<おしらせ1>
またまた、いつの間にか掲示板がダウンしていたようですね。ログを見ると、およそ2年半ぶりの改修です。
この間、何度かメールでご要望があったようですが、この度ようやく重い腰を上げて掲示板を修復いたしました。
管理不行き届きで申し訳ありません。

<おしらせ2>
サイト管理を楽にするために体裁を変更しています。
本サイトのメインコンテンツであったSPWAWの解説記事は以下からアクセス可能です。
SPWAW解説記事一覧


<5分で調べたSPWAW界の近況>

びっくりしたことーその1「Depot リニューアル」
SPWAW界を長年牽引してきた世界最大のファンサイトSPWAW DEPOTが、昨年の4月に閉鎖、13年の歴史に幕を下ろしたようです。
と同時にDepotメンバーの一人 Falconさんが新たなサイトSPWAW DEPOTを立ち上げたようですね(笑)。
まあ、中心メンバーが入れ替わって、こじんまりした感はありますが、実質的にはリニューアルって感じですかね。
旧DEPOTの遺産は相続されているようで、今後ともがんばって欲しいところです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawdepot/

びっくりしたことーその2「砲撃要請画面ラグ解消」
マルチコアCPUが普及した頃でしょうか、ある程度以上のスペックのPCでは、砲撃要請画面で挙動がおかしくなる不具合がありましたね。
それが原因でSPWAWを離れた・・という方もおられたような記憶がありますが、どうやらこの不具合、ついに修正されたようです。
これもDEPOTメンバーのおかげみたいですね。Matrix Games 公認(というか黙認ですね)のもと 、本体ファイル MECH.EXE をいじることに成功したようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... -t277.html


というわけで、この機会にもう一度SPWAWをやってみようかな、と思われた方は次のリンクからダウンロードをどうぞ。
DEPOTで全てのファイルのホスティングも始めたようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... es-t6.html

HUNTS GAP    ~domo戦記6

シナリオAARの投稿
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こんな朝早くからspwaw(徹夜じゃないよ)

Post by domo » 2007.May.18(Fri) 05:07

【8ターン】
いよいよ中盤戦だ。
南の高地は我が軍が敵を寄せ付けず、追い返したように見える。
現在は敵の部隊は見えない。

中央の低地はZ小隊とAC小隊が道路を挟んで守っている。
このうちAC小隊は全部隊の抑圧があがってしまい、一時行動不能に陥っている状態であるが、まだ退却はしていない。
ここは後方に第2戦線があり、そこからの重機関銃での援護射撃が効を奏している。そのため、ドイツ軍の方もなかなか前進できないでいる。

問題は北高地である。
ここは右にX小隊と左にY小隊が守っているのだが、Y小隊の方に穴があいた。
この穴から敵の歩兵ならびに工兵隊が4分隊ほど前進してきている。
もうここは援軍を当てるしか方法はあるまい。
その援軍は次のターンに戦線に到着できる。

我々戦車中隊は空軍のあてにならない爆撃に愛想をつかし、一転攻撃にでることにした。
既に援軍としての戦車も到着しており、8両(1両は既に車両放棄)全ての戦車は揃っている。
「前進!!」(脳内に「遠すぎた橋」のサントラがかかっています)
「前方に敵戦車!」
20へクス(約1キロ)先に敵のⅣ号戦車とⅢ号戦車が陣取っているが見えた。
「ファイヤー」
敵戦車は全く撃ってこない。そのためガンガンこちらが主砲をぶっ放す。
8台の戦車のうち5台が全射撃回数を射撃する。
「あたんねえ・・・・」
「あたんないねえ・・・」
「あたりまへんわ・・・」
砂漠のねずみ共はあきれ返る。
総数20発は撃っただろう。
そのうち命中が・・・2、3発か・・・どうなっとるんですか?
(う~ん、この距離での移動後射撃では厳しい)

ソ連戦車顔負けの非命中率。
しかしそのうちの一発がⅢ号L型に命中し、乗員を脱出に追い込んだ。
やはり流れが傾いてきた。
Last edited by domo on 2009.Aug.14(Fri) 22:57, edited 1 time in total.
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まだまだ続くよSPWAW

Post by domo » 2007.May.19(Sat) 09:57

【9ターン】
突然、砂漠に砂嵐が巻き起こる。
戦車の中にまで砂は入り込んでくる。
鼻の中、耳の中にまで。

北高地に陣取るヴィッカー重機関銃隊のスワレス伍長は、北アフリカでのあらゆる敵と戦ってきた歴戦の兵士であった。
暑さはもちろん、砂・ハエ(砂漠にはハエが多いそうです)など今では苦にしなくなったが、始めのうちは慣れるまでは大変だったそうだ。
そのスワレス伍長の重機関銃は今日休むことを知らなかった。
いつの間にか予備銃弾の半分を使い切っていた。
(事実、これまでドイツ軍の前進を妨げていたのはいくつかのHMGであって、ドイツ側にしてみれば目の上のたんこぶのような存在であった)

砲煙と砂塵のため視界は極めて悪く、その上迫撃砲まで降りそそぐがそれでもスワレス伍長のチームはすぐ抑圧を回復し、臨戦態勢をとっていた。
だが隣にいたY小隊の小隊長が攻撃を受け後退したのを見て、スワレス伍長は辺りを確認し驚いた。自軍のY小隊がどこにも見えないのである。
すぐさま無線で確認してみたが、小隊長も生き残っている歩兵部隊、工兵部隊、2インチ迫撃砲隊も全て後退・退却していたのだ。
ということはスワレス伍長のいる陣地が文字通り最前線であり、この陣地のみが孤軍奮闘しているということだ。

「やれやれ」
砂嵐が止むまで敵もやってこないだろうから、スワレス伍長は3名の部下を集めて、タバコでも吸うように指示を出し小休止した。
「伍長どうします?」
これまで一緒に戦ってきた戦友のボブが声をかけた。
というのは目の前に見える5部隊ほどの敵をどうするかということである。
どの敵に射撃しようとも、敵の臨機射撃でこちらがやられることは誰もがわかりきっていた。
なのにどの敵から片付けましょうかということをスワレスに訊いたのだ。
スワレスは改めて自分たちの死が目前まで迫っているにもかかわらず、軍人としての任務をまっとうしようとする部下に対して敬意を感じた。
「ボブ・・・」
そしてタバコを吸い終えると、いつもと同じように陣地に戻った。

〜続く!
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Post by domo » 2007.May.19(Sat) 23:26

スワレス伍長は決心した。
今、ここで死んでも無駄死にするだけだ。
「よし!ここは後退だ。ボブ、後退するぞ!」
「Yes, Sir !」
だが150m前には敵の歩兵部隊がいる。塹壕からでて慎重に後退する。
幸い敵は撃ってこなかった。
なんとか100m後方に下がった。これでY小隊とも合流できた。

スワレスの判断を皆さんはどうお考えになるだろう。
毎日SPWAWばかりやっているかなり暇な方なら、そんなことは断じて許せん!とお怒りになるだろう。
だが後退することも勇気がいることだ。
つくづく毎回言っていることであるが、ゲームも人生と同じであると俺は信じている。
人生においても一歩下がった方がいい場合がある。
あるときは負けを覚悟で犠牲を覚悟で勇気をもって後退することも必要なのだ。
おっと、申し訳ない。また説教じみてしまった。

さあ北高地と南高地に援軍が到着した。(各2個小隊づつ)
そろそろこちらが反撃にでる番だ。
戦車中隊の8両は前方のドイツ軍のⅣ号戦車、Ⅲ号戦車に対して主砲を放つ。
(この主砲のプスンプスンって音がなあ・・当たる気がしない)
停止後の射撃ではやはりいくばかりか命中率があがる。
まあ何はともあれ相手はⅢ号とⅣ号だ。
前面装甲ならば、こちらの方が硬い。
それに今回はここチュニジアで急きょ改造され米軍の75mmM3砲を搭載したチャーチルⅣ型がその威力を発揮している。(120台のみ生産されたそうです)
(domo戦記は勉強にもなるでしょ、みなさん)
何発目かにⅣ号戦車が爆発した。
そしてまたⅢ号戦車も撃破した。
いけるいける!!

ターンを終えるとドイツ軍のFW 190A-1が飛んでくる。
ドイツ軍の空爆は確実に戦果を挙げている。
しかし我が軍のP-39エアコブラは・・・また外した。
もういいよ。
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00121-1.jpg
これが第4弾
これが・・ええと・・FW190A-1どす
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00126-1.jpg
戦闘機・爆撃機シリーズの第3弾だ!
P-39 エアラコブラだった・・かな・・
domo戦記は勉強になるなあ
00126-1.jpg (11.3 KiB) Viewed 4218 times
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今日も朝からSPWAW

Post by domo » 2007.May.21(Mon) 08:55

【10ターン】
ドイツ軍のMG機関銃は素晴しい。
人殺しの武器が素晴らしいなどと書くと少し語弊があるかもしれないが、それをまざまざを感じさせてくれている。
全くいやになるほどに。
15へクスほどの距離で、MG42のラフェテ(三角銃座)に撃たれた部隊が丸ごと壊滅してしまった。MG34はそれほどでもないのだが、このMG42ラフェテはすごい。
(そういえばこの間、神保町にいったとき、模型店でMG42の本物を触ってきた!)

大昔、スコードリーダーをやっていたときのことを思い出す。
一丁の機関銃で「KIA!」「KIA!」「うわぁぁーーー」
ああ、俺は一体何十年前の記憶の海を泳いでいるのか・・・(四半世紀はすぎてる)

この砂漠でも例外ではなかった。
歩兵が前進して拠点を見つけたら、後方から、あらゆるところから機関銃を浴びせてくる。
そして抑圧があがったところで歩兵が隣接攻撃。

先程後退したスワレス伍長の前に歩兵部隊が接近してきた。
すかさず射撃。すると敵はMG42部隊を移動させる。
ヴィッカー重機関銃とMG42機関銃との撃ち合いになる。
「ダダダダ!!」「シュルンシュルン!」
やったか!
敵の機関銃が沈黙した。よし!
「ボブ!やったな」
「・・・・・」
ボブから返事がない。嫌な予感が背筋を走った。
「ボブ!!」
ボブは胸を撃たれていた。俺はボブの体を抱きかかえ、
「しっかりしろ!」と言ったが、ボブは俺の目を見てニヤッとしてそのままくずれた。
(domo戦記は泣けるなあ)



戦況が次第に第2段階に入ってきている。
北の高地に続き、中央低地の最前線も突破されVHの目前に迫っている。
だがまだ城でいえば、外堀が攻められたにすぎない。
中央低地の3つのVH(250)は単なる外堀にすぎない。
すぎない・・
すぎない・・
よな・・
かな・・・・
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髪を切ってもspwaw

Post by domo » 2007.May.22(Tue) 23:47

【11ターン】
強気で攻めるドイツ軍が我が軍を圧倒する。
援軍が到着したことで、さあこれから反撃だと勢いだった我が軍に対してドイツ軍は狙いすましたように全ての81
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00127-1.jpg
ああ、久々の浅草寺(三社祭には行けなかったけど)
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Post by domo » 2007.May.24(Thu) 18:04

心機一転再びゲーム再開

南の高地に陣取っている6ポンド対戦車砲の視界にドイツ軍の戦車が入ってきた。
高さ30の高低差で砲弾が命中すれば、戦車の最も装甲の薄い砲塔の上部か、砲塔に直接命中することが多い。
だが距離が30へクスもある。

K3分隊のインガ―ソル軍曹もいささか不安気味であった。
いくらなんでも遠すぎる。
「射撃準備完了!」
軍曹はもう一度双眼鏡で敵を確認した。何度見ても米粒ほどの大きさにしか見えない。
「アル!自信は?」軍曹は砲手のアルに訊いた。
砲手のアルはここチュニジアの生まれで、普通の人間より視力が数段優れており、軍に入隊するやいなや砲手として抜擢されてきた男だった。
「いけます、2両とも撃破なら今晩はおごりですよ、軍曹」
「よし!わかった。任せる。ファイヤー!」
「プスーン」「プスーン」(この音がなあ・・すかしっ屁みたいなんだよな)
「BOOM!」3発目が命中し、4号戦車は爆破した。
「BINGO」射撃回数があと2回残っている。
「アル、まだいけるか?」
「もちろんです。夕食はいただきますよ」
今度はそのすぐ横の3号戦車に狙いをつける。
アルはガムを噛みながら、全く緊張もしていない様子だ。
「プスーン」
「BINGO」3号も撃破してしまった。
軍曹は双眼鏡から目を放し、信じられないと首を横に振った。
みんなが駆け寄りアルに握手を求める。
「GOOD JOB !!」

一方、戦車中隊。
この10ターンにドイツ軍はこの道路上に煙幕を張り、VHを確保しようとしていたが、司令部からの命令は煙幕の後方で一旦待機せよとのことであった。
だが煙幕の向こうで爆音が轟き、何か炎上した。
先頭車のエルスター曹長はじっと煙幕の中を凝視した。
突然、無線で命令が入る。
「戦車隊は前進!敵を撃破せよ!」
車内に緊張が走る。
エルスター車が煙幕の外に出る。
敵戦車が燃えている。
エルスター曹長はペリスコープから敵を探した。
いた!
燃え上がるⅣ号戦車のその奥にⅢ号戦車が身を潜めていた。
砲手にそいつを狙えと伝える。
「ファイヤー!」
主砲が敵戦車の砲塔の命中。撃破。
その後ろから後続の見方戦車が続々と付いてきて、敵歩兵に砲弾を浴びせる。

俺はすかさず大佐に連絡した。
「大佐!ご利益のおかげですね。これはお見事」
(重ね重ね言うけど、こんなところでご利益は使いたくなかった。せめて宝くじ・・・)
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飛行機シリーズ第5弾!
ええと・・あの・・ハリケーン
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雨が降ろうがSPWAW

Post by domo » 2007.May.25(Fri) 18:07

【12ターン】
先ほど一度に戦車3両をやられたドイツ軍が反撃にでた。Ⅲ号L型が一両、砲煙の中から姿を現すや、先頭の我が戦車2両に対して発砲してきた。
その距離8へクス(400m)しかない。
この距離ではⅢ号L型に搭載されている50㎜砲でもこちらの装甲は貫通できるだろう。
当たればおしまいということだ。
その通りになった。
一瞬にしてエルスター車は被弾。乗員はかろうじて脱出をした。
もう一両は先ほどの射撃で10時の方角の歩兵を狙っていたため、砲塔を急いで12時の方向に戻している。
「急げ!!やられるぞ!」
ほんの数秒の出来事だっただろうか。
この見方が射撃するよりわずか先にⅢ号戦車の放った砲弾は砲塔に命中し爆発した。
これで我が戦車中隊の残りが6両になった(1両は移動不能)

ドイツ軍は先ほど南の高地からの対戦車砲を封じるために、対戦車砲陣地に煙幕弾を落としてきた。

だがこちらも負けていない。
煙幕により先ほど活躍したインガーソル軍曹らの対戦車砲は視界を遮られてしまったが、それでも唯一、プーレ軍曹の砲だけは煙幕を免れた。
そこへⅣ号F型とⅢ号突撃砲が前進してきた。
今回のイギリス軍の対戦車砲部隊にあって、このプーレ軍曹の部隊だけはツキがあった。
2ターンでいきなり敵の攻撃機に攻撃され、一名を失い後退したが、後退した位置からでも敵を見渡せる位置にあった。
それに早々と後退し塹壕の中にいなかったため、敵の迫撃砲が塹壕を狙って照準しても弾は外れたのだった。

このプーレ軍曹という人は若干性格に弱気のところがあり、あまりけんか腰になるタイプではなかった。
なのでいつもはどちらかというと控えめの人間だった。
だがプーレ軍曹が今日は装甲車を既に3台撃破していた。
もうやるしかない。
こういう男を乗せると見境がつかなくなるものらしい。
「撃てー撃てー」とは言ったものの声が裏返ってしまった。
だがどうしたものだろう。
今日は面白いようにこちらが撃った弾が敵に当たる。
距離は20へクスはあったが、難なく敵の2両を撃破してしまった。
「今日はどうしちゃたんだ・・おいおい」
プーレ軍曹、思わず仁王立ちしたまま固まってしまった。
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なんかこの頃小説のようになってきたdomo戦記。ほんとにゲームやってるんですよ〜(いつ終わるんだろうか)
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ゲームやりたくなくてもspwaw

Post by domo » 2007.May.28(Mon) 23:28

(どうも完全に「ゲームやりたくない病」にかかっております。どうしたものでしょうか)

【13ターン】
どうやら両軍の砲撃要請がこのターンの初めから終わりまでに重なったようだ。
両軍入り乱れての砲弾が砂漠の戦場に降り注ぐ。
リプレイは砲撃だけが延々と続く
盤外砲の後は迫撃砲が。
もう敵など見えない。それは敵も同じ。
前線の部隊はほとんど砲撃をくらい、このターンで動かせるどころか射撃すらできない部隊ばかり。
ドイツ軍もわずかな部隊が前進したのみであった。

回復以外ほとんどやることのないターンになる。
戦況は至って不利。
あとはどこまで持ちこたえられるかが問題。
それ以前にこちらがどこまで持ちこたえる精神力があるかどうかだが。

そろそろ大佐に相談した方がいいかもしれない。
何を?って。そりゃ、あなた。
負けて捕虜になる前に逃げるのですよ。


【14ターン】
一番外側の3つのVHのうち、2つがドイツ軍に奪われた。
そして何よりも驚いたのが、道路上のドイツ軍の戦車が我々の目と鼻の先まで前進してきていることだった。
その距離、100m(2へクス)
よく見るとドイツ軍は4台の戦車をスタックさせている。
「・・・・・」
多分、我々を葬りにきたのだが、移動力が足りなかったのだろう。
(ドイツ軍は射撃をせずに移動のみをして終わっており、多分移動を終えた時点でこちらが視界に入らなかったのだろうと思われる)
それに対して、こちらは6両。
だがドイツ軍は道路後方にまだ援軍の4両ほどの戦車が見えている。

短い命令が無線に入ってきた。
我々の先頭にいる2台のチャーチル戦車からはドイツ軍戦車が視界に入っているので、その2台が射撃、その結果によって残りは後退するか、どうするか判断するということだ。

英6:独4 で至近距離2へクスでの戦車戦。
頼みは運のみ。だが運なら負けない

まずはこちらから。
1両目は最初の射撃をはずしてしまい、すぐさま敵の臨機により、撃破される。
5:4

2台目は見事敵のⅢ号を撃破。
だがそのあとの臨機射撃でまたもや撃破される。
4:3

さあ、どうする。
もうこれ以上、戦車を失いたくない。
次は俺の番だ。
前進するか!後退するか!
「前進!!」
1へクス前に出る。そして敵を視界に入れた。
まず何発かの敵の臨機射撃が来た。だが全て外れる。
よし!今度はこちらの番だ。
射撃。敵撃破。
4:2

これを見て見方も駆けつけてくれた。
すかさず見方が敵を撃破。
4:1

残った最後の奴は撃ってこない。
そこをこちらが落ち着いて撃破。
4:0
「ふう」さすがに喉が渇いた。戦車兵たちは水筒から水を飲んだ。
Last edited by domo on 2009.Aug.14(Fri) 23:04, edited 2 times in total.
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夕立になってもspwaw

Post by domo » 2007.May.31(Thu) 18:58

これまで「「ゲームやりたくない病」にかかった指揮官は数多い。
この病気、かかってしまうとSPWAWをプレイするのはおろか、ゲームの一番最初の画面のBGMを聞くだけでいやになってしまうのである。
それならば、BGMをオフにしてしまえばいいとおっしゃる方もおられるが、それでも次の画面にいければいいとこ、次第に気分が「ドヨーン」となりどんどんやる気がなくなってしまうのである。
そしてどの程度やりたくなくなるのかは、これまた人によって大きな差があるようだ。
軽い人で1週間、その次が1ヶ月〜3ヶ月、ひどい場合は1年以上、更に病状が重い人においてはアンインストールまでしてしまうとまで言われている。

この病気の最もいい例は、Norという、とある指揮官がいるのだが、彼もこの病気にかかり、1年近くも戦場を離れ一般市民になりきっていた。
しかもこの指揮官の場合、治ったと思いきや再発までしてしまい、またもや姿を市民に変えてしまっていたのである。

なんとも恐るべし。「ゲームやりたくない病」
現代医学では治療の施し用がないとも言われている。(一部の噂では闇治療があると聞く)
なんせ薬がないのである。
治るか治らないかは本人次第。
(というdomo氏本人もこの病気に以前(2002年)かかってしまい、ゲーム自体もきれいさっぱりアンインストールし、その後再開するまでに2年の月日を要したとほざいている)

なのでプレーヤー諸君は十分気をつけていただきたい。
(ものすごいモチベーションがいるんっすよ。このゲームは)



【15〜17ターン】
ところでまだゲームは続いていた!
やってます。ハイ。ボチボチと。
ターンの方は進んでいるんですが、なんせ両軍、部隊がヘロへロになってきており、まともに戦える部隊がなくなってきている。
そのうえ、砲兵の砲弾もほとんどなくなり、空軍もあまり来てくれない。
我々の戦車中隊は、1両が主砲の故障で後退し、残りの3両も見方の対戦車砲の視界に入るところまで後退した。

そんな小康状態の中、ドイツ軍は前進しなければ勝つことはできないので前進してきている。
ただもう両者とも疲れきっており、勝敗などどうでもよくなっているのは確かだ。
(早く終わりてえ〜)
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Post by Nor » 2007.May.31(Thu) 23:21

domo wrote:この病気の最もいい例は、Norという、とある指揮官がいるのだが、彼もこの病気にかかり、1年近くも戦場を離れ一般市民になりきっていた。
しかもこの指揮官の場合、治ったと思いきや再発までしてしまい、またもや姿を市民に変えてしまっていたのである。
何を隠そうこの私、サイト運営を始めてかれこれ10年以上経つような気がしますが、当初よりほぼ年に1回のペースで「ゲームandサイト運営やりたくない病」にかかっております。 :pirat

療養期間は1ヶ月から9ヶ月までまちまちですが、年を経るごとに完治が難しくなっているような気がします。かくいう現状も、サイトの体裁を整えたりセーブデータの解読をしてみたりで、ゲームそのものには触れずに周りを攻めながら、何とか意欲を取り戻そうとしているリハビリ期間です。 :shock:

一番のカンフル剤は、「あ〜オレもSPWAWやりて〜」と思わせてくれる魅力的な企画を誰かが立ててくれることでしょうか・・・。いやいや、domoさんのこのAARシリーズも、私の復帰の大きな原動力となりました。「え?これってAIと対戦してるんじゃないの?対人戦やってるの?」と思わせる迫力は、「あ〜そういえば、AI戦でも真面目にやれば燃えるよな〜」と、かつて抱いたアツイ気持ちを思い出させてくれました。 :salut

ま、でも、気が乗らないときはやめていいんじゃないでしょうかね。もうお互い年だし。あ、でもこのAARは最後までやってくださいな。 :wink:
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Post by domo » 2007.Jun.02(Sat) 09:25

【18ターン】
数えてみたらあと5ターンしか残っていない。
おかしいなと何度も指を折りながら数えても、後5ターンである。
ゴールが見えた途端、がぜんやる気が湧いてきた。
全く男とは単純な生き物である。

ボクシングでいえば、壮絶な打ち合いの最中ともいうべきであろうか。
15ラウンドの戦いに例えれば、今12ラウンドぐらいだろうか。
もうどちらも「ロッキー1」の最後のロッキーバルボアの顔のような状態になっている。
(僕たちの世代はロッキーは「1」しか認めません)


現在の戦況を簡単に説明する。
全部で9つのVH中、ドイツ軍に奪われたVHは合計で3つ。
これは前にも述べた中央低地にある外堀にあたるものである。
そして北高地、南高地のVHと中央低地の内堀にあたる3つのVHと本丸にあたる1つのVHもイギリス軍が確保している。
まあ作戦うんぬんに関しては、俺が説明するより、大佐のご意見を交えて説明した方がいいと思うので、大佐に無線をつなぎ、大佐と代わることにしよう。

無線手が大佐と無線がつながりましたと言ってきた。
「レイド大佐!いよいよ大詰めですね」
「おお!domo君か、まだ生きておるのか!」
「はぁ? はぁ・・まあ・・」
何だか俺が生きていることが期待はずれのような気がするが、多分錯覚だろう。
「大佐、これからの作戦行動について簡単に説明していただけますか?」
「ZZ・・ZZ・・な・・・なに・・・よく聞こえないんだが・・・」
電波の受信が急に悪くなったとでも言いたいのか、俺には都合のいいように聞こえる。
多分、自分でアンテナをいじくって感度を悪くしているのだろう。

俺は無線を切った。
そして戦闘開始早々(6ターン)被弾し走行不能になっているミドルトン隊長車と無線をつなげた。
隊長車は我々のいる場所より8へクスほど後方の最後のVHがある付近に、同じく主砲が故障した戦車と共にいる。
俺はハッチから身を乗り出しながら、隊長車を双眼鏡で見てみると、なんと故障した戦車を延々と直しているではないか。もちろん時たま主砲をぶっ放しては、敵の歩兵を攻撃していたが、それでも隙を見ては車外にでて修理している。
で、直ったという知らせが入った。
(これには僕も驚いた。故障した戦車がリペアするとうれしいですねえ)
「隊長!やりましたな!!」
顔を油で真っ黒にしながら隊長は親指をたてて笑顔で応えた。
俺がミドルトン隊長と無線で世間話をしていると、先頭のエルスター車(先ほど被弾したエルスター曹長の弟)から緊急入電がある。
「敵戦車!!」
どうやら天を見方につけたらしい。というのはドイツ軍が道路上に張った煙幕が切れてきたのだ。それもこのターンに。
そこで前方のドイツ戦車を確認できたのである。
ドイツ軍は残り戦車で確認できているのがⅢ突が1台、Ⅳ号が2台。
こちらはたった今一台修理したのを入れて4台(主砲故障車は除く)

「隊長!」
やらなければやられる。これが戦場の掟だ。
しかも終盤であるため、どうせにもドイツ軍は次のターンで前進してくるだろう。
「各車、前方の敵戦車に対して攻撃!幸運を祈る。Good Luck !!」
エルスター車がⅣ号に射撃する。だがわずかに外れる。
これで敵もこちらに気付いた。
Ⅳ号の75mm砲がエルスター車に対して砲撃。
「BOOM !!」エルスター車炎上。
これを見たミドルトン隊長がⅣ号に射撃。
隊長が見事にⅣ号を仕留め、エルスター車の借りを返す。
「よし!」と思った瞬間、同じへクスにいたⅢ突G型の放った臨機射撃がミドルトン隊長車を直撃、隊長車は爆発した。
こちらの残り戦車が俺ともう1台になった。
その友軍車もⅢ突の臨機射撃が車体のどこかに命中し、抑圧23で、一時行動不能に陥っている。

「SHIT」「F×××」「B○○○」「S・・・・・・」俺は車内でありとあらえるスラングを言い放った。

「どういたしやしょう?」砲手のいがぐり頭が俺に尋ねる。
俺は思わずそのいがぐり頭を思いっきりぶん殴りたい衝動に駆られたが、ここは冷静を装う。
すると下のほうから、
「どないしましょ?」と今度はいびつ頭の運転手が訊いてきた。
足が届くものなら、こいつのいびつ頭をかち割りたかったが、そこをなんとか押さえた俺だった。
するとその横から、
「大佐からです」という声が聞こえた。
「domo君か!ほほほ、まだ生きとるとみえるな」
「大佐、冗談はよしてください。でもかなりやばそうですが」
「ふふふ、domo君、砂漠のもぐらについて知りたくないのかね、君は」
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絶対絶命のピンチに立たされたdomo氏
次回、domo氏の運命は如何に?!
写真は戦車のハッチから顔を出すdomo氏
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Post by domo » 2007.Jun.03(Sun) 08:30

こ、これは、堂々の脅迫だ。
だがそこまで言うからには、砂漠のもぐらについてのかなりの情報を知っているにちがいない。
「ようし!やってやるか!」と思ったが、心の片隅でもう一人の俺が、「そんなつまらんことに命を張る必要があるのか」と投げかける。
うんうん、確かにその通りだと、素直に納得してしまうが、そこはそこ。
世の中、一見何の価値もなさそうに見えても、そのものに価値があるかないかではなく、価値のないものに命をかけて取り組むということに価値はあるである。

「砲手!正確に狙え!外せばやられるぞ」
いがぐり頭の砲手にガンをつける。
距離15へクス(750m)、狙いはⅢ突G型。
この距離で外せば、当然臨機射撃が降り注ぐだろう。
射撃回数は4回。
ペリスコープからは車体の低いⅢ突が見えている。
「Fire !!」
一筋の弾道が一直線になって敵戦車に向かっていた。
「GUWAM !!」
命中!!
だが貫通はしなかった。
Ⅲ突の車体には命中はしたものの、入射角が悪く弾は当たってはねてしまう。
こちらが次発装填している間に、敵の臨機射撃が飛んでくる。
だが、先の一撃で敵の臨機射撃の精度が悪い。
「準備完了!」
「Fire !!」
「BAGOM !」
2発目は車体下部に命中した。(サスペンションにダメージと表示されるが彼らには知る由がない)

「よし!十分だ」
残りの射撃回数がまだ2回残っているので息の根を止めたかったが、射撃回数を撃ちつくしてしまうと移動(後退)ができなくなる。
「煙幕弾準備!」
「煙幕弾なんざぁ、ありまへんで」
「WHAT?」イギリス軍戦車には煙幕弾を積載してないのか!

俺は隣で塹壕の中から、この戦車戦を観戦しブーイングを飛ばし続けている歩兵に向かって中指を立てながら協力しろと怒鳴りちらした。
しぶしぶ奴らは俺のいるへクスに煙幕をたいてくれる。
「後退」
2へクスほど後退したところで、俺はハッと思い出した。
先ほど敵の弾を喰らって身動きできなくなっている友軍を置き去りにしたままだった。
南無・・・
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Post by domo » 2007.Jun.04(Mon) 10:04

【19ターン】
ドイツ軍の最後の攻撃を必死に食い止めようとする我が軍の歩兵たち。
AP弾しか積載していなかった戦車砲部隊はもうこれ以上視界に装甲車が来ることはないと判断した乗員が自らが砲を放棄、そのあと短機関銃で応戦する。
全ての弾を撃ちつくした2in迫撃砲部隊も、ライフル銃のみで交戦を始めた。
そしてPIAT部隊はHEAT弾を選択、ターゲットを定め、敵歩兵にPIATを撃つ。
撃破された戦車のクルーは戦闘能力がないため、後退させたが、その他の戦闘能力を少しでももつ部隊は死をも省みずに果敢に防戦するこのターン。

反撃をくらえばこちらが壊滅する恐れがあるにもかかわらず、それでも射撃する。
なにかそんな姿を見ると・・ああ、何か、俺の目頭も熱くなってきた。
(感情移入ですよ、みなさん。このゲームは如何に妄想と感情をゲームに入れ込むかで粘り強く続けられます。ほんとに)
なにかプレーヤーの魂が部隊に乗り移ったかのような錯覚までしてくる。

北高地、南高地で突撃してきた敵歩兵を相次いで撃破、壊滅!!
これで敵も相当なダメージを受けただろうと思われる。

とそのとき!!
ドイツ軍のヘンシェル爆撃機が俺の方を目がけて飛んできた!
対空砲の射程に入らないところを通ってまっすぐこっちに向かってくる。
「SHIT!!」
既に灼熱地獄になっている戦車の中だったが、俺たち乗員は凍ってしまった。
「VOOOOR!!」
「DOGAAN!!」

ほんの一瞬の出来事だった。

幸い爆弾は積んでいなかった。
その代わり爆撃機は20mm砲を浴びせてきた。
爆撃機が過ぎ去ったあと、俺は被害状況を確認する。
なんとかまだ動きそうだ。機関部はやられていない。
だが砲塔を直撃したため肝心の主砲がいかれてしまった。

大佐に連絡する。
「大佐!」
「おお、まだ生きておったのか、全くしぶとい」
「大佐!ここは後退します。あとは頑張ってください」
「domo君、何か勘違いしておるようだが」
「は?といいますと」
「影武者だよ。主砲が故障したことを隠しつつ、道路上で敵の脅威となるのだ」

暑さのせいで俺の頭がおかしくなってしまったのだろうか。
もうどちらが敵かわからなくなってきた。
真剣に司令部が戦車の視界に入れば一発ぶっ放していてもおかしくない。
そもそもなんでこれが影武者なんだ?これは単なるおとりじゃねーか
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Post by domo » 2007.Jun.06(Wed) 07:39

【20ターン】
あと3ターン。
次々とドイツ軍による煙幕弾が降り注ぐ。
これは高地からの対戦車砲の視界を封じることと、低地のVH付近で待ち受ける我々の部隊の視界をなくすことが目的であろう。
実際に低地の中掘の3つのVHを守る我々の部隊はこの煙幕により全く視界が通らなくなり、
VHを守るために塹壕から出て応戦しなければならなくなったのである。

そしてこのターンはドイツ軍が息を吹き返した。
北高地と南高地では前進してくる敵の歩兵分隊に複数の部隊で臨機射撃ができない。
そのため臨機射撃をした部隊が敵に見つかれば逆に相手の複数の反撃でこちらが退却する始末だ。
このため北高地、南高地の部隊はもう目もあてられない状態に陥っており、先のターンの反撃もつかの間のものであったと思わざるを得ない状況だ。
なんとかあと3ターンをもたせることのみが現在できる唯一の戦いになってきているのである。
こうなれば作戦なんてあったもんじゃない。
前線で戦っている将兵のみがこの勝敗の行方を握っていると言っても過言ではない。
だがこんなときにこそ、戦場では英雄になるやつがでてくるのだが。
今やそれを期待するしかないのか・・



「domo少尉、どうしましょう?」
どうしたら逃げ出せるかと物思いにふけっていた俺に、砲手のいがぐり頭がえらそうに声をかけてきた。
「そうだな、適当に機銃でも撃っとけ」
他になにができるのか!
残り2台になった戦車中隊、その2台も主砲が故障している。
後方から俺と同様、主砲の故障したブラックウェル少尉が俺のところに駆けつけてきた。
どうやらやつも大佐から俺と同じように影武者だとかなんとか言われたようだ。
ハッチを開けて開口一番、
「魔女の婆さんに呪われたか!」
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ああ、なんてこった。今日もSPWAW

Post by domo » 2007.Jun.07(Thu) 19:15

【21〜最終ターン】
ドイツ軍はなおも前進してくる。
栄華を誇ったアフリカ軍団の意地にかけて。
一体ドイツ軍にはどのくらいの部隊が残っているのだろう。
もうほとんどの部隊は消耗してしまっているはずだ。

北高地ではついに隣接した距離での戦闘になっている。
手榴弾を投げ合う。
工兵隊の爆薬が爆発する。
耳をつんざく爆音、あちこちから煙があがる。
そしてドイツ軍も火炎放射器を持った工兵隊を投入する。
燃え上がる炎。
わずか1個の火炎放射器分隊が、こちらの3分隊を焼き払っていく。
それでも我々はこの高地を守った。

南高地は砲煙で全く視界が効かなくなっている。
お互いが隣にいる敵に気付かない。
こんなときはあのスターリングラードのシナリオで養ったように、とにかくクリックをガチャガチャやってみると、敵を発見できたりするのだ。
するとやはり隣接していた敵を発見。
ニヤリ。殺虫剤も右手にゴキブリを追い詰めたときのような感じ。
(我が家にはゴキブリはでませんが)
ここでもVHを守ることができた。


残りは低地内堀の3つのVHだ。
ドイツ軍は援軍の工兵小隊がこのVHを目指している。
だがどうやらVHまでは手が届きそうもない。
問題は道路上にあるVHだ。
ここは移動力のある装甲車で突破してくる可能性が大きい。
まだドイツ軍には戦車と装甲車が何台か残っている。
(一応、牽引目的のトラックは攻撃に不参加ということになっている)
ドイツ軍はこれまでも装甲車と戦車で突破してきたが、その度に高地からの6ポンド対戦車砲部隊がその前進を阻んでいた。
ドイツ軍にとってこの高地にある対戦車砲は目障りでしょうがないないだろう。
だがターンも押し迫っているためそうも言ってられない。

再びドイツ軍の機動部隊が突っ込んでくる。
装甲車を先頭にして、これに臨機射撃を吸わせるつもりだろう。
1台撃破、2台目も撃破。
しかし全速力で走っているためか、臨機射撃が追いつかない。
瞬く間に2台の装甲車が突破してきた。
「まずい!装甲車に続き、戦車までにも突破されたら、防ぎようがない!」
そうなのだ。VHを守る我々には主砲の故障したオンボロ戦車2台しかないのだ。
やつらはそのことに気付いているのだろうか。
装甲車の突破を支援するかのように81㎜迫撃砲がVH近辺に次々と撃ち込まれる。
VHを守る歩兵は手も足もどころか、塹壕の中から一歩も動けない。
絶対絶命のピンチである。
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