<おしらせ1>
またまた、いつの間にか掲示板がダウンしていたようですね。ログを見ると、およそ2年半ぶりの改修です。
この間、何度かメールでご要望があったようですが、この度ようやく重い腰を上げて掲示板を修復いたしました。
管理不行き届きで申し訳ありません。

<おしらせ2>
サイト管理を楽にするために体裁を変更しています。
本サイトのメインコンテンツであったSPWAWの解説記事は以下からアクセス可能です。
SPWAW解説記事一覧


<5分で調べたSPWAW界の近況>

びっくりしたことーその1「Depot リニューアル」
SPWAW界を長年牽引してきた世界最大のファンサイトSPWAW DEPOTが、昨年の4月に閉鎖、13年の歴史に幕を下ろしたようです。
と同時にDepotメンバーの一人 Falconさんが新たなサイトSPWAW DEPOTを立ち上げたようですね(笑)。
まあ、中心メンバーが入れ替わって、こじんまりした感はありますが、実質的にはリニューアルって感じですかね。
旧DEPOTの遺産は相続されているようで、今後ともがんばって欲しいところです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawdepot/

びっくりしたことーその2「砲撃要請画面ラグ解消」
マルチコアCPUが普及した頃でしょうか、ある程度以上のスペックのPCでは、砲撃要請画面で挙動がおかしくなる不具合がありましたね。
それが原因でSPWAWを離れた・・という方もおられたような記憶がありますが、どうやらこの不具合、ついに修正されたようです。
これもDEPOTメンバーのおかげみたいですね。Matrix Games 公認(というか黙認ですね)のもと 、本体ファイル MECH.EXE をいじることに成功したようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... -t277.html


というわけで、この機会にもう一度SPWAWをやってみようかな、と思われた方は次のリンクからダウンロードをどうぞ。
DEPOTで全てのファイルのホスティングも始めたようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... es-t6.html

BUDAPEST 1945 ~domo戦記外伝2

シナリオAARの投稿
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BUDAPEST 1945 ~domo戦記外伝2

Post by domo » 2008.Feb.27(Wed) 23:37

「主任!!」
「ど、どうした!」
「ついに解読に成功しました!!」

domo戦記総合研究所の解読班が興奮を抑えきれずに声を張り上げたのはつい先ほどのことであった。

「これをdomo戦記外伝2として世に出せるな」

実はdomo戦記外伝は複数見つかっており、その中の2つの解読が同時に進んでいたのだ。
その2つのうち一つは1943年のもの、そしてもう一つは今回解読が完了した1945年のものだった。

当初1943年ものの方が解読が進んでおり、それがdomo戦記外伝2となる予定であったが、ここに来て1945年のものが先に日の目をみることになったためこちらがdomo戦記外伝2と名づけられることになった。

(これは本当で外伝1が終わるときは次の予定は1943年ものを用意していたんですが、、なぜか急に1945年ものが僕の中に飛び込んできた)


「しかしすごいな、今回も」
「といいますと?」
「いや、今回も前回をしのぐ長編大作になりそうだってことさ」
「ま、まさしく」



皆様、お待たせしました!!
もう待ちくたびれたことでしょう。
すいませんでした!
みなさんの魂の叫びは届いておりました

さあ、domo戦記外伝2の始まりです!
Last edited by domo on 2008.Mar.18(Tue) 13:16, edited 3 times in total.

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Post by domo » 2008.Mar.01(Sat) 00:21

時は1945年 ―
その前年、ソ連軍の夏季大攻勢「パグラチオン作戦」(1944年6月〜8月)が展開され、
241万人もの兵力が薄いドイツ軍戦線に突き刺さり、東部戦線のドイツ軍の中央軍集団は40万人の死傷者を出し38個師団中、28個師団が消滅し壊滅的な痛手を被った。

そしてこの「パグラチオン作戦」でソ連軍は一気に戦場をソ連領内から東欧諸国へと移したのである。

それだけではない。これまで枢軸国として同盟を結んでいたルーマニアに8月に親ソ派の政権が樹立し昨日の友は今日の敵となり、9月にはあのフィンランドがソ連との間で休戦協定を結んだ。

このためドイツとの同盟を残し、共に戦うのはハンガリー一国となったのである。

(はあはあ、いつもそうなんですが戦史に詳しくないもので知らないことばかりです。ここまで書くのにもものすごーく疲れる。すいません、そのため更新が遅れております。ああ書きたくないよお)




5日から一週間ほど取材で家を空けます。
そのためdomo戦記はしばらくお休みとさせていただきます

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どうも

Post by domo » 2008.Mar.12(Wed) 00:07

そのハンガリーについて少し語ろう。
この国は現在、オーストリア、スロベニア、クロアチア、セルビアモンテネグロ、ルーマニア、ウクライナ、スロバキアに隣接しているいわゆる東欧諸国の一つだ。
(ハンガリーを含めこれらの東欧諸国について関心を持つ機会はあまりないとは思うが、実はわたくし、まれに見る東欧諸国のサッカーファンなのである。特にクロアチアが大好き)

現在の人口は約1000万人。
特筆すべきことはハンガリー人には美人が多い。(と真剣にそう思っている)
その理由は西洋人のDNAと黄色人種のDNAを持っているからだ。(と真剣にそう思っている)

別にハンガリーの親善大使でもないので特産物やら観光名所を書く必要もなかろう。
それに読者もそんなことをこれっぽっちも期待しちゃいない。
たとえ書いても丁寧に読み飛ばしてくれる親切な読者なのだから

ただこれだけは書いておこう。
ハンガリーの中央を流れるドナウ河がある。
そうあの「美しき青きドナウ」である。
そしてハンガリーの西にはドイツ軍最後の戦車戦「春の目覚め作戦」の舞台となったバラトン湖がある。

とまで書けば、「ははあ、今回の戦記はバラトン湖の戦いか」と思うであろう。

ちがうよ

話を戻そう。

ハンガリーの首都ブダペストはご存知であろう。
このブダペストを南北に流れるドナウ河を境に右をブダ地区、左をペスト地区としている。
そしてこのブダペスト、ドナウ河、ブダ城などは世界遺産に登録されている。

と、なにかしら書いていると観光案内のようになってしまう。
でもハンガリーは大好きな国なんですよ。
是非、今度一緒に行きましょう、暇な方。



戻ってまいりました。
一週間SPWAWをやらないともうやりたくてたまらなくなります。
この禁断症状はもしかしてSPWAW中毒にかかっているのでしょうか。
全く恐ろしいゲームです、spwawは

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どうも

Post by domo » 2008.Mar.13(Thu) 00:34

今回もいつもと同じでなかなか本編が始まらない。
これはdomo氏特有のじらし作戦だ。
(コンサートなどでわざと遅れて始めると、客は待たされることで逆に一気にボルテージが上がるのと同じ効果を狙っている。と真剣にそう思っている)

もう少し前座にお付き合い願いたい。

懲りもせずまたまたハンガリーのことを書く。

ドイツの敗戦色が強まるとそれまで枢軸国であった東欧諸国が次々とドイツのもとを離れていった。
1944年9月、ハンガリー摂政のホルティは密かにソ連との休戦協定を結ぼうとしていた。
その動きを察したヒトラーは10月、ハンガリーにSSの特殊任務部隊とオットースコルツェニー大佐を送り込んだ。
これは「パンツァーファースト作戦」と呼ばれ、ホルティを辞任に追い込みドイツの孤立を防ぐものであった。

スコルツェニーはホルティの息子を誘拐しホルティを辞任させ作戦は成功、そしてドイツの支援を受けたサーラシ・フェレンツが「矢十字党」を設立、ブダペスト市内でクーデターを起こしハンガリーを統治することになった。
(矢十字というのは言うまでもなくドイツの鉤十字を模したものである)

これによりハンガリー国土は独ソの戦場と化していくのは避けられない事態となった。

だが1944年の10月に生まれた「矢十字党」であったが、1945年の1月には事実上政権を放棄している。

これは1944年12月から始まったソ連軍によるハンガリーの首都ブダペストの包囲攻撃作戦でブダペストが陥落したからである。
(ブダペストは1945年2月に生き残りによる脱出作戦が行われこれにより陥落)

しかしブダペストを失い行き場のなくなったハンガリー軍は、そのあともソ連軍への降伏の道を選ばずハンガリーの西端において終戦を迎えるまで戦い続けたのである。


ということで今回のdomo戦記は涙なくしては読むことはできない「ブダペストの戦い」を舞台にした物語になる予定です。

よろしく

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いい天気ですのお

Post by domo » 2008.Mar.13(Thu) 14:46

今回の主役となる第22 SS義勇騎兵師団についてふれておこう。
(義勇は英語ではVolunteerであり、志願という意味)

SS武装親衛隊にはいくつかのこの義勇兵、志願兵で構成された師団があるのを皆さんはご存知であろうか。

もちろん日夜、spwawをプレーし戦史や武器の研究に邁進されておられるあなたならば知っていて当然であろう。

SS武装親衛隊の総兵力は90万人以上であったとされるが、そのうちの60%は外国人部隊でまかなわれていた。
これは本来のエリート集団として本来血統基準など厳しい条件を緩和し、外国籍の兵士を志願したところ、ゲルマン系のオランダ人、デンマーク人、ベルギー人、ノルウェー人そして非ゲルマン系のフランス人やスラブ人などに拡がった。

ゲルマン系外国人部隊はxx.SS Freiwilligen xx Division (第xxSS義勇xx師団)
フランス人・イタリア人・スラブ人部隊はxx.Waffen xx Division der SS (第xxSS武装xx師団)
(WaffenSS(武装親衛隊)というのは外国人部隊だったのか、知らんかった へぇ〜)

ちなみにSS武装親衛隊は第1から第38まであるが、その中の14個以外は全て外国人部隊なんだって  へぇ〜へぇ〜


ちなみにフィンランドの義勇兵、第11SS義勇装甲擲弾兵師団ノルトラントを小林源文先生は「クールラント1944」で描いている。 へぇ〜
(他にもあったら教えてください)


予備知識はこれぐらいにしておいてそろそろ本題に入ろう。

かと思ったが予想以上に疲れたのでやめます。

ではまた

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雨です

Post by domo » 2008.Mar.14(Fri) 19:01

昨日の続き

第22SS義勇騎兵師団“マリア・テレジア”は1944年4月に作られた。
この師団愛称である“マリア・テレジア”とは言うまでもない女帝マリア・テレジアのことである。

歴史を愛するspwawプレーヤーであれば、すぐにピンと来たことだろう。
ええ?なんだって?そんな人知らないだって!
致し方あるまい。少々説明させていただくか

いくらマリアテレジアを知らない方でもマリーアントワネットはご存知じゃろ。
このマリーアントワネットはフランス国王ルイ16世の嫁はんでフランス革命で処刑された人じゃがな。
そのマリーアントワネットの母がマリアテレジアなんじゃ。

しかるにこのマリアテレジアはヨーロッパ一の名門王家と呼ばれるハプスブルク家に生まれ、父である神聖ローマ皇帝カール6世亡き後、フランス、プロイセンなどの国がハプスブルク家弱体を画策しオーストリア継承戦争(1740−1748)を起こすもこの危機を乗り越えたものすごいお方。
(なおハンガリー自体はそれ以前の1699年のカルロヴィッツ条約によりハプスブルク家の領土となっている)

この辺の世界史のことを調べていくと本当に昔の受験勉強のころの事が思い出されますのでこれ以上は体に毒ですからあとは自分で調べてくらはい。
(ちなみ僕が一番すごいと思ったのは、マリアテレジアは16人の子を産んでいることで、これが一番すごいような気がしてならない・・)


話を元に戻そう。

第22SS義勇騎兵師団の兵士の大部分はハンガリー国内からの徴集により集められた。
1944年10月、ハンガリーに隣接するルーマニアのアラドでソ連軍の第2ウクライナ方面軍の攻撃を受け生き残ったわずかな兵はハンガリーに逃げ込んだ。
その後オットースコルツィニーの「パンツァーファースト作戦」に参加するため、再び部隊を集め約8000名がブダペストに入る。

そしてソ連軍の攻撃に備え、徹底抗戦の構えでブダペストを守ろうとする。

まだ始まんない・・お許しを

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Post by domo » 2008.Mar.16(Sun) 14:20

1945年1月某日 ブダペスト市内 5:00am ―

「どうだ、少しは眠れたか?」
俺は寝起きの兵士に声をかけた。
連日の戦闘で兵士の誰もが疲弊していた。
だがこのハンガリー人たちの士気はすこぶる高い。
これは自分たちの首都を命がけで守ろうとするものか、はたまた16世紀にオスマントルコの襲撃を防いだハンガリーの英雄イシュトヴァーンの血をひくものたちだからか。

「どうです、今日は露助どもは仕掛けてきそうですか?」
「かもな、そうだとしても不思議でもないさ」

俺は窓から凍りついたドナウ河を眺めた。
そして河の向こうにそびえるブダ城に目をやった。

ソ連軍がブダペストを攻撃して1ヶ月
昨年の11月7日にはソ連軍はブダペスト市街外縁の20㎞まで迫ってきたが、ここで武器弾薬の補給がとどこおり進撃は止まった。
そのわずかな隙を見てドイツ軍とハンガリー軍は大量の武器弾薬をブダペスト市内に運びいれることに成功し、ブダペストを街ごと要塞化してしまった。
案の定、ブダペストはソ連軍の攻撃に持ちこたえソ連軍に多大な損害を及ぼした。

しかし頑強な守りを見せるブダペストに対して、ソ連軍は作戦を変えてきた。
あえて正面から相対することを避け、迂回してブダペストを取り囲む形で包囲しようとしてきたのだ。
そして12月26日、ブダペストはソ連軍に完全に包囲されてしまう。
その中に80万人のハンガリー市民と33,000人のドイツ軍兵士(第6軍の残存部隊、第8SS騎兵師団、第22SS義勇騎兵師団)、37,000人のハンガリー軍兵士(ハンガリー第6軍)が取り残されたのだ。

ヒトラーは撤退することを許可しなかった。
これにより要塞化したブダペストにスターリングラードの悲劇が再び訪れたのである。
Last edited by domo on 2009.Aug.13(Thu) 23:11, edited 1 time in total.

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梅の香りに誘われて

Post by domo » 2008.Mar.17(Mon) 11:22

ブダペストがソ連軍に包囲されてから補給は空からの空輸で行われた。
毎日、わずかではあるが食料や武器弾薬が空から降ってきた。
だが配給される食料もここにきてわずかになってきている。

一体あとどのくらい持ちこたえることができるのだろう。


ソ連軍は平坦な地形の多いペスト地区から攻撃を始めていて、我々を丘陵地のブダ地区へと追いやるつもりなのだろう。
そうなるとペスト地区の市民、兵士はブダ地区に移るためにドナウ河を渡らなければならない。
ドナウ河には5本の大橋がある。
もしソ連軍が目の前まで迫ってきたら、ドイツ軍は我々が橋を渡りきる前に橋を爆破してしまうだろう。
そうなったら我々はペスト地区に取り残されることになる。
もしそうなれば・・


絶望感が津波のようになって押し寄せる。


「ワインでもいかがですか」
若いハンガリーの兵士がワインを持ってきてくれた。
(ハンガリーはワインの特産地としても有名)
俺は酒瓶を見つめながら、ある男のことを思い出した。
「サトーニ少尉はどうしているのだろう・・」
酒瓶を見るたびに時々サトーニ少尉のことを思い出すのはなぜだろう。

俺はワインをグイグイと胃袋に押しこんだ。
じわーとアルコールが体中に染み渡る。
と、同時に今まで眠っていた細胞がむくむくと起きだしたような感覚になった。

「よし!」

「やってやろうじゃーねーか!!」

男は単純のほうがいい

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ポカーン

Post by domo » 2008.Mar.18(Tue) 13:12

「BUDAPEST 1945」 H2H fr
GERMAN Defend : SOVIET Assault
1945.1.13 BUDAPEST
18ターン

勝利条件は「domoルール」による。
ドイツ軍はゲーム終了時に「陶器工場の確保」ができていれば勝利。
「陶器工場の確保」とは工場内にある左8個、右7個のVHをそれぞれ左6個、右5個以上確保すること。
この左右両方のVHの確保ができていれば勝利。
(左右のうち片方だけでは敗北)
なおVHはソ連軍に獲られてもゲーム終了時に工場内にソ連軍部隊がいなかった場合はドイツ軍の勝利。

ただしゲーム中にドイツ軍のHQ司令部が壊滅した場合はドイツ軍の敗北


今回の「domoルール」は少し変則的な形になっております。
これは今回はバトルモードによるプレイではなくシナリオを大幅にいじくり、わざとこのような勝利条件になるようにもっていきました。
上記の勝利条件を見てもらえればお気付きの方もおられると思いますが、「domoルール」には引き分けがありません。
勝利か敗北のどちらかだというコンセプトです。
(その理由についてはまた後日お話します。といって全然してない)


背景:
ソ連軍のブダペスト攻撃は日増しに激しさを増している。
我々、第22SS義勇騎兵師団は奮闘するも敵の容赦ない攻撃に多くの将兵を失った。
だがここであきらめるわけにはいかない。
我々の背後には多くの市民の命がかかっているからだ。
そして我々が立て篭もった「陶器工場」にもソ連軍が襲い掛かる。
ここにブダペストでの最大の激戦地となった「陶器工場の戦い」が繰り広げられる!!
(こんなとこでいいよね)

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Post by domo » 2008.Mar.20(Thu) 01:42

ええとちょっとしたことで立ち止まっています。

それは今回、冬季迷彩モードでやるかどうしようかということです。
(H2Hは冬季迷彩ができます)

1945年1月のハンガリーやブダペストでドイツ軍やソ連軍は冬季迷彩してましたっけ?
(どちらか一方だけ迷彩にすることはできない)

東欧といってもロシアほど寒くはないからしてませんでしたか?

YOUTUBEなんかで当時の実写を探してはいるんですが、ご存知の方教えてください。

ブダペストの戦闘は生還者がほとんどいないのでそんなにフィルムも現存してるとは思えないんだけどなあ

ちなみに一応マップは所々雪景色になってますので、冬季迷彩モードでやるとまたこれが雰囲気でるんですよ。


教えてくれなければ冬季迷彩モードでやります!!

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Post by domo » 2008.Mar.20(Thu) 22:30

それでは今回のミッションの説明をしておこう。

まずは下のマップをみていただきたい。
中央にあるのが「CERAMIC FACTORY」通称、陶器工場である。
(ハンガリーの陶器「ヘレンド」は世界的にも有名であることぐらいはSPWAWをされる方なら当然ご存知であろう)

この工場を巡って両軍の攻防が繰り広げられる。
まず中央の大きな工場から見ていこう。
工場内にはVHが左に8個、右に7個づつ集められている。
(この工場内のVHをどのように並べるかでかなり苦労しました)

前にも書いたがこの左右のVHの確保ができればドイツ軍の勝利となるのである。
なお確保というのは各VHに対して3分の2の割合を示す。
すなわち左のVHは6個、右のVHは5個以上の確保が必要ということになる。
そしてゲーム終了時に両方のVHを確保できていないと勝利にならない。
(これは決して簡単なことではない。指揮官は全体の被害情報を把握し片寄らないように部隊を移動させながら敵と相対しなければならない)
ドイツ軍の司令部、及びFO、そして3門の迫撃砲(120、81、50㎜)と2門の対空砲は工場右に配置されている。
そして工場内には地下通路と地下室があり、ここからわずかな増援がやってくることと負傷兵たちが再び武器を持って参戦してくることになっている。
(これは実際にハンガリーはイギリスについで世界で2番目に地下鉄が開通した国でもあり、地下通路は頻繁にあった)
(おっとネタバレになるのでこれぐらいにしておこう)

この工場と線路をはさんで各2個のVHがある小工場が全部で3つある。
この3つの建物を一応左から「ヘレンドA」「ヘレンドB」「ヘレンドC」と呼ぶことにする。
初期配置のドイツ軍はこの工場にも部隊を少しではあるが配置する。
そしてこの3つの小工場の中にある計6個のVHはゲーム終了時にはソ連軍のものになっていることであろう。
(勝利条件には関係ないがドイツ軍がこのVHを獲ってもいい。だがそんなことはほぼ不可能に近い)

そして工場の周りの敵が侵入しやすい経路にはいくつかの地雷が埋まっている。
次にドイツ軍の戦力をみていこう。
Attachments
00237-1.jpg
陶器工場のVH配置図
00237-1.jpg (37.08 KiB) Viewed 6013 times
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Post by domo » 2008.Mar.21(Fri) 00:13

司令部はSSの司令部であるが、もはや部隊は全てSSではなく混成の部隊となっている。

SS歩兵分隊×15 (ライフル隊、擲弾兵、SMG隊。全ての分隊はパンツァーファースト60有)
歩兵分隊×6   (ライフル隊、対戦車地雷)
パンツァーファースト100部隊×3  
パンツァーシュレッケ部隊×3
MG機関銃隊×9
スナイパー隊×2           (今回は目利きだけでは許さない)

パンターG型×2(移動不能)    (まれに故障が直るときがある。そんときは暴れまくれ)
4号J型×2  (移動不能)      (その装甲でIS-2に立ち向かう勇気に感動)

88㎜対戦車砲×2 
75mm対戦車砲×2 

120㎜迫撃砲×1 
81㎜迫撃砲×1
50㎜迫撃砲×1
37㎜ Flak43 ×2

これが初期配置のドイツ軍の戦力である。
(増援部隊については不明とする)

そしてこの中から

「ヘレンドA」
パンツァーファースト100
歩兵分隊
MG42隊

「ヘレンドB」
歩兵分隊×2
MG42隊
88㎜対戦車砲

「ヘレンドC」
パンツァーファースト100
歩兵分隊
MG42隊


この「ヘレンド」A、B、Cについてはあまり期待していないが、敵の第1波を食い止めることと、テストプレイでは取り残された88㎜が大活躍したなんてこともあり、そんなサプライズにちょっと期待しよう。
Last edited by domo on 2009.Aug.13(Thu) 23:13, edited 1 time in total.

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Post by domo » 2008.Mar.22(Sat) 18:28

それでは次に我々が守る「陶器工場」の周辺を見ていこう。

今やブダペストのペスト地区はソ連軍に占領されつつある。
そのため下の全体図の東西南北ほぼ全ての方向から敵はやってくるであろう。

いやしかし唯一、西から敵はやってこないかもしれない。

中央を走る鉄道の線路を西に向かったところにまだ他のドイツ軍が守っている陣地があるため、もしもこの工場がソ連軍の手におちた場合、我々はここから脱出し友軍の陣地まで辿りつかなくてはいけない。

だがそれもここが敵の手に渡れば当然、敵中を突破しなければならなくなるため容易なことではなかろう。

それに今から負けたときの事を考えるのもいかがなものか。

敵はあらゆる手段を持ってして我々を攻撃してくることであろう。

なぜならこの数日の「陶器工場」を巡る攻防戦でソ連軍は多くの損害を出していたからだ。


「どうだ援軍は来てくれそうか」
俺は司令部の中で通信兵に訊いた。
敵の大がかりな攻撃が予想されるため、一応援軍の要請を打診しておいたのだ。

「一応、送るとは言っていましたが・・」
「そうだろうな、今や部隊が余っているとは考えられん」

それでも送ると言ってきたのには、これまで我々がここでソ連軍を十分に足止めしてきたからであるし、この砦がペスト地区の運命を握ると思っているからであろう。

期待しないで待つとするか

俺は司令部を出た。
そして北の前線が見渡せる陣地の方に向かって工場内を移動した。

2階建てのこの建物(高さ10)からは前方の景色がよく見える。
地面には雪が積もっていた。
その雪の下には地雷が所々埋まっている。

すでに工場内の部隊には敵の奇襲に備えるように攻撃態勢をとらせてある。

ソ連兵が来るとしたら早朝だろう
やつらは早起きだ。

来るはずだ
来るに決まっている。

突然、俺は異様な緊張感に包まれた。
Attachments
00239-1.jpg
マップ全体図
00239-1.jpg (34.98 KiB) Viewed 5940 times

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桜ですよ!桜!

Post by domo » 2008.Mar.25(Tue) 15:18

緊張感が高まるにつれ次第にテンションも高まってくる。
これはどの戦場でも同じことだ。

壊れかけた窓から双眼鏡で前方の視界をにらみこむ。

「!」

何かが動いた。

「偵察兵のようです」
擲弾兵の隊長も気付いたようだ。

敵の偵察部隊か

多分そうだ。

「全員、戦闘配置、射程距離は4へクス!!」

工場の北を守る擲弾兵小隊の小隊長はそう指示をだした。
4へクスというのはちょうど地雷原があるところである。
敵を地雷原まで引き寄せるつもりであろう。


先ほどの偵察兵を双眼鏡で探す。
だが何も一向に動く気配はなかった。

「どこへ行った?」

沈黙のときが流れる。

静寂


と、そのときだった。

「敵襲!!」

全ての始まりだ。

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あなたに読む資格はない!

Post by domo » 2008.Mar.26(Wed) 00:30

【1ターン】

「やはり来たな!」
今までどこに隠れていたのだろうか。
見る見る間に視界にソ連兵が現れてきた。

やつらはこちらを全く警戒していないかのように足早に前進してきている。

当然だ。まだ射程距離に入っていない。

「まだだ!距離200までひきつけろ!!」
分隊長は冷静になっている。

こちらが撃たない限りやつらは撃ってこない。
我が軍は建物を塹壕化しIn Coverの状態になっているためソ連軍からは全く見えないのだ。

先頭の懲罰部隊が地雷原に入った。

「撃て!!」

一斉に射撃が始まった。

MG42機関銃の閃光が敵歩兵に突き刺さる。

バタバタとソ連兵が数名倒れる。
(H2Hは死傷者の数が表示されない。またエンハンスドでは部隊が壊滅するとSuvivor disperse(生存者消散)と表示されるがH2Hではそれも表示されない)

(いつもだがこういう状況でのMG42ラフェテ(三角銃座)はものすごい威力を発揮する)



(今回は冬季迷彩で行うことにしました。雪の白さと同じであるため動画を見るときは少々見にくいかもしれませんがそんなことは知ったことではないです)
Attachments
00242-1.jpg
工場西の
00242-1.jpg (11.52 KiB) Viewed 5860 times
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東の
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