2.*10 Starlinglad Campaign(新しいほう) #10? 穀物サイロ攻略
3.所要時間 4時間弱(動作環境を満たすPCなら半分ぐらい)
4.難易度 3/5
5.設定 C&C オフ
1942年9月18日1400時 快晴 スターリングラード 穀物サイロ 有効視界20 ターン12 Advance
【アップグレード・修理】
なし
予算が55ライヒスマルクほど。修理するユニットなし、アップグレードは特になし。いや、SS歩兵を工兵にしたい、という欲求に負けそうになってきていますが。
【任務】
赤軍がしつこく確保しつづけている穀物サイロを奪取せよ。
【作戦】
<地形>
マップの大きさは小さいもの。そのかわり、マップ全体に市街地が広がっております。市街地の道路は曲がりくねり視界を制限、それでいながら敵側の建物の幾つかは、広く視界を確保している。その市街地の中心には目標の穀物サイロ。
VHはどこも50点ほどの低い点数で、敵ユニットを撃破しなければ勝利することは難しそう。
<サポートユニット購入>
予算は70ライヒスマルクほど。購入したのは……
2×GE Engineer Sqd
1×Stoewer40
今回のシナリオでは工兵小隊を分散させず、一まとめに使用したいので、各SS歩兵小隊を支援するための工兵分隊を二つ。それと、コア37mmAAを移動させるための自動車を一台購入。
<配置・作戦>
・北側
SS歩兵1個小隊、1×GE Engineer Sqd、1×Stug ausf G(E)、2×Pzkpfw-IVg 1×Sdkfz11、1×88mmFlak18
・中央
工兵1個小隊、1×Stug ausf G(E)、3×Pzkpfw-IVf2(s)、1×Sdkfz11、1×88mmFlak18
・南側
SS歩兵1個小隊、1×GE Engineer Sqd、1×Stug ausf G(E)、1×Pzkpfw-IVf2(s)、1×Pzkpfw-IVg、1×Stoewer40、1×37mm Flak36、2×StuIG33B
・最南端
AUX 1×GE Sniper
戦列はこんな感じです。配置そのものは北側に偏らせてあります。AUXのスナイパーのいるあたりは一切手をつけない心積もり。
北側攻撃隊はそのまま東進。市街地北側に散在する妖しげな家屋をしらみつぶしに攻撃。一段落ついたら北側から穀物サイロへ移動。
AFVが多く、質の高い工兵小隊で構成される中央攻撃隊が、薄く広がりながら南東方面に移動しつつマップ中央の穀物サイロを狙う。さらに、南側攻撃隊は、北東方向に移動しつつ穀物サイロへ移動して中央攻撃隊と合流する。
彼らで穀物サイロを確保したら、予備隊に登場願い、さらに戦果拡張。
・予備隊
SS歩兵1個小隊(1個分隊、機関銃班欠)、3×Sdkfz251/HT
・戦闘団本部
1×GE HQ、1×SS Rifle Sqd(中隊本部班)、1×SS Rifle Sqd、1×SS MG42MMG、オートバイ歩兵1個小隊、自走砲小隊、SS歩兵中隊迫撃砲班、2×37mm Flak36
予備隊にはAFVを配置せず。戦列に配分する分でコア戦車を使い切りました。戦闘本部ですが、HQと砲兵部隊とその護衛部隊です。このマップ、いかにもサプライズがありそう。
特殊部隊1個小隊には、マップ南東へ潜入させ、迫撃砲や赤軍HQの撃破を狙ってもらう。
【戦闘経過】
<第1ターン>
各歩兵部隊は慎重に前進。特に工兵は地雷に注意しながらじっくり前進。敵歩兵を見つけたら戦車が遠距離射撃。7〜8%の命中確率でも結構当てられます。そして逃げたところを歩兵が射撃。4個分隊ほど見つけた敵歩兵は、消滅させるか視界外へ後退させることに成功。
<第2ターン>
北側攻撃隊はサポートの工兵が大量の地雷を発見。まともに移動できなくなる。さらに敵のトーチカを一つ発見したものの、車輛が射点へ移動できず放置する以外なし。その他は至って順調。
<第3ターン>
北側攻撃隊のSS歩兵小隊の中で、最も経験値が高く歩兵指揮能力の高い分隊が、味方の砲兵部隊の誤爆により6人死傷、消滅

中央攻撃隊は穀物サイロのすぐそばまで進撃。南側攻撃隊も穀物サイロへほとんど損害無しで前進。これほど赤軍親衛歩兵に対して優勢に射撃戦を進めたことがあったであろうか

そんなわけで予備隊出撃準備。中央攻撃隊が切り開いた進路から前進する予定。全隊が乗車し一息で穀物サイロへ前進できる位置へ。
このターンに特殊部隊2個分隊がマップ南東に登場。でも、いきなり赤軍SMG歩兵小隊のど真ん中に現れなくても良かったんではないのでしょうか?
距離を取ろうとしたものの、SMGの一撃を食らって大打撃。どうにか煙幕を張って敵の視界をふさぐ。
<第4ターン>
3ターン終了後の赤軍のターン時、予備隊のハーフトラックのすぐそばに赤軍特殊部隊が登場。赤軍の特殊部隊は自走砲部隊のロケット砲の臨機射撃が撃破したものの、ハーフトラック1両が撃破され、(ロケット砲を食らって)歩兵1個分隊が構成人員4名となり戦力外となった

この時点で全てのハーフトラックが抑圧を除去できず移動不能状態。あれま…… でも、もしかしたらこれは棚から牡丹餅かもしれない

穀物サイロでは、ソビエト海軍歩兵が登場。激しい射撃戦でコア歩兵に損害続出。それでも、戦車と機関銃の活躍で赤軍歩兵を後退させる。我が歩兵は穀物サイロへ一歩だけ突入。やっとこさ南側攻撃隊が中央攻撃隊と合流。
北側攻撃隊はさらに工兵が多数の地雷を発見。また車輛が動けなくなる。幾つか発見した敵歩兵を掃討したものの、どうしようかこの地雷……
<第5ターン>
穀物サイロでの赤軍歩兵の抵抗は極めて激しい。とうとうこちらの歩兵分隊に、構成人員5名をしたまわるところが出てきた。この状態で、後方から潜入してきた特殊部隊と穀物サイロで抵抗する赤軍歩兵に、中央・南側攻撃部隊がサンドイッチされる事態はぜひ避けたいところ。
そこで、中央攻撃隊より突撃砲1両と戦車1両、偵察属性付の機関銃班1個を後方へ移動させる。彼らには予備隊と合流してもらい、敵の特殊部隊を刈ってもらう。
予備隊は、歩兵1個分隊が戦力外となったこともあり、オートバイ歩兵1個分隊が予備隊に加入する。
赤軍特殊部隊は続々と登場してきている。こちらのHQを狙ってきた不届者には自走部隊の弾幕と、本部護衛部隊の射撃が、中央・南攻撃隊の後方に登場してきたものには予備隊が走り回って攻撃、次々と消散させる。
北側攻撃隊は地雷処理が続く。しかも、敵のスナイパーや機関銃班の監視下で。どうにか姿をあらわしてきた機関銃班を、移動のできない戦車が遠距離射撃で撃破。しかし、スナイパーの姿は見えない。居るはずなんだが...
<第6ターン>
穀物サイロ内の射撃戦を優勢に進めることのできる目途が立ってきた。そこで、損害の少ない歩兵分隊を選んで穀物サイロの防衛をやってもらい、損害の大きい部隊と余っている戦車にさらなる戦果拡張をやってもらう。
さらに、南東に登場済みの特殊部隊がそろそろと1HEX移動を繰り返し、隠密偵察により戦果拡張に出ている集成部隊を援護する
この集成部隊は、あっさりと赤軍通常歩兵1個小隊を視認。戦車が一気に接近し、この小隊はすぐに壊乱状態に。
穀物サイロでは相変わらず射撃戦が行われている。こちらを守るのはSS歩兵3個分隊と火炎放射器持ちの工兵1個分隊、通常工兵1個分隊。ここでも戦局を大きく動かしたのは火炎放射器。さすがの威力。
赤軍特殊部隊はあちこちに登場してくるが、予備隊が速い段階で対応できるため、特に問題なし。
<第7〜8ターン>
北側攻撃隊は地雷の処理を幾つかすませ、前進の余地が出てきた。そのおかげかスナイパーを発見、撃破。さらに、トーチカを発見。早速戦車が銃眼射撃を行い撃破。
穀物サイロでは、一方的に赤軍歩兵をボコボコにできる状況となり、かなり溜飲を下げる。
戦果拡張の集成部隊も、赤軍SMG歩兵1個小隊を撃破。絶好調。
このまま8ターンに全てのVHを確保。この8ターンにシナリオは終了しました。
【結果】
スコア 2621:266(DV)
独損害:Men52、APCs1
ソ損害:Men394、Art2
コア損害:1×SS Rifle Sqd、1×Sdkfz251/1HT
【感想】
思ったよりも歩兵の損害が大きかったです。やはり、市街戦では赤軍特殊部隊やパルチザンの潜入を警戒しなくては……
今回はHQの防備は完全でしたが、予備隊の移動のときに緊張を解いてしまったようです。しかし、予備隊をしっかりと活用できたので、そこは満足しております。HQ護衛隊もよく働きましたし。
しかし、88先生は上手く使えませんでした。地雷原だらけの北部で移動不能になっては…… 中央攻撃隊でも、88先生は射撃後、赤軍歩兵の臨機射撃を食らってラリッてましたし…
あとは特殊部隊の潜入する場所。今回はとても不用意な潜入箇所でした。