<おしらせ1>
またまた、いつの間にか掲示板がダウンしていたようですね。ログを見ると、およそ2年半ぶりの改修です。
この間、何度かメールでご要望があったようですが、この度ようやく重い腰を上げて掲示板を修復いたしました。
管理不行き届きで申し訳ありません。
<おしらせ2>
サイト管理を楽にするために体裁を変更しています。
本サイトのメインコンテンツであったSPWAWの解説記事は以下からアクセス可能です。
SPWAW解説記事一覧
<5分で調べたSPWAW界の近況>
びっくりしたことーその1「Depot リニューアル」
SPWAW界を長年牽引してきた世界最大のファンサイトSPWAW DEPOTが、昨年の4月に閉鎖、13年の歴史に幕を下ろしたようです。
と同時にDepotメンバーの一人 Falconさんが新たなサイトSPWAW DEPOTを立ち上げたようですね(笑)。
まあ、中心メンバーが入れ替わって、こじんまりした感はありますが、実質的にはリニューアルって感じですかね。
旧DEPOTの遺産は相続されているようで、今後ともがんばって欲しいところです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawdepot/
びっくりしたことーその2「砲撃要請画面ラグ解消」
マルチコアCPUが普及した頃でしょうか、ある程度以上のスペックのPCでは、砲撃要請画面で挙動がおかしくなる不具合がありましたね。
それが原因でSPWAWを離れた・・という方もおられたような記憶がありますが、どうやらこの不具合、ついに修正されたようです。
これもDEPOTメンバーのおかげみたいですね。Matrix Games 公認(というか黙認ですね)のもと 、本体ファイル MECH.EXE をいじることに成功したようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... -t277.html
というわけで、この機会にもう一度SPWAWをやってみようかな、と思われた方は次のリンクからダウンロードをどうぞ。
DEPOTで全てのファイルのホスティングも始めたようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... es-t6.html
またまた、いつの間にか掲示板がダウンしていたようですね。ログを見ると、およそ2年半ぶりの改修です。
この間、何度かメールでご要望があったようですが、この度ようやく重い腰を上げて掲示板を修復いたしました。
管理不行き届きで申し訳ありません。
<おしらせ2>
サイト管理を楽にするために体裁を変更しています。
本サイトのメインコンテンツであったSPWAWの解説記事は以下からアクセス可能です。
SPWAW解説記事一覧
<5分で調べたSPWAW界の近況>
びっくりしたことーその1「Depot リニューアル」
SPWAW界を長年牽引してきた世界最大のファンサイトSPWAW DEPOTが、昨年の4月に閉鎖、13年の歴史に幕を下ろしたようです。
と同時にDepotメンバーの一人 Falconさんが新たなサイトSPWAW DEPOTを立ち上げたようですね(笑)。
まあ、中心メンバーが入れ替わって、こじんまりした感はありますが、実質的にはリニューアルって感じですかね。
旧DEPOTの遺産は相続されているようで、今後ともがんばって欲しいところです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawdepot/
びっくりしたことーその2「砲撃要請画面ラグ解消」
マルチコアCPUが普及した頃でしょうか、ある程度以上のスペックのPCでは、砲撃要請画面で挙動がおかしくなる不具合がありましたね。
それが原因でSPWAWを離れた・・という方もおられたような記憶がありますが、どうやらこの不具合、ついに修正されたようです。
これもDEPOTメンバーのおかげみたいですね。Matrix Games 公認(というか黙認ですね)のもと 、本体ファイル MECH.EXE をいじることに成功したようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... -t277.html
というわけで、この機会にもう一度SPWAWをやってみようかな、と思われた方は次のリンクからダウンロードをどうぞ。
DEPOTで全てのファイルのホスティングも始めたようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... es-t6.html
THE CASTLE ~domo戦記外伝3
虎に仕掛けた罠には獲物がかかるどころか、対戦車砲は遠距離で高射砲の水平射撃を受けあえなく失敗に終わった。
守りに入った虎は強い。
数台のタイガー戦車でソ連軍の戦車を何十台も撃破したとか、タイガー戦車の伝説は往々にして防御側の出来事に多い
その虎が第2中隊の方に1台と、第3中隊の方に1台いる。
数で押せる序盤ならばタイガーであろうともなんとかできるんだろうが、もうこれ以上戦車を失えなくなるとこの虎は無敵に思えてしょうがなくなる。
虎から来るこのような精神的プレッシャーはものすごいものがある。
戦場に一種の絶望感、あきらめ感が漂う。
多分これは当時の米兵やイギリス兵もそうだったのだろう。
だから彼らは虎に出くわしたら一目散に空軍を呼んだにちがいない。
陸の王も空からの攻撃には無力でしかないのだ。
しかしここでは空軍を呼ぶことはできない。
ならばどうしたらいいのか・・・
方法があるとしたら・・
実はある!
毎日お読みくださる皆さんだけに特別サービスとしてお教えしよう。
それは
「弾薬が切れるのをひたすら待つ!!(汁)」
いくら無敵の戦車であっても弾薬がなければただの鉄の箱にすぎない。
しかも虎はAP弾よりHE弾の搭載は少ない。
そのために第2中隊司令部には虎の発射する砲弾をカウントする隊員がいるのだ。
だいぶ砲弾を撃ちつくしたような気もするが・・
ちょうどそのときその隊員が報告にきた。
「残りが10発を切りました」
Hortyさん、お久ぶりです。
そうでした。わからないことがあれば現職の方にお聞きすればよかった。
だからといって僕なんか何を聞けばいいかがわからないですが。
これからはリアル軍隊のことに関してはご意見を賜ります。
JMAさん、先週は初勝利おめでとうございます。
いやあ、ほんとうに強い、完敗です
ユンカースさんご指摘ありがとうございます。
Z射撃のZはただ「Z」キーを使うからだとばかり思っておりました。
それとメイデイの方はMay とDayを離すと、あれですか、5月1日になっちまうんですね。
さすがベテラン指揮官の方々は目のつけどころがちがいますねえ
こりゃ次の戦記にはお二方にも登場してもらいましょうかね、ヒヒヒ
それからずらりと並んだ勲章の一番右側のはなんですか、あれは、テポドンが渋谷に落ちてきますよ、まったく。
守りに入った虎は強い。
数台のタイガー戦車でソ連軍の戦車を何十台も撃破したとか、タイガー戦車の伝説は往々にして防御側の出来事に多い
その虎が第2中隊の方に1台と、第3中隊の方に1台いる。
数で押せる序盤ならばタイガーであろうともなんとかできるんだろうが、もうこれ以上戦車を失えなくなるとこの虎は無敵に思えてしょうがなくなる。
虎から来るこのような精神的プレッシャーはものすごいものがある。
戦場に一種の絶望感、あきらめ感が漂う。
多分これは当時の米兵やイギリス兵もそうだったのだろう。
だから彼らは虎に出くわしたら一目散に空軍を呼んだにちがいない。
陸の王も空からの攻撃には無力でしかないのだ。
しかしここでは空軍を呼ぶことはできない。
ならばどうしたらいいのか・・・
方法があるとしたら・・
実はある!
毎日お読みくださる皆さんだけに特別サービスとしてお教えしよう。
それは
「弾薬が切れるのをひたすら待つ!!(汁)」
いくら無敵の戦車であっても弾薬がなければただの鉄の箱にすぎない。
しかも虎はAP弾よりHE弾の搭載は少ない。
そのために第2中隊司令部には虎の発射する砲弾をカウントする隊員がいるのだ。
だいぶ砲弾を撃ちつくしたような気もするが・・
ちょうどそのときその隊員が報告にきた。
「残りが10発を切りました」
Hortyさん、お久ぶりです。
そうでした。わからないことがあれば現職の方にお聞きすればよかった。
だからといって僕なんか何を聞けばいいかがわからないですが。
これからはリアル軍隊のことに関してはご意見を賜ります。
JMAさん、先週は初勝利おめでとうございます。
いやあ、ほんとうに強い、完敗です
ユンカースさんご指摘ありがとうございます。
Z射撃のZはただ「Z」キーを使うからだとばかり思っておりました。
それとメイデイの方はMay とDayを離すと、あれですか、5月1日になっちまうんですね。
さすがベテラン指揮官の方々は目のつけどころがちがいますねえ
こりゃ次の戦記にはお二方にも登場してもらいましょうかね、ヒヒヒ
それからずらりと並んだ勲章の一番右側のはなんですか、あれは、テポドンが渋谷に落ちてきますよ、まったく。
【17ターン】
16ターンのドイツ軍には動きがなかった。
さしものドイツ軍もだいぶ戦力が減少しているんだろうか
それとも弾薬の節約をしているのだろうか
懸念されていた第1中隊の左翼ではうかつに前進をしてきていない。
だが緊急配備したハーフトラックが撃破されたので、目と鼻の先にいるんだろう。
米軍としてはこのときを待っていたのである。
どんな砲撃でも攻撃でも毎回は続かない。
必ずどこかで途切れることがあるのだ。
レンジャー部隊を見てみよう。
城内のドイツ軍に対して0.3での砲撃を続けていたが、これは自軍のターンの初めに砲撃することにより敵に回復する時間を与えずにこちらの攻撃を有利に進めるという利点があるが、0.3の砲撃を数ターン続けると今度はドイツ軍ターンに回復した敵に攻撃されるということがあり、このため先ほどは反撃をくらった。
なので0.3だけでなく0.1も織り交ぜて砲撃することにした。
(といっても村の方にも砲撃要請がきており城に回せる砲は3門程度しかない)
敵味方入り乱れての迫撃砲弾があられのように降り注ぐ。
米軍のM4ハーフトラックからの81㎜迫撃砲の着弾がばらつく。
普段はばらつきの少ないことで兵士からも信頼されている81㎜迫撃砲だが、距離が40へクスを超えると以上にばらついた。
レンジャー部隊がいる場所にも着弾した。
「馬鹿野郎!!どこ狙ってやがる!」
「いくぜ!!野郎共!」
レンジャー部隊は依然高い士気を保っていた。
そのレンジャー部隊の先頭を行くのがテリー兄弟率いる部隊である。
(なぜかわからないがこの2つの分隊は両方とも同じ名前の分隊長)
ただこの両方を区別するために兄はテリーファンク、弟はドリーファンクとレンジャー部隊は呼び合った。
苦戦が強いられる中、弟のドリー軍曹の分隊はこれまでに5つのドイツ軍部隊を壊滅させており、ここまでの大活躍を見せている。
既に4名がやられ残り6名となっていたが、全く士気には影響していない。
弟が先に前進する。
するとドイツ軍の山岳兵を見つけた。
だが発砲してこない。
チャンスだ
爆薬の轟音が耳をつんざく。
他の部隊も前進する。
「おいおい・・・」
至る所にドイツ兵がひしめき合っているではないか。
「一体どれだけいるんだ・・」
そこらじゅうには75mmPAKやらMG42、75mm歩兵砲の残骸が散らばっており、その砲兵隊が無抵抗のまま姿を見せている。
しかもほとんどのドイツ兵は抑圧があがっているのだろう。
それから狙おうと考えるような事態のときは、レンジャー部隊の持つ爆薬は大変役にたつ。
へクスごと吹き飛ばせばいいのだから。
兄のテリー軍曹が最後に前進した。
城内の中央ホール、まだ未踏のへクスだ。
VHを踏んだ。
前方には退却したドイツ兵と砲兵隊、中には中隊長の姿も見える。
あと一息だ。
51名のレンジャー隊員の士気は一気にあがった。
残すVHはあと3つになった。(6個中3個確保)
16ターンのドイツ軍には動きがなかった。
さしものドイツ軍もだいぶ戦力が減少しているんだろうか
それとも弾薬の節約をしているのだろうか
懸念されていた第1中隊の左翼ではうかつに前進をしてきていない。
だが緊急配備したハーフトラックが撃破されたので、目と鼻の先にいるんだろう。
米軍としてはこのときを待っていたのである。
どんな砲撃でも攻撃でも毎回は続かない。
必ずどこかで途切れることがあるのだ。
レンジャー部隊を見てみよう。
城内のドイツ軍に対して0.3での砲撃を続けていたが、これは自軍のターンの初めに砲撃することにより敵に回復する時間を与えずにこちらの攻撃を有利に進めるという利点があるが、0.3の砲撃を数ターン続けると今度はドイツ軍ターンに回復した敵に攻撃されるということがあり、このため先ほどは反撃をくらった。
なので0.3だけでなく0.1も織り交ぜて砲撃することにした。
(といっても村の方にも砲撃要請がきており城に回せる砲は3門程度しかない)
敵味方入り乱れての迫撃砲弾があられのように降り注ぐ。
米軍のM4ハーフトラックからの81㎜迫撃砲の着弾がばらつく。
普段はばらつきの少ないことで兵士からも信頼されている81㎜迫撃砲だが、距離が40へクスを超えると以上にばらついた。
レンジャー部隊がいる場所にも着弾した。
「馬鹿野郎!!どこ狙ってやがる!」
「いくぜ!!野郎共!」
レンジャー部隊は依然高い士気を保っていた。
そのレンジャー部隊の先頭を行くのがテリー兄弟率いる部隊である。
(なぜかわからないがこの2つの分隊は両方とも同じ名前の分隊長)
ただこの両方を区別するために兄はテリーファンク、弟はドリーファンクとレンジャー部隊は呼び合った。
苦戦が強いられる中、弟のドリー軍曹の分隊はこれまでに5つのドイツ軍部隊を壊滅させており、ここまでの大活躍を見せている。
既に4名がやられ残り6名となっていたが、全く士気には影響していない。
弟が先に前進する。
するとドイツ軍の山岳兵を見つけた。
だが発砲してこない。
チャンスだ
爆薬の轟音が耳をつんざく。
他の部隊も前進する。
「おいおい・・・」
至る所にドイツ兵がひしめき合っているではないか。
「一体どれだけいるんだ・・」
そこらじゅうには75mmPAKやらMG42、75mm歩兵砲の残骸が散らばっており、その砲兵隊が無抵抗のまま姿を見せている。
しかもほとんどのドイツ兵は抑圧があがっているのだろう。
それから狙おうと考えるような事態のときは、レンジャー部隊の持つ爆薬は大変役にたつ。
へクスごと吹き飛ばせばいいのだから。
兄のテリー軍曹が最後に前進した。
城内の中央ホール、まだ未踏のへクスだ。
VHを踏んだ。
前方には退却したドイツ兵と砲兵隊、中には中隊長の姿も見える。
あと一息だ。
51名のレンジャー隊員の士気は一気にあがった。
残すVHはあと3つになった。(6個中3個確保)
Last edited by domo on 2009.Aug.13(Thu) 22:54, edited 2 times in total.
第2中隊は8つ目のVHを目指している。
一つのへクスに多くの部隊が重なりあう市街戦のような戦場では、思うように前進することができないのが一番の難点である。
建物のへクスに移動する場合、そして複数の部隊がいるへクスに移動する場合、移動力を多く消費するためだ。
なので一つの建物にいろんな部隊がひしめき合っている。
しかしどの部隊も負傷者が多くまともに戦うことさえもできない部隊もいる。
(なので人員が1名になった部隊は後方へ下げることにしている)
(しかし2名までは戦えという指示がでているが2名になることはあまりなく、その前に壊滅してしまう)
この8つ目のVHを巡ってはもう先ほどから激戦が続いていることは書いてきた。
(ご存知ない方は前述の9月26日の写真をご覧いただきたい)
この8つ目のVHを巡ってはもう先ほどから激戦が続いていることは書いてきた。
(ご存知ない方は前述の9月26日の写真をご覧いただきたい)
Ⅳ突と虎に援護されたこのVHのある建物には多くの伏線があり、ドイツ軍の十字砲火の的になっていた。
その火点をつぶしていくのだ。
それには歩兵が前に進み、敵の火点をおびき出し、そのあと戦車で攻撃という典型的な戦法が取られていた。
VHの建物に歩兵が侵入する。
VH上には擲弾兵が待ち構えているが、シャーマン戦車がこれを撃退した。
これで8つ目のVHはがら空きとなった。
あと一息だ。
だがあとの部隊は移動力が足りずにVHまで届かない。
「くそっ!!」
その左側の建物を制圧しようとする。
ここは非常に危ない。
案の定だ。
7つの部隊が一斉に射撃をしてきた。
「多すぎるぞ!」
だが歩兵は耐え凌いだ。
そしてどさくさに紛れて煙幕を張りⅣ突からの視界を消す。
戦場ではどさくさになってやったことが思わぬ効果をもたらすことがある。
これによって先ほどVH上から後退した擲弾兵が丸裸になったのだ。
「俺が仕留める!」
そう言ってシャーマン戦車のギボンズ軍曹はその擲弾兵を追った。
だが、
なんともうかつだった。
一瞬のミスクリックが命とりにつながる。
虎の視界に入ったのだ。
道路上で仁王立ちの虎は砲塔を90度旋回させた。
「やられた!」
もう俺の脳みそが凍りついている。
だが虎は初弾を外したのだ。
「うそだろ」
シャーマン戦車はまだ生きている
「砲手!絶対外すな!外したらお前を殺す!」
ギボンズ軍曹はそう血走った。
(殺す以前に外したら全員やられるんだけどね)
虎に標準をセットする。
命中確率53%
(意外と高い)
しかも虎は側面を見せているではないか。
砲手の手が震えた。
「FIRE!!」
「DOGAAAAN」
(うおおおぉぉぉーーやったぁぁぁぁーーーーーー)
奇跡が・・・奇跡が起こった。
虎を撃沈したのだ。
「ま・・・まじか・・・」
信じられない出来事に俺は小便をもらしそうになった。
燃え上がる虎をまじまじと画面上で見つめる。
現代の奇跡が起こったのだ。
数秒後、高ぶっていた脈拍と興奮が次第に収まっていく。
そしてこれがゲームだということに気付く
人はいつか我に返るのだ。
一つのへクスに多くの部隊が重なりあう市街戦のような戦場では、思うように前進することができないのが一番の難点である。
建物のへクスに移動する場合、そして複数の部隊がいるへクスに移動する場合、移動力を多く消費するためだ。
なので一つの建物にいろんな部隊がひしめき合っている。
しかしどの部隊も負傷者が多くまともに戦うことさえもできない部隊もいる。
(なので人員が1名になった部隊は後方へ下げることにしている)
(しかし2名までは戦えという指示がでているが2名になることはあまりなく、その前に壊滅してしまう)
この8つ目のVHを巡ってはもう先ほどから激戦が続いていることは書いてきた。
(ご存知ない方は前述の9月26日の写真をご覧いただきたい)
この8つ目のVHを巡ってはもう先ほどから激戦が続いていることは書いてきた。
(ご存知ない方は前述の9月26日の写真をご覧いただきたい)
Ⅳ突と虎に援護されたこのVHのある建物には多くの伏線があり、ドイツ軍の十字砲火の的になっていた。
その火点をつぶしていくのだ。
それには歩兵が前に進み、敵の火点をおびき出し、そのあと戦車で攻撃という典型的な戦法が取られていた。
VHの建物に歩兵が侵入する。
VH上には擲弾兵が待ち構えているが、シャーマン戦車がこれを撃退した。
これで8つ目のVHはがら空きとなった。
あと一息だ。
だがあとの部隊は移動力が足りずにVHまで届かない。
「くそっ!!」
その左側の建物を制圧しようとする。
ここは非常に危ない。
案の定だ。
7つの部隊が一斉に射撃をしてきた。
「多すぎるぞ!」
だが歩兵は耐え凌いだ。
そしてどさくさに紛れて煙幕を張りⅣ突からの視界を消す。
戦場ではどさくさになってやったことが思わぬ効果をもたらすことがある。
これによって先ほどVH上から後退した擲弾兵が丸裸になったのだ。
「俺が仕留める!」
そう言ってシャーマン戦車のギボンズ軍曹はその擲弾兵を追った。
だが、
なんともうかつだった。
一瞬のミスクリックが命とりにつながる。
虎の視界に入ったのだ。
道路上で仁王立ちの虎は砲塔を90度旋回させた。
「やられた!」
もう俺の脳みそが凍りついている。
だが虎は初弾を外したのだ。
「うそだろ」
シャーマン戦車はまだ生きている
「砲手!絶対外すな!外したらお前を殺す!」
ギボンズ軍曹はそう血走った。
(殺す以前に外したら全員やられるんだけどね)
虎に標準をセットする。
命中確率53%
(意外と高い)
しかも虎は側面を見せているではないか。
砲手の手が震えた。
「FIRE!!」
「DOGAAAAN」
(うおおおぉぉぉーーやったぁぁぁぁーーーーーー)
奇跡が・・・奇跡が起こった。
虎を撃沈したのだ。
「ま・・・まじか・・・」
信じられない出来事に俺は小便をもらしそうになった。
燃え上がる虎をまじまじと画面上で見つめる。
現代の奇跡が起こったのだ。
数秒後、高ぶっていた脈拍と興奮が次第に収まっていく。
そしてこれがゲームだということに気付く
人はいつか我に返るのだ。
Last edited by domo on 2009.Aug.13(Thu) 22:55, edited 2 times in total.
見よ!そして凝視せよ!!
もはや涙なくして読むことはできない。
ついに奇跡は起こったのだ
愛と感動のdomo戦記、よろしく!!
16ターンのドイツ軍の攻撃と17ターンの米軍の攻撃リプレイ
どこから17ターンが始まっているかわかりにくいけど、2分25秒の砲撃が終わってからが17ターンです。4分10秒からタイガー撃破シーンです。
でも画面を大きくするとちょっと見にくくなるなあ
↓
↓
↓
http://jp.youtube.com/watch?v=KDJ-cxWfUnE
もはや涙なくして読むことはできない。
ついに奇跡は起こったのだ
愛と感動のdomo戦記、よろしく!!
16ターンのドイツ軍の攻撃と17ターンの米軍の攻撃リプレイ
どこから17ターンが始まっているかわかりにくいけど、2分25秒の砲撃が終わってからが17ターンです。4分10秒からタイガー撃破シーンです。
でも画面を大きくするとちょっと見にくくなるなあ
↓
↓
↓
http://jp.youtube.com/watch?v=KDJ-cxWfUnE
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- 黄色がVH。手前のが8つ目、奥に9つ目と10個目が見える。
実際は煙がモクモクになっており、 - 00295.jpg (22.65 KiB) Viewed 4722 times
- 黄色がVH。手前のが8つ目、奥に9つ目と10個目が見える。
《米軍司令部》
「少佐、レンジャー部隊との連絡が途絶えました」
「な、なに!」
「どういうことなのだ。何が起こったというのだ」
「わかりませんがドイツ軍の反撃に遭った模様です」
途切れることのない砲撃ですでに前すらも見えなくなっている城内では阿鼻叫喚の戦闘が展開していた。
敵が来たことさえも気付けない。
そんな状況ではお互いを確認することが精一杯になっている。
そこへ回復したドイツ兵が近づいても誰も気付かなかった。
両軍とも消耗しているのでこの状況では先に攻撃を許した方が負けることは目に見えている。
先頭を行くテリー兄の部隊がMG42の猛射撃を受ける。
顔を出すこともできない。
釘付け状態だ。
そのあと別の歩兵が今度は手榴弾を投げ入れた。
次から次へと隊員がやられていく。
また一人また一人
8名が4名になった。
そして最後の手榴弾で全滅・・・
テリー弟の方にもドイツ軍は襲い掛かる。
後退、城の外まで後退
全てのレンジャー部隊が後退させられた。
瞬く間にVHが遠ざかる。
だがそれだけではすまなかった。
レンジャー部隊の背後、先ほど登ってきた崖から今度はMG42がやってきて挟み撃ちにするようにレンジャー部隊を狙い撃ちしてきたのだ
(このMG42はずいぶん前にやっつけたと思っていたがまだ生きていたのだ)
なすすべもない
見る見るうちに兵士が銃弾に倒れる。
そして包囲されたレンジャー部隊はついに29名になった。
「少佐、レンジャー部隊との連絡が途絶えました」
「な、なに!」
「どういうことなのだ。何が起こったというのだ」
「わかりませんがドイツ軍の反撃に遭った模様です」
途切れることのない砲撃ですでに前すらも見えなくなっている城内では阿鼻叫喚の戦闘が展開していた。
敵が来たことさえも気付けない。
そんな状況ではお互いを確認することが精一杯になっている。
そこへ回復したドイツ兵が近づいても誰も気付かなかった。
両軍とも消耗しているのでこの状況では先に攻撃を許した方が負けることは目に見えている。
先頭を行くテリー兄の部隊がMG42の猛射撃を受ける。
顔を出すこともできない。
釘付け状態だ。
そのあと別の歩兵が今度は手榴弾を投げ入れた。
次から次へと隊員がやられていく。
また一人また一人
8名が4名になった。
そして最後の手榴弾で全滅・・・
テリー弟の方にもドイツ軍は襲い掛かる。
後退、城の外まで後退
全てのレンジャー部隊が後退させられた。
瞬く間にVHが遠ざかる。
だがそれだけではすまなかった。
レンジャー部隊の背後、先ほど登ってきた崖から今度はMG42がやってきて挟み撃ちにするようにレンジャー部隊を狙い撃ちしてきたのだ
(このMG42はずいぶん前にやっつけたと思っていたがまだ生きていたのだ)
なすすべもない
見る見るうちに兵士が銃弾に倒れる。
そして包囲されたレンジャー部隊はついに29名になった。
「少佐!一刻も早くご決断を」
作戦参謀らが少佐に詰め寄った。
事態は緊急事態になっている。
このままではレンジャー部隊は全滅する。
後方からの敵(MG42と歩兵1分隊)をやっつけるだけの戦力はまだ残っている。
今なら後退は間に合う。
29名、4個分隊とバズーカ隊1隊の命がかかっている。
「何か他に手段はないのか・・」
援軍を送るわけにもいかない。
できるとしたらこのまま迫撃砲による砲撃支援のみだ。
「少佐、第3中隊から入電です」
「なんだ」
「駅舎のVHが一つドイツ軍に奪われたそうです」
「なに!」
「少佐、第1中隊からです」
「どうせ、いいことじゃないんだろ」
「はい、その通りです」
第1中隊の左翼、教会と墓地でドイツ軍の反撃が再び行われたのだ。
この攻撃でR小隊は11名にS小隊も11名になった。
反撃してきたドイツ軍もⅣ号戦車が1台と残りは少数の歩兵だけなのだろう。
決して深追いはしてこなかった。
虎を仕留めたことで盛り上がった米軍であったが、一転今度は危機に立たされた。
ものすごいシーソーゲーム。
作戦参謀らが少佐に詰め寄った。
事態は緊急事態になっている。
このままではレンジャー部隊は全滅する。
後方からの敵(MG42と歩兵1分隊)をやっつけるだけの戦力はまだ残っている。
今なら後退は間に合う。
29名、4個分隊とバズーカ隊1隊の命がかかっている。
「何か他に手段はないのか・・」
援軍を送るわけにもいかない。
できるとしたらこのまま迫撃砲による砲撃支援のみだ。
「少佐、第3中隊から入電です」
「なんだ」
「駅舎のVHが一つドイツ軍に奪われたそうです」
「なに!」
「少佐、第1中隊からです」
「どうせ、いいことじゃないんだろ」
「はい、その通りです」
第1中隊の左翼、教会と墓地でドイツ軍の反撃が再び行われたのだ。
この攻撃でR小隊は11名にS小隊も11名になった。
反撃してきたドイツ軍もⅣ号戦車が1台と残りは少数の歩兵だけなのだろう。
決して深追いはしてこなかった。
虎を仕留めたことで盛り上がった米軍であったが、一転今度は危機に立たされた。
ものすごいシーソーゲーム。
Last edited by domo on 2009.Aug.13(Thu) 22:55, edited 1 time in total.
みなさんこんにちわ、3流小説家あらためC級映画評論家domoです。
あれですね、
秋は天高くなんとかと言うじゃないですか、
いやあ、いいですね、
秋は、
ってそんなことじゃない
実は最近、首と肩のこりがひどくて整体に通う日々が続いています。
(ほんとです。ちょっと限界に近い)
原因はいろいろあるんでしょうけど、決してゲームのやりすぎとか対戦のしすぎとかではありませんのでご安心ください。
それでしばらくですが戦記ならびに書き込みの方はお休みさせていただきます。
多分数日、いや数週間、はたまた数ヶ月、ひょっとすると数年以内には戻ってこれると思いますが、それまでは他の指揮官の方がじゃんじゃんと書き込んでくれることですので、そちらをお楽しみください。
ではでは
あれですね、
秋は天高くなんとかと言うじゃないですか、
いやあ、いいですね、
秋は、
ってそんなことじゃない
実は最近、首と肩のこりがひどくて整体に通う日々が続いています。
(ほんとです。ちょっと限界に近い)
原因はいろいろあるんでしょうけど、決してゲームのやりすぎとか対戦のしすぎとかではありませんのでご安心ください。
それでしばらくですが戦記ならびに書き込みの方はお休みさせていただきます。
多分数日、いや数週間、はたまた数ヶ月、ひょっとすると数年以内には戻ってこれると思いますが、それまでは他の指揮官の方がじゃんじゃんと書き込んでくれることですので、そちらをお楽しみください。
ではでは
窓を開ける
すると秋風と共に金木犀の香りがサーと部屋を駆け巡る
この香りに心が癒され、ああ、秋だなあと秋の訪れを感じる今日この頃
みさなん、元気ですかっ
C級映画評論家のdomoです。
ほんの数日、戦記の方はもちろん書き込みもそしてこのサイトを見ることもしなかった間に、ダウが下落しちゃっうは、緒方拳は死んじゃうは、近所の携帯書ショップはつぶれてるはでもう世の中がどうかなっちゃいそうで、「これはいかん!」という気持ちにさせられました。
なので戦記再開です。
体の方、肩こりはもうよくなりました。
異常なまでの肩こりは戦記で米軍が攻めている「ノル城」の呪いかもしれません
ついにドイツ軍はプレーヤー自身に呪いをかけてきたのでしょうか
恐るべしドイツ軍めっ!
(JMAさん先週はお疲れでした。またまた初勝利はお預けでしたが、もうそろそろではないでしょうか。なんか対戦するたびにぐんぐん成長してる気がします。僕は車の免許を23のときに取ったんですが、そのとき教習所の教官が18と23とでは体で覚える力は雲泥の差があると言われたのを思いだしました。ええ・・そういうことです・・)
すると秋風と共に金木犀の香りがサーと部屋を駆け巡る
この香りに心が癒され、ああ、秋だなあと秋の訪れを感じる今日この頃
みさなん、元気ですかっ
C級映画評論家のdomoです。
ほんの数日、戦記の方はもちろん書き込みもそしてこのサイトを見ることもしなかった間に、ダウが下落しちゃっうは、緒方拳は死んじゃうは、近所の携帯書ショップはつぶれてるはでもう世の中がどうかなっちゃいそうで、「これはいかん!」という気持ちにさせられました。
なので戦記再開です。
体の方、肩こりはもうよくなりました。
異常なまでの肩こりは戦記で米軍が攻めている「ノル城」の呪いかもしれません
ついにドイツ軍はプレーヤー自身に呪いをかけてきたのでしょうか
恐るべしドイツ軍めっ!
(JMAさん先週はお疲れでした。またまた初勝利はお預けでしたが、もうそろそろではないでしょうか。なんか対戦するたびにぐんぐん成長してる気がします。僕は車の免許を23のときに取ったんですが、そのとき教習所の教官が18と23とでは体で覚える力は雲泥の差があると言われたのを思いだしました。ええ・・そういうことです・・)
先週はちょっとやりすぎましたよ、JMAさんは
COOP戦では僕はYキーを押してしまって落ちましたが、JMAさんはそれに気付かずに
延々と一人でやってましたしね。
激しい激闘をしちゃうと、そのあと反動が来ますね、確実に
お腹いっぱいになりますよ、なぜか。
このお腹一杯感が何なのか今のところわかりませんが、
これが「ゲームやりたくない病」につながらなければいいとは思います。
ほんと気をつけましょう。
ゲームなんですから
楽しむことが大切です。
(中には苦しむことの中に楽しみを見出した人もいますけどね)
またHPを少しずつ上げてからやりましょう。
僕の方は現在のHPは80ぐらいかな
次回は壮絶な戦車戦なんかも企画中です
COOP戦では僕はYキーを押してしまって落ちましたが、JMAさんはそれに気付かずに
延々と一人でやってましたしね。
激しい激闘をしちゃうと、そのあと反動が来ますね、確実に
お腹いっぱいになりますよ、なぜか。
このお腹一杯感が何なのか今のところわかりませんが、
これが「ゲームやりたくない病」につながらなければいいとは思います。
ほんと気をつけましょう。
ゲームなんですから
楽しむことが大切です。
(中には苦しむことの中に楽しみを見出した人もいますけどね)
またHPを少しずつ上げてからやりましょう。
僕の方は現在のHPは80ぐらいかな
次回は壮絶な戦車戦なんかも企画中です