2.*10 Starlinglad Campaign(新しいほう) #11? ママエフ・クルガン丘 その二
3.所要時間 7.5時間(動作環境を満たすPCなら3分の1ぐらい)
4.難易度 4/5
5.設定 C&C オフ
1942年9月19日0200時 雨 ママエフ・クルガン丘 有効視界3 ターン18 Advance
【アップグレード・修理】
<修理>
1×SS Rifle Sqd、1×Sdkfz251/1HT
<アップグレード>
1×Pzkpfw-IVf2(s)→1×Pzkpfw-IVg
予算は200ライヒスマルク。結局高射隊を解体する決定を下せず、延々と戦車隊の装備変更を続けております。
【任務】
赤軍はママエフ・クルガン丘の東側半分を保持している。我が軍が保持しているのは西側半分である。
貴戦闘団は、丘を攻撃する第71歩兵連隊、第295歩兵連隊(たぶん)を支援せよ。
我々は、今夜攻撃する。
というわけで、ママエフ・クルガンその二です。マップも前回と同じもの。今回は視界の効かない夜襲でございます。
前回の穀物サイロ攻略戦がさっきの夕方で、その日の夜に夜襲に参加ですか。穀物サイロを取った後に1日休めるとか言ってたくせに。第六軍司令部のうそつき。
【作戦】
<サポートユニット購入>
予算:650ライヒスマルク。
3×Stoewer40
1×Stoewer40
3×150mmFH Bty
1×Stug ausf G(E)
2×GE Engineer Sqd
1×GE Recon Patrol
前回コア工兵小隊を集中して使用したところ効果抜群だったこともあり、前回に引き続き工兵を補充。さらに、いつも全部隊の先頭を走らせている突撃砲が足りないので1両調達。必要不可欠な砲兵中隊を購入して、残りは数合わせ。
<配置・作戦>
地形は前回のママエフ・クルガン丘と同じ。ドイツ軍AUX歩兵はマップの西側半分を制圧中。前回同様丘の頂上付近にあるVHは700点の高額となっており、サプライズを警戒する必要あり。また、前回と違いマップ東側全体に満遍なくVHが配置されており、マップ全体を制圧する必要あり。
基本的にはAUX部隊のうち、三分のニはVHの防衛をやらなければならない。残りのAUX部隊とコア部隊でマップ東側奥のVHの奪取と、敵戦力の撃滅を目指す。
AUX部隊は、マップ北市街地から<テニスのラケット>ことラツール化学工場をうかがう位置に増強された歩兵1個中隊。丘の北・中央・南にそれぞれ歩兵1個中隊。南側市街地にも歩兵1個中隊が配置されております。
一方、戦車は前回と異なりIV号f型4両のみ。
そして、コア・サポート部隊の配置は以下の通り。
・北側市街地担当部隊
SS歩兵1個小隊、1×GE Engineer Sqd(support)、1×Stug ausf G(E)、2×Pzkpfw-IVg、3×Sdkfz251/HT、2×Sdkfz11
SS歩兵部隊1個小隊と工兵1個分隊を中心とする部隊。充分な機動力を必要とすることと、第1ターンから市街地付近に配置したかったため、コアの移動手段をここに集中。この部隊は北側市街地からラツール化学工場へ突破、工場への引込み線の外延西側を抜けて丘の後ろ側から攻撃を行う。
この部隊はSS歩兵の中でも最強の小隊と、戦車中隊本部班の精鋭を配置。
・丘北側担当部隊
工兵1個小隊、1×Stug ausf G(E)、1×Pzkpfw-IVg、1×Pzkpfw-IVf2(s)、2×StuIG33B、3×37mm Flak36、4×Stoewer40(support)、1×GE Recon Team(support)、5×Sdkfz251/1HT(aux)
・南側担当部隊
SS歩兵1個小隊、2×88mmFlak18、2×Sdkfz11(aux)、5×Sdkfz251/1HT(aux)
予備隊のために、敵陣を啓開するのが役目。突破口を彼らが切り開き、予備隊が傷を広げて北側市街地担当部隊と合流する。
・南側市街地担当部隊
1×Stug ausf G(E)(support)、1×Pzkpfw-IVg、オートバイ歩兵小隊、1×GE Engineer Sqd(support)
南側市街地には最低限の兵力を投入。犠牲を最小限とするように攻撃を行い、市街地東側にあるVHの獲得を目指す。兵力が少ないため、犠牲が多すぎるようならばVHの獲得は諦めて守勢に入る予定。
・予備隊
1×Stug ausf G(E)、2×Pzkpfw-IVf2(s)、SS歩兵1個小隊、5×Sdkfz251/1HT(aux)
丘で切り開かれた突破口に突入。敵陣をそのまま突破し丘の後方に抜ける。
特殊部隊は南側市街地担当部隊の支援のため、当該市街地東側VHの奥の建物に潜入する。
【戦闘経過】
<第1ターン>
ターン頭に、敵味方ともに凄まじいロケット砲の弾幕を浴びせている。ドイツが盤外ネーヴェルヴェルファー4門で攻撃すれば、ソ連側もカチューシャ5門? での凄まじい砲撃。さらに、ソ連砲兵は120mmや152mmの砲を持ち出して来ている(210mmがなくてよかった)。
コア盤内砲兵は丘の怪しそうな場所へ全力射撃。Wurfrahmen40のロケット弾が赤軍工兵1個分隊を消滅させた

この砲撃の抑圧を排除することができた歩兵が慎重に前進。幾つか地雷を発見。コア部隊各隊は全力で前線へ向け前進。
IV号短砲身一両が移動中にスタックして、移動不能となった。
<第2ターン>
第1ターンの猛砲火が嘘のように感じられる静かな立ちあがり。このターンも各歩兵が静かに前進。丘では敵歩兵を見つける部隊もあるが、有効な攻撃ができないため敵の視界外に後退。地雷の有無の確認をして車輛の前進路を確保する。
北側市街地部隊の一部はトーチカを発見。工兵による攻撃により恐慌状態に陥らせる。さらに歩兵1個分隊を視界外へ敗走させる。
コア部隊のうち、南北市街地担当部隊は次ぎのターンに、AUX部隊とともに地雷原を越えて攻撃を開始する予定。
<第3ターン>
北側市街地とラツール化学工場の間に広がる地雷原は巧妙に配置されている。嫌なことこのうえないが、こちらの戦力は充分だ。抜けるはず。まず、先のターンに見つけたトーチカを破壊。さらに、各歩兵部隊が前進。敵のトーチカや歩兵部隊の陣地を幾つか発見する。
最初にAUX歩兵がトーチカに向けて射撃する。歩兵が2個分隊が恐慌状態になったが、トーチカを釘付け状態にした後、運に任せて戦車が地雷を避けて前進。トーチカを射撃。トーチカの対戦車砲と撃合う。ひとしきりトーチカと撃合った後、おもむろにコアSS歩兵を乗せたハーフトラックがトーチカに正面から接敵。トーチカを撃破する。その後もかなり無理をして前進を継続。どうにか、化学工場への前進路を確保できた。
しかし、ここのトーチカと歩兵は良い配置の仕方してるなぁ。AUX歩兵だけじゃ苦労しそう。
丘では北側担当のコア部隊が到着。工兵をハーフトラックから降車させ、地雷の有無の確認をさせる。丘では先のターンと同じくじっくり前進。可能な所では歩兵の遠距離射撃やAUX短砲身IV号の射撃が赤軍歩兵を退かせる。
南側市街地では、コア部隊がトーチカを一つ撃破。しかし、対戦車地雷でトーチカを叩いた工兵が別のトーチカに攻撃されてダメージを負う。油断大敵。そのトーチカはサポート突撃砲が撃破。AUX歩兵部隊も敵の歩兵と接敵。健全な赤軍歩兵相手の戦闘にてまどる。残っていたオートバイ歩兵を投入してどうにか一部突破する。
<第4ターン>
北側市街地担当コア部隊はラツール化学工場の引込み線へ到達。ひきつづき残存赤軍兵の掃討作業を進めつつ、南へ進出する手はずを整える。この途中でSdkfz251一両がフェンスにめり込んで移動不能となった。
丘北側〜中央での攻撃は、おおむね順調に進んでいる。一部赤軍親衛歩兵が沸いて出ているが、問題なく撃退した。徐々に赤軍歩兵のスタックが形成されつつあり。
しかし、ほとんど地雷がない。丘の中央〜北側に地雷は敷設されていないんだろうか。
丘南側では地雷に注意しながらの前進が続く。こちらでも赤軍親衛歩兵が沸いて出てきているが、どうにか撃退した。しかし、こちらの方が状況がちょっと厳しい。親衛歩兵が沸いて出た場所が、南側の中隊と中央の中隊の境界あたりなのだ。到着が遅れている丘南側担当のコア部隊は、どうにか急行してこのターンに前線に到着した。ちょうど赤軍親衛歩兵が沸いて出たところである。
南側市街地部隊は地雷に手を焼きつつも、前進を継続。おおむね順調。
<第5ターン>
ターン頭に赤軍砲兵がその能力を過剰なほどに発揮してきた。丘の南側で先ほど赤軍親衛歩兵が沸いて出てきたところである。どうやら、こちらのAUX歩兵を見られていたようだ。まず、盤外カチューシャが4門以上がこの場所に集中して砲火を開いた。さらに、幾つかの迫撃砲。さらに122mm、152mm砲である。
この砲撃で歩兵1個小隊が壊滅


ラツール化学工場西側引込み線付近では、南下準備中のコア部隊が突然赤軍親衛歩兵と接触。ただ、さすがに路上に暴露している歩兵は弱い。ハーフトラックや戦車の射撃に対抗することもできず、こちらの射弾にさらされている。しかし、これはサプライズをぶち壊しているような気がするような…
丘北側では、とうとう恐怖の赤軍歩兵の鬼スタックが形成されてきた。何度かモロトフカクテルが炸裂。徐々に歩兵のダメージが大きくなってきつつある。敵歩兵を追撃すべく散開して攻撃をしているコア工兵は、すでにバラバラに分散して前進している。当初の予定では集中運用するはずだったが。どうしたものやら

しかし、丘の北側には本当に地雷がないなぁ。
南側市街地担当部隊は大体順調。ちょっと出血が大きいが、前進中。後2ターンもあれば南側市街地東側のVHを確保できるだろう。
<第6ターン>
ラツール化学工場西側での赤軍親衛歩兵との戦闘は、相変わらず一方的にこちらに有利に進んでいる。まだ赤軍親衛歩兵は沸いて出てきているのだが、当然のようにコア部隊の戦車の目前に出てくるため、登場とともに戦車に蹴散らされている。しかし、この戦闘に忙殺されて予定の行動が取れない。だんだん焦ってきた。
丘北側での前進も赤軍歩兵の鬼スタックが怖くて前進が進まない。その鬼スタックの排除も、火炎放射器持ちの歩兵がおらず、通常歩兵が射撃してどうにかしている。5、6名で構成される歩兵分隊がちらほら出てきた。
第5ターンの赤軍のカチューシャの砲撃であいた穴は、このターンには埋まらなかった。前回の砲撃で抑圧を除去しきれなかった丘南側担当コア部隊のうち、Sdkfz251一両とSdkfz11一両は全速力で敗走。残りのコア部隊とAUX部隊で穴をふさごうとしたものの、さっきできた穴にはしっかりと赤軍親衛歩兵が入り込んでいる。
丘の南側でトーチカ2個発見。ともに撃破。
<第7ターン>
ラツール化学工場西側では赤軍歩兵を掃討中。途中、塹壕化していた敵歩兵も撃破することに成功する。しかし、まだ親衛歩兵が出てくる。1個中隊位の赤軍親衛歩兵を撃破した勘定なんだけれども。。。
丘の各所ではさらに歩兵が戦闘中。
第5ターンにあいた穴の修復はかなり進んできた。コアSS歩兵の奮闘おかげである。ただ、穴の北側のAUX歩兵が赤軍砲兵の砲撃を食らっており、抑圧も高く使い物にならない。まだ塞ぎきれる穴ではないか。
この時点で丘の南側外延と南側市街地はほぼ我が軍の手中にあると言ってもよい状態となっている。問題なのは、第5ターンにできた穴と、その影響もあり前進が上手く言ってない丘の北〜中央である。そこで、予備隊を丘中央に投入。打通したのち南側へ旋回。丘の中央〜南側を完全に制圧する。残りのVHのことはその後に考えることにする。
と投入が決定した予備隊ですが、いきなりハーフトラック一両が地雷を踏んで移動不能

<第8ターン>
ラツール化学工場では、相変わらず赤軍歩兵の掃討作業にかかりきり。
丘の北側で赤軍歩兵を追撃中のSdkfz251が一両、深追いしすぎて赤軍歩兵のモロトフカクテルの一撃にやられ撃破された。徐々に集中力を欠き、ラフな移動が多くなり、その分、丘の各所では歩兵のダメージがさらに増えている。
一方、第5ターンの赤軍のカチューシャの砲撃であいた穴に、よりによってKV1が一両突っ込んできた。近くの短砲身IV号が突撃。決死の覚悟で接近。76.2mm砲の砲撃に耐えたらHEAT弾を撃ちこんでタンクデサント歩兵を降車させ、後退させつつ、KVにも抑圧を与える。さらに、SS歩兵を乗せたハーフトラックが隣接

丘の南で、第1ターンにスタックして移動不能になっていたAUX短砲身IV号が生き返った。早速前進させたところ……地雷を踏んで破壊されました...

南側市街地のVHは全て確保。特に戦闘なし。特殊部隊1個分隊が登場。あちこち索敵するが、南側市街地に敵影を見ることはできず。