかましてくれることもあり、できるだけ被発見マークがつかないようにしなければならないのです。

 今回中盤に我が戦線へ突っ込んできたKV戦車ですが、6両いた模様。これを無傷で潰せたのは僥倖以外の何物でもないでしょう。どうも、KVは移動中に我が砲兵の攻撃を受けて抑圧が上がってしまっていたみたいです。おかげで出会い頭に遭遇しても、KVの射撃はこちらのIV号に命中しなかったみたい。ちなみに、前に夜襲でT-34と取っ組み合いしたときには、コア戦車2両を失っております。

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近距離戦は赤軍の独壇場!

Post by junkers » 2005.Sep.19(Mon) 14:33

 このシナリオのような低視界マップでの撃ち合いは、赤軍有利ですね。普段は対COM戦ばかりであまり意識していませんでしたが、対人戦をやってみて至適交戦距離の差は非常に大きな問題であることが判りました。ええ、独軍の中長距離火力は素晴らしいです。
 私もこのキャンペーンを以前やっておりましたが、たしかこのマップでした記憶があります。また再開しようかな?イタリア軍だと、いまひとつやる気がおきない…。

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凄く遅いレスと、ちょっと時間がたってからの感想

Post by Magsaysay » 2005.Oct.02(Sun) 17:28

 極めて遅くなりましたが、Junkers氏へのレス。

>低視界マップでの撃ち合いは、赤軍有利
 まったくです。独軍戦車の装甲はペラペラ。あと、歩兵同志の戦闘でも、遠距離での射撃戦を志向するには注意しています。最近、赤軍親衛歩兵に撃ち負けてる気もしますけど。

>また再開しようかな?
 どんどんやっちゃって下さい。良かったら私より先にAARを書いてしまうとか。
 でも、イタリア軍キャンペーン楽しそうですね :roll:

 以下は今回のシナリオの感想です。ちと時間が経ってます。

 北側市街地からラツール化学工場前面への攻撃は素晴らしい出来でした。
 AUX工兵による地雷探知、敵トーチカを確認した後のトーチカへの攻撃。まさにパーフェクト PDT_Armataz_01_34
 今までだと、ここでの攻撃に手間取って6ターン、7ターンほど使っていたでしょう。それぐらい地雷原を通りぬけるのは厄介に感じます。
 その後の進撃が遅くなったのは減点要素ですが、今から考えると、急いで進撃した場合には、塹壕化している親衛歩兵との戦闘になったかもしれず、逆にスローテンポの攻撃を行ったおかげで上手く行った部分もあると思います。

 今回に関しては、砲兵同士の戦闘で優位に立っていたので、極めて優勢に戦闘を進められました。逆にいえば砲兵に頼りすぎていたとも言えるかもしれません。
 戦車の使い方などは極めてラフで、危険でした。もうちょっと考えなくては。もうちょっと歩兵達に煙幕を使わせて見るべきだし、もっと距離をとって戦闘をしなくては。

 予備隊の投入はおおむね予定通り。しっかりと膠着した丘中央戦線を打開する攻撃ぶり。なかなか。

 あとは、時間を使いすぎということか。シナリオ一つやるのに何時間かけとんじゃボケー
 やはり、第6軍参謀長の言う通り、十分で考えよ、そして速やかに決断せよ、てなところでしょうか :evil:

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Post by junkers » 2008.Dec.23(Tue) 11:14

1. SPWAW Ver. 8.403 + Enh DVRN2008
2. Stalingrad campaign 11
 Sep 19, 1942 (0200 hours) : Mamayev Kurgan Hill
3. 1年間
4. ☆☆☆☆
5. CCオン、被発見マークオフ、True Troop On / Rarity Off

1年かけてようやくママエフ・クルガン夜戦を攻略。

アップグレードは…何を変えたか覚えてませんなぁ。

一応、部隊編成を


I. 大隊司令部

HQ
Sdkfz250 (ハーフトラックのFO)

II. 歩兵中隊

中隊長分隊
歩兵小隊x3 (小隊長x1、Grenadir分隊x4)
MMGx2
工兵分隊x3 (もともとATRだったものをアップグレード)
軽迫小隊 (小隊長x1、50mm迫x3)

III. 戦車中隊

IV号G型x2 (中隊長&僚車)
戦車小隊x1 (III号M(小隊長)x1、ティーガーx1、III号Jx1、III号Nx2)

IV. 砲兵中隊

III突Gx3
Sdkfz7/1 x2 (自走20mm四連対空砲)
Sdkfz251/2 x2 (自走81mm迫)
88mm FLAK & Sdkfz7 x2

V. 支援小隊

特殊部隊分隊x2


あとはIII号Jをティーガーに変えれば、ティーガー2両をIII号N 2両が支援するという、それらしい戦車小隊ができるんじゃないかな。

作戦としては、両翼の部隊をぜーんぶ中央のママエフ・クルガン高地に集めて、局所的優勢を得る、というものに決定。コア部隊は後半に戦線を安定させるのに使ってみる。まあ、予備部隊ということだ。

**戦闘詳報**

両翼の部隊を中央に集める、と簡単に書いたが、これが難しい。高地と両翼の間には地雷原があったりする。

北翼の部隊は南下中にカチューシャの大砲撃をくらい、1個中隊が1個小隊くらいにまで壊滅。結局この方面に敵親衛歩兵が進出してきたこともあり、最後まで高地に取り付くことはできず。
コアIV号Gを派遣してこの方面を安定化させたが、危ないところであった。

南翼の部隊は、地雷原を突破したのが10ターン過ぎ。高地南部のVHを2つ取るのが精一杯。それでも北とは違い、独力で2つを確保したのだから良しとする。

中央は激戦で、コアの戦車部隊を全投入。KVの反撃もあったが、ティーガーの主砲が…全然効かない!
III号Nのトップヒットとコア工兵の待ち伏せなどで、なんとかこれを凌ぐ。

激戦の中、コア工兵x1が壊滅。


最終的に高地を制圧したものの、それ以外のVHは手つかずになり、Drawに…[/b]
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