<おしらせ1>
またまた、いつの間にか掲示板がダウンしていたようですね。ログを見ると、およそ2年半ぶりの改修です。
この間、何度かメールでご要望があったようですが、この度ようやく重い腰を上げて掲示板を修復いたしました。
管理不行き届きで申し訳ありません。

<おしらせ2>
サイト管理を楽にするために体裁を変更しています。
本サイトのメインコンテンツであったSPWAWの解説記事は以下からアクセス可能です。
SPWAW解説記事一覧


<5分で調べたSPWAW界の近況>

びっくりしたことーその1「Depot リニューアル」
SPWAW界を長年牽引してきた世界最大のファンサイトSPWAW DEPOTが、昨年の4月に閉鎖、13年の歴史に幕を下ろしたようです。
と同時にDepotメンバーの一人 Falconさんが新たなサイトSPWAW DEPOTを立ち上げたようですね(笑)。
まあ、中心メンバーが入れ替わって、こじんまりした感はありますが、実質的にはリニューアルって感じですかね。
旧DEPOTの遺産は相続されているようで、今後ともがんばって欲しいところです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawdepot/

びっくりしたことーその2「砲撃要請画面ラグ解消」
マルチコアCPUが普及した頃でしょうか、ある程度以上のスペックのPCでは、砲撃要請画面で挙動がおかしくなる不具合がありましたね。
それが原因でSPWAWを離れた・・という方もおられたような記憶がありますが、どうやらこの不具合、ついに修正されたようです。
これもDEPOTメンバーのおかげみたいですね。Matrix Games 公認(というか黙認ですね)のもと 、本体ファイル MECH.EXE をいじることに成功したようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... -t277.html


というわけで、この機会にもう一度SPWAWをやってみようかな、と思われた方は次のリンクからダウンロードをどうぞ。
DEPOTで全てのファイルのホスティングも始めたようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... es-t6.html

Stalingrad Train Station2 ~domo戦記外伝1

シナリオAARの投稿
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今日は2007年度日本SPWAW最優秀指揮官の発表です!!

Post by domo » 2007.Dec.30(Sun) 07:53

14:50−15:00(6ターン)

勝負ごとには流れというものがある。
「ピンチのあとにチャンスあり」という言葉まであるぐらいだ。
それは「攻め」というチャンスをものにできないと逆にピンチに立たされる場合が多いということである。
それだけに攻めるということは勝敗の分かれ目にもなってくるのであろう。

6ターンになった。
前半の折り返しだ。
いまだ確保したVHは7つと厳しい状況ではあるが、これからの6〜8ターンまでで何とか盛り返していきたいと思っている。
先ほどは駅舎中央での防御戦闘に何とか持ちこたえた。
敵も一瞬ひるんでいるだろう。
このチャンスにつけ込むしかない。


単独でVHを狙うC小隊はモロトフカクテルを装備する強力な歩兵部隊と遭遇したが、C小隊は前進し、P1のVHの確保に成功した。
移動力を一杯まで使って多少無理をして確保したが、いまはVH確保の知らせが全体の士気をあげる良い刺激剤となってくれることだろう。

「くぎ工場」にはE小隊が突入を開始した。
工場の中にはソ連兵がへばりついており、何度攻撃しても退かない。
最後は工兵隊による爆薬でなんとか退けた。
この「くぎ工場」には2つのVHがあるが、このVHの手前まで進んだ。

よし!なかなかいい調子だ。


一方、サトーニ中尉は・・・
(戦車内)
「中尉、大丈夫ですか?」
砲手が尋ねた。
「ああ、だが生きた心地はせんな。次は虎に乗ることにするよ」
Ⅲ突の車内は狭い。
「全員無事なのが奇跡みたいですね」
「そうだな。だが生きて帰れそうもないな」
(もちろん生きて帰しはしない)
「よし、露助のやろうを蹴散らすぞ」
エンジンがかかった。
「中尉!」
「何だ!」
「主砲が故障です」
先ほどの戦闘機の攻撃で主砲がやられたのだ。
「くそう」
Last edited by domo on 2009.Aug.14(Fri) 21:29, edited 1 time in total.

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皆様、2007日本SPWAW最優秀指揮官はdomo氏に決定いたしました!!!

Post by domo » 2007.Dec.31(Mon) 00:51

15:00

「中隊長、対戦車ライフル隊から報告です」
突然、南のD小隊の側面で偵察任務に就いている対戦車ライフル隊からの報告が入った。
「敵戦車がP5、P6のVH後方に集結中とのことです」
「むむ、数は?」
「T34が4台とZIS-30が2台ほど見えるそうです」
やはりまだいたのだ。
D小隊は現在P5とP6のVHの一つ手前にいる。
無理してVHを踏ませると戦車の攻撃を受ける可能性がある。
D小隊の代わりの部隊はいないので、ここは無理することはよそう。
その代わりに対戦車ライフル隊に発砲命令を出した。
T34は難しいが軽戦車ならば十分期待できるからだ。


「中隊長!」
「今度は何だ!」
「ラボルペ2号車が被弾したようです」
先ほどの5ターンのソ連軍の攻撃リプレイの動画を見てもらったらお分かりいただけるが、側面から45ミリ砲を受けダメージ5が出ていた。
右の転輪を破損したらしかった。
「くそう、痛いなこれは」
唯一幸いなことは道路の真ん中で敵の方を向いて移動不能になっていることぐらいだ。

全くラボルペ戦車隊はどうしたことか。

もはやまともに戦える車両は3号車の1台のみになってしまった。

これではサトーニ中尉への責任は免れないだろう。
Attachments
00227-1.jpg
今回登場したStuIG33B。主砲に15cm歩兵砲を搭載している。後に生産される10.5cm
00227-1.jpg (3.58 KiB) Viewed 4526 times

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Post by domo » 2008.Jan.01(Tue) 10:03

新年明けましておめでとうございます
今年もdomo戦記をよろしくお願いいたします


15:00(ソ連軍の6ターン)
ソ連軍の第2波の攻撃が始まった。
先ほどの報告によりおおよその見当はついていたが、やはり今度はT34を先頭に再び駅舎中央への攻撃を仕掛けてくる。

ソ連軍の攻撃が始まるやいやな我々には我慢の時間が始まった。
一方的な防戦となるからだ。

攻撃の火蓋はまたしても空からだった。
同じようにP-39Qエアラコブラが獲物を物色しにくる。
ご存知のように我々には粗末な機関銃でしか対応できない。
またしてもサトーニ中尉が狙われた。

(戦車内)
「中尉!また攻撃機です」
「あれはさっき我々を襲ったやつだな」
「中尉、なにか我々に個人的なうらみでもあるんですかね」
「はっ!そういえば・・・」
(サトーニ中尉はそういって黙りきってしまった)
そしてハッチをバタンと閉めた
「どうせ爆弾はもう積んでないから撃破されることはなかろうよ」
「煮るなり焼くなり好きにするがいいさ」
と言ってまたしても焼け酒をぐびぐび煽った。


「敵戦車!距離200!!」
「落ち着けよ、砲手」
「DOGAAAN」


先頭のT34をラボルペ3号車がまず撃破する。
これで今日5台目だ。
同へクスにいたZIS-30も歩兵が撃破した。

だが3号車が待ち伏せしているゴーゴルストリートに来た敵はこれだけだった。
そのほかの戦車は違う道路を通って駅舎中央に進んでいる。
拠点DにはH小隊が2分隊と火炎放射器を装備した工兵隊がいた。

「来るぞ」
周りはすでに砲煙で視界が利いていない。
戦車のキャタピラの音が次第に大きくなってきた。
数発の手榴弾が投げ込まれる。
H小隊がZIS-30とT34に近接強襲を仕掛ける。

「やったか!!」
敵は撃ってこない。
だがその後方にいたT34が主砲をぶっ放してきた。
拠点Dは一瞬で阿鼻叫喚になった。
何名の死傷者がでたかもわからない。
動ける者は全て退却した。

T34は砲煙の中を突破してきた。
拠点Eには元気な工兵隊が1分隊だけいる。
「DOGAAAN」
T34の砲塔が対戦車地雷で吹っ飛んだ。


先ほどP1のVHを確保したC小隊が今度は一転危機におちた。
「まさか・・・」
ソ連軍のKV-2戦車が152㎜砲をぶち込んできたのだ。
なぜここにKV-2がいるのか、それを考える間もなく152㎜砲を撃ち込まれた。
「ゴォー」という音と共に、建物全てを破壊した。
建物の中にいたC小隊の2分隊が散り散りになった。

KV-2の152㎜砲が与える恐怖は予想を遥かに上回ったものだ。
実はこの反対のことを我々がStuIG33Bの150㎜砲でやりたかったのであった。
150㎜砲の何がそんなに威力があるかというと、そのへクスのみならずその周りにいる部隊までもが被害を受けるので、敵が密集した市街地では効果が大きいのだ。
もちろん敵味方関係なく被害を受けるので撃つときは十分注意がいるのだが。

そしてソ連軍の攻撃の最後は203㎜番外砲であった。
これが駅舎中央目がけて降ってきた。
精度は極めて悪いのだが、うち2発が工兵隊を粉砕したのであった。

正月早々受難の年明けになりそうだ。
Last edited by domo on 2009.Aug.22(Sat) 23:09, edited 2 times in total.

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元日

Post by domo » 2008.Jan.02(Wed) 02:20

新年明けましておめでとうございます
今年もdomo戦記は皆様の柿の種となれるようがんばります


15:00(7ターン)

ようやく前半を折りかえした。
いよいよ後半の6ターンが始まる。

その前に現在ドイツ軍のVH確保数をおさらいしておこう。
ドイツ軍は6ターン終了時までに8個のVHを確保している。
今回の勝利条件は18個のVHを確保することなので、残りはあと10個である。

これは「domoルール」という新しいルールに基づいて行われているプレイである。
この「domoルール」についてはまだ詳しく述べていないためdomo氏以外は誰も知るものはいないが、簡単に一言で言えば勝利条件のVH数を確保できれば勝利、一つでも満たなければ敗北になるということだ。


戦場に再び目を移そう。
domo中隊長は抑圧があがった部隊の回復におわれていた。
「回復」と言っても滋養強壮剤を飲ませたり、怪我の手当てをすることではない。
(こういう表現がゲームをつまらなくしている。もっと具体的な説明やら表示がでれば面白くなるだろう。ついでにみなさんは抑圧が99になった部隊というのはどういう状態にあると想像しますか。サッカーの試合で5-0で負けているチームがハーフタイムにロッカールームに引き上げてきたときのような状態か。そして戦意を喪失した選手を激しく鼓舞する監督が中隊長という感じか。士気値が変動すると面白いなあ、ソ連歩兵が凶暴化して白兵戦が面白くなるといいなあ)


先ほどソ連軍の戦車による駅中央への攻撃により、H小隊が被害を受けた。
まだいまのところ壊滅した歩兵部隊はないが、どの部隊も少しずつ被害が増えている。

ドイツ軍というのは歩兵分隊の残りが3名ぐらいになるまではなんとか持ちこたえる。
だが3名になったぐらいで攻撃受けると、一気に壊滅する傾向がある。
なので分隊の人員がまだ5名残っていると言っても、決して油断はできない。

さあここからが正念場だ。

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Post by domo » 2008.Jan.03(Thu) 00:02

明けましておめでとうございます
今年もdomo戦記はあなたの穴の開いた靴下のようにがんばります



KV-2の出現がC小隊をパニックに陥らせた。
(実はテストプレイでもC小隊のほうにKV-2が来たことは一度もなかった)
なんせこの戦車は砲塔がバカでかいだけでなく、152㎜HE弾は一瞬にして戦局を打開する威力を持っていた。
このままではC小隊はKV-2によってずたずたにされてしまう。
「(なにかいい手は・・・)」
C小隊のシュワルツ小隊長は気持ちは焦るが他にいい考えが浮かんでこない。
目の前の棚にある物に目がいった。
小瓶がおいてあった。
きっと以前の住民が置いていったのだろう。
シュワルツ小隊長はその「ウコンの力」をぐいぐいと飲み干した。
「そうか!!」
シュワルツ小隊長は突然ひらめいた。

まず先ほど確保したP1のVH上にいるC2分隊に後ろに下がるよう命令をだし敵に後退したように見せかける。
そうすると敵はP1を取りにくるだろう。
多分KV-2も大通りに出るにちがいない。
もしKV-2が大通りにでれば、先ほど退却して敵の砲弾をくらい動けなくなったラボルペ2号車の視界に入ることになる。
「これに賭けるしかない」
ラボルペ2号車は移動はできなかったが、150㎜砲弾はまだ残っていた。
だがKV-2を狙った場合、その周辺にいる部隊にも被害が及ぶことだろう。
それでも仕方がない。


「くぎ工場」は半分がドイツ軍、もう半分をソ連軍が占めていた。
だが、くぎ工場にあるP3とP4の2つのVHはソ連軍側にあった。
建物の一部からは火災も発生している。
(火災のへクスにいると抑圧があがってしまう)
E小隊はなんとか全部隊が「くぎ工場」の建物に侵入できた。
(E小隊の被害はほとんどない)
工場内での視界はほとんど利かない。
そのため隣接した敵を見つけることさえも困難である。
(てっきり敵のいるへクスに入ることもある)
E1分隊の目の前のVHには敵はいるのだろうか、恐る恐る前進することになるだろう。

一方、再三再四のソ連軍の戦車による攻撃をまともに受けたH小隊はすでに10名の死傷者をだしていた。
(domo中隊長も傷ついたH小隊を回復させるため共にいる)
先ほどのソ連軍の第2波の攻撃がまだ続いており、拠点Cの前には3台のT34と2台のZIS-30が攻撃してきている。
「あと1台戦車がいてくれたら・・」
H小隊のコールテンハウス小隊長は嘆いた。
H小隊はH2分隊を除き、あとは全て抑圧があがっており移動か攻撃ができない状況だ。
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00229-1.jpg
KV-2 装甲は75mmだが、この152
00229-1.jpg (3.44 KiB) Viewed 4404 times
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Post by domo » 2008.Jan.03(Thu) 11:08

15:00−15:10(7ターン)

後半の戦いは敵の反撃を食い止めつつも前進しVHを確保しなければならない。

そのためにはと考えたところ、各部隊がまずきちんと回復し体勢を整えることが先決であると判断した。

そのためこのターンは敵との接触はなるべく避けた。
「くぎ工場」のH小隊は万全であったが、後続の工兵隊が駅舎と「くぎ工場」の間の道路で2分隊も抑圧があがっており、彼らの回復が待たれた。
工兵隊には建物内のソ連軍を爆薬で追い払ってもらわなければならない。

その工兵隊の被害がこれまでで最も大きくすでに12名が死傷していた。
これはソ連軍の第1波の攻撃時の影響もあるが、道路上で無防備の状態で203これはソ連軍の第1波の攻撃時の影響もあるが、道路上で無防備の状態で203㎜の番外砲を浴びてしまったことが一番大きかったのだ。

だが今更言っても仕方があるまい。
 
81㎜迫撃砲隊から連絡が入る。
残弾が最後1回分になったと。
Last edited by domo on 2009.Aug.14(Fri) 21:32, edited 1 time in total.

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Benzai-Ten

Post by domo » 2008.Jan.04(Fri) 11:31

15:00−15:10(ソ連軍の7ターン)

「くぎ工場」で激戦となる。
「ウラー」と大声で叫びながら大量の赤軍歩兵が波のように押しよせてきたのだ。
2ヶ所でスタックしていたE小隊は迫り来る敵を必死に食い止めた。
砲煙でもう全く視界は利かないため、突如敵は目と鼻の先に現れるのだ。
50mの距離で手榴弾が投げ込まれる。
これで終わりかと思うとまた別の部隊が突っ込んでくる。
どこまで持ちこたえられるかわからない・・

「小隊長!!あれを!」

ブルーナー小隊長が工場の外を振り返ったとき、1台の戦車が見えた。
だがその戦車は見方のものではなくT34であった。
T34は「くぎ工場」の横の道路から砲塔をこちらに回している。
我々を探しているかのようにゆっくりと砲塔が回る。

「退避!」

ブルーナーがそう叫ぶや、すぐさま砲弾がぶち込まれた。
「BACOOOM」

数名が負傷したがどうにもならない。
「退却しろ!早く」

T34は車体の機銃を乱射してきた。
この隙に赤軍歩兵がなだれ込んでくる。
2ヶ所のうち1ヶ所で次々と部隊が退却した。


ラボルペ2号車の車内ではC小隊が仕掛けた誘いにうまくKV-2がおびき寄せられるか
どうか今か今かと敵を待っていた。
もちろん射撃準備はできている。
戦車長はハッチから身を乗り出して約500m先を見つめた。
銃撃戦が激しくなった。
建物と建物の間で銃声が交わされた。
「そろそろだ」
戦車長がそういい、車内に入ったときだった。

「GUWAM」
砲弾が命中した。

「どこからだ!!」
前方にはまだ敵は現れていない。

「右です!右にT34!」
「くぎ工場」の方からだった。
先ほど「くぎ工場」の脇に現れたのとは別のT34に狙われたのだ。

「くそう」
ラボルペ2号車はすでに被弾しており動けなかった。
砲塔がないこの車体では側面を狙われては今は抵抗のしようがない

「戦車長、脱出しましょう」
操縦手が絶望的なりながらに叫ぶ。

そこにもう一発敵の砲弾が飛んできた。
また車体に命中した。
だが2発ともダメージはない。

「(早く来い、くそったれ)」
砲手は死の恐怖よりも何とか敵を一撃で仕留めること集中しようとした。

「全員落ち着けよ。もう少しだけだ」
戦車長は冷静になっていた。

そして
「お客さんだ」
ついにあの大きな化け物は姿を現した。
「頼んだぜ、砲手」
「BAGOOOM」


すさまじい爆音が響き渡った。
150mmのHE弾ではあるが、これだけの砲口ならば十分戦車にも威力はあった。
「GUWAAAAAM」

前方で火柱が起こった。
KV-2が炎上したのだ。

http://jp.youtube.com/watch?v=0nkdPIPVMfA

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Post by domo » 2008.Jan.05(Sat) 18:19

domo戦記は今年も皆様のパンツのゴムのようにがんばります

15:10−15:20(8ターン)

「よおし、よくやった」
KV-2を撃破したラボルペ2号車の車内では一瞬安堵のため息が漏れた。
砲手は次の指示を待った。
「あと砲弾はいくつ残っている?」
「4発です」
戦車長はぺリスコープから前方を確認している。
「新たな敵、KV-1を2両発見!」
しかもこのKV-1は前面装甲が110mmもあり、KV-1の中でも装甲が一番厚いKV-1Cであった。
これでは例え命中したとしても150mmHE弾では貫通しないだろう。

「(戦車長はどうするつもりなんだろう」」
操縦手はそう思ったが、もう自分にはできる仕事がないことがわかっていた。
先ほどの被弾で車体のダメージは8にまであがっており、エンジンさえもやられてしまったが、それでもまだ主砲と機銃が撃てることは奇跡に近かった。
「今度、砲撃を喰らえば間違いなく撃破だろう」
だが今はそんなことは言えない。
戦車長の意思に従うしかない。

「よし、前方のKV-1を狙うぞ」
「ヤボール(了解)」

無謀としか思えない行動ではあった。
だが戦車長はここまでのラボルペ戦車隊の不甲斐ない戦いを何とかしたかった。
それにラボルペ戦車隊は終盤に強いところを見せなければならない。

そんな命がけの戦いをしている最中、あの男は・・
サトーニ中尉はもう完全に酔っ払っていた。
Attachments
00230-1.jpg
3台のT34がドイツ軍戦線をこじ開け、駅舎中央のVHに迫りいよいよ崩壊の危機に立たされた。その右の「くぎ工場」では建物内から退却したE小隊
00230-1.jpg (17.83 KiB) Viewed 4268 times

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Post by domo » 2008.Jan.07(Mon) 09:36

domo戦記は今年も皆様の目くそ鼻くそ耳くそのようにがんばります

15:10−15:20(8ターン)

もはや前進どころではなくなった。
突破してきたソ連軍の戦車をなんとしても食い止めなければならない。
そのためにまずソ連軍の歩兵部隊から退かせ、そのあと3台のT34と1台のZIS-30を包囲していきたい。

「くぎ工場」の赤軍歩兵を退散せしめた。
そのあと歩兵と工兵隊による戦車への肉弾攻撃が始まった。
対戦車地雷で戦車に突撃するように小隊長は指示を出す。
かろうじて生き残った1名の火炎放射器隊は一人で同へクスのT34に攻撃した。
(H2Hは火炎放射器隊は2名で構成されている)

しかし囲まれた敵も必死の反撃を試みてくる。
近距離でT34の主砲が火を噴く。
建物が崩れ落ち部隊が退却する。
E4分隊壊滅、火炎放射器隊、工兵隊1分隊が壊滅した。

「これまでか・・」
これ以上敵戦車に攻撃できる部隊はいない。
これまでに1台のT34を撃破しただけだった。

絶望の中で歩兵たちはT34を見つめた。

と、そのとき1台の戦車の音が聞こえた。
「見方だ!」
ラボルペ3号車が急きょ駆けつけた。

「間に合ったか!」
砲煙で全く視界が利かない。
「前方にT34確認」
ラボルペ3号車の前方に1台T34が後ろ姿を見せていた。

T34もラボルペ3号車に気付いたのか砲塔を後方に旋回させている。

「ヴェルハラに送ってやれ、砲手!」
「了解!FIRE !!」

ラボルペ3号車の放った砲弾はT34の後部に命中。
T34は一瞬にして爆発した。

まだ射撃回数は残っている。
歩兵の攻撃で抑圧があがっているもう1台のT34がいる。
目と鼻の先だ。
外しようがない。

「情無用FIRE !!」
「DOGAAAN」


これでラボルペ3号車の戦果は今日7台目になった。



一方、側面からのT34の脅威がなくなったラボルペ2号車はこれで前方だけに集中できるようになった。
KV-1が2台とZIS-30が1台。

「一か八かKV-1に1発ぶちこめ」
150mmHE弾が放たれる。

「命中!!」
だがKV-1の装甲は貫通できない。

「やはり無理のようだな・・」

「目標変更、ZIS-30」
「FIRE」

ZIS-30に命中、これを撃破した。

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Post by domo » 2008.Jan.08(Tue) 09:07

15:10−15:20(ソ連軍の8ターン)

「中隊長、E小隊がくぎ工場から後退した模様です」
「な、なに!」

「くぎ工場」のE小隊が再度のソ連軍歩兵の攻撃により後退したのだ。
これまでソ連軍の幾度の攻撃を寸前のところで受け止めギリギリの戦いをしていたが、先ほどの戦闘でE4分隊が壊滅し、残る分隊も次第に定員が減ったことでソ連軍の攻撃に対応することができなくなったためだ。

そして駅中央には新たな脅威が現れた。
今度はKV-1が1台、撃破されたT34の代わりに接近していたのである。
(このKV-1は上図の写真の後方に見えていたもの)

その傍ら先ほどの我々の攻撃時に生き残ったZIS-30をラボルペ3号車が難なく撃破する。
これで8台目の撃破となった。

「すごいな、あの戦車、1台で孤軍奮闘しているぞ」
誰の目にもそう映った。
「一体誰が乗っているんだ」
この名もなき英雄に皆の視線は注がれた。


いや思い返せばこのラボルペ3号車ばかりではない。
ラボルペ2号車は攻撃を受け走行不能になり敵の攻撃にさらされても、今だに乗員は車内に残りC小隊を援護するべくKV-2を撃破し3台目の戦果を挙げていた。

そしてすでに撃破されていたが、ラボルペ4号車のStuIG33Bも敵の攻撃を受けることが分かっていながらもあえて歩兵を援護するために火中に飛び込み撃破されたことを歩兵たちは十分に記憶の片隅に置いていた。

戦闘開始早々、ラボルペ戦車小隊はあまりいいイメージがなかったが、それでも各車それぞれ奮闘していたのである。

あの男を除いては ―

その男は

すでにいることさえも忘れられ

例の男は・・・

ひっそりと車内で

酒瓶を握り締め・・・酔いつぶれていた・・・

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Post by sato » 2008.Jan.08(Tue) 13:44

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Post by domo » 2008.Jan.09(Wed) 18:12

domo戦記は今年も皆様のち○カスのようにがんばります

15:20−15:30(9ターン)

あと4ターンになった。
最初の作戦プランから見ると、だいぶ遅れをとってしまっている。
ここで前進し挽回しなければ我々の勝利は100%ないだろう。
気を引き締めなおして取り掛かるとしよう。

状況では敵のKV-1、KV-2などの重戦車が我々にとって大きな障害になっていることは言うまでもない。
だがこれらの戦車が駅中央ではなくP1、P2のVHがあるC小隊の方にいることが今後どういう展開をもたらすか気がかりである。

というのも今回のミッションはP1〜P11までの全てのVHを確保しなければならないものであるためVHを選択するという余地がないのである。
そのためソ連軍からすればP1〜P11までのうちのどこかを集中的に攻略し、VHを確保すればいいことになる。

それでは9ターンに入ろう。
駅中央に突進してきた1両のKV-1。
すでに工兵隊はほとんど抑圧があがっているが、まだ1名の死傷者もだしていない分隊がこのKV-1に近接強襲を仕掛ける。
10名もいるのでかなり高確率で成功すると思ったが、失敗。
逆に敵の反撃を喰らい1名の死傷者を出し、後退してしまった。

そこにラボルペ3号車がKV-1の始末にかかる。
先ほどの工兵隊の攻撃によりKVはButtonedになっているため、ラボルペ3号車が隣接したが気がつかない。
KV-1に比べれば砲塔などないⅢ突は余計に小さく見えた。
だがこの小さな戦車の75mm砲はKV-1の横っ腹を捉えた。

「FIRE !!」
名もなき戦車長は撃ての合図を出した

「ZUGOOOOM」
横っ腹に砲弾を喰らったKV-1は自分の最後の姿を見ることもなく爆発し炎上した。

ラボルパ3号車、9両目の獲物である。

「見事だ、砲手」
戦車長はそれだけを言い、次の行動を模索した。

「中隊長、これで駅中央には戦車はいなくなりました」
「よし!これからが勝負だ、迫撃砲に最後の砲撃要請をしろ」
「それからラボルペ3号車にはD小隊を援護するように言ってくれ」
「了解」

と、俺がそういい終わったときだった。
1台の戦車が突如姿を現した。
サトーニ中尉のラボルペ1号車だった。
上半身を車外に出してなにやら躍起になって叫んでいる。
何を叫んでいるのだろう。

「操縦手!前進せよ!!」
「は、はい!」

そう命令するや今度は機銃を手にしいきなり発砲したではないか!
(Ⅲ突F/8型は機銃は外についている)

「TATATATATATA」

よく見ると撃破されたソ連軍の戦車の乗員に向かって機銃を乱射していた。
そしてソ連軍の乗員やっつけた。

「がははは、これで今日2つ目だな」
「戦車長、これが狙いだったんですか」
「そうだ。SPWAWは戦車を撃破しようがクルーを壊滅させようが同じなのだよ、むふふふ」
「いいか、勲章はこうやってもらうんだ、よく覚えとけ」

ラボルペ3号車が戦車のみを9台撃破したのに対し、サトーニ中尉はクルーをやっつけて戦果にしようとしている。



「中隊長、彼は何がしたいんですかね」
「よくわからんが、好きにやらせておけ」
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9台目の戦果をあげたラボルペ3号車の名もなき軍曹。一体彼は誰なのだろうかが気になる。
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Post by domo » 2008.Jan.10(Thu) 19:21

ラボルペ2号車
「砲手、残弾は?」
「残り1発です」
戦車長は前方の敵を確認した。
KV-1とKV-2が1台ずつC小隊のいるP1のVHのそばにいるのが見える。
どちらを狙ったところでKVの装甲は貫通できない。
それでも150mmHE弾が命中すれば、一時的だが抑圧はあがりC小隊を少しでも援護できるのではと考えた。

「よし、前方KV-2に対して射撃」
「了解」

「DOGAAAM」
命中はしたがやはりKV-2は生きている。

だがラボルペ2号車からはこれ以上C小隊に何もしてやれなかった。
機銃は生きていたが、KV-までは10へクス(約500m)もある。
仕方がない。

「戦車長、これで全て撃ちつくしました」
「よし、国家への義理は果たした。脱出しよう」

そう言い残しラボルペ2号車の乗員は戦車を後にした。


このあと(ソ連軍の攻撃のあと)残り3ターンに全てをかけたドイツ軍の攻撃が行われる!!


(皆さんゲームやってますか?ボクは相変わらず画面を眺めながらああしようとかこうしようとか考えるのが大好きなのであまりゲームが進みませんが。こんな面白いゲームは他にないですよねえ、ねえNorさん)

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関東は寒いよー雪かねえ

Post by domo » 2008.Jan.12(Sat) 12:37

15:20−15:30(ソ連軍の9ターン)

「くぎ工場」の中には残っていたのはE3分隊だけであった。
他のE小隊は先ほどの8ターンのソ連軍の攻撃で被害をだし、「くぎ工場」の外にいた。
だがE3分隊は「くぎ工場」を確保するべく再び建物に突入したのだ。
そしてさきほど敵を撃退したかと思っていたが、
「敵襲!!」

またしても赤軍歩兵の突撃である。
全くしぶとい。
行くも行かぬも死が待っている彼らに以前なら同情さえできた。
だが今はそんな同情をしている暇はない。

その赤軍歩兵が右からも左からも突撃してきた。
E3分隊は9名。
砲煙と硝煙の中で敵を確認して撃っていたら間に合わない。
文字通り乱れ撃ちだ。
とにかく敵に射撃をする隙を与えたらこちらがやられる。

「くそう、こっちからも敵だ」
「早く、投げろ!」
手榴弾が炸裂した。
手榴弾が爆発し一瞬辺りが静まり返ったかのように思えた。
が、またしても「ウラー」の叫び声が聞こえてくる。
「DOOM !!」
4度目の攻撃で赤軍歩兵の投げた手榴弾がE3分隊を襲った。
E3分隊の3名がやられた。
もうこうなると敵はなだれ込んでくる。
「だめだ、後退しろ!!」
結局、E3分隊は3名の死傷者を出し「くぎ工場」から撤退した。

「くぎ工場」にドイツ軍がいなくなったのを見てソ連軍はさらに勢いづいた。


今度はC小隊のいるP1のVHがある建物にKV-1が突っ込んできた。
建物に戦車を突っ込ませるなんて昔見た映画「戦争のはらわた」でのT34/85を思い出した。
幸いVH上にいたC2分隊を後方に移動させておいたので難は逃れた。

だがここで奇跡kが起きた。
なんとC小隊がKV-1を近接強襲で撃破に成功したのである。

「ひやぁ」
全く予期せぬ出来事だったのでこれには驚いた。
(臨機射撃の近接強襲はプレーヤーの指示とは関係なく勝手に行われる)
(このKV-1を撃破したC2分隊のウィトマン軍曹には歩兵突撃勲章が授けられる)

だがこの撃破でC小隊の士気が高揚したのは確かであった。

KV-1に続いて今度は移動してきたKV-2も撃破したのである。
(これも臨機射撃の近接強襲であるため、勝手にやったことである)

「な!何!!」
「まじかよ!」


新年早々、夢でも見ている気がした。
俺はさっそく副官に俺をぶつように言った。

「いいんですか?」
「かまわん、やってくれ」
「BAKO !」
「うぐぅ」


だが痛みに俺は耐えた。
これは夢ではなかったのだ。
正真正銘の奇跡だ。

このKV-1とKV-2の撃破によってC小隊のP1、P2の2つのVH確保が可能になっただけでなく、当初の作戦通りC小隊の余った兵力を中央に向かわせることができるようになったことでこのミッションを勝利できる可能性が出てきた。
(これまでの展開からもうほとんど勝利できないと思っていた)

「よし!いけるぞ!!」
我々の士気は久しぶりに高まった。

そのときだった。
「DOGAAAAM」
突然、戦車が爆発した。


「なんだ!」
「ラボルペ1号車のようです」


サトーニ中尉のラボルペ1号車が赤軍歩兵のモロトフカクテルの攻撃で撃破された。

「Satoni中尉は?」
俺はそう副官に尋ねたが、副官はただ首を左右に振るだけだった。
(近接強襲で撃破されるとクルーは100%生存できない)

「LaVolpe師団を率いているあの名指揮官が・・」


後日明かになった話ではソ連軍歩兵はモロトフカクテルと酒の入った瓶とを間違えて戦車に投げてしまったそうだが、その瓶が割れて酒が車内に流れ込んだ。
サトーニ中尉は車内に滴り落ちる酒を飲み、これはすごいことだと感極まってしまい、そしてハッチを開けた瞬間、本物のモロトフカクテルが投げ込まれたと言うのだ。

これぞ自業自得というものなのだろうか・・

VH確保数:7(残り11)


http://jp.youtube.com/watch?v=KpP2uXTDm9A
↑はいよ、リプレイ動画ね。ほんとでしょ
Last edited by domo on 2008.Jan.16(Wed) 21:51, edited 1 time in total.

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Post by domo » 2008.Jan.13(Sun) 23:43

15:30−15:40(10ターン)

C小隊から連絡が入る。
P1、P2を確保したというのだ。
KV-1とKV-2の脅威がなくなったため、ここには敵の反撃もほとんどなかった。

そのためP2のVH上にC2とC3分隊と見張りに対戦車ライフル隊を残し、残りのC0、C1、C4分隊はP7、P8の博物館に進むように指示を出した。
そしてKVを撃破しC小隊の援護に回したラボルペ3号車もそのままC小隊と共に博物館のある通りを前進するように伝えた。
だが、この辺りの道路を挟んだ建物の中にはまだソ連兵が隠れている恐れが非常に高いため歩兵の随伴なしでは戦車は単独で前進できない。

ラボルペ3号車の前を行くC4分隊が敵に襲われた。
建物の中からソ連軍の歩兵部隊が隠れていたのだ。
なすすべもなく敵の一方的な攻撃を受け、4名しかいないC4分隊は壊滅。
しかも退却時に煙幕を張ったのでラボルペ3号車の視界が消えてしまった。
「注意しろ、敵は建物に隠れているぞ」


一方、「くぎ工場」はソ連軍に完全に占領されていた。
「くぎ工場」のVH確保を任されたE小隊は強力な赤軍の攻撃により大打撃を被ってしまい工場の外にいた。
まず傷ついたE小隊の抑圧を回復しなければならない。
なんとか抑圧が下がった部隊を今度は恐る恐る建物の中に移動させる。
敵に見つからないことを祈りながら。
建物の中に足を踏み入れる。
だが敵の姿は見当たらない。
「ふう」
と思った瞬間、身を潜めていた敵歩兵が攻撃してきた。
数個の部隊から攻撃されあっという間に退散した。


VH確保数:9(残り9)
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苦闘するE小隊。残り2ターンで「くぎ工場」確保できるのか!!!
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