Das Reich #26
Posted: 2005.Feb.12(Sat) 17:42
?*39- Das Reich #26 Desperate Delay
?所要時間 2時間
?難易度 3/5
?設定 推奨設定(Rarity,C&C オフ)
1944年6月9日1500時 ノルマンディ 有効視界16 ターン18 Delay
【アップグレード】
<変更>
1×Panther D → Panther G
1×Nashorn → JPz-IV/48
予算300円。ついに大戦後期の新型兵器パンツァーファウストからケーニヒス・ティーガーまで大量に登場。あれもこれも欲しい時に限って予算が少ないのは毎度のこと。とりあえずやられたパンターを最新G型に変更。すると中途半端に金が余る。ナスホルンを修理するか改良するかでしばし悩む。ナスホルンはオープントップで時期からすると装甲は無いに等しいが、攻撃力と移動力は魅力的だ。名前もいいし苦手な対戦車砲の練習としても適している。しか〜し、もともとこの枠は実験ユニットだったのだ。思い切って4号駆逐戦車に変更。ナスホルンは対ソ戦がお似合いだ。ノルマンディではやっぱ4号だろうと納得するが、ノルマンディなのに対空ユニットは無くていいのか?と一抹の不安が残る。
【任務】
無電の雑音に混じって、偵察部隊からの連絡がドイツ軍司令部に入った!「この無電を受信している全部隊に告ぐ。我々はヴィル・デ・ゲール市街において米軍偵察部隊を撃退した。斥候によれば敵の大隊がこの街を通過する模様。我が隊は遅滞作戦を展開中。至急増援を求む。我々だけでは支えきれない。以上、ブルックSS中尉。」
ヴィル・デ・ゲールは師団側面にあたる!絶対に敵を食い止めなければならない。貴官の部隊を率い米軍を撃退するのだ。
【作戦と配置】
いよいよ来ましたノルマンディ対米戦。米軍はこれまでの敵とはひと味異なり、素早い砲撃と圧倒的な物量が特徴だ。特に注意すべきは空軍力と歩兵の火力だ。しかしノルマンディの地形は複雑で守るには有利。迷路のような道路網とボカージュをうまく利用すれば防御作戦は難しくないはずだ。最前線と配置地点は離れているが、AUX輸送車輌があるので2ターンもあればだいたいの布陣はできるだろう。VHは全てEOBなので焦る必要はない。
【戦闘経過】
コア部隊はヤーボを恐れつつ全速前進。最前線にいるAUX偵察部隊はわずかに後退して視界の広い監視地点を探す。まだ敵影は見えないが、砲兵隊はクサい地点を砲撃しておく。AUXの盤外105mm中隊の存在が嬉しい。
VHの配置と地形から防衛ラインは自ずと決まる。敵は順当に東側から出てくるはず。敵装甲部隊の出方を伺うために、最前線道路の交差点を押さえることが重要だ。AUXの武装HTや対戦車砲は、交差点やVHを射線に入れるようにして配置。ティーガー隊は北部から中部まで広く展開してそれを補う。南部にはパンターと四突。道路間の畑には歩兵が展開。敵歩兵の浸透を許してはいけない。
だいたいの配置ができた頃、敵の斥候部隊が姿を現す。さすがに米軍でも斥候は弱いが、こちらのAUX偵察兵も結構弱い。歩兵部隊が徐々に前進し、最前線VHを縦に貫く防衛ラインを形成する。敵戦車増援の報告が漏れてくる。M4A3を中心に結構な数だ。最前線ではいよいよ本格的な歩兵戦が始まる。
米軍との歩兵戦は厳しい。どこにでも存在するCal30やBARの火力は強烈だ。それでも歩兵の最優先目標はバズーカ。装甲部隊の損害を抑えるのが最優先だ。次にCal30。近距離で先手が取れれば撃退は難しくない。最後に通常歩兵。米兵は新兵が多く根性が無いのですぐに後退するが、数を揃えられると火力で圧倒されてしまう。戦車の支援が欠かせない。
敵歩兵の第一派を撃退すると、今度はこちらが前進開始。敵戦車の姿が見えてきた。突出しすぎた歩兵は痛そうな機銃でコテコテにいたぶられて後退。敵戦車の居場所に合わせてティーガーを配置転換。待ち伏せ体勢を整え砲撃をお見舞いしておく。しかし砲撃は米軍の方が一枚上手だ。姿を見られた要所のユニットには即座に迫撃砲が降ってくる。ターン終了時には必ず視界内の敵を撃退するか、さもなければ配置を換えなければならない。
敵戦車が一斉に突っ込んできた。完璧な待ち伏せ網が次々と撃破する。この時期の米軍戦車に対してなら、無茶をしない限り虎はほぼ無敵だ。あらかたの敵戦車を撃退すると、防衛ラインを徐々に押し上げていく。南部では騎兵が先導してパンターと四突が南から回り込んで敵の側面を突く。残存戦車を一掃。我ながら完璧だ。最後は北部でも突破に成功し、中央部に敵歩兵を残すのみ。大砲撃でピヨったところで9ターン終了。
【結果】
スコア 6352:334(DV)
独損害:Men51、AFV1
米損害:Men451、Art1、AFV28
コア損害:なし
【感想】
題名の通り米軍を相手に絶望的な遅滞戦が始まります。何度聞いても痛そうなガーランドやBAR、バズーカやヤーボの恐怖にプレイヤーの抑圧度も上昇気味。しかし対米戦の初戦なので手加減してくれている模様。道路が入り組むマップは複雑そうですが、守備側が圧倒的に有利な作りになっています。
道路、建物、ボカージュ、これらの地形をうまく利用できれば防衛はそんなに難しくありません。問題は序盤の敵斥候の浸透と、中盤の敵戦車隊の突撃をどう防ぐかです。充分な索敵で敵の出方を読んで、コア歩兵と戦車で待ち伏せましょう。しかし、いかに絶好な防御地点を確保しても、じっとしていては敵のすばやい砲撃で沈黙させられてしまいます。潜伏地点を徐々に変えていくことも重要です。
索敵、待ち伏せ、歩兵と戦車の協調といった基本戦術が試されるシナリオです。戦力バランスも適度にハラハラさせるくらいでちょうどよく楽しめるシナリオでした。しかし、対米戦は不安が一杯だなぁ。手加減がなくなっていく次からが心配です。
?所要時間 2時間
?難易度 3/5
?設定 推奨設定(Rarity,C&C オフ)
1944年6月9日1500時 ノルマンディ 有効視界16 ターン18 Delay
【アップグレード】
<変更>
1×Panther D → Panther G
1×Nashorn → JPz-IV/48
予算300円。ついに大戦後期の新型兵器パンツァーファウストからケーニヒス・ティーガーまで大量に登場。あれもこれも欲しい時に限って予算が少ないのは毎度のこと。とりあえずやられたパンターを最新G型に変更。すると中途半端に金が余る。ナスホルンを修理するか改良するかでしばし悩む。ナスホルンはオープントップで時期からすると装甲は無いに等しいが、攻撃力と移動力は魅力的だ。名前もいいし苦手な対戦車砲の練習としても適している。しか〜し、もともとこの枠は実験ユニットだったのだ。思い切って4号駆逐戦車に変更。ナスホルンは対ソ戦がお似合いだ。ノルマンディではやっぱ4号だろうと納得するが、ノルマンディなのに対空ユニットは無くていいのか?と一抹の不安が残る。
【任務】
無電の雑音に混じって、偵察部隊からの連絡がドイツ軍司令部に入った!「この無電を受信している全部隊に告ぐ。我々はヴィル・デ・ゲール市街において米軍偵察部隊を撃退した。斥候によれば敵の大隊がこの街を通過する模様。我が隊は遅滞作戦を展開中。至急増援を求む。我々だけでは支えきれない。以上、ブルックSS中尉。」
ヴィル・デ・ゲールは師団側面にあたる!絶対に敵を食い止めなければならない。貴官の部隊を率い米軍を撃退するのだ。
【作戦と配置】
いよいよ来ましたノルマンディ対米戦。米軍はこれまでの敵とはひと味異なり、素早い砲撃と圧倒的な物量が特徴だ。特に注意すべきは空軍力と歩兵の火力だ。しかしノルマンディの地形は複雑で守るには有利。迷路のような道路網とボカージュをうまく利用すれば防御作戦は難しくないはずだ。最前線と配置地点は離れているが、AUX輸送車輌があるので2ターンもあればだいたいの布陣はできるだろう。VHは全てEOBなので焦る必要はない。
【戦闘経過】
コア部隊はヤーボを恐れつつ全速前進。最前線にいるAUX偵察部隊はわずかに後退して視界の広い監視地点を探す。まだ敵影は見えないが、砲兵隊はクサい地点を砲撃しておく。AUXの盤外105mm中隊の存在が嬉しい。
VHの配置と地形から防衛ラインは自ずと決まる。敵は順当に東側から出てくるはず。敵装甲部隊の出方を伺うために、最前線道路の交差点を押さえることが重要だ。AUXの武装HTや対戦車砲は、交差点やVHを射線に入れるようにして配置。ティーガー隊は北部から中部まで広く展開してそれを補う。南部にはパンターと四突。道路間の畑には歩兵が展開。敵歩兵の浸透を許してはいけない。
だいたいの配置ができた頃、敵の斥候部隊が姿を現す。さすがに米軍でも斥候は弱いが、こちらのAUX偵察兵も結構弱い。歩兵部隊が徐々に前進し、最前線VHを縦に貫く防衛ラインを形成する。敵戦車増援の報告が漏れてくる。M4A3を中心に結構な数だ。最前線ではいよいよ本格的な歩兵戦が始まる。
米軍との歩兵戦は厳しい。どこにでも存在するCal30やBARの火力は強烈だ。それでも歩兵の最優先目標はバズーカ。装甲部隊の損害を抑えるのが最優先だ。次にCal30。近距離で先手が取れれば撃退は難しくない。最後に通常歩兵。米兵は新兵が多く根性が無いのですぐに後退するが、数を揃えられると火力で圧倒されてしまう。戦車の支援が欠かせない。
敵歩兵の第一派を撃退すると、今度はこちらが前進開始。敵戦車の姿が見えてきた。突出しすぎた歩兵は痛そうな機銃でコテコテにいたぶられて後退。敵戦車の居場所に合わせてティーガーを配置転換。待ち伏せ体勢を整え砲撃をお見舞いしておく。しかし砲撃は米軍の方が一枚上手だ。姿を見られた要所のユニットには即座に迫撃砲が降ってくる。ターン終了時には必ず視界内の敵を撃退するか、さもなければ配置を換えなければならない。
敵戦車が一斉に突っ込んできた。完璧な待ち伏せ網が次々と撃破する。この時期の米軍戦車に対してなら、無茶をしない限り虎はほぼ無敵だ。あらかたの敵戦車を撃退すると、防衛ラインを徐々に押し上げていく。南部では騎兵が先導してパンターと四突が南から回り込んで敵の側面を突く。残存戦車を一掃。我ながら完璧だ。最後は北部でも突破に成功し、中央部に敵歩兵を残すのみ。大砲撃でピヨったところで9ターン終了。
【結果】
スコア 6352:334(DV)
独損害:Men51、AFV1
米損害:Men451、Art1、AFV28
コア損害:なし
【感想】
題名の通り米軍を相手に絶望的な遅滞戦が始まります。何度聞いても痛そうなガーランドやBAR、バズーカやヤーボの恐怖にプレイヤーの抑圧度も上昇気味。しかし対米戦の初戦なので手加減してくれている模様。道路が入り組むマップは複雑そうですが、守備側が圧倒的に有利な作りになっています。
道路、建物、ボカージュ、これらの地形をうまく利用できれば防衛はそんなに難しくありません。問題は序盤の敵斥候の浸透と、中盤の敵戦車隊の突撃をどう防ぐかです。充分な索敵で敵の出方を読んで、コア歩兵と戦車で待ち伏せましょう。しかし、いかに絶好な防御地点を確保しても、じっとしていては敵のすばやい砲撃で沈黙させられてしまいます。潜伏地点を徐々に変えていくことも重要です。
索敵、待ち伏せ、歩兵と戦車の協調といった基本戦術が試されるシナリオです。戦力バランスも適度にハラハラさせるくらいでちょうどよく楽しめるシナリオでした。しかし、対米戦は不安が一杯だなぁ。手加減がなくなっていく次からが心配です。