Das Reich #27
Posted: 2005.Feb.12(Sat) 17:44
?*39- Das Reich #27 THICK IN THE BOCAGE
?所要時間 3時間
?難易度 4/5
?設定 推奨設定(Rarity,C&C オフ)
1944年7月7日1300時 ペリエ 有効視界16 ターン25 Delay
【アップグレード】
<変更>
1×Panther D → Panther G
4×SS Rifle Sqd → SS Rifle Sqd(Panzer Faust 60装備)
予算300円。パンターを最新G型に。3個あるSS歩兵小隊の第4分隊と中隊長分隊を、パンツァーファウスト装備の43年型SS歩兵に変更。この変更で分隊支援のMG34がMG42になり、対戦車戦闘が2HEXの距離でできるようになるが、Targ値が1落ちてしまう。良いのか悪いのか?結果を見て次を決めよう。
【任務】
大佐、米軍はボカージュ地帯を突破しようとしている。我々はこれを阻止せねばらならない。貴官はここで敵を粉砕するのだ。米軍の戦力を消耗させ、やつらの侵攻を失敗に終わらせるのだ。
<プレイヤー・ノート>
貴官の部隊は第17SS装甲擲弾兵師団に編入されている。ペリエ村周辺に防御陣地を構築せよ。米軍の攻撃はこのエリアのどこかだと予想される。敵の前進を出来る限り遅らせながら、損害は最小限に抑えるのだ。
<歴史的背景>
1944年4月、第2SS装甲師団「ダス・ライヒ」の残余部隊は、補充と再編成のため東部戦線から南フランスに移送されていた。物資は消耗していたが、春の間になんとか師団戦力は補充され、4号戦車とパンター戦車が配備された。ダス・ライヒはツールーズに駐屯している間、B軍集団とG軍集団との連絡線を維持するため対レジスタンス活動に従事していたが、連合軍がノルマンディに上陸するとカーン南西部の防衛任務に派遣された。師団の一部はカランタンとペリエを結ぶ道路沿いに位置していた第17SS装甲擲弾兵師団に編入された。7月7日、米軍第83歩兵師団がこの防御線を攻撃した。
【作戦と配置】
というわけで対米戦の二回戦。まずはマップを精査する。複雑に入り組んだ道路と畑の中の小道、ボカージュで区切られた畑、点在する建物。典型的なノルマンディマップだ。しかし建物には微妙な高度が設定され、特にペリエ村内には高度40とひときわ高い建物がある。試しに騎兵をいろんな建物に配置してみると、見える!見えるぞ!遠くにいる敵の一部がはっきり見える。ここに88を置きたいがそんなものはない。しかし捨てがたい好位置なので司令部と四突を置いておく。
米軍相手の防御戦では建物に籠もりきりになるのは下策だ。最初の一回は不意打ちが効くだろうが、すぐに砲兵の集中砲火を浴びて使い物にならなくなる。ここはやはり機動防御に持ち込みたい。問題は攻撃起点をどこに置くかだが、敵が見えたこともあってペリエ村落東側にコア戦車を集中。ここから敵を掃討しながら北へ押し進むのだ。
しかしそうすると他戦線が薄くなる。AUXは武装HTやマルダーなどぼちぼちの戦力があるが、これだけで持つのか?いや、持たせるのだ。機動部隊の前進が遅いと持ちこたえられなくなりそうだが、まあ何とかしてみよう。AUX戦力を調べると、オリジナルマイナー兵器(?)が多数ある。トラックに88を積んだ自走砲や、仏重戦車に火炎放射器を積んだものなどなど。どれも面白いが、強くはなさそうだ。
コア歩兵の大半はHTに乗り込んで戦線の隙間を埋めることにする。気になるのはAUXで対空車輌が用意してあること。やはりでるのか。しかしコアに対空ユニットの無い我が部隊は移動するか隠れるかしか手がない。悩んでも無駄だ。とりあえず見える敵部隊に事前砲撃を浴びせておく。
【戦闘経過】
静かな始まり。村落北西部のAUX歩兵部隊や装甲部隊はボカージュや建物に入り待ち伏せる。HTに乗ったコア歩兵が戦線の隙間を埋める。これで何とか薄い防衛ラインはできあがった。南部にいるAUXは始末に困る。南東部にはひときわ目立つ高地がある。おそるおそる登ると周囲が一望できる。敵影はない。しかし怪しい。敵の増援はこの方面から来るのではないかという疑念が晴れない。万一に備え、AUXオートバイ、88を搭載した自走砲、三突、対空戦車を高地に置いておく。
コア戦車隊最初の目標は、ペリエ村落に東から続く道路の掃討だ。南から特殊部隊とパンター、AUX4号が迫る。ティーガーはコア歩兵とともに視界の良い村落入り口で待ち伏せ。しかし敵はバカではなかった。ちゃんと村落前面に煙幕を張ってくる。これで村落建物の高度がいかせなくなった。まずは南から徐々に前進していくしかない。
砲兵隊は村落西側に陣取って最初に見えた敵戦車集結地を中心に砲撃を続ける。このシナリオではAUX盤内砲も強力だ。自走迫・ヴェスペに加えて"Pz 39H RAK"という自走ロケット砲まである。AUX盤内砲は全てコア補給車に隣接し、砲兵陣地を形成する。村落内に砲兵陣地を置かず、わざわざ視界の良くない果樹園に置いたのはヤーボよけのおまじないだ。
数ターン経過した頃、敵の第一波が各方面で現れる。敵主力はペリエ村落北東入口だ。しかしここはコア工兵とティーガーががっちり守っている。難なく撃退するが、敵戦車は次々に現れる。彼我の迫撃砲が降り注ぐ。敵はボカージュ線の裏に歩兵部隊も展開している模様。無謀にもバズーカ野郎がティーガー様に撃ってくるが、一撃で粉砕してやる。しかしまだまだ油断はできない。
敵は強力だがコア主力の戦線は大丈夫だ。しかし敵の攻勢は北西部のうすーいAUX戦線でも始まる。シャーマン・ドーザーを先頭に、これでもかというくらい戦車と歩兵が突っ込んでくる。弱小のAUX歩兵はあっさり後退。武装HTもいいところなく撃破されていく。そこに強烈な砲撃が炸裂。ほとんどのユニットが完全にピヨってマップ上から見えなくなる。それでもボカージュに潜んでいたマルダー隊が最後の一線を守っていたが、ヤーボが四方から飛来して完全にアウト。北西部のAUX戦線が消えた!
歩兵を連れたシャーマン1輌が我が戦線を突破し道路交差点のVHを踏む。ここで四突が効いた。遙か遠くのシャーマンに向けて発砲。撃破はできなかったが、何とか足止めに成功。タイミング良くAUX増援4号小隊が出現する。突破シャーマンを待ち伏せ。南東高地にいた三突も村落を通って北西戦線にダッシュ。敵の本隊が入り込む前に戦線の穴を埋めるのだ。
一方、ペリエ村落南東から押し上げてきた特殊部隊は敵車輌の集結地を発見。大半は間断ない砲撃でピヨっている。ここで特殊部隊が大活躍。わずか1ターン1ユニットで敵車輌3つを近接強襲で撃破。たまに失敗してもほぼ100%の成功率で抑圧を回復して強襲を繰り返す。経験・士気・歩兵技能、全てが95〜110の間にあるおかげだ。パンターがトドメを刺し、村落に続く道路を側面から狙撃できる体勢を取る。
村落入口のティーガー隊も騎兵と工兵を伴い西寄りに前進開始。後退を繰り返す米兵は随所で鬼スタックを形成するが、新兵アミーはまだまだ踏ん張りがきかない。北西戦線のほころびを繕うため、コア歩兵小隊が畑の中を北に向かう。こちらも砲撃を集中しているが、すでに多数の敵歩兵が展開している。やはり歩兵同士の撃ち合いでは分が悪い。ティーガー隊が援護に回る。
最北部ではオートバイと歩兵小隊・重歩兵砲が敵偵察部隊を撃破した後前進。畑の中にも微妙な高低差があることに気づく。前方にシャーマン。どうやら敵は南西、つまり我々の北西戦線に向かっているらしい。ここで初期配置が間違っていたことに気づく。コア戦車隊を東部に集中配備したのは失敗だった。しかしもはやどうしようもない。歩兵部隊は煙幕を張って近接強襲を狙う。
ここまでわずか6ターン。制限ターンは25だ。敵は戦車も歩兵も砲兵もまだまだいるだろう。しかし北西戦線にAUX戦車隊が突っ込み綻びを修復、敵歩兵密集地にロケット砲を撃ち込んだところで早期終了。
【結果】
スコア 8201:575(DV)
独損害:Men48、APC3、AFV2
米損害:Men495、Art2、SV6、APC4、AFV34
コア損害:なし
【感想】
手強いシナリオ。最初からコア戦車隊が攻勢に出たので早期終了に持ち込めましたが、終了後マップを見て冷や汗。敵地上部隊はまだまだ健在でした。固定陣地でまともに守ると損害を抑えるのは難しいと思われます。敵の序列を見ると、多彩なシャーマンや膨大な砲兵に加え、小規模偵察ユニットが多いのが気になります。これは広大なマップでこちらの戦線に隙間ができることを見越した上で、見つかりにくい偵察兵を浸透させて、こちらの急所に砲撃や爆撃を加えようという作者の作戦でしょう。
この面ではロケット砲を積んだサンダーボルトが登場するのでヤーボの脅威は洒落になりません。AUXの対空ユニットが見通しの良い高地に控えていても一機も撃ち落とせませんでした。これを避ける方法はありませんが、消極的な方法としては、コア戦車隊よりも早くAUX戦車を敵に見せておくことくらいでしょうか。
終わってみると、強力な敵を効果的に操ろうとする作者の意図がよくわかる納得の良シナリオ。マップや登場ユニットにも一工夫あって楽しめました。厳しいノルマンディ戦はまだまだ続きそうです。
?所要時間 3時間
?難易度 4/5
?設定 推奨設定(Rarity,C&C オフ)
1944年7月7日1300時 ペリエ 有効視界16 ターン25 Delay
【アップグレード】
<変更>
1×Panther D → Panther G
4×SS Rifle Sqd → SS Rifle Sqd(Panzer Faust 60装備)
予算300円。パンターを最新G型に。3個あるSS歩兵小隊の第4分隊と中隊長分隊を、パンツァーファウスト装備の43年型SS歩兵に変更。この変更で分隊支援のMG34がMG42になり、対戦車戦闘が2HEXの距離でできるようになるが、Targ値が1落ちてしまう。良いのか悪いのか?結果を見て次を決めよう。
【任務】
大佐、米軍はボカージュ地帯を突破しようとしている。我々はこれを阻止せねばらならない。貴官はここで敵を粉砕するのだ。米軍の戦力を消耗させ、やつらの侵攻を失敗に終わらせるのだ。
<プレイヤー・ノート>
貴官の部隊は第17SS装甲擲弾兵師団に編入されている。ペリエ村周辺に防御陣地を構築せよ。米軍の攻撃はこのエリアのどこかだと予想される。敵の前進を出来る限り遅らせながら、損害は最小限に抑えるのだ。
<歴史的背景>
1944年4月、第2SS装甲師団「ダス・ライヒ」の残余部隊は、補充と再編成のため東部戦線から南フランスに移送されていた。物資は消耗していたが、春の間になんとか師団戦力は補充され、4号戦車とパンター戦車が配備された。ダス・ライヒはツールーズに駐屯している間、B軍集団とG軍集団との連絡線を維持するため対レジスタンス活動に従事していたが、連合軍がノルマンディに上陸するとカーン南西部の防衛任務に派遣された。師団の一部はカランタンとペリエを結ぶ道路沿いに位置していた第17SS装甲擲弾兵師団に編入された。7月7日、米軍第83歩兵師団がこの防御線を攻撃した。
【作戦と配置】
というわけで対米戦の二回戦。まずはマップを精査する。複雑に入り組んだ道路と畑の中の小道、ボカージュで区切られた畑、点在する建物。典型的なノルマンディマップだ。しかし建物には微妙な高度が設定され、特にペリエ村内には高度40とひときわ高い建物がある。試しに騎兵をいろんな建物に配置してみると、見える!見えるぞ!遠くにいる敵の一部がはっきり見える。ここに88を置きたいがそんなものはない。しかし捨てがたい好位置なので司令部と四突を置いておく。
米軍相手の防御戦では建物に籠もりきりになるのは下策だ。最初の一回は不意打ちが効くだろうが、すぐに砲兵の集中砲火を浴びて使い物にならなくなる。ここはやはり機動防御に持ち込みたい。問題は攻撃起点をどこに置くかだが、敵が見えたこともあってペリエ村落東側にコア戦車を集中。ここから敵を掃討しながら北へ押し進むのだ。
しかしそうすると他戦線が薄くなる。AUXは武装HTやマルダーなどぼちぼちの戦力があるが、これだけで持つのか?いや、持たせるのだ。機動部隊の前進が遅いと持ちこたえられなくなりそうだが、まあ何とかしてみよう。AUX戦力を調べると、オリジナルマイナー兵器(?)が多数ある。トラックに88を積んだ自走砲や、仏重戦車に火炎放射器を積んだものなどなど。どれも面白いが、強くはなさそうだ。
コア歩兵の大半はHTに乗り込んで戦線の隙間を埋めることにする。気になるのはAUXで対空車輌が用意してあること。やはりでるのか。しかしコアに対空ユニットの無い我が部隊は移動するか隠れるかしか手がない。悩んでも無駄だ。とりあえず見える敵部隊に事前砲撃を浴びせておく。
【戦闘経過】
静かな始まり。村落北西部のAUX歩兵部隊や装甲部隊はボカージュや建物に入り待ち伏せる。HTに乗ったコア歩兵が戦線の隙間を埋める。これで何とか薄い防衛ラインはできあがった。南部にいるAUXは始末に困る。南東部にはひときわ目立つ高地がある。おそるおそる登ると周囲が一望できる。敵影はない。しかし怪しい。敵の増援はこの方面から来るのではないかという疑念が晴れない。万一に備え、AUXオートバイ、88を搭載した自走砲、三突、対空戦車を高地に置いておく。
コア戦車隊最初の目標は、ペリエ村落に東から続く道路の掃討だ。南から特殊部隊とパンター、AUX4号が迫る。ティーガーはコア歩兵とともに視界の良い村落入り口で待ち伏せ。しかし敵はバカではなかった。ちゃんと村落前面に煙幕を張ってくる。これで村落建物の高度がいかせなくなった。まずは南から徐々に前進していくしかない。
砲兵隊は村落西側に陣取って最初に見えた敵戦車集結地を中心に砲撃を続ける。このシナリオではAUX盤内砲も強力だ。自走迫・ヴェスペに加えて"Pz 39H RAK"という自走ロケット砲まである。AUX盤内砲は全てコア補給車に隣接し、砲兵陣地を形成する。村落内に砲兵陣地を置かず、わざわざ視界の良くない果樹園に置いたのはヤーボよけのおまじないだ。
数ターン経過した頃、敵の第一波が各方面で現れる。敵主力はペリエ村落北東入口だ。しかしここはコア工兵とティーガーががっちり守っている。難なく撃退するが、敵戦車は次々に現れる。彼我の迫撃砲が降り注ぐ。敵はボカージュ線の裏に歩兵部隊も展開している模様。無謀にもバズーカ野郎がティーガー様に撃ってくるが、一撃で粉砕してやる。しかしまだまだ油断はできない。
敵は強力だがコア主力の戦線は大丈夫だ。しかし敵の攻勢は北西部のうすーいAUX戦線でも始まる。シャーマン・ドーザーを先頭に、これでもかというくらい戦車と歩兵が突っ込んでくる。弱小のAUX歩兵はあっさり後退。武装HTもいいところなく撃破されていく。そこに強烈な砲撃が炸裂。ほとんどのユニットが完全にピヨってマップ上から見えなくなる。それでもボカージュに潜んでいたマルダー隊が最後の一線を守っていたが、ヤーボが四方から飛来して完全にアウト。北西部のAUX戦線が消えた!
歩兵を連れたシャーマン1輌が我が戦線を突破し道路交差点のVHを踏む。ここで四突が効いた。遙か遠くのシャーマンに向けて発砲。撃破はできなかったが、何とか足止めに成功。タイミング良くAUX増援4号小隊が出現する。突破シャーマンを待ち伏せ。南東高地にいた三突も村落を通って北西戦線にダッシュ。敵の本隊が入り込む前に戦線の穴を埋めるのだ。
一方、ペリエ村落南東から押し上げてきた特殊部隊は敵車輌の集結地を発見。大半は間断ない砲撃でピヨっている。ここで特殊部隊が大活躍。わずか1ターン1ユニットで敵車輌3つを近接強襲で撃破。たまに失敗してもほぼ100%の成功率で抑圧を回復して強襲を繰り返す。経験・士気・歩兵技能、全てが95〜110の間にあるおかげだ。パンターがトドメを刺し、村落に続く道路を側面から狙撃できる体勢を取る。
村落入口のティーガー隊も騎兵と工兵を伴い西寄りに前進開始。後退を繰り返す米兵は随所で鬼スタックを形成するが、新兵アミーはまだまだ踏ん張りがきかない。北西戦線のほころびを繕うため、コア歩兵小隊が畑の中を北に向かう。こちらも砲撃を集中しているが、すでに多数の敵歩兵が展開している。やはり歩兵同士の撃ち合いでは分が悪い。ティーガー隊が援護に回る。
最北部ではオートバイと歩兵小隊・重歩兵砲が敵偵察部隊を撃破した後前進。畑の中にも微妙な高低差があることに気づく。前方にシャーマン。どうやら敵は南西、つまり我々の北西戦線に向かっているらしい。ここで初期配置が間違っていたことに気づく。コア戦車隊を東部に集中配備したのは失敗だった。しかしもはやどうしようもない。歩兵部隊は煙幕を張って近接強襲を狙う。
ここまでわずか6ターン。制限ターンは25だ。敵は戦車も歩兵も砲兵もまだまだいるだろう。しかし北西戦線にAUX戦車隊が突っ込み綻びを修復、敵歩兵密集地にロケット砲を撃ち込んだところで早期終了。
【結果】
スコア 8201:575(DV)
独損害:Men48、APC3、AFV2
米損害:Men495、Art2、SV6、APC4、AFV34
コア損害:なし
【感想】
手強いシナリオ。最初からコア戦車隊が攻勢に出たので早期終了に持ち込めましたが、終了後マップを見て冷や汗。敵地上部隊はまだまだ健在でした。固定陣地でまともに守ると損害を抑えるのは難しいと思われます。敵の序列を見ると、多彩なシャーマンや膨大な砲兵に加え、小規模偵察ユニットが多いのが気になります。これは広大なマップでこちらの戦線に隙間ができることを見越した上で、見つかりにくい偵察兵を浸透させて、こちらの急所に砲撃や爆撃を加えようという作者の作戦でしょう。
この面ではロケット砲を積んだサンダーボルトが登場するのでヤーボの脅威は洒落になりません。AUXの対空ユニットが見通しの良い高地に控えていても一機も撃ち落とせませんでした。これを避ける方法はありませんが、消極的な方法としては、コア戦車隊よりも早くAUX戦車を敵に見せておくことくらいでしょうか。
終わってみると、強力な敵を効果的に操ろうとする作者の意図がよくわかる納得の良シナリオ。マップや登場ユニットにも一工夫あって楽しめました。厳しいノルマンディ戦はまだまだ続きそうです。