Das Reich #34
Posted: 2005.Mar.08(Tue) 22:42
?*39- Das Reich #34 A bitter contest: Clash at Manhay
?所要時間 5時間
?難易度 5/5
?設定 推奨設定(Rarity,C&C オフ)
1944年12月24日0900時 マンエー 有効視界10 ターン25 Advance
【アップグレード】
<修理>
1×Panther G Uhu、1×GE Mtrcy Sqd
<変更>
1×Tiger IE(early) → Tiger IE(late)
予算300円。やられてばっかりのパンターを修理すると、ティーガーの新型移行は1輌がやっと。
【任務】
貴大隊は交通の要衝マンエー(Manhay)市街の攻略戦に参加している。貴中隊は夜陰に乗じて森を抜け、すでに攻撃開始地点で準備を整えている。この攻撃は一大作戦であり、装甲擲弾兵・重戦車および重突撃砲と砲兵部隊も参加する。事前に重ロケット砲大隊の準備射撃が市街に行われる予定で、着弾が作戦開始の合図になる。
貴中隊は森を抜けマンエー北東の高地から攻撃することになる。貴官の任務はマンエーへ続く北側の道路を封鎖した後、市街周辺部の敵を掃討しながら南西方向に進撃、そして市街を背後から攻撃することだ。こうすれば市街内の米軍は分断され、増援を防ぐことができるはずだ。
【作戦と配置】
何やら厳しそうなシナリオ。マップ中央にある市街地を包囲、敵陣に続く北部の道路を封鎖して攻略せよというお達し。しかし市街地は結構でかい。配置場所は北東高地と南部道路沿い、それとAUX集団の東部道路沿いの3箇所。しかし少ないコア戦力を分割するのは得策ではないと判断し、ほとんどを北東部の丘に集結。砲兵と司令部はAUXロケット砲の傍に配置。移動手段のない歩兵1個小隊と工兵をAUX戦車に分乗させる。
市街北側の道路は二本あり、一本は配置地点のすぐそばだがもう一つは少し西に離れている。市街地に横っ腹をみせて西に進むのは難しそうなので、とりあえず近場の道路を封鎖したら北面から市街地を圧迫する作戦を採る。
【戦闘経過】
まずはティーガー隊が森から躍り出て道路沿いの敵守備隊を一蹴。突撃虎のおかげであっという間に制圧できた。パンター隊は高地を南に降りてAUX部隊を側面から援護する。視界は良く市街地といいながらも見通しがよい場所が多いので煙幕も張る。敵陣には歩兵の他、ダグイン戦車が多数。Cal.50は痛そうだ。側面援護のおかげでAUX部隊も地雷原を越えて市街地に接近。
北道路を確保したティーガー隊は2輌がさらに西の道路をめざし、3輌はそのまま南下。しかしここで問題発生。どうもおかしな所から見られていると思ったら、市街地の建物には高度があることに気づく。まあ歩兵に見られているぐらいいいかと思っていたら、いきなり虎の横っ腹を撃たれる。ま〜よく出来た配置だこと!!敵のダグイン戦車は実に巧妙に配置されている。初弾をしのいでシメシメと反撃すると、さらに横から撃たれて炎上。う〜む、ならば背後から・・と忍び寄ったところをヘルキャットに狙撃され隊長車まで炎上!!これはイカン!
AUXを援護しつつ北東から市街地に接近したパンター隊も、見えないダグイン戦車の罠にはまる。1輌が主砲故障。AUXのヤクトティーガーは足が遅いのでなかなか前進できない。結局、市街東側から突入する戦車はAUX三突のみ。150mm歩兵砲も自走できないので敵に姿を晒しながら配置せねばならず効果的には使えない。頼みの綱は砲兵隊だけだが、よりにもよってこんな時にコアのヴェスペが初めて故障した。1門脱落。痛い。
市街地攻略戦は北、北東、東すべての方面で難航。ティーガー1輌がダグインしたヘルキャットに撃たれて主砲故障。これで使える虎は2匹になった。ダグインした駆逐戦車は恐ろしい精度で当ててくる。AUXのヤクトティーガーでさえ移動不能に陥った。こうなると歩兵に頼るしかないが、徒歩移動の歩兵は積雪と吹雪でまともに動けない。砲兵も常時稼働できるのは4門だけ。ヴュルフラーメンは6ターンに1発、AUXロケットは5ターンに1回しか撃てない。
ようやくダグイン戦車を一掃して本格的な市街戦が始まる。ここからは歩兵の出番だ。AUXのHTを使って落伍部隊を前線にピストン輸送。コア戦車隊は支援に回ってやれやれだと思ったら、敵歩兵のバズーカ攻撃に冷や冷やしっぱなし。射程5のM9バズーカは歩兵にとっても脅威で、こちらのパンツァーファウスト60は射程2しかないから中距離で撃ち合うとガリガリ削られていく。おまけに敵歩兵の主力は空挺部隊であらゆる戦闘に強い。偵察部隊はすでに瀕死の重傷。壊滅を恐れてAUX部隊を突っ込ませる。被害拡大。
しかしこの苦境を救ったのは、やはりシュトゥルム・ティーガー様。敵兵を発見しようがしまいが市街地中程の高い建物めがけて撃ちまくる。敵兵の姿は見えないが、一発撃つごとに2〜5人の死傷者が発生、壊滅部隊も多数出ている模様。こりゃ相当楽だ。市街地をほぼ制圧し、敵増援の待ち伏せを始めた頃にこちらも増援部隊が登場。結構な戦力が続々と出てくる。南端から出てきたパンター隊は敵増援の側面を突いて大活躍。さらに東端からは補給車が2輌も来てくれたので、ロケット砲の補給が早くなり砲撃計画にゆとりができた。しかし増援の数が多すぎる・・。ということは敵増援も凄いのか?
敵は多方面から出没。早めに敵の意図を悟ったこともあって待ち伏せは見事に決まるが・・・あれ?いつの間にかあんなところに新たなVHが!それもPPTじゃないか!!ばらばらになった歩兵を急遽手近のHTに乗せて攻撃準備を整える。増援のおかげで戦車戦力には余裕があるが、これまでの激戦で歩兵戦力はすでにボロボロ。HTのピストン輸送でずたずたの歩兵部隊を最前線に送り続ける。やっとVH全部とったど〜!と叫んだのは19ターンだった。
【結果】
スコア 13095:4647(Draw)
独損害:Men115、APC3、AFV5
米損害:Men508、Art10、APC10、AFV34
コア損害:1×Tiger IE(Early)、1×Tiger IE(late)、1×GE Eng FT Sqd
【感想】
題名に違わず厳しいシナリオ!ヤーボも出てこないのに虎を2輌も失ったのは初めてです。ユニットが破壊されたことよりも、ティーガー小隊長のシューマッハ大尉が戦死してしまったのが痛い。断トツトップのキルスコア122という記録が一瞬で消えてしまいました・・。キャンペーン最初からここまで生き残ってきた勇者だっただけに激しく悔しいっす。
そしてスコアも厳しく引き分け。虎2輌に加えてAUX部隊の損耗が響いたのでしょうか。確かに中盤からVHはEOBだと油断して、後方部隊の前進を怠っていたので、PPTを取るのに少し時間がかかってしまいました。が、それにしてもちと厳しいスコアだと思います。どうやって敵は4600点も取ったのかちょっと不思議。価値修正がついているのかもしれません。
このシナリオではダグイン戦車に悩まされ続けます。ヘルキャットを始め各種シャーマンは上手に隠れているので、戦車だけで見つけるには一発撃たれる必要があります。そしてほとんどの場合、その初弾が致命弾になってしまいます・・・。本当ならば偵察部隊が先行して発見すべきですが、戦場が広いこと、地形と天候で移動が困難なこと、歩兵足止め用の部隊も上手に配置されていること、といった要素で偵察部隊でも満足に索敵できないのがミソでしょう。通常歩兵は1ターンで100〜150m移動するのがやっとです。
乾坤一擲のヴァハト・アム・ラインも山場を迎え、DRキャンペーンもそろそろ終盤の佳境に入ってきたようです。史実の独軍絶対不利を再現するため、作者 Commander Klank 氏は多少バランスを欠くことを知りながら容赦なく厳しいシナリオにしたっぽいですね。この人のシナリオは全体的に難易度が高いので次はどうなることだか・・。
?所要時間 5時間
?難易度 5/5
?設定 推奨設定(Rarity,C&C オフ)
1944年12月24日0900時 マンエー 有効視界10 ターン25 Advance
【アップグレード】
<修理>
1×Panther G Uhu、1×GE Mtrcy Sqd
<変更>
1×Tiger IE(early) → Tiger IE(late)
予算300円。やられてばっかりのパンターを修理すると、ティーガーの新型移行は1輌がやっと。
【任務】
貴大隊は交通の要衝マンエー(Manhay)市街の攻略戦に参加している。貴中隊は夜陰に乗じて森を抜け、すでに攻撃開始地点で準備を整えている。この攻撃は一大作戦であり、装甲擲弾兵・重戦車および重突撃砲と砲兵部隊も参加する。事前に重ロケット砲大隊の準備射撃が市街に行われる予定で、着弾が作戦開始の合図になる。
貴中隊は森を抜けマンエー北東の高地から攻撃することになる。貴官の任務はマンエーへ続く北側の道路を封鎖した後、市街周辺部の敵を掃討しながら南西方向に進撃、そして市街を背後から攻撃することだ。こうすれば市街内の米軍は分断され、増援を防ぐことができるはずだ。
【作戦と配置】
何やら厳しそうなシナリオ。マップ中央にある市街地を包囲、敵陣に続く北部の道路を封鎖して攻略せよというお達し。しかし市街地は結構でかい。配置場所は北東高地と南部道路沿い、それとAUX集団の東部道路沿いの3箇所。しかし少ないコア戦力を分割するのは得策ではないと判断し、ほとんどを北東部の丘に集結。砲兵と司令部はAUXロケット砲の傍に配置。移動手段のない歩兵1個小隊と工兵をAUX戦車に分乗させる。
市街北側の道路は二本あり、一本は配置地点のすぐそばだがもう一つは少し西に離れている。市街地に横っ腹をみせて西に進むのは難しそうなので、とりあえず近場の道路を封鎖したら北面から市街地を圧迫する作戦を採る。
【戦闘経過】
まずはティーガー隊が森から躍り出て道路沿いの敵守備隊を一蹴。突撃虎のおかげであっという間に制圧できた。パンター隊は高地を南に降りてAUX部隊を側面から援護する。視界は良く市街地といいながらも見通しがよい場所が多いので煙幕も張る。敵陣には歩兵の他、ダグイン戦車が多数。Cal.50は痛そうだ。側面援護のおかげでAUX部隊も地雷原を越えて市街地に接近。
北道路を確保したティーガー隊は2輌がさらに西の道路をめざし、3輌はそのまま南下。しかしここで問題発生。どうもおかしな所から見られていると思ったら、市街地の建物には高度があることに気づく。まあ歩兵に見られているぐらいいいかと思っていたら、いきなり虎の横っ腹を撃たれる。ま〜よく出来た配置だこと!!敵のダグイン戦車は実に巧妙に配置されている。初弾をしのいでシメシメと反撃すると、さらに横から撃たれて炎上。う〜む、ならば背後から・・と忍び寄ったところをヘルキャットに狙撃され隊長車まで炎上!!これはイカン!
AUXを援護しつつ北東から市街地に接近したパンター隊も、見えないダグイン戦車の罠にはまる。1輌が主砲故障。AUXのヤクトティーガーは足が遅いのでなかなか前進できない。結局、市街東側から突入する戦車はAUX三突のみ。150mm歩兵砲も自走できないので敵に姿を晒しながら配置せねばならず効果的には使えない。頼みの綱は砲兵隊だけだが、よりにもよってこんな時にコアのヴェスペが初めて故障した。1門脱落。痛い。
市街地攻略戦は北、北東、東すべての方面で難航。ティーガー1輌がダグインしたヘルキャットに撃たれて主砲故障。これで使える虎は2匹になった。ダグインした駆逐戦車は恐ろしい精度で当ててくる。AUXのヤクトティーガーでさえ移動不能に陥った。こうなると歩兵に頼るしかないが、徒歩移動の歩兵は積雪と吹雪でまともに動けない。砲兵も常時稼働できるのは4門だけ。ヴュルフラーメンは6ターンに1発、AUXロケットは5ターンに1回しか撃てない。
ようやくダグイン戦車を一掃して本格的な市街戦が始まる。ここからは歩兵の出番だ。AUXのHTを使って落伍部隊を前線にピストン輸送。コア戦車隊は支援に回ってやれやれだと思ったら、敵歩兵のバズーカ攻撃に冷や冷やしっぱなし。射程5のM9バズーカは歩兵にとっても脅威で、こちらのパンツァーファウスト60は射程2しかないから中距離で撃ち合うとガリガリ削られていく。おまけに敵歩兵の主力は空挺部隊であらゆる戦闘に強い。偵察部隊はすでに瀕死の重傷。壊滅を恐れてAUX部隊を突っ込ませる。被害拡大。
しかしこの苦境を救ったのは、やはりシュトゥルム・ティーガー様。敵兵を発見しようがしまいが市街地中程の高い建物めがけて撃ちまくる。敵兵の姿は見えないが、一発撃つごとに2〜5人の死傷者が発生、壊滅部隊も多数出ている模様。こりゃ相当楽だ。市街地をほぼ制圧し、敵増援の待ち伏せを始めた頃にこちらも増援部隊が登場。結構な戦力が続々と出てくる。南端から出てきたパンター隊は敵増援の側面を突いて大活躍。さらに東端からは補給車が2輌も来てくれたので、ロケット砲の補給が早くなり砲撃計画にゆとりができた。しかし増援の数が多すぎる・・。ということは敵増援も凄いのか?
敵は多方面から出没。早めに敵の意図を悟ったこともあって待ち伏せは見事に決まるが・・・あれ?いつの間にかあんなところに新たなVHが!それもPPTじゃないか!!ばらばらになった歩兵を急遽手近のHTに乗せて攻撃準備を整える。増援のおかげで戦車戦力には余裕があるが、これまでの激戦で歩兵戦力はすでにボロボロ。HTのピストン輸送でずたずたの歩兵部隊を最前線に送り続ける。やっとVH全部とったど〜!と叫んだのは19ターンだった。
【結果】
スコア 13095:4647(Draw)
独損害:Men115、APC3、AFV5
米損害:Men508、Art10、APC10、AFV34
コア損害:1×Tiger IE(Early)、1×Tiger IE(late)、1×GE Eng FT Sqd
【感想】
題名に違わず厳しいシナリオ!ヤーボも出てこないのに虎を2輌も失ったのは初めてです。ユニットが破壊されたことよりも、ティーガー小隊長のシューマッハ大尉が戦死してしまったのが痛い。断トツトップのキルスコア122という記録が一瞬で消えてしまいました・・。キャンペーン最初からここまで生き残ってきた勇者だっただけに激しく悔しいっす。
そしてスコアも厳しく引き分け。虎2輌に加えてAUX部隊の損耗が響いたのでしょうか。確かに中盤からVHはEOBだと油断して、後方部隊の前進を怠っていたので、PPTを取るのに少し時間がかかってしまいました。が、それにしてもちと厳しいスコアだと思います。どうやって敵は4600点も取ったのかちょっと不思議。価値修正がついているのかもしれません。
このシナリオではダグイン戦車に悩まされ続けます。ヘルキャットを始め各種シャーマンは上手に隠れているので、戦車だけで見つけるには一発撃たれる必要があります。そしてほとんどの場合、その初弾が致命弾になってしまいます・・・。本当ならば偵察部隊が先行して発見すべきですが、戦場が広いこと、地形と天候で移動が困難なこと、歩兵足止め用の部隊も上手に配置されていること、といった要素で偵察部隊でも満足に索敵できないのがミソでしょう。通常歩兵は1ターンで100〜150m移動するのがやっとです。
乾坤一擲のヴァハト・アム・ラインも山場を迎え、DRキャンペーンもそろそろ終盤の佳境に入ってきたようです。史実の独軍絶対不利を再現するため、作者 Commander Klank 氏は多少バランスを欠くことを知りながら容赦なく厳しいシナリオにしたっぽいですね。この人のシナリオは全体的に難易度が高いので次はどうなることだか・・。