<おしらせ1>
またまた、いつの間にか掲示板がダウンしていたようですね。ログを見ると、およそ2年半ぶりの改修です。
この間、何度かメールでご要望があったようですが、この度ようやく重い腰を上げて掲示板を修復いたしました。
管理不行き届きで申し訳ありません。

<おしらせ2>
サイト管理を楽にするために体裁を変更しています。
本サイトのメインコンテンツであったSPWAWの解説記事は以下からアクセス可能です。
SPWAW解説記事一覧


<5分で調べたSPWAW界の近況>

びっくりしたことーその1「Depot リニューアル」
SPWAW界を長年牽引してきた世界最大のファンサイトSPWAW DEPOTが、昨年の4月に閉鎖、13年の歴史に幕を下ろしたようです。
と同時にDepotメンバーの一人 Falconさんが新たなサイトSPWAW DEPOTを立ち上げたようですね(笑)。
まあ、中心メンバーが入れ替わって、こじんまりした感はありますが、実質的にはリニューアルって感じですかね。
旧DEPOTの遺産は相続されているようで、今後ともがんばって欲しいところです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawdepot/

びっくりしたことーその2「砲撃要請画面ラグ解消」
マルチコアCPUが普及した頃でしょうか、ある程度以上のスペックのPCでは、砲撃要請画面で挙動がおかしくなる不具合がありましたね。
それが原因でSPWAWを離れた・・という方もおられたような記憶がありますが、どうやらこの不具合、ついに修正されたようです。
これもDEPOTメンバーのおかげみたいですね。Matrix Games 公認(というか黙認ですね)のもと 、本体ファイル MECH.EXE をいじることに成功したようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... -t277.html


というわけで、この機会にもう一度SPWAWをやってみようかな、と思われた方は次のリンクからダウンロードをどうぞ。
DEPOTで全てのファイルのホスティングも始めたようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... es-t6.html

Das Reich #23

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Nor
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Das Reich #23

Post by Nor » 2005.Feb.05(Sat) 18:21

?*39- Das Reich #23 Ivan's Last Reserve ?
?所要時間 4時間
?難易度 5/5
?設定 推奨設定(Rarity,C&C オフ)
1943年7月12日1400時 ベレンキノ近郊 有効視界45 ターン15 Defend

【アップグレード】
<変更>
 2×PzA LrS(f) → Hummel

 予算300円。思い出したようにロレーヌ自走砲をフンメルに変更。口径は同じ150mmで射撃精度は上がるが装弾数は減る。どっちがよいのか悩むところだが、今後戦車戦が激しくなることが予想されるので、直接戦闘の可能性も考えて装甲防御力を重視。

【任務】
<背景>
 7月7日に255.2高地を奪取し、その翌日に「コムソモーレッツ」ソフホーズ周辺で敵の大戦車部隊を壊滅させた貴官は、イワノフスキー・ヴィセロク村南東のベレンキノ周辺で防御体勢を取ることを命じられた。貴師団は戦友「ライプシュタンダルテ・アドルフヒトラー(LSAH)」の支援を受けており、同師団は現在「コムソモーレッツ」ソフホーズ北西の241.6高地および252.2高地に位置し、プロホロフカに迫っている。昨日、LSAHは攻勢を一時停止し貴師団の前進を待つため進軍を停止している。豪雨にもかかわらず貴部隊は3日間防御体勢を取っており、次の攻勢に備える余裕があった。
 本日0600時、LSAHがプロホロフカへの前進を開始した時、貴部隊は防御態勢にあり鉄道土提東側でLSAHの右翼を援護しプロホロフカへの攻撃を再開するために再集結していた。しかしLSAHはいきなり80分にも及ぶソ連軍の準備砲撃を受け、至る所で強力かつ執拗な攻撃と反攻を受け続けていた。
 0830時、ソ連軍砲兵の激しい弾幕が集結地に降り注ぎ、続いてソ連軍戦車部隊の単独突撃を受けるとそれまでの準備は無に帰した。40輌以上のソ連軍戦車の攻撃を受けた時、貴官は真昼まで損害の修復と再編成に追われていた。貴官は再びヤツらを撃退しなくてはならない。幸運を祈る!

<任務>
 貴官は次の攻勢に備え、部隊を再編成し移動準備を整えなければならない。イワンはすでに最後の予備戦力を使い果たしたようだ。プロホロフカに迫った今、戦友の第二SS装甲軍団とともに貴官が敵を撃破できれば、クルスク突出部の敵全戦線は崩壊するだろう。「貴官の幸運を祈る("Toi ! Toi ! Toi ! Kommandeur")」。Toi(トイと発音)を三回繰り返すのは、幸運を祈る時のドイツの一般的な言い回し。

【作戦と配置】
 前回とほとんど変わらない随分手抜きな事前説明。今回がイワンの最後の戦車攻勢らしいが、多分嘘だろう。マップは前回と全く同じ。ただし砲弾痕や撃破車輌の残骸が増えている。VHは全てEOBになり初期配置地域が随分西に戻っている。おそらく敵は前回と変わらない感じででてくるのだろう。どこに防衛線を張るかが問題だが、初期配置地点からイワノフカ村までが離れている。VHはEOBなので一時的に取られても構わない。ここは安全策を採って森の中を前進し、道路を進撃してくるであろう敵を狙撃する方法をとる。

【戦闘経過】
 再び敵の事前砲撃が降り注ぐ。こっちの配置場所がわかるのか?作者の読みはなかなか鋭いようだ。ティーガー隊は中央を東西に横切る道路に展開して前進。南側ではAUXの三突・鹵獲T-34とコアパンターおよびナスホルンが進む。森の中では歩兵部隊がひっそりと前進。

 いきなりイワノフカ村周辺を捜索中のAUX偵察歩兵がT-34の群れを発見、即蹂躙される。こりゃ凄い戦力だ。パンターがダッシュで村落の建物を倒壊させ、随伴歩兵とともに村内の道路を西進するだろう敵側面で待ち伏せる。道路出口にはナスホルンが正面から待ち受ける。とりあえず先鋒の装甲車を撃破。

 しかしこれじゃ駒が足りないだろう。AUXのT-34が工兵を乗せて村落に向かうが、途中で村落南側から来るタワシを発見。KV-1、それも一番嫌な足の速いKV-1Cだ!撃ちすくめられ敢えなく故障。工兵は徒歩で村落に入らなければいけない。KV-1はどこに向かっている?さらに東からはT-34が次々に村内に入ってくる。待ち伏せていたパンターとSS歩兵が健闘するが数には勝てず炎上。ナスホルンは側面をKV-1に狙われ、必死で森の中に後退。いかん!

 騎兵が偵察していた北部では森の中からT-34が来た!あかん!敵はバカではない。開豁地なんて通らないのだ。その数およそ20輌!中央道路をたらたら進んでいたティーガー3輌が北部防衛に引き上げる。中央道路は対戦車砲と三突で防御に徹することにする。敵の重点は北と南だ。とりあえず砲撃で敵の前進を遅らせ、北部防衛線を急造する。超えられない線路の西側にはAUXのパンターと対戦車砲。VH周辺と東側の森には特殊部隊とSS歩兵、ティーガー隊が待ち伏せる。

 安全圏から遠巻きに偵察する騎兵によると、北部の敵戦車はKV-1Cを含め続々と数を増している。砲撃で動きは鈍いが確実に前進している。少しずつでも撃破しなければ。ここで役立ったのが森の外縁でインカバーに入った特殊部隊。隣接してきた敵戦車を近接強襲しても姿を晒さない。もちろんティーガーの射線に入った敵は即死。

 再び南部イワノフカ村。堪らず中央道路からティーガー1輌が駆けつける。こっちの戦力はティーガー・パンター・ナスホルンが各1輌、三突が2輌、T-34が2輌。三突とT-34は森南端から狙撃し、虎豹犀の野獣三兄弟は村落建物を壁にして射線を限定しながら一輌ずつ敵を葬っていく。東と南からの敵を何とか一掃したところで見張っていたオートバイが新たな装甲車の接近に気づく。第二波が来た!突撃砲だ!

 中央道路北の森ではAUX偵察兵がレンド・リース戦車に蹂躙される。M3とチャーチル。しかし数は少ない。こっちはティーガー1輌、完全に隠蔽されている対戦車砲と三突。これで充分相手にできる。災厄はまだまだ広がっていく。空からペストが三連発。イワノフカ村周辺に一撃。砲兵陣地に一撃。北部陣地に一撃。まるでこちらの布陣を完全に見切ったような爆撃。装甲車輌は無事だったが、抑圧は急上昇。爆風でSS歩兵とMG42が消える。何より砲兵が一時的に使えなくなったのが痛い。

 それでも敵の攻撃目標がわかり、偵察部隊による早期警戒システムもできあがった。もう敵の新手は来ないだろう。あとは北部を中心に片づけるのみ。いつものティーガー隊と砲兵だけでなく、歩兵部隊も近接強襲で活躍。ゆっくりだが敵の数は確実に減っていく。敵を常にピヨらせることが可能になり、全速後退を始める敵も出始めた。防衛線を押し上げ偵察範囲を広げていく。

 まだいるじゃないか。騎兵が待機しているT-34を発見。しかし主力はまだ敵の掃討に忙しい。何ターンか監視を続けると突然動き出した。騎兵は逃げ出す。そして待ち伏せるティーガーの目の前に飛び出す。Boon!最終ターンまでかかったが全敵一掃。

【結果】
スコア 18666:1009(DV)
独損害:Men72、APC2、AFV2
ソ損害:Men382、AFV90
コア損害:1×Panther D、1×SS Rifle Sqd、1×SS MG42 MMG

【感想】
 ま〜でるわでるわ。終わってみれば過去最大の戦車戦でした。こちらはそんな心づもりはなかったので、敵の大部隊を各所で発見したときには慌てましたが、まあ損害は抑えられた方でしょう。AUX部隊に対戦車砲とパンターがいるので、敵の侵攻路と目標さえ見当がつけば、がっちりと防衛線を築くことは可能です。一番やっかいなのはシュトルモビクで、こればっかりは防ぎようがありません。歩兵が2つ吹き飛びましたが、ティーガーがやられなかっただけで良しとしましょう。

 しかしこのマップは良くできています。無駄に広いので敵の侵攻路は読みにくいですが、地形をうまく利用できればもっと完璧に守ることも可能でしょう。バランス、タイミングとも唸るほどばっちりな良シナリオです。終わってみればめちゃめちゃ難しいというほどではないですが、プレイ中の緊張感を考慮して最高難易度5を献上します。

 今回も砲兵が活躍しましたが、ロレーヌ自走砲をフンメルに変えたのはちょっと失敗だったかもしれません。装弾数の少なさと射撃速度のせいか途中で補給が追いつかなくなることがありました。ま、でもこんなに敵戦車がでてきて爆撃もされるなら、砲兵といえど装甲は厚い方が有利なので元には戻しません。

 今回久々に爆撃を受けて、そういえばそろそろフランスに回されてヤーボの季節が来るのだと気づきました。対空車輌無しで良いのだろうかと悩んでしまいます。
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これぞクルスク戦!

Post by junkers » 2005.May.12(Thu) 15:38

 アップグレードはII号重自走砲をブルムベアに。思えばブルムベアって、IV号戦車ベースの戦闘車両の中でもトップクラスの性能の割にマイナーではないでしょうか。

現時点での編成は
I.大隊司令部
1xHQ、1xSS歩兵、1xFO、2xAmmoCarrier、1x工兵小隊(爆薬工兵x2、火炎工兵x2)、1x四連20mm自走対空

II.偵察中隊
2xIII号N型(中隊司令部)、3xオートバイ、3x騎兵、4xII号F型

III.歩兵中隊
1xSS歩兵(中隊司令部)、2xSS歩兵小隊(各々SS歩兵x4、MG42x1)

IV.戦車中隊
2xパンターD型(中隊司令部)、5xIV号H型、1xStuH42、2xIII突G型、2xナースホルン、3xブルムベア

V.砲兵中隊
1x120迫、2xフンメル、2xヴェスペ、2xヴュルフラーメン

 またも防衛任務ですが、おおむね北、中央、南の3つの戦線とその間の森林地帯からなっていると見なせます。マップ上の敵戦車の残骸が、敵がどこから進撃してくるかを明確に示していると思われるので、森林に歩兵を配置して浸透を防ぎ、それぞれの戦線にバランス良く兵力を振りたいところです。北戦線は初期配置可能なのでコア配置→塹壕化を使って見えないパックフロントを作ります。装甲に不安のあるIV号戦車小隊と支援用のブルムベアを配置し、さらに工兵も張り付けることとします。中央戦線はコア及びAUXのパンター・III突で戦線を形成し、支援にナースホルンを充てます。南戦線は捕獲T34とIII突で戦線を形成。例によって偵察中隊は戦線の穴がない様にピケットを張り、II号戦車は後方警戒としました。


**戦闘詳報**

 北戦線で大規模なT34の突撃から戦闘が始まった。塹壕化した工兵と、それを支援するIV号戦車。今回もIV号の75mm砲がなかなか効かない。正面200〜300mだと3発命中させて1発貫通できればいい方。逆にブルムベアが凄まじく、当たれば撃破、ついでに周囲の敵兵も一掃する。味方の工兵も削ってくれているが(汗)。正面からの撃ちあいで真っ向勝負になったが、カチューシャとブルムベアで兵員が4まで減った工兵分隊以外はまったく後退することなく踏みとどまる。恐怖のKV-1Cの突撃もブルムベアと火炎放射工兵で粉砕。ブルムベアはHEAT弾がなくなるまで戦い、後退。工兵は爆薬と火炎放射器がなくなってもせっせと地雷を埋めさせた。

 中央戦線も大規模な戦車戦。パンターは非常に頼もしく、中央で踏ん張る。コアのパンターがIl-2に狙われて一度は退却モードになったが、それにあわせて突撃してきたSu-122は後方で控えていたナースホルンが撃破。さらにIl-2の誤爆が敵に襲いかかり、攻勢は一気に止まってしまい、後は楽な展開となった。

 南戦線は捕獲T34が全然使えない。当たらない、貫通しない、すぐ故障、で全く敵を止められない。あわてて対戦車砲とIII突を振り向けたがIII突も焼け石に水。さらに中央戦線からAUXパンターを引き抜き、予備のIII号N型も投入する。…結論から言うとIII号N型のHEATではKV-1の正面装甲を抜くことはできず。ここではパンターが活躍してくれた。


感想

 結局、大きな突破をされることなく(南戦線は押し込まれましたが)DVでした。コア損害はIl-2の爆撃の巻き添えを食ったMG-42分隊のみ。コアの自走20mm4連対空はIl-2を1機撃墜してくれました。最初に塹壕化ボタンを押して防衛陣地を作る(対戦車砲などはそこに移送する)のが良かったかと思われます。あとは火砲の数が多いので臨機射撃が途切れなかったのが勝因かと。

 気がつくとブルムベアがトップスコアの撃破数65に達しました。もともとフラミンゴだったのでスコアは多かったのですが、我が大隊の1位2位をブルムベアが占めています。臨機射撃でT34を撃破しつつ周りの脱出クルーも消散させるので、面白いようにスコアがのびます。。3位はオートバイの49。戦車隊のエースがIV号戦車なのは少し嬉しいかも。こうしてみるとStuH42の105mm砲というのは中途半端で使い勝手が悪いようですね。
Last edited by junkers on 2022.Jan.08(Sat) 23:28, edited 1 time in total.

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応援

Post by Desertrat » 2005.May.12(Thu) 21:42

快進撃おめでとうございます。パンターとナースホルンの協調など、ティーガーなしを感じさせない戦いぶりはさすがです。
戦闘団全体も油が乗ってきたという感じでしょうか?どこまでティーガーなしでやっていけるか楽しみにしています。

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一応、無事だった

Post by Desertrat » 2006.Mar.08(Wed) 21:14

前回ラッキーヒット?で乗員脱出に追い込まれたティーガーの車長はどうも無事らしく、CWで確認した限りではモラルが60台になった以外は問題なし。ただ今回の戦いはわずか1時間後であるためあえて修理やアップグレードは行わないので、そのため実際には大丈夫なのかはわからない。まさか直すときに判定するとかはないよね。とりあえずクルスク終わったら直そう。それと一緒にロレーヌをそろそろフンメルにしないと。

【作戦】
前回戦闘終了から一時間後ぐらいの設定。マップも全く同じため作戦が立てやすい。またVHがPPTからEOBになってさらにやりやすい。作戦は前回の作戦とあまり変わってない。VH郡北と南にある森を中心にコア歩兵を配置して両翼にティーガーを3輌ずつ配置して適当なタイミングでマップ端から包み込むように反撃を開始する。北にはAUXパンター3輌を南にはAUX T-34 m.43(r)3輌をさらに加えて反撃を行う。残りの装甲戦力のAUX三突は中翼に配置して、いつも予備のブルムベアは今回は南の森の南端の縁に配置する。ここはなぜか視界のとおりがいいので戦果が期待できるだろう。今回は75mmATGが4門与えられているので中翼のど真ん中に2つと、ブルムベアの地点に2つ配置して火力を補う。予備戦力は戦車戦では役に立たないコアT-34 m.40のみ。それと今回は特殊部隊の潜入は行わず。どうも今回は全面から赤軍の突撃がある気がするので中途半端な地点だと巻き込まれかねないので。さらにAUX斥候も可能な限り早く側面に退避。

【経過】
また塹壕ができてる。うーDelayだと思ってたらDefendだった。塹壕があるってわかってたら配置とか違っただろうに、失敗。ただそんなに酷くないのでなんとかなると思うが。

なんと!鉄道の周囲は巨礫(Boulder)で通行不能でティーガーをその外に配置しちゃったよ。パンターも同じ状況になっていて、それにしてもこれはまずい予感。

敵ターンでいきなり無数のT34が左翼に、それとIVANOVKA村のVH付近に現れる。これは非常にまずい。ティーガーの配置ミスが響く。側面に逃がそうとしたAUX斥候は逆に危機に陥っている状況。たぶん半分はもうだめだろう。すまん。
歩兵の配置を修正して火砲ありったけを左翼のT34に要請。他基本は作戦どおりに進行中。

左翼ではコア歩兵を2重スタックして作った防衛線にT-34の怒涛の突撃が始まる。Panzerwurfmineが続く限りは近接強襲が決まるが、それがなくなると成功率もぐっと落ちてT-34に反撃をくらう。その猛射の前にはコア歩兵ももたず、煙幕を張って後退する。そこにパンターが到着するので防衛線の側面に向かわせる。ティーガーはもう一歩届かない。中翼では目だった戦闘はない。右翼ではIVANOVKA村のVHを既に失っていて、そこからソ連軽戦車とT-34が右翼のVH郡に向かって進撃中。

左翼では突撃が続いていてコア歩兵の近接強襲もほとんど効果なく、コア歩兵はさらに後退してVHまで1ヘックスのところまでT34の群れが近づく。後方ではT34の突撃に続くKV1 3輌のうち1輌をパンターが背面よりの側面から撃破する。ここで、交戦距離までティーガーは迫っていて反撃を開始する。というかしないとコア歩兵が消散しかねない。まず騎兵を3分隊で近接強襲を試みるがどれも失敗。次に抑圧が十分に上がったところでティーガーを進める。反撃を受けるが命中はせず、食事時の方向に車体を向けてから一輌ずつ撃破していく。ティーガー3輌で大部分は始末したが、まだいくらか残っているので最後はパンターを急遽戻して残りを始末させる。パンター強いな。これで左翼は安定した。
右翼では側面からティーガーがT34を数輌撃破するが、視界の関係でほとんどそのままコアFT工兵の潜むVHに向かう。FT工兵の防衛線には煙幕を張って覆い隠す。

一番の盛り上がりは左翼の戦闘でそれが終わると後は付けたしのようなものでした。
右翼では煙幕が不十分でその隙間からFT工兵ががんがん打たれていきなりピンチになったりするが、側面のティーガーとATGの活躍でシナリオ半ばにはほとんど安定した。ただヤーボが4機来襲して、南の森南端のATG陣地を壊滅させたときはびびった。その隣のヘックスにはブルムベアがいて、サイズが大きいにも関わらず攻撃されなかった。ATG優先なのか?あるいは目標がいくつかあったら手前から攻撃するのか?
中翼の戦闘も三突とATGと特殊部隊の活躍で10ターン頃には終了。
IVANOVKA村のVHはさっさと踏んで、残りは残党探しへ。15ターンまで終わらずそのまま終了。

【結果】
スコア 18709:925(DV)
独損害:Men52
ポ損害:Men377, AFV92
コア損害:なし

【感想】
最初のミスがどんどん膨れ上がってくまずい指揮でした。左翼は前進せずに、最初の塹壕にコア歩兵を置くべきでした。戦力不足の状態で計画どおり前進して、そこに防衛線を張ったために苦労しました。
私の編成はかなり戦車多め(というかティーガー7輌は強力すぎる)なのですがそれでもかなり危うい状況がありました。それに加えてもしヤーボがクリーンヒットしていたらと思うと、一歩間違えると大損害を被ったかもしれません。かなり危険なシナリオですね。
どうやら次回も7月12日のようで前回やられたティーガーは修理しない予定。
>ロレーヌ自走砲をフンメルに変えたのはちょっと失敗だったかもしれません。装弾数の少なさと射撃速度のせいか途中で補給が追いつかなくなることがありました。
そうなのか。でもやっぱりそのうちアップグレードしないといけないからね。なのでやはりクルスク終わりにアップグレードしよう。

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Re: Das Reich #23

Post by apricot » 2012.Apr.12(Thu) 07:05

同じマップ、VHの価値低い、そしてやっぱり戦車戦。
……適当すぎない?(^-^;

とりあえず装甲と歩兵をばらまき塹壕を掘らせて戦闘開始!
とにかく敵の装甲が多い多い。圧倒的に強いティーゲルでもあっという間に臨機を使い果たしてAPCR弾を撃たれまくる。これは分が悪いので、陰にまわって側面撃ちに徹した方がよさそう。
さらに機関砲装備のシュトゥルクモビクまで降ってくる。こえええ~~~( ̄▽ ̄;

そしてついに1輌のティーゲルが側面に回りこまれて至近距離で吹っ飛ばされてしまう。さらにもう1輌も主砲をへし折られて撤退。うーんリアル。
北部がだいぶ苦しくなってきたものの、塹壕にこもったSSががんばる。同じ歩兵が1ターンに3回強襲成功なんてこともしばしば。爆薬がたりーん。
高台に陣取ったAUXパンターとATGもいい仕事をしてくれる。

どうも位置取りがよくなかったらしく、また臨機切れで囲まれたティーゲルが1輌昇天してしまう。これで5輌のうち3輌が戦闘不能に。責任問題ですな(^^ゞ

しかし後続は思ったほどの数はいないようで、第9ターンに士気崩壊。第11ターンには全VHを取り返す……が、終わらない。
そうこうしているうちにまたシュトゥルクモビクが飛んできてフンメルをやられる。むっきー。

第14ターンで終了。はふ。
まさに少数精鋭 VS 物量の戦いでした。


スコア: 17312 : 1815 (DV)
味方損害:Men72 AFV5
敵損害:Men370 AFV84
コア損害:
  • ・SS歩兵分隊 x1
  • ・VI号戦車E型ティーガー(前期)x2
  • ・III/IV号自走榴弾砲フンメル x1
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Re: Das Reich #23

Post by junkers » 2022.Mar.12(Sat) 20:38

 17年ぶりにCCオンで挑むDas Reichキャンペーン第24戦。時間軸は前ミッションから2時間しか経過していません。LSSAHの右翼に展開する我がSS装甲擲弾兵師団ダス・ライヒは、赤軍戦車部隊の攻勢を撃退(あんまり撃破できませんでしたが…)するも、ふたたび赤軍の攻勢にさらされることになります。


【アップグレード】
 予算は200点。本ミッションではハーフトラックで運ぶようなAUX盤内砲兵はありませんので

SPW 251/1 HT → SdKfz 7/1 39円。

ハーフトラックを再び自走対空機関砲に変更します。


【戦闘詳報】
 前ミッションとほぼ同一マップだが、イワノフカ村の確保には失敗している。これはあれだ、前ミッション最終ターンの敵の攻勢により我が部隊は後退を強いられた、ということだ :pale

 前ミッションではマップ北東からの第1波、東からの第2波に分かれていたので、およそ同じように進撃してくると予想。北東セクターが一番の激戦区になると思われるので、ここにフェルディナント x2、IV号G型 x4に支援されたコア歩兵1個小隊を配置。
 道路沿いの中央セクターには33B突撃歩兵砲 x3に支援されたコア歩兵1個小隊を、南セクターにはIII突 x2、III号L x2に支援されたコア歩兵1個小隊を配置する。それぞれのセクター間の森林には(潜入させない)東亜総統特務隊とコア騎兵2個小隊を配置して敵の浸透に備えることとする。

 カチューシャの激しい砲撃からターンを開始。予想通り、まず北東セクターにT34の群れが殺到してくる。有効視界45もある割に高地設定のせいで射界が狭く、400mくらいの距離での撃ち合いとなる。正面を向けているとフェルディナントはやっぱり撃たれないのだが、少しでも斜めを取られると撃たれる。撃たれても抜かれはしないのだが、撃たれすぎて2輌とも主砲故障となる。 8-[
 とはいえ主砲故障して後退するまでに、2輌のフェルディナントでWeide分隊長車が9キル、僚車は10キルを挙げ、この方面の敵の過半を撃破したのでまあ満足。残るT34は鉄道土手奥に配置したIV号戦車がいい感じに側面を取り、歩兵の近接強襲とあわせて敵の第一次攻勢を完全にストップさせることに成功。

 中央セクターにはレンドリース戦車の群れが殺到してくる。当たればほぼ確実に敵戦車を撃破してくれる33B突の150mmHEAT弾は、1輌あたり4発しかないのであっという間に弾切れになってしまう。HE弾でも高確率で撃破 / 乗員離脱させてくれるのだが、タイミング良く敵の空襲が炸裂してコア33B突1輌が撃破されると、もう1輌の33B突はHE弾までも尽きてしまい、一気に歩兵陣地まで肉薄される。森林外縁に配置されていたAUXのIII突と北東セクターから回したAUXのパンターとでなんとか撃退。

 一番の激戦区が南セクター。敵の砲撃もこっちに集中した上、AUXの鹵獲T34が全然頼りにならない。おまけにコアIII号L型 x1が空襲で撃破、コアIII突x1もT34に撃ちぬかれると防衛戦力が半減、仕方なく煙幕を焚きまくって歩兵の近接強襲に頼る羽目になる。
 が、ここから敵はベレンキノ村には向かわず、北上して中央セクターに向かってくれたので難を逃れる。一時はAUXのフンメルの直射まで動員する羽目になっていたので、かなりギリギリであった。ちなみにフンメルはHEAT弾を装備している。33B突は短砲身の150mm歩兵砲、フンメルは150mm野砲で初速が段違いの筈だが、HEAT弾は運動エネルギーによらない貫通力を発揮する砲弾なのでどっちも同じ貫通力なのである。

 中央セクターに目標を変更した敵南翼部隊は森林地帯でことごとくコア歩兵 / 東亜総統特務隊の近接強襲の餌食となり、メインのVHゾーンの保持しつつ14ターン終了。Nor司令官閣下の感想にもあったように、キャンペーン始まって以来の大規模な戦車戦であった。



【戦闘結果】
 19991 : 2078, DV。コア損害は33B突撃歩兵砲(StuIG 33B) x1、III号戦車L型(PzKpfw III L) x1(どちらも空襲による)。III号突撃砲G型(StuG III G(E))x1(T34により正面から撃破)。幸いどれも乗員離脱には成功。


【感想】
 前ミッションでは敵戦車の大部分を取り逃しましたが、今回は70輌以上を撃破することに成功しました。これならLSSAHも突破成功間違いなしですね(フラグ
 敵に随伴歩兵がいなかったのが一方的なキルレシオの主な要因で、眼のない戦車は歩兵と対戦車砲のいい的でした。これがタンクデサントつきのT34だったのであれば、数の暴力で一方的に突破されていたかと思われます。

 後方には3門のコア自走対空機関砲(20mm四連装) x3を砲兵陣地周辺に配置しましたが、Il2シュトゥルモヴィクのしつこい空襲に最後まで悩まされました。中盤までに1機は撃墜に成功、2機くらいにダメージを入れたはずですが、それでも終盤まで空襲がやみませんでした。
 コア歩兵には3人くらいまで減った分隊も出ましたが、幸い消散する部隊はありませんでした。
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