<おしらせ1>
またまた、いつの間にか掲示板がダウンしていたようですね。ログを見ると、およそ2年半ぶりの改修です。
この間、何度かメールでご要望があったようですが、この度ようやく重い腰を上げて掲示板を修復いたしました。
管理不行き届きで申し訳ありません。
<おしらせ2>
サイト管理を楽にするために体裁を変更しています。
本サイトのメインコンテンツであったSPWAWの解説記事は以下からアクセス可能です。
SPWAW解説記事一覧
<5分で調べたSPWAW界の近況>
びっくりしたことーその1「Depot リニューアル」
SPWAW界を長年牽引してきた世界最大のファンサイトSPWAW DEPOTが、昨年の4月に閉鎖、13年の歴史に幕を下ろしたようです。
と同時にDepotメンバーの一人 Falconさんが新たなサイトSPWAW DEPOTを立ち上げたようですね(笑)。
まあ、中心メンバーが入れ替わって、こじんまりした感はありますが、実質的にはリニューアルって感じですかね。
旧DEPOTの遺産は相続されているようで、今後ともがんばって欲しいところです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawdepot/
びっくりしたことーその2「砲撃要請画面ラグ解消」
マルチコアCPUが普及した頃でしょうか、ある程度以上のスペックのPCでは、砲撃要請画面で挙動がおかしくなる不具合がありましたね。
それが原因でSPWAWを離れた・・という方もおられたような記憶がありますが、どうやらこの不具合、ついに修正されたようです。
これもDEPOTメンバーのおかげみたいですね。Matrix Games 公認(というか黙認ですね)のもと 、本体ファイル MECH.EXE をいじることに成功したようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... -t277.html
というわけで、この機会にもう一度SPWAWをやってみようかな、と思われた方は次のリンクからダウンロードをどうぞ。
DEPOTで全てのファイルのホスティングも始めたようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... es-t6.html
またまた、いつの間にか掲示板がダウンしていたようですね。ログを見ると、およそ2年半ぶりの改修です。
この間、何度かメールでご要望があったようですが、この度ようやく重い腰を上げて掲示板を修復いたしました。
管理不行き届きで申し訳ありません。
<おしらせ2>
サイト管理を楽にするために体裁を変更しています。
本サイトのメインコンテンツであったSPWAWの解説記事は以下からアクセス可能です。
SPWAW解説記事一覧
<5分で調べたSPWAW界の近況>
びっくりしたことーその1「Depot リニューアル」
SPWAW界を長年牽引してきた世界最大のファンサイトSPWAW DEPOTが、昨年の4月に閉鎖、13年の歴史に幕を下ろしたようです。
と同時にDepotメンバーの一人 Falconさんが新たなサイトSPWAW DEPOTを立ち上げたようですね(笑)。
まあ、中心メンバーが入れ替わって、こじんまりした感はありますが、実質的にはリニューアルって感じですかね。
旧DEPOTの遺産は相続されているようで、今後ともがんばって欲しいところです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawdepot/
びっくりしたことーその2「砲撃要請画面ラグ解消」
マルチコアCPUが普及した頃でしょうか、ある程度以上のスペックのPCでは、砲撃要請画面で挙動がおかしくなる不具合がありましたね。
それが原因でSPWAWを離れた・・という方もおられたような記憶がありますが、どうやらこの不具合、ついに修正されたようです。
これもDEPOTメンバーのおかげみたいですね。Matrix Games 公認(というか黙認ですね)のもと 、本体ファイル MECH.EXE をいじることに成功したようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... -t277.html
というわけで、この機会にもう一度SPWAWをやってみようかな、と思われた方は次のリンクからダウンロードをどうぞ。
DEPOTで全てのファイルのホスティングも始めたようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... es-t6.html
THE CASTLE ~domo戦記外伝3
シャーマン戦車がⅣ突に戦いを挑む。
突撃方の側面からにょきと姿を現した。
慌てて車体の向きを変えるⅣ突。
「いざ、勝負だ!!」
西部劇でガンマン同士が1対1で撃ち合う決闘のような気になっている。
だが車体の向きを正面に変えたⅣ突に先に撃たれた。
「砲手!何故撃たん!!死にたいか!!あほが」
こちらも撃ち返す。
2発目の敵の弾がシャーマンの砲塔に命中した。
「やられたか!!」
しかし砲塔の機銃に命中し機銃が故障しただけだった。
そのあとシャーマン戦車もⅣ突に命中させたが致命傷を与えられなかった。
「後退!」
続いて2台目のシャーマンがやってきた。
「奴め、もう臨機射撃を撃ち尽くしただろう、フフフ」
とても西部出身とは思えない卑怯なやり方だ。
1対1と見せかけておいて、1対2で勝負するとは。
しかもⅣ突は何もできず沈黙したままだ。
「FIRE」
シャーマン戦車の砲弾が命中し、Ⅳ突は撃破された。
各中隊の様子を見てみよう。
第3中隊はVHを一つ確保するのに成功した。
そして第1中隊と第2中隊は合流することができた。
第1中隊は犠牲を出しながらも教会にあるVHを踏んだ。
まだ踏んだだけで旗は米軍のものに替わったが、そのあとすぐに敵の攻撃でその部隊は退却してしまった。
教会を巡る攻防で多大な損害がでているが、どうやらドイツ軍の中隊長を壊滅させたという情報が入った。
(画面下のメッセージボードにそう出ただけです)
これでこの地区の中隊長はいなくなったわけだ。
ドイツ軍は慌てることだろう。
突撃方の側面からにょきと姿を現した。
慌てて車体の向きを変えるⅣ突。
「いざ、勝負だ!!」
西部劇でガンマン同士が1対1で撃ち合う決闘のような気になっている。
だが車体の向きを正面に変えたⅣ突に先に撃たれた。
「砲手!何故撃たん!!死にたいか!!あほが」
こちらも撃ち返す。
2発目の敵の弾がシャーマンの砲塔に命中した。
「やられたか!!」
しかし砲塔の機銃に命中し機銃が故障しただけだった。
そのあとシャーマン戦車もⅣ突に命中させたが致命傷を与えられなかった。
「後退!」
続いて2台目のシャーマンがやってきた。
「奴め、もう臨機射撃を撃ち尽くしただろう、フフフ」
とても西部出身とは思えない卑怯なやり方だ。
1対1と見せかけておいて、1対2で勝負するとは。
しかもⅣ突は何もできず沈黙したままだ。
「FIRE」
シャーマン戦車の砲弾が命中し、Ⅳ突は撃破された。
各中隊の様子を見てみよう。
第3中隊はVHを一つ確保するのに成功した。
そして第1中隊と第2中隊は合流することができた。
第1中隊は犠牲を出しながらも教会にあるVHを踏んだ。
まだ踏んだだけで旗は米軍のものに替わったが、そのあとすぐに敵の攻撃でその部隊は退却してしまった。
教会を巡る攻防で多大な損害がでているが、どうやらドイツ軍の中隊長を壊滅させたという情報が入った。
(画面下のメッセージボードにそう出ただけです)
これでこの地区の中隊長はいなくなったわけだ。
ドイツ軍は慌てることだろう。
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- 撃破された
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Last edited by domo on 2009.Aug.13(Thu) 22:04, edited 1 time in total.
【ドイツ軍の9ターン】
「DOGAAAAN」
ついさっきⅣ突を撃破したシャーマン戦車が今度は撃破された。
やはりもう1台のⅣ突がいたのだ。
きっちりとお返しをされた形となった。
そのほかにも随所でドイツ軍は反撃に転じようとしていた。
第1中隊にドイツ軍が襲い掛かる。
正面からⅣ突が1台、左翼からもⅣ突が1台、歩兵を見つけては攻撃してきた。
第1中隊は完全に釘付けにされてしまっている。
いやそれだけではない!
「大尉!左翼から敵の反撃のようです!」
バルビン大尉の最も懸念していたことが現実になりつつあった。
側面を突かれたのである。
ドイツ軍は我々を引き寄せながら後退しつつ、教会の後方で我々を迎え撃ち、正面に敵ありと見せかけておいて側面を突いてきたのである。
先ほどのドイツ軍のターンでは少なくとも1個小隊と戦車2台はいるであろう。
「大尉、どうします?」
「ううむ、もう作戦タイムは使えないよな」
「そりゃそうでしょ。毎回作戦タイムしてますしね」
「やばいな」
「そんなときはこれでもどうぞ」
俺は差し出されたデカビタCを一気に飲み干した。
「DOGAAAAN」
ついさっきⅣ突を撃破したシャーマン戦車が今度は撃破された。
やはりもう1台のⅣ突がいたのだ。
きっちりとお返しをされた形となった。
そのほかにも随所でドイツ軍は反撃に転じようとしていた。
第1中隊にドイツ軍が襲い掛かる。
正面からⅣ突が1台、左翼からもⅣ突が1台、歩兵を見つけては攻撃してきた。
第1中隊は完全に釘付けにされてしまっている。
いやそれだけではない!
「大尉!左翼から敵の反撃のようです!」
バルビン大尉の最も懸念していたことが現実になりつつあった。
側面を突かれたのである。
ドイツ軍は我々を引き寄せながら後退しつつ、教会の後方で我々を迎え撃ち、正面に敵ありと見せかけておいて側面を突いてきたのである。
先ほどのドイツ軍のターンでは少なくとも1個小隊と戦車2台はいるであろう。
「大尉、どうします?」
「ううむ、もう作戦タイムは使えないよな」
「そりゃそうでしょ。毎回作戦タイムしてますしね」
「やばいな」
「そんなときはこれでもどうぞ」
俺は差し出されたデカビタCを一気に飲み干した。
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【10ターン】
第1中隊のバルビン大尉は決断を迫られていた。
それはドイツ軍の反撃により中隊左翼が危機に陥ったためである。
応急処置であろうが、今できることはすべきだと判断した。
歩兵を一旦、下がらせ守りを固めるように指示を出す。
そしてシャーマン戦車も歩兵と共に下がらせようとしたそのとき、
林の中に隠れていたⅣ号戦車に狙われた。
この一撃で主砲が故障し、そのまま後退しようとしたところをとどめを刺された。
これを見て他の2台のシャーマン戦車を左翼に移動させた。
第1中隊の前進は完全に止まってしまった。
教会のVHは獲ったものの教会内にいる敵を排除できていない。
(多分こちらを待ち伏せしているので恐くていけない)
皆さんにはこの左翼からのドイツ軍の反撃がどれほど恐ろしいものなのか、想像さえもすることはできないであろう。
こういうダメージというものがプレーヤーに与える精神的ダメージの方は非常に大きい。
皆さんもプレイしていてうまくいかないと、やり直したり、ふてくされてゲームをやめてしまったりしたことがおありであろう。
それができればまだいい。
だがそうはいかないのだ。
ここはリセットのできない戦場なのである。
(だから最終的に負けることもある)
精神的に屈したらそれで終わりなのだ。
一方、第2中隊は比較的順調であった。
一つ目のVHを確保したのちさらに敵の拠点を潰しながら前進した。
「なんとか間に合えばいいが・・」
第2中隊のドッブス大尉は第1中隊が気になった。
もう少しで教会までたどりつけるのだ。
「大尉!司令部からです」
第1中隊のバルビン大尉は司令部からの無線にでた。
「大尉、援軍1個中隊がそちらに到着するまで持ちこたえてくれ」
それだけ言って無線は切れた。
「援軍が来るらしい。しかも機甲歩兵の1個中隊だ・・・」
ものすごい援軍ではないか・・・ならば初めから・・・
バルビン大尉の頭は錯乱した。
第1中隊のバルビン大尉は決断を迫られていた。
それはドイツ軍の反撃により中隊左翼が危機に陥ったためである。
応急処置であろうが、今できることはすべきだと判断した。
歩兵を一旦、下がらせ守りを固めるように指示を出す。
そしてシャーマン戦車も歩兵と共に下がらせようとしたそのとき、
林の中に隠れていたⅣ号戦車に狙われた。
この一撃で主砲が故障し、そのまま後退しようとしたところをとどめを刺された。
これを見て他の2台のシャーマン戦車を左翼に移動させた。
第1中隊の前進は完全に止まってしまった。
教会のVHは獲ったものの教会内にいる敵を排除できていない。
(多分こちらを待ち伏せしているので恐くていけない)
皆さんにはこの左翼からのドイツ軍の反撃がどれほど恐ろしいものなのか、想像さえもすることはできないであろう。
こういうダメージというものがプレーヤーに与える精神的ダメージの方は非常に大きい。
皆さんもプレイしていてうまくいかないと、やり直したり、ふてくされてゲームをやめてしまったりしたことがおありであろう。
それができればまだいい。
だがそうはいかないのだ。
ここはリセットのできない戦場なのである。
(だから最終的に負けることもある)
精神的に屈したらそれで終わりなのだ。
一方、第2中隊は比較的順調であった。
一つ目のVHを確保したのちさらに敵の拠点を潰しながら前進した。
「なんとか間に合えばいいが・・」
第2中隊のドッブス大尉は第1中隊が気になった。
もう少しで教会までたどりつけるのだ。
「大尉!司令部からです」
第1中隊のバルビン大尉は司令部からの無線にでた。
「大尉、援軍1個中隊がそちらに到着するまで持ちこたえてくれ」
それだけ言って無線は切れた。
「援軍が来るらしい。しかも機甲歩兵の1個中隊だ・・・」
ものすごい援軍ではないか・・・ならば初めから・・・
バルビン大尉の頭は錯乱した。
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- 第1中隊の左翼に襲い掛かるドイツ軍。
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- 第1中隊の左翼に襲い掛かるドイツ軍。
Last edited by domo on 2009.Aug.13(Thu) 22:05, edited 1 time in total.
【ドイツ軍の10ターン】
ドイツ軍の反撃が止まらない。
第1中隊の左翼では2台のシャーマン戦車で迎え撃ったが、Ⅳ号戦車に1台が撃破されてしまった。
そしてこれを機に教会のVHも再びドイツ軍のものになってしまった。
第1中隊の先頭は教会を追われ、命からがら逃げだしてしまっている。
一体何台の戦車がいるのだろうか・・
道路をあちらこちらにⅣ号戦車やⅣ突戦車が動き回っては、こちらの歩兵を好き放題に攻撃してくる。
幸いにも105㎜シャーマン戦車がその中のⅣ号戦車を1台撃破したが、それ以外はこちらのバズーカ隊を含め臨機射撃が全く当らない。
こうなるともう天を仰ぐしかない。
「OH MY GOD !!」
戦場はいつのまにかものすごい激闘になっていた。
レンジャー部隊が城の崖までたどり着いたとき、城内から高射砲と機関銃の猛射撃を受けた。
そしていきなりレンジャー部隊が1分隊、壊滅した。
まだゲームは10ターンを終えたところである。
ドイツ軍の反撃が止まらない。
第1中隊の左翼では2台のシャーマン戦車で迎え撃ったが、Ⅳ号戦車に1台が撃破されてしまった。
そしてこれを機に教会のVHも再びドイツ軍のものになってしまった。
第1中隊の先頭は教会を追われ、命からがら逃げだしてしまっている。
一体何台の戦車がいるのだろうか・・
道路をあちらこちらにⅣ号戦車やⅣ突戦車が動き回っては、こちらの歩兵を好き放題に攻撃してくる。
幸いにも105㎜シャーマン戦車がその中のⅣ号戦車を1台撃破したが、それ以外はこちらのバズーカ隊を含め臨機射撃が全く当らない。
こうなるともう天を仰ぐしかない。
「OH MY GOD !!」
戦場はいつのまにかものすごい激闘になっていた。
レンジャー部隊が城の崖までたどり着いたとき、城内から高射砲と機関銃の猛射撃を受けた。
そしていきなりレンジャー部隊が1分隊、壊滅した。
まだゲームは10ターンを終えたところである。
Last edited by domo on 2009.Aug.13(Thu) 22:06, edited 1 time in total.
〈米軍司令部内〉
「少佐!10ターンまでの死傷者の報告がまとまりました」
「どれどれ」
第1中隊
死傷者数:93名
壊滅した部隊:歩兵分隊×4、偵察隊×3、機関銃隊×2、バズーカ隊×1
M4A3(76)Wシャーマン×1、M4A3(75)Wシャーマン×2
第2中隊
死傷者数:75名
壊滅した部隊:歩兵分隊×3、偵察隊×2、バズーカ隊×1、機関銃隊×1
M4A3(76)Wシャーマン×1、M4A3(75)Wシャーマン×1
第3中隊
死傷者数:63名
壊滅した部隊:歩兵分隊×2、偵察隊×1、バズーカ隊×2、機関銃隊×1
M5A1スチュアート×3
砲兵部隊
60㎜迫撃砲×3(故障しすぎだろ!)
増援部隊
M4A1(76) HVSSシャーマン×1
「おいおい、これは何かの冗談だろ」
「そう願いたいですが」
文字通り、第1中隊が危ない。
もうドイツ軍の攻撃に耐えられそうにない。
11ターンが第1中隊の命運になってくるだろう。
「レンジャーの方は?」
「城内からの攻撃により苦戦中です。そのため81㎜迫撃砲に煙幕弾を要請してます」
「ま、なんとかなるだろう」
「少佐!10ターンまでの死傷者の報告がまとまりました」
「どれどれ」
第1中隊
死傷者数:93名
壊滅した部隊:歩兵分隊×4、偵察隊×3、機関銃隊×2、バズーカ隊×1
M4A3(76)Wシャーマン×1、M4A3(75)Wシャーマン×2
第2中隊
死傷者数:75名
壊滅した部隊:歩兵分隊×3、偵察隊×2、バズーカ隊×1、機関銃隊×1
M4A3(76)Wシャーマン×1、M4A3(75)Wシャーマン×1
第3中隊
死傷者数:63名
壊滅した部隊:歩兵分隊×2、偵察隊×1、バズーカ隊×2、機関銃隊×1
M5A1スチュアート×3
砲兵部隊
60㎜迫撃砲×3(故障しすぎだろ!)
増援部隊
M4A1(76) HVSSシャーマン×1
「おいおい、これは何かの冗談だろ」
「そう願いたいですが」
文字通り、第1中隊が危ない。
もうドイツ軍の攻撃に耐えられそうにない。
11ターンが第1中隊の命運になってくるだろう。
「レンジャーの方は?」
「城内からの攻撃により苦戦中です。そのため81㎜迫撃砲に煙幕弾を要請してます」
「ま、なんとかなるだろう」
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第1中隊に目を移そう。
第1中隊は中隊司令部(Company HQ)以下、Q小隊、S小隊、R小隊の3小隊と工兵隊が1小隊、それと偵察隊3部隊がいた。
しかし今残っているのは、中隊司令部7名、Q小隊が16名、R小隊が15名、S小隊が22名、それに工兵隊の37名である。
このうちQ小隊と工兵隊は右翼を任されているため、教会の右側で奮闘している。
問題は左翼だ。
R小隊とS小隊の37名とシャーマン戦車1台でドイツ軍の反撃を食い止めなければいけない。
S小隊の第2分隊にはリジューン軍曹という歴戦(経験値89、士気90)の隊長がいた。
この分隊だけはまだ1名の死傷者も出しておらず、12名全てそろっている。
このリジューン軍曹の部隊が墓地の真ん中にいる。
雨が降り地面がぬかるんだ墓地は気持ちのいいものではない。
だがここは視界が利かずまた戦車も容易に移動できないため、絶好の待ち伏せ場所でもある。
「軍曹、今度ばかりはまずそうですねえ」
「さあな、俺たちゃ、いつもこうして生きてきたんだぜ」
多分、ドイツ軍は墓地のすぐ手前にいるだろう。
だが教会の中にいたドイツ軍が右側から攻めてくるかもしれない。
そうなればもうタバコを吸う暇さえないだろう。
「おい、タバコは今のうちに吸っとけよ」
そう言いつつ軍曹もとっておきの葉巻に火をつけた
第1中隊のバルビン大尉ももうこれ以上打つ手がなかった。
作戦が始まる前は、まさか自分の中隊がこうなるなんてどうやって想像できただろう。
「もう開き直るしかないな」
この作戦が終われば国に帰れるという淡い期待が今では遠い夢のように感じられる。
ふと部下の顔を見た。
「(なんとしてもこいつらだけは生きて帰したい)」
そう願いながら大尉はチオビタを一気に飲み干した。
(言っておくが、「チオ」「ビタ」と言い合うチオビタのCMは大嫌い。なんだあれ)
第1中隊は中隊司令部(Company HQ)以下、Q小隊、S小隊、R小隊の3小隊と工兵隊が1小隊、それと偵察隊3部隊がいた。
しかし今残っているのは、中隊司令部7名、Q小隊が16名、R小隊が15名、S小隊が22名、それに工兵隊の37名である。
このうちQ小隊と工兵隊は右翼を任されているため、教会の右側で奮闘している。
問題は左翼だ。
R小隊とS小隊の37名とシャーマン戦車1台でドイツ軍の反撃を食い止めなければいけない。
S小隊の第2分隊にはリジューン軍曹という歴戦(経験値89、士気90)の隊長がいた。
この分隊だけはまだ1名の死傷者も出しておらず、12名全てそろっている。
このリジューン軍曹の部隊が墓地の真ん中にいる。
雨が降り地面がぬかるんだ墓地は気持ちのいいものではない。
だがここは視界が利かずまた戦車も容易に移動できないため、絶好の待ち伏せ場所でもある。
「軍曹、今度ばかりはまずそうですねえ」
「さあな、俺たちゃ、いつもこうして生きてきたんだぜ」
多分、ドイツ軍は墓地のすぐ手前にいるだろう。
だが教会の中にいたドイツ軍が右側から攻めてくるかもしれない。
そうなればもうタバコを吸う暇さえないだろう。
「おい、タバコは今のうちに吸っとけよ」
そう言いつつ軍曹もとっておきの葉巻に火をつけた
第1中隊のバルビン大尉ももうこれ以上打つ手がなかった。
作戦が始まる前は、まさか自分の中隊がこうなるなんてどうやって想像できただろう。
「もう開き直るしかないな」
この作戦が終われば国に帰れるという淡い期待が今では遠い夢のように感じられる。
ふと部下の顔を見た。
「(なんとしてもこいつらだけは生きて帰したい)」
そう願いながら大尉はチオビタを一気に飲み干した。
(言っておくが、「チオ」「ビタ」と言い合うチオビタのCMは大嫌い。なんだあれ)
【11ターン】
第2中隊のドッブス大尉は次第に焦り始めていた。
第1中隊が敵の脅威にさらされているのに全く前進できないでいるのだ。
1つ目の村の入り口のVHはとっくに確保しているのだが、2つ目が非常に遠かった。
前進すれば敵の攻撃に遭い次々と兵士の数が減っていく。
「増援部隊はどうしてる?」
先ほどから援軍の機甲歩兵部隊と連絡を取っている。
残りの援軍は全て第1、2中隊のいる村へと入ることになっている。
だが援軍の機甲中隊が第2中隊のケツから合流しては単なる増援になってしまう。
それにそれでは戦術的にもあまり意味がない。
なのでこの援軍部隊は村の側面から侵入することになっている。
そして村を第2中隊と機甲中隊とで囲むようにしてドイツ軍を殲滅していく方針なのだ。
だが・・
相手がいる以上、物事はそんなにうまく進まない。
SS部隊が機甲中隊の行く手を阻む。
だがこちらは重機関銃を装備したハーフトラックが各部隊についている。
多少撃たれても圧倒的な火力で敵は沈黙するだけだ。
文字通り敵の歩兵部隊を蹴散らしていく。
「なんとか追いつけそうだな」
と思ったそのときだった。
突然、轟音が響いた。
そしてあっという間にハーフトラックは粉々になった。
1台のタイガーⅠ戦車が機甲中隊を首を長くして待っていたのである。
戦場には虎が放し飼いにされていた。
第2中隊のドッブス大尉は次第に焦り始めていた。
第1中隊が敵の脅威にさらされているのに全く前進できないでいるのだ。
1つ目の村の入り口のVHはとっくに確保しているのだが、2つ目が非常に遠かった。
前進すれば敵の攻撃に遭い次々と兵士の数が減っていく。
「増援部隊はどうしてる?」
先ほどから援軍の機甲歩兵部隊と連絡を取っている。
残りの援軍は全て第1、2中隊のいる村へと入ることになっている。
だが援軍の機甲中隊が第2中隊のケツから合流しては単なる増援になってしまう。
それにそれでは戦術的にもあまり意味がない。
なのでこの援軍部隊は村の側面から侵入することになっている。
そして村を第2中隊と機甲中隊とで囲むようにしてドイツ軍を殲滅していく方針なのだ。
だが・・
相手がいる以上、物事はそんなにうまく進まない。
SS部隊が機甲中隊の行く手を阻む。
だがこちらは重機関銃を装備したハーフトラックが各部隊についている。
多少撃たれても圧倒的な火力で敵は沈黙するだけだ。
文字通り敵の歩兵部隊を蹴散らしていく。
「なんとか追いつけそうだな」
と思ったそのときだった。
突然、轟音が響いた。
そしてあっという間にハーフトラックは粉々になった。
1台のタイガーⅠ戦車が機甲中隊を首を長くして待っていたのである。
戦場には虎が放し飼いにされていた。
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【ドイツ軍の11ターン】
レンジャー部隊の要請した81㎜迫撃砲の煙幕弾が次々と城に撃ち込まれ、アッという間に城は煙幕弾に包まれた。
だがほんのわずかな煙幕の切れ目からまた攻撃された。
斜面を登りながら敵の射線を交わすことはできない。
MG42がレンジャー部隊を釘付けにした。
75mmPAKも攻撃してくる。
それでもレンジャー部隊は必死に耐えた。
しかし敵の攻撃が止まない。
ついに攻撃を受けていたレンジャー部隊とMMGが後退する。
だがMMG部隊が壊滅した。
既にレンジャー部隊はレンジャー分隊が1分隊、MMG部隊が2部隊壊滅し城の斜面は血に染まった。
「少佐、レンジャー部隊が苦戦中です」
「その報告はさっきも聞いとるよ」
城からの高い地形からの攻撃では視界が通りやすく、また煙幕も効果をもたらさないというケースがある。
それに先ほど60㎜迫撃砲を3ヶ所に要請したのだが、60㎜程度では石造建物の中にいる相手には被害を与えるほどのダメージを与えることは難しいのではないかと思う。
ましてドイツ軍は城に集結しているため、抑圧があがったところですぐに抑圧を下げることができるだろう。
「最悪の場合も有り得るな・・」
少佐はレンジャー部隊の撤退も考え始めた。
レンジャー部隊の要請した81㎜迫撃砲の煙幕弾が次々と城に撃ち込まれ、アッという間に城は煙幕弾に包まれた。
だがほんのわずかな煙幕の切れ目からまた攻撃された。
斜面を登りながら敵の射線を交わすことはできない。
MG42がレンジャー部隊を釘付けにした。
75mmPAKも攻撃してくる。
それでもレンジャー部隊は必死に耐えた。
しかし敵の攻撃が止まない。
ついに攻撃を受けていたレンジャー部隊とMMGが後退する。
だがMMG部隊が壊滅した。
既にレンジャー部隊はレンジャー分隊が1分隊、MMG部隊が2部隊壊滅し城の斜面は血に染まった。
「少佐、レンジャー部隊が苦戦中です」
「その報告はさっきも聞いとるよ」
城からの高い地形からの攻撃では視界が通りやすく、また煙幕も効果をもたらさないというケースがある。
それに先ほど60㎜迫撃砲を3ヶ所に要請したのだが、60㎜程度では石造建物の中にいる相手には被害を与えるほどのダメージを与えることは難しいのではないかと思う。
ましてドイツ軍は城に集結しているため、抑圧があがったところですぐに抑圧を下げることができるだろう。
「最悪の場合も有り得るな・・」
少佐はレンジャー部隊の撤退も考え始めた。
Last edited by domo on 2009.Aug.13(Thu) 22:09, edited 1 time in total.
第3中隊ではしばらく姿を消していたパンター戦車がまた現れた。
そして獲物である歩兵を求めてきた。
米軍のライフル歩兵は小隊内にバズーカ隊が存在するため普通の分隊は対戦車兵器を持っていない。(小隊司令部は持っている)
やつもそれを知っているのだろう。
無抵抗の獲物をいたぶり始めた。
先頭にいた歩兵が攻撃され退却した。
パンター戦車は次なる獲物を求めてさらに前進してくる。
「なんだ・・おい、今度は俺たちかよ」
スチュアート戦車の中でもパンターが近づいてくるのが確認できた。
シュガー大尉の最後のスチュアートが狙われたのだ。
「やばいぜ、見つかった」
一応、砲煙の中に隠れていたのだが戦車は見つかりやすい。
「砲手、任せた」
もう祈るしかない
スチュアートの放った37mm砲弾がパンターのどこかに命中した。
「やったか!!」
だが奇跡は起こらなかった。
パンターの砲塔がスチュアートに向けられようとしている。
キリキリと胃が痛む瞬間だ。
「大尉!やばいですよ!」
と砲手が振り返ったが先ほどまで後ろにいたシュガー大尉がいない。
とその瞬間、
「BAKOOON」
スチュアートは爆発炎上した。
そして獲物である歩兵を求めてきた。
米軍のライフル歩兵は小隊内にバズーカ隊が存在するため普通の分隊は対戦車兵器を持っていない。(小隊司令部は持っている)
やつもそれを知っているのだろう。
無抵抗の獲物をいたぶり始めた。
先頭にいた歩兵が攻撃され退却した。
パンター戦車は次なる獲物を求めてさらに前進してくる。
「なんだ・・おい、今度は俺たちかよ」
スチュアート戦車の中でもパンターが近づいてくるのが確認できた。
シュガー大尉の最後のスチュアートが狙われたのだ。
「やばいぜ、見つかった」
一応、砲煙の中に隠れていたのだが戦車は見つかりやすい。
「砲手、任せた」
もう祈るしかない
スチュアートの放った37mm砲弾がパンターのどこかに命中した。
「やったか!!」
だが奇跡は起こらなかった。
パンターの砲塔がスチュアートに向けられようとしている。
キリキリと胃が痛む瞬間だ。
「大尉!やばいですよ!」
と砲手が振り返ったが先ほどまで後ろにいたシュガー大尉がいない。
とその瞬間、
「BAKOOON」
スチュアートは爆発炎上した。
爆発したスチュアートから脱出できた乗員はいなかった。
「シュガー大尉はどうなった?」
焼け焦げた戦車の残骸の周辺を兵士たちが心配そうに見つめている。
だがシュガー大尉の生死は確認できない。
兵士の一人が爆発する寸前に戦車から飛び降りた人物を見たとも言っているが、それも本当なのかわからなかった。
「こんなものがいくつか落ちてましたが・・」
何かの紙切れのようだ。
第3中隊の司令部では再びエリス大尉が指揮を執っているが、エリス大尉がその紙切れを受け取った。
「定食屋・・」
それは店の宣伝用のチラシのようだった。
「ふざけるな!!」
「ここは戦場だ。戦場に店の宣伝は必要ない」
大尉はそう言いそのチラシをビリビリに破り捨てた。
その間も虎が暴れまわっている。
第3中隊に増援で駆けつけたシャーマン戦車が88㎜の餌食になった。
これで第3中隊は戦車を全て失った。
残りのVHは歩兵のみで奪わなければならなくなった。
最も懸念された第1中隊の左翼は依然として危機状態である。
再びドイツ軍の攻撃を受け、R小隊が14名、S小隊が19名に減っていた。
墓地の中で敵を待ち伏せていたリジューン軍曹の分隊は、一度は敵を撃退したが二度目の反撃で3名を失い後退した。
全体の兵士の士気が落ち始めている。
もちろん俺の士気も落ち始めている。
「シュガー大尉はどうなった?」
焼け焦げた戦車の残骸の周辺を兵士たちが心配そうに見つめている。
だがシュガー大尉の生死は確認できない。
兵士の一人が爆発する寸前に戦車から飛び降りた人物を見たとも言っているが、それも本当なのかわからなかった。
「こんなものがいくつか落ちてましたが・・」
何かの紙切れのようだ。
第3中隊の司令部では再びエリス大尉が指揮を執っているが、エリス大尉がその紙切れを受け取った。
「定食屋・・」
それは店の宣伝用のチラシのようだった。
「ふざけるな!!」
「ここは戦場だ。戦場に店の宣伝は必要ない」
大尉はそう言いそのチラシをビリビリに破り捨てた。
その間も虎が暴れまわっている。
第3中隊に増援で駆けつけたシャーマン戦車が88㎜の餌食になった。
これで第3中隊は戦車を全て失った。
残りのVHは歩兵のみで奪わなければならなくなった。
最も懸念された第1中隊の左翼は依然として危機状態である。
再びドイツ軍の攻撃を受け、R小隊が14名、S小隊が19名に減っていた。
墓地の中で敵を待ち伏せていたリジューン軍曹の分隊は、一度は敵を撃退したが二度目の反撃で3名を失い後退した。
全体の兵士の士気が落ち始めている。
もちろん俺の士気も落ち始めている。
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【12ターン】
時には開き直りがよい方向に出ることもある。
そもそも少々の損害が出ても常に攻め続けるという大胆さが足らなかった。
米軍でやるからにはやはりカウボーイのごとく戦う気持ちが大切なのだ。
カウボーイか・・・
傷ついた歩兵に代わり工兵隊が前に出た。
たとえ撃たれても前にでるしかないのだ。
よく最前線で若い兵士が足がすくみ、震え上がっているところに上官がきて「進め!」と怒鳴っている場面がある。
一歩前に出るということ
それは人生でも同じである。
道に迷ったときは踏み出すのだ。
立ち止まるな!
前に出た工兵隊を2台の戦車と75mmPAKが待ち受けていた。
Ⅳ号戦車の主砲が炸裂する。
工兵隊後退 -
しかしそのあと別の工兵隊が同じ場所に前進
PAKに撃たれるが工兵隊の仕掛けた爆薬が爆発しPAKは沈黙した。
そしてすぐに後方から戦車を誘導する。
1台のシャーマン戦車で2台の戦車を相手にしなければならないが、あとは戦車に全てを託すしかない。
「しめた!」
どうしたのか、ドイツ軍の戦車は撃ってこなかった。
シャーマン戦車の76mm砲がⅣ号戦車を一撃で沈める。
そしてもう1台のⅣ突も狙う。
こいつは先ほどから撃ってきていない。
慌てることはない。
まだ十分に射撃回数はある。
「FIRE」
なんとⅣ突も撃破してしまったではないか
大金星だ。
特に状況に進展はないが、これでドイツ軍が少し焦るのを期待しよう。
時には開き直りがよい方向に出ることもある。
そもそも少々の損害が出ても常に攻め続けるという大胆さが足らなかった。
米軍でやるからにはやはりカウボーイのごとく戦う気持ちが大切なのだ。
カウボーイか・・・
傷ついた歩兵に代わり工兵隊が前に出た。
たとえ撃たれても前にでるしかないのだ。
よく最前線で若い兵士が足がすくみ、震え上がっているところに上官がきて「進め!」と怒鳴っている場面がある。
一歩前に出るということ
それは人生でも同じである。
道に迷ったときは踏み出すのだ。
立ち止まるな!
前に出た工兵隊を2台の戦車と75mmPAKが待ち受けていた。
Ⅳ号戦車の主砲が炸裂する。
工兵隊後退 -
しかしそのあと別の工兵隊が同じ場所に前進
PAKに撃たれるが工兵隊の仕掛けた爆薬が爆発しPAKは沈黙した。
そしてすぐに後方から戦車を誘導する。
1台のシャーマン戦車で2台の戦車を相手にしなければならないが、あとは戦車に全てを託すしかない。
「しめた!」
どうしたのか、ドイツ軍の戦車は撃ってこなかった。
シャーマン戦車の76mm砲がⅣ号戦車を一撃で沈める。
そしてもう1台のⅣ突も狙う。
こいつは先ほどから撃ってきていない。
慌てることはない。
まだ十分に射撃回数はある。
「FIRE」
なんとⅣ突も撃破してしまったではないか
大金星だ。
特に状況に進展はないが、これでドイツ軍が少し焦るのを期待しよう。
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【13ターン】
12ターンのドイツ軍には大した動きが見受けられなかった。
第1中隊の左翼はリジューン軍曹の分隊と小隊司令部が決死の防戦で数度の突撃を食い止め敵を退けた。
しかし擲弾兵の突撃はあったものの戦車の投入はなかった。
先ほどのターンに2台のドイツ軍戦車を葬ったのが功を奏しドイツ軍は戦車を温存しだしたのであろうか・・
ドイツ軍はここを守っている兵力を知らないのだろうか。
こちらが投げる手榴弾が敵の手榴弾よりほんの一瞬遅ければ、我々の左翼は全て崩壊しかけないということを。
いづれにせよ崩壊寸前の左翼はまだ生き延びている。
放し飼いになっている虎も豹もおとなしくじっとしたままだった。
そして城を攻めるレンジャー部隊からは城壁に登り城内の敵を撃退したとの報告が入った。
先ほどの砲撃支援で81㎜4門と60㎜3門でありったけの一斉砲撃(すごい米軍らしい)を展開し、そのあとレンジャー部隊は城壁をよじ登ったのだ。
案の定、ドイツ軍は砲撃により抵抗すらできない状態になっていて、これで城の第一関門は突破した。
(ああ、久しぶりに砲撃がうまくいった。やはり81㎜の効果は全然ちがう)
第3中隊では工兵隊が火炎放射器で擲弾兵を丸焼けにした。
いつも感じることだが、火炎放射器のあの「プシュー」という音を聞くとなぜか心がメラメラしてきて急にテンションが高くなるのだが、その理由いまだにわからない。
そしてついにこの鉄道施設の中心でもある駅舎へと侵入し、ここを守っていた今まで散々苦しめていた擲弾兵を撃退した。
シュガー大尉がいなくなってからなにか付き物がとれたかのように事がうまくいくようになった。
(これは毎回のことだ。今回はシュガー大尉は少し長く戦場にいすぎた)
12ターンのドイツ軍には大した動きが見受けられなかった。
第1中隊の左翼はリジューン軍曹の分隊と小隊司令部が決死の防戦で数度の突撃を食い止め敵を退けた。
しかし擲弾兵の突撃はあったものの戦車の投入はなかった。
先ほどのターンに2台のドイツ軍戦車を葬ったのが功を奏しドイツ軍は戦車を温存しだしたのであろうか・・
ドイツ軍はここを守っている兵力を知らないのだろうか。
こちらが投げる手榴弾が敵の手榴弾よりほんの一瞬遅ければ、我々の左翼は全て崩壊しかけないということを。
いづれにせよ崩壊寸前の左翼はまだ生き延びている。
放し飼いになっている虎も豹もおとなしくじっとしたままだった。
そして城を攻めるレンジャー部隊からは城壁に登り城内の敵を撃退したとの報告が入った。
先ほどの砲撃支援で81㎜4門と60㎜3門でありったけの一斉砲撃(すごい米軍らしい)を展開し、そのあとレンジャー部隊は城壁をよじ登ったのだ。
案の定、ドイツ軍は砲撃により抵抗すらできない状態になっていて、これで城の第一関門は突破した。
(ああ、久しぶりに砲撃がうまくいった。やはり81㎜の効果は全然ちがう)
第3中隊では工兵隊が火炎放射器で擲弾兵を丸焼けにした。
いつも感じることだが、火炎放射器のあの「プシュー」という音を聞くとなぜか心がメラメラしてきて急にテンションが高くなるのだが、その理由いまだにわからない。
そしてついにこの鉄道施設の中心でもある駅舎へと侵入し、ここを守っていた今まで散々苦しめていた擲弾兵を撃退した。
シュガー大尉がいなくなってからなにか付き物がとれたかのように事がうまくいくようになった。
(これは毎回のことだ。今回はシュガー大尉は少し長く戦場にいすぎた)
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