Das Reich #23
Posted: 2005.Feb.05(Sat) 18:21
?*39- Das Reich #23 Ivan's Last Reserve ?
?所要時間 4時間
?難易度 5/5
?設定 推奨設定(Rarity,C&C オフ)
1943年7月12日1400時 ベレンキノ近郊 有効視界45 ターン15 Defend
【アップグレード】
<変更>
2×PzA LrS(f) → Hummel
予算300円。思い出したようにロレーヌ自走砲をフンメルに変更。口径は同じ150mmで射撃精度は上がるが装弾数は減る。どっちがよいのか悩むところだが、今後戦車戦が激しくなることが予想されるので、直接戦闘の可能性も考えて装甲防御力を重視。
【任務】
<背景>
7月7日に255.2高地を奪取し、その翌日に「コムソモーレッツ」ソフホーズ周辺で敵の大戦車部隊を壊滅させた貴官は、イワノフスキー・ヴィセロク村南東のベレンキノ周辺で防御体勢を取ることを命じられた。貴師団は戦友「ライプシュタンダルテ・アドルフヒトラー(LSAH)」の支援を受けており、同師団は現在「コムソモーレッツ」ソフホーズ北西の241.6高地および252.2高地に位置し、プロホロフカに迫っている。昨日、LSAHは攻勢を一時停止し貴師団の前進を待つため進軍を停止している。豪雨にもかかわらず貴部隊は3日間防御体勢を取っており、次の攻勢に備える余裕があった。
本日0600時、LSAHがプロホロフカへの前進を開始した時、貴部隊は防御態勢にあり鉄道土提東側でLSAHの右翼を援護しプロホロフカへの攻撃を再開するために再集結していた。しかしLSAHはいきなり80分にも及ぶソ連軍の準備砲撃を受け、至る所で強力かつ執拗な攻撃と反攻を受け続けていた。
0830時、ソ連軍砲兵の激しい弾幕が集結地に降り注ぎ、続いてソ連軍戦車部隊の単独突撃を受けるとそれまでの準備は無に帰した。40輌以上のソ連軍戦車の攻撃を受けた時、貴官は真昼まで損害の修復と再編成に追われていた。貴官は再びヤツらを撃退しなくてはならない。幸運を祈る!
<任務>
貴官は次の攻勢に備え、部隊を再編成し移動準備を整えなければならない。イワンはすでに最後の予備戦力を使い果たしたようだ。プロホロフカに迫った今、戦友の第二SS装甲軍団とともに貴官が敵を撃破できれば、クルスク突出部の敵全戦線は崩壊するだろう。「貴官の幸運を祈る("Toi ! Toi ! Toi ! Kommandeur")」。Toi(トイと発音)を三回繰り返すのは、幸運を祈る時のドイツの一般的な言い回し。
【作戦と配置】
前回とほとんど変わらない随分手抜きな事前説明。今回がイワンの最後の戦車攻勢らしいが、多分嘘だろう。マップは前回と全く同じ。ただし砲弾痕や撃破車輌の残骸が増えている。VHは全てEOBになり初期配置地域が随分西に戻っている。おそらく敵は前回と変わらない感じででてくるのだろう。どこに防衛線を張るかが問題だが、初期配置地点からイワノフカ村までが離れている。VHはEOBなので一時的に取られても構わない。ここは安全策を採って森の中を前進し、道路を進撃してくるであろう敵を狙撃する方法をとる。
【戦闘経過】
再び敵の事前砲撃が降り注ぐ。こっちの配置場所がわかるのか?作者の読みはなかなか鋭いようだ。ティーガー隊は中央を東西に横切る道路に展開して前進。南側ではAUXの三突・鹵獲T-34とコアパンターおよびナスホルンが進む。森の中では歩兵部隊がひっそりと前進。
いきなりイワノフカ村周辺を捜索中のAUX偵察歩兵がT-34の群れを発見、即蹂躙される。こりゃ凄い戦力だ。パンターがダッシュで村落の建物を倒壊させ、随伴歩兵とともに村内の道路を西進するだろう敵側面で待ち伏せる。道路出口にはナスホルンが正面から待ち受ける。とりあえず先鋒の装甲車を撃破。
しかしこれじゃ駒が足りないだろう。AUXのT-34が工兵を乗せて村落に向かうが、途中で村落南側から来るタワシを発見。KV-1、それも一番嫌な足の速いKV-1Cだ!撃ちすくめられ敢えなく故障。工兵は徒歩で村落に入らなければいけない。KV-1はどこに向かっている?さらに東からはT-34が次々に村内に入ってくる。待ち伏せていたパンターとSS歩兵が健闘するが数には勝てず炎上。ナスホルンは側面をKV-1に狙われ、必死で森の中に後退。いかん!
騎兵が偵察していた北部では森の中からT-34が来た!あかん!敵はバカではない。開豁地なんて通らないのだ。その数およそ20輌!中央道路をたらたら進んでいたティーガー3輌が北部防衛に引き上げる。中央道路は対戦車砲と三突で防御に徹することにする。敵の重点は北と南だ。とりあえず砲撃で敵の前進を遅らせ、北部防衛線を急造する。超えられない線路の西側にはAUXのパンターと対戦車砲。VH周辺と東側の森には特殊部隊とSS歩兵、ティーガー隊が待ち伏せる。
安全圏から遠巻きに偵察する騎兵によると、北部の敵戦車はKV-1Cを含め続々と数を増している。砲撃で動きは鈍いが確実に前進している。少しずつでも撃破しなければ。ここで役立ったのが森の外縁でインカバーに入った特殊部隊。隣接してきた敵戦車を近接強襲しても姿を晒さない。もちろんティーガーの射線に入った敵は即死。
再び南部イワノフカ村。堪らず中央道路からティーガー1輌が駆けつける。こっちの戦力はティーガー・パンター・ナスホルンが各1輌、三突が2輌、T-34が2輌。三突とT-34は森南端から狙撃し、虎豹犀の野獣三兄弟は村落建物を壁にして射線を限定しながら一輌ずつ敵を葬っていく。東と南からの敵を何とか一掃したところで見張っていたオートバイが新たな装甲車の接近に気づく。第二波が来た!突撃砲だ!
中央道路北の森ではAUX偵察兵がレンド・リース戦車に蹂躙される。M3とチャーチル。しかし数は少ない。こっちはティーガー1輌、完全に隠蔽されている対戦車砲と三突。これで充分相手にできる。災厄はまだまだ広がっていく。空からペストが三連発。イワノフカ村周辺に一撃。砲兵陣地に一撃。北部陣地に一撃。まるでこちらの布陣を完全に見切ったような爆撃。装甲車輌は無事だったが、抑圧は急上昇。爆風でSS歩兵とMG42が消える。何より砲兵が一時的に使えなくなったのが痛い。
それでも敵の攻撃目標がわかり、偵察部隊による早期警戒システムもできあがった。もう敵の新手は来ないだろう。あとは北部を中心に片づけるのみ。いつものティーガー隊と砲兵だけでなく、歩兵部隊も近接強襲で活躍。ゆっくりだが敵の数は確実に減っていく。敵を常にピヨらせることが可能になり、全速後退を始める敵も出始めた。防衛線を押し上げ偵察範囲を広げていく。
まだいるじゃないか。騎兵が待機しているT-34を発見。しかし主力はまだ敵の掃討に忙しい。何ターンか監視を続けると突然動き出した。騎兵は逃げ出す。そして待ち伏せるティーガーの目の前に飛び出す。Boon!最終ターンまでかかったが全敵一掃。
【結果】
スコア 18666:1009(DV)
独損害:Men72、APC2、AFV2
ソ損害:Men382、AFV90
コア損害:1×Panther D、1×SS Rifle Sqd、1×SS MG42 MMG
【感想】
ま〜でるわでるわ。終わってみれば過去最大の戦車戦でした。こちらはそんな心づもりはなかったので、敵の大部隊を各所で発見したときには慌てましたが、まあ損害は抑えられた方でしょう。AUX部隊に対戦車砲とパンターがいるので、敵の侵攻路と目標さえ見当がつけば、がっちりと防衛線を築くことは可能です。一番やっかいなのはシュトルモビクで、こればっかりは防ぎようがありません。歩兵が2つ吹き飛びましたが、ティーガーがやられなかっただけで良しとしましょう。
しかしこのマップは良くできています。無駄に広いので敵の侵攻路は読みにくいですが、地形をうまく利用できればもっと完璧に守ることも可能でしょう。バランス、タイミングとも唸るほどばっちりな良シナリオです。終わってみればめちゃめちゃ難しいというほどではないですが、プレイ中の緊張感を考慮して最高難易度5を献上します。
今回も砲兵が活躍しましたが、ロレーヌ自走砲をフンメルに変えたのはちょっと失敗だったかもしれません。装弾数の少なさと射撃速度のせいか途中で補給が追いつかなくなることがありました。ま、でもこんなに敵戦車がでてきて爆撃もされるなら、砲兵といえど装甲は厚い方が有利なので元には戻しません。
今回久々に爆撃を受けて、そういえばそろそろフランスに回されてヤーボの季節が来るのだと気づきました。対空車輌無しで良いのだろうかと悩んでしまいます。
?所要時間 4時間
?難易度 5/5
?設定 推奨設定(Rarity,C&C オフ)
1943年7月12日1400時 ベレンキノ近郊 有効視界45 ターン15 Defend
【アップグレード】
<変更>
2×PzA LrS(f) → Hummel
予算300円。思い出したようにロレーヌ自走砲をフンメルに変更。口径は同じ150mmで射撃精度は上がるが装弾数は減る。どっちがよいのか悩むところだが、今後戦車戦が激しくなることが予想されるので、直接戦闘の可能性も考えて装甲防御力を重視。
【任務】
<背景>
7月7日に255.2高地を奪取し、その翌日に「コムソモーレッツ」ソフホーズ周辺で敵の大戦車部隊を壊滅させた貴官は、イワノフスキー・ヴィセロク村南東のベレンキノ周辺で防御体勢を取ることを命じられた。貴師団は戦友「ライプシュタンダルテ・アドルフヒトラー(LSAH)」の支援を受けており、同師団は現在「コムソモーレッツ」ソフホーズ北西の241.6高地および252.2高地に位置し、プロホロフカに迫っている。昨日、LSAHは攻勢を一時停止し貴師団の前進を待つため進軍を停止している。豪雨にもかかわらず貴部隊は3日間防御体勢を取っており、次の攻勢に備える余裕があった。
本日0600時、LSAHがプロホロフカへの前進を開始した時、貴部隊は防御態勢にあり鉄道土提東側でLSAHの右翼を援護しプロホロフカへの攻撃を再開するために再集結していた。しかしLSAHはいきなり80分にも及ぶソ連軍の準備砲撃を受け、至る所で強力かつ執拗な攻撃と反攻を受け続けていた。
0830時、ソ連軍砲兵の激しい弾幕が集結地に降り注ぎ、続いてソ連軍戦車部隊の単独突撃を受けるとそれまでの準備は無に帰した。40輌以上のソ連軍戦車の攻撃を受けた時、貴官は真昼まで損害の修復と再編成に追われていた。貴官は再びヤツらを撃退しなくてはならない。幸運を祈る!
<任務>
貴官は次の攻勢に備え、部隊を再編成し移動準備を整えなければならない。イワンはすでに最後の予備戦力を使い果たしたようだ。プロホロフカに迫った今、戦友の第二SS装甲軍団とともに貴官が敵を撃破できれば、クルスク突出部の敵全戦線は崩壊するだろう。「貴官の幸運を祈る("Toi ! Toi ! Toi ! Kommandeur")」。Toi(トイと発音)を三回繰り返すのは、幸運を祈る時のドイツの一般的な言い回し。
【作戦と配置】
前回とほとんど変わらない随分手抜きな事前説明。今回がイワンの最後の戦車攻勢らしいが、多分嘘だろう。マップは前回と全く同じ。ただし砲弾痕や撃破車輌の残骸が増えている。VHは全てEOBになり初期配置地域が随分西に戻っている。おそらく敵は前回と変わらない感じででてくるのだろう。どこに防衛線を張るかが問題だが、初期配置地点からイワノフカ村までが離れている。VHはEOBなので一時的に取られても構わない。ここは安全策を採って森の中を前進し、道路を進撃してくるであろう敵を狙撃する方法をとる。
【戦闘経過】
再び敵の事前砲撃が降り注ぐ。こっちの配置場所がわかるのか?作者の読みはなかなか鋭いようだ。ティーガー隊は中央を東西に横切る道路に展開して前進。南側ではAUXの三突・鹵獲T-34とコアパンターおよびナスホルンが進む。森の中では歩兵部隊がひっそりと前進。
いきなりイワノフカ村周辺を捜索中のAUX偵察歩兵がT-34の群れを発見、即蹂躙される。こりゃ凄い戦力だ。パンターがダッシュで村落の建物を倒壊させ、随伴歩兵とともに村内の道路を西進するだろう敵側面で待ち伏せる。道路出口にはナスホルンが正面から待ち受ける。とりあえず先鋒の装甲車を撃破。
しかしこれじゃ駒が足りないだろう。AUXのT-34が工兵を乗せて村落に向かうが、途中で村落南側から来るタワシを発見。KV-1、それも一番嫌な足の速いKV-1Cだ!撃ちすくめられ敢えなく故障。工兵は徒歩で村落に入らなければいけない。KV-1はどこに向かっている?さらに東からはT-34が次々に村内に入ってくる。待ち伏せていたパンターとSS歩兵が健闘するが数には勝てず炎上。ナスホルンは側面をKV-1に狙われ、必死で森の中に後退。いかん!
騎兵が偵察していた北部では森の中からT-34が来た!あかん!敵はバカではない。開豁地なんて通らないのだ。その数およそ20輌!中央道路をたらたら進んでいたティーガー3輌が北部防衛に引き上げる。中央道路は対戦車砲と三突で防御に徹することにする。敵の重点は北と南だ。とりあえず砲撃で敵の前進を遅らせ、北部防衛線を急造する。超えられない線路の西側にはAUXのパンターと対戦車砲。VH周辺と東側の森には特殊部隊とSS歩兵、ティーガー隊が待ち伏せる。
安全圏から遠巻きに偵察する騎兵によると、北部の敵戦車はKV-1Cを含め続々と数を増している。砲撃で動きは鈍いが確実に前進している。少しずつでも撃破しなければ。ここで役立ったのが森の外縁でインカバーに入った特殊部隊。隣接してきた敵戦車を近接強襲しても姿を晒さない。もちろんティーガーの射線に入った敵は即死。
再び南部イワノフカ村。堪らず中央道路からティーガー1輌が駆けつける。こっちの戦力はティーガー・パンター・ナスホルンが各1輌、三突が2輌、T-34が2輌。三突とT-34は森南端から狙撃し、虎豹犀の野獣三兄弟は村落建物を壁にして射線を限定しながら一輌ずつ敵を葬っていく。東と南からの敵を何とか一掃したところで見張っていたオートバイが新たな装甲車の接近に気づく。第二波が来た!突撃砲だ!
中央道路北の森ではAUX偵察兵がレンド・リース戦車に蹂躙される。M3とチャーチル。しかし数は少ない。こっちはティーガー1輌、完全に隠蔽されている対戦車砲と三突。これで充分相手にできる。災厄はまだまだ広がっていく。空からペストが三連発。イワノフカ村周辺に一撃。砲兵陣地に一撃。北部陣地に一撃。まるでこちらの布陣を完全に見切ったような爆撃。装甲車輌は無事だったが、抑圧は急上昇。爆風でSS歩兵とMG42が消える。何より砲兵が一時的に使えなくなったのが痛い。
それでも敵の攻撃目標がわかり、偵察部隊による早期警戒システムもできあがった。もう敵の新手は来ないだろう。あとは北部を中心に片づけるのみ。いつものティーガー隊と砲兵だけでなく、歩兵部隊も近接強襲で活躍。ゆっくりだが敵の数は確実に減っていく。敵を常にピヨらせることが可能になり、全速後退を始める敵も出始めた。防衛線を押し上げ偵察範囲を広げていく。
まだいるじゃないか。騎兵が待機しているT-34を発見。しかし主力はまだ敵の掃討に忙しい。何ターンか監視を続けると突然動き出した。騎兵は逃げ出す。そして待ち伏せるティーガーの目の前に飛び出す。Boon!最終ターンまでかかったが全敵一掃。
【結果】
スコア 18666:1009(DV)
独損害:Men72、APC2、AFV2
ソ損害:Men382、AFV90
コア損害:1×Panther D、1×SS Rifle Sqd、1×SS MG42 MMG
【感想】
ま〜でるわでるわ。終わってみれば過去最大の戦車戦でした。こちらはそんな心づもりはなかったので、敵の大部隊を各所で発見したときには慌てましたが、まあ損害は抑えられた方でしょう。AUX部隊に対戦車砲とパンターがいるので、敵の侵攻路と目標さえ見当がつけば、がっちりと防衛線を築くことは可能です。一番やっかいなのはシュトルモビクで、こればっかりは防ぎようがありません。歩兵が2つ吹き飛びましたが、ティーガーがやられなかっただけで良しとしましょう。
しかしこのマップは良くできています。無駄に広いので敵の侵攻路は読みにくいですが、地形をうまく利用できればもっと完璧に守ることも可能でしょう。バランス、タイミングとも唸るほどばっちりな良シナリオです。終わってみればめちゃめちゃ難しいというほどではないですが、プレイ中の緊張感を考慮して最高難易度5を献上します。
今回も砲兵が活躍しましたが、ロレーヌ自走砲をフンメルに変えたのはちょっと失敗だったかもしれません。装弾数の少なさと射撃速度のせいか途中で補給が追いつかなくなることがありました。ま、でもこんなに敵戦車がでてきて爆撃もされるなら、砲兵といえど装甲は厚い方が有利なので元には戻しません。
今回久々に爆撃を受けて、そういえばそろそろフランスに回されてヤーボの季節が来るのだと気づきました。対空車輌無しで良いのだろうかと悩んでしまいます。