<おしらせ1>
またまた、いつの間にか掲示板がダウンしていたようですね。ログを見ると、およそ2年半ぶりの改修です。
この間、何度かメールでご要望があったようですが、この度ようやく重い腰を上げて掲示板を修復いたしました。
管理不行き届きで申し訳ありません。

<おしらせ2>
サイト管理を楽にするために体裁を変更しています。
本サイトのメインコンテンツであったSPWAWの解説記事は以下からアクセス可能です。
SPWAW解説記事一覧


<5分で調べたSPWAW界の近況>

びっくりしたことーその1「Depot リニューアル」
SPWAW界を長年牽引してきた世界最大のファンサイトSPWAW DEPOTが、昨年の4月に閉鎖、13年の歴史に幕を下ろしたようです。
と同時にDepotメンバーの一人 Falconさんが新たなサイトSPWAW DEPOTを立ち上げたようですね(笑)。
まあ、中心メンバーが入れ替わって、こじんまりした感はありますが、実質的にはリニューアルって感じですかね。
旧DEPOTの遺産は相続されているようで、今後ともがんばって欲しいところです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawdepot/

びっくりしたことーその2「砲撃要請画面ラグ解消」
マルチコアCPUが普及した頃でしょうか、ある程度以上のスペックのPCでは、砲撃要請画面で挙動がおかしくなる不具合がありましたね。
それが原因でSPWAWを離れた・・という方もおられたような記憶がありますが、どうやらこの不具合、ついに修正されたようです。
これもDEPOTメンバーのおかげみたいですね。Matrix Games 公認(というか黙認ですね)のもと 、本体ファイル MECH.EXE をいじることに成功したようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... -t277.html


というわけで、この機会にもう一度SPWAWをやってみようかな、と思われた方は次のリンクからダウンロードをどうぞ。
DEPOTで全てのファイルのホスティングも始めたようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... es-t6.html

HUNTS GAP    ~domo戦記6

シナリオAARの投稿
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HUNTS GAP    ~domo戦記6

Post by domo » 2007.May.07(Mon) 22:57

俺の名は・・・・思い出せない。だが俺の名前はdomoというらしい。
とぎれとぎれの記憶が確かなものではないことは自分でもよくわかっている。
どこまでが俺の真実の記憶であり、どこまでが夢か妄想か、もうそれまでも区別がつかない。
だが所詮、人生とはそういうものだ。
自分の過去の記憶が本当に真実なのか、または夢であるのかは今の自分にとってあまり意味のないことである。
要するに今を如何に生きるかが最も重要なことであるからだ。

だが今でも時折「あの瞬間」が蘇る。まばゆいばかりの光、およそこの世のものとは思えない荘厳な光、そしてその光に包まれた瞬間俺は・・
そういえば先日、アメリカのFBIからモルダーという若者が訪ねて来て、そのときのことを一部始終聞いていった。俺にはよくわからないが、FBIと何の関係があるんだろう。

そんなことはどうでもいい。
それよりここはとんでもないほど暑い。
どこなんだ?ここは。
っていうかアフリカじゃねーか。
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Post by domo » 2007.May.07(Mon) 22:58

(やばい。GW中、天気がよすぎる。というのは、天気がいいと「ゲームしたくない病」にかかってしまうのです。っていうかもうかかっていますが。どうする・・)
(こんな日はカメラをぶら下げて、旅行にでてしまいます。そんなことして日本全国を旅しています)
(でもGWにもかかわらず、SPWAWばかりやっている暇な方に悪いですから、がんばります)

「HUNTS GAP」H2H 7.1fr
UK(defend) VS GERMAN(advance)
1943 / 2 /28
チュニジア、北アフリカ


前回の帰省時に本棚の中から探してきたパウルカレル氏の本「砂漠のキツネ」。懐かしいなあと思いきや本の裏を見てみると、購入したときに自分で書いた日付が昭和54年となっていた。あれから28年・・・やばい、やばすぎる。
ということで、今回は砂漠のキツネです!(なんか苦しい展開)
しかもいきなり砂漠のキツネ最後の攻勢となる「牡牛の頭」作戦!(よくわからんけど)

始まりだ!!


そうだ。前回、俺は零下20度の極寒の地で負傷したのであった。
その俺が今、北アフリカに来ている。
寒いのはもうこりごりだと思ったが、だがここはいささか暑すぎる。
なぜ俺がこのチュニジアに来たかというと、俺の知り合いの日本人がこのチュニジアにいるからだ。
その日本人はこのチュニジアで塹壕を掘り続けているらしく、チュニジア国内の笑いのネタにもなっているというのだ。
一体なぜ?そこまでして彼はチュニジアで塹壕を掘り続けるのか?
そこには隠された謎があるにちがいない。
俺はその理由が知りたくて奴に会いに行くことにしたのだ。
だが今、チュニジアはドイツ軍でごったがえしている。
何もなければいいのだが・・・・


(次はいつごろになることやら・・)
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Post by domo » 2007.May.07(Mon) 22:59

まず今回のシナリオの背景から説明する。
その前に1943年の2月1日というのは、ドイツ軍にとって重大な日であったことを忘れてはならない。この日、スターリングラードで第6軍が降伏したのだ。
そうした背景があったかどうかわからないが、1943年2月14日、北アフリカのドイツ軍は「春風」作戦を開始する。
この作戦はチュニジアで新たに編成された第5機甲軍で、東部戦線からヒトラーに呼ばれ北アフリカにやってきたアルニム大将(後にロンメルに代わり指揮)の元で行われることになっていた。特にそのうちの第10、21機甲師団によって、アメリカ軍を奇襲し、アイゼンハワーのチュニジア戦線を叩くのが目的であった。
兵力数では絶対不利ではあったが、この先陣を行く第10機甲師団には、かの第501重戦車大隊の第1中隊が配置されていた。この501重戦車大隊はアフリカで編成され、もちろんティーゲル戦車を配備している。

14日、有名なファイド峠の戦車戦で作戦は始まった。
この戦闘で第10機甲師団と第21機甲師団とでアメリカ第2機甲軍団を挟み撃ちにし、14日だけで68両の敵戦車を撃破している。
その翌日にはアメリカ第1機甲師団が反撃してきたが、大損害を与え、これも撃退した。
そしてアメリカのルーズベルトが、かの有名なセリフ「我々のボーイは戦争ができるのか」とこのとき言っている。
だがこの「春風」作戦は、17日にピションを奇襲攻撃する予定であったが急きょ中止となった。
これにはロンメルが一役絡んでいるのだが、とにかく第10、21機甲師団はロンメルの指揮下におかれることになった。アメリカ軍が先の大損害により、混乱しているところをロンメルは見逃さず、攻勢に討って出た。
22日にはピションを占領したもののアメリカは豊富な物資と兵力でDAKに大打撃を与え、またモントゴメリーの第8軍が背後に迫りつつあったため、ロンメルは前進できなくなった。

23日、第5機甲軍とドイツ=イタリア機甲軍は「アフリカ兵団」となりロンメルが命令を統一するようになった。
そして「牡牛の頭」作戦が計画される。
これはよってべジャを占領し、連合軍の補給戦を遮断しようとするものだった。

とはいっても第5機甲軍の兵力はほとんどが寄せ集めであり、イタリア第10ベルサリエリ連隊やバレンティン降下猟兵連隊を含む「フォン・マントフェル師団」、そして第47歩兵連隊と第334歩兵師団、30台のティーゲルを保有する第501重戦車大隊のランゲ戦闘団などである。

2月26日、攻撃開始。


(はあはあ、疲れた。こんなこと書かなきゃよかったとつくづく思ってます)
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Post by domo » 2007.May.07(Mon) 23:00

俺はそのころチュニジア国内に入り、現地の人からの情報を頼りに例の塹壕を掘り続けている男を探していた。
どうやらその男はロンメル将軍のごとく、あるときはここに、そしてあるときはあそこにと神出鬼没に現れては塹壕を掘ってはまたどこかに行ってしまうらしい。
そのため現地では「砂漠のもぐら」と呼ばれているらしい。
なんという評判か!
あの「砂漠のキツネ」や「砂漠のねずみ」と肩を並べるとは!

幸い現地の人間で詳しいやつがいたので、そいつを案内にし、俺はその「砂漠のもぐら」がいるであろうと思われるところへと向かうことにした。

だが、この時期になると砂漠は雨季に入る。
一年中ほとんど雨など降らないのだが、この時期に降る雨はものすごい雨量になることを当然俺は知る由もなかった。
2月26日の夕方から降り出した雨はあたり一面を泥に変えた。
俺もこれ以上は動けなくなり、近くのイギリス軍宿営地に車を止めた。

「レイド大佐!お久しぶりです。Domoです」
「おお!domo君か!うわさは聞いておるぞ」
懐かしい人に会った。レイド大佐は昔、世話になった教官でもある。
俺は事情を説明し、しばらくここで雨宿りすることにした。

その夜、大佐に呼び出されて俺は大佐のいる建物に向かった。
「そのもぐらとやら、そんなに急ぐことか?」
大佐は意味不明な質問をしてきた。
「といいますと?」
「・・・いや、なんでもない」
いやな予感がした。
そのためかここを早く離れなければいけないと思った。

「明日、ここを出発しよう」
次の日の28日、俺がここを出ようと大佐に告げるときだった。
「敵襲!!!」
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Post by domo » 2007.May.07(Mon) 23:01

チュニジアの砂漠はロンメルが活躍したリビアの砂漠とは違い、地形に起伏が多い。
そのため地形的要所となる高地が多く点在する。

今回の戦場となるのもそんな高地を占領しようとするものである。
だが史実通り、26日から降り出した雨は、辺り一面の砂漠を泥と化した。
(そのため重戦車であるティーゲルはこの泥にはまり、大損害がでたと記録されている)

マップの上と下が高地になっており、その真ん中が凹のように低地になっている。
そしてその低地は泥地になっているが、車両が通れる唯一の一本の主要道路が東西に走っている。


敵襲の報告にも大佐は慌てず、迅速に援軍を要請した。
多分ある程度、敵の攻撃は予測がついていたのだろう。
(「牡牛の頭」作戦自体が奇襲作戦であったが、それも最初の26日から27日あたりまでで
、そのあとは奇襲ではなくなっていた)

俺は大佐に礼を言わずにとんずらしようと考えた。
昨夜の雰囲気からすると何か言い出そうとしていたので、絶対やばいと感じたためだ。
幸い大佐は今、忙しい。
「よし!今だ!」俺は案内人を連れて、車に乗り込んだ。
エンジンをかける。かかった。
車を発進させた。
だが、数十メートルもいかないうちに、車は止まってしまった。
ガス欠なのだ。
「SHIT !!」
車から降りて、タイヤを蹴っ飛ばすと、タイミングよく一台の車が近づいてきた。
「domo少尉、大佐がお呼びです」
やられた・・・始めから、大佐にガソリンを抜かれていたのだ。

俺は大佐のところに行った。
「domo君、戦場が君を呼んどるぞ」
「・・はぁ?」
「戦車に乗ってくれ」
前にもこんなことがあったような気がするが、思い出せない・・・(domo戦記3)
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黄色が最前線
マップがでかすぎです
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暑くなってもSPWAW

Post by domo » 2007.May.08(Tue) 23:34

ようやくゲームが開始である。
ターン数が22ターン、ユニットもべらぼうに多い。
増援も航空ユニットもでてくる。
なんか全ての集大成のような感じ。

どうやら俺はチャーチル
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昼寝しながらspwaw

Post by domo » 2007.May.09(Wed) 15:13

戦車に乗り込んですぐに後悔した。暑い。砂漠では戦車の中はサウナどころではない。
敵の砲弾でやられるより先に、この熱で溶けてしまうのではないかと心配になってきた。
だが、こうなってしまっては仕方がない。
というのも俺が引き受けたのは、大佐が「砂漠のもぐら」に関する重要な情報を持っているというので、その情報を得るためにこうして戦車に乗ったのだ。

今回のマップに配置されているVHは、北高地と南高地にそれぞれ750ポイントが一つづつ、
そして残り7つは中央の低地に750×2、250×2と主要道路上に750×2と250×1がある。

俺は灼熱の戦車の中で渡された地図を見ながら、敵ならどう攻めるかを考えた。
暑さで目の前がクラクラしてくる。
ほとんどのVHは低地にある、だがその低地のVHを獲り、そのあと確保していくには、どうしても高地を占領しておかなければいけない。
もしも低地のVHのみに兵力を投入し占領できても、上下の高地から挟み撃ちされ包囲されてしまう。
と考えると、やはり高地を占領しておかなければいけなくなる。
それと我が軍の対戦車砲は全て高地に配備されている。高地に掩蔽されているPAKは発見しにくく、低地にいる戦車の上部を狙われるために相当厄介であろうから、ドイツ軍としてもまずこれらを爆撃機で叩いてくるであろう。

まずもって敵の出方だ。ディフェンス側は敵の出方に気をつかわなければならない。
そして敵がどうでようと、それに対処する戦術を立てておかなければならない。
大佐は立てているんだろうか。少し不安になってきた。
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人生死ぬまでSPWAW

Post by domo » 2007.May.10(Thu) 16:17

【2ターン】
北の高地の最前線では前方にドイツ軍部隊が続々と現れてきた。
高地には遮蔽物がないため、裸のまま前進するしかないのだ。
ヴィッカー重機関銃の射手であるスワレス伍長は再度、予備銃弾を点検させた。
「これじゃあ、いくら弾があっても足りねえかもな。最後は俺の(金)玉でも使うか」
まだ冗談が言える余裕すらある。
そのとき、中隊長から命令があった。
「重機関銃は先頭の敵部隊を威嚇射撃せよ!」
北高地に陣取る3丁のうち2丁の重機関銃は500mほど前方に前進してきた敵歩兵部隊に発砲した。
スワレス伍長の射撃が敵歩兵をなぎ倒していく。兵士のシルエットが減っていく。
(H2Hでは死傷者の数は表示されないのでアイコン画像で判断しなければいけない)
だが敵4部隊であわせて10名ほどの死傷者を与えたことだろう。たぶん

敵は慎重に前進してきている。
やはり遮蔽物のない砂漠では不用意な前進は即、全滅を意味するからか。
それともこのあとに大規模な砲撃が行われるのだろうか。
あるいは煙幕を張るのだろうか。
様々な憶測のみが飛び交う中、実は敵同様、こちらも悩んでいることがある。
空軍の援護をどこで使うかだ。
今回はありがたいことに空軍の支援が十分に受けられる。
だがいつも贅沢な空軍なんて使える状況でない国ばかりでプレイしているせいか、どこでどういうタイミングで航空機を呼んだらいいのか、迷うばかりである。
(なんか貧乏人が突然宝くじに当たって使い道に困っている感じ)


と、こちらが航空機で悩んでいるそのとき!
ドイツ軍のヘンシェル129B 1/R3っつうのが飛んできた!
初めて見る機体だ!(飛行機よくわかんねえ)
見事にこちらの6ポンド対戦車砲を2門破壊していった。
いやあ、素晴らしい攻撃だ。
これを機に飛行機のこと勉強しよう・・
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これがHS129B というやつ。ヘンシェルって読むのか・・・
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お腹が気になってもspwaw

Post by domo » 2007.May.11(Fri) 21:04

【3ターン】
ターン開始と同時に両軍の砲兵による激しい砲撃戦となった。
ま、これは戦場における定石ではある。
進撃する歩兵部隊を援護するべくあらかじめ拠点になっているところや敵が陣取っているところには砲兵隊による砲撃が撃ち込まれる。
反対に守る側も敵部隊が自軍陣地に到着する前に、砲撃を開始する。
敵が自軍陣地に入ってしまったら、見方への誤爆の可能性があるため、砲撃はできないからだ。
(だがそれでも自軍に当たるのを覚悟というか、そんなこと平気で砲撃を要請する赤軍顔負けの指揮官もお見受けする)

番外砲の25ポンド砲と75mm砲が北高地のドイツ軍部隊に向かって着弾した。
反対にドイツ軍の番外砲である105㎜砲と75.2㎜砲がこちらの陣地に降り注がれる。
どうやら先ほどの爆撃機の飛来によって、我が陣地の対空砲の位置が分かってしまったのだろう。81㎜迫撃砲がその陣地の上にくどいほど砲撃される。

幸い人的被害はなかったが、最前線を守るY小隊は全て抑圧があがってしまい混乱している。
(砲撃されて抑圧があがった部隊ってのは、塹壕の中に篭ってしまってしまったり、戦意を一瞬喪失したりする姿がなんとなく想像できますねえ)
その上、砲弾が着弾するたびに舞いあがる砂煙と噴煙で、スワルツ伍長からの視界も遮られてしまい、何も見えなくなってしまった。


だが低地に陣取る最前線の部隊から敵戦車部隊発見の報告が入った。
Ⅲ号戦車1台と4号F型が2台、それに自走対空砲車を引き連れている。
もうこれは迷っている暇などない。
大佐!
今ですぞ!
空軍を要請するのは!!
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ドイツ軍の機動部隊発見!!
大佐!空軍の要請を!!
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昼寝が日課になってもSPWAW

Post by domo » 2007.May.12(Sat) 13:37

【4ターン】
ドイツ歩兵部隊が砂塵を突破してきた。
あれだけの砲撃を喰らったのにもかかわらず、まだ前進できるとは。

北高地ではついに我が軍のY小隊の射程距離内(4へクス)に迫ってきた。
200mの距離で両軍が激しく銃撃しあう。
こちらのほうが塹壕からの掩蔽射撃なので有利のはずだが、撃ち合いではどうしても分が悪い。
敵のMG機関銃が、我が軍を釘付けにするのだ。
ドイツ軍の指揮官は敵を発見したらまずMG部隊による援護射撃で抑圧をあげてから、それから歩兵部隊が接近し近距離からとどめをさすという戦術だ。
北高地では中隊長を含め、3分隊が後退、南高地でも1分隊が後退した。
先ほどの敵機動部隊はさらに数へクス前進してきている。

そこへ大佐が要請した空軍の爆撃機が1機やってきた!
道路上に一列で移動している敵の機動部隊を目がけて。
対空砲火は撃ってくるがそれほどたいしたこともない。これならやってくれるだろう。
「ドカーン」「ドカーン」
続けざますさまじい轟音がとどろく。
500キロ爆弾を投下したのだ。
「やったか!!」戦車兵たちは、敵戦車を撃破したものだと思い込んでいる。
俺は車外に身を乗り出しながら、双眼鏡で戦果を確かめた。
「はずしおった・・」
戦果を期待する戦車兵に返す言葉が見当たらない。

だがその代わりに6ポンド対戦車砲のやつらがその憂さ晴らしをしてくれた。
頼りにならない空軍なんかに任せておくわけにはいかないとばかりに、まず先頭の装甲車を撃破、そしてもう一台の自走対空砲も撃破した。
大佐から連絡が入る。
憤ったとき、人は怒りの矛先を変えることで、それが逆にパワーになっていくのだとか。
大佐はそこまで見通していたのか!
これで敵は不用意に近づかなくなるだろう。
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今日も今日とてspwaw

Post by domo » 2007.May.14(Mon) 02:04

【5ターン】
番外砲というのは正直あまり期待したことがない。
多分使い方にもよるのだろうが、着弾が広範囲にばらつく分効果が薄いためだ。
いつもは往々にして連絡が取れなかったり、見方目がけて誤射もしたりするが、こんなときは誰にも言うにいえない鬱憤がたまるものだが。
だがこの日の我が砲兵中隊はいい仕事をしてくれている。
散開して前進してくる敵歩兵部隊に対して適当なばらつきがいい効果を現している。
こんな日はなぜだか気分もいい。
そして喫茶店で飲むコーヒーもいつもと比べて美味い。


砂漠の戦いはゲームの基本ともいえる要素、砲撃・攻撃・守備などが多くある。
そして戦場に飛行機が飛んでくるだけでずいぶんゲームが華やかになるものだ。

今度はドイツ軍のFW 190A-1という攻撃機がやってきた。
機銃攻撃でイギリスの対戦車砲陣地を掃射していく。
そしてお返しといわんばかり、こちらのP39エアラコブラ爆撃機がドイツ軍を襲う。

もういちいち飛行機の名前を控えたり、調べたりするのも面倒になってきた。

前のターン、ドイツ軍の前進スピードがゆるんだ。
これは明らかに砲撃で抑圧があがって移動できないためなのだろう。
そこに後方に配置されている40㎜対空砲が水平射撃で歩兵部隊を狙う。
「よし!」敵の先頭部隊が次々と退却していく。

これでなんとか時間を稼ぐことができそうだ。
その間に自軍の部隊を立て直さなければいけない。

おっと、チャーチルⅣ戦車が3両、援軍に来たことを忘れるところだった。

おっと、それから久々に復帰した司令官のNorという男・・誰だったか俺は今だに思い出せない。
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度重なる砲撃でクレーター状態になっている北高地の最前線。
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今日も今日とてSPWAW

Post by domo » 2007.May.14(Mon) 18:53

ドイツ軍のJU 87D-5がやってきた。いくら飛行機音痴な俺でもこいつは知っている。
確かユンカースという歴戦の指揮官がいたと思うが・・・何故か思い出せない。
などと記憶をたどっている場合ではなかった。
あのスツーカがこちら目がけて飛んできているのだ。
明らかに狙われている。
ドイツ軍は攻撃目標を増援が予想される道路上に変えていたのだ。

一瞬にして車内に緊張が走った。
だからといって道路以外に出ることもできず、道路上を右往左往することもできない。
あと俺たちにできることは!
運を天に祈ることだけだ。
「畜生!こんなとこで運を使いたくはなかった」(せめて宝くじにでも使っておくべきだった・・・)
俺は車内に入り、ハッチを閉めた。
「まあ、やられるときはどうせんでもやられるさ」と砲手を慰めるが慰めになっていない。
すさまじいサイレンのような音が恐怖心を盛り上げる。
この音が全ての兵士を脅かした。

やはりS小隊のいる3両の戦車を狙っている。
「対空砲は何やってるんだ!」まるで当たらない
「ドカーン!」「ドカーン!」
わずか数秒間の出来事だっただろうか・・・だが誰も生きた心地などしなかった。

どれぐらい時間が経ったのだろう。
「俺は・・・千の風になっちまったのか・・・」
だがまだ俺は生きていた。
幸いにも直撃弾はなく、戦車のすぐそばで爆弾が炸裂したようだ。
そのため乗員たちは意識を失っている。
俺は何とかハッチを開け、もうろうとしながら車外を見渡した。
後方で援軍に駆けつけたばかりのDEACONが一両炎上していた。

全ての車両が一時戦闘不能状態になってしまってはいるが、我がS小隊の戦車3両も無事そうである。
だがそんなことより、俺はこの目で最悪の惨状を目の当たりにしてしまった。
道路上を戦車と共に移動していた援軍のAT小隊がこの爆撃をもろに受けてしまったのだ。
そこら辺には飛び散った肉片が散乱している。
AT小隊長隊が壊滅してしまい、歩兵1分隊、2in迫撃砲隊、PIAT対戦車砲隊、重機関銃隊も相次いで壊滅。
AT小隊で残ったのは歩兵2分隊、工兵1分隊、LMG隊だが、この部隊も半数がやられてしまった。
まさかの大惨事である。
我が軍はこの一機の爆撃機による一撃で大佐をはじめ意気消沈してしまった。

そして戦意を喪失した兵士の上に砲弾は無情にも雨のように降り注ぐ。
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スパイ衛生からとったJU 87D-5が爆撃する瞬間。このあと大惨事になるとは・・
00105-1.jpg (16.5 KiB) Viewed 5489 times
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トマトがおいしい季節にSPWAW

Post by domo » 2007.May.15(Tue) 20:08

【6ターン】
このターンの始めの部隊の回復が恐ろしいほど多い。
これはいかに現状が厳しいかということを物語っているのだろう。
特に北高地と南高地の最前線が崩壊しつつある。
砲撃の被弾を免れた敵歩兵部隊が接近し、じわじわと拠点をつぶしにかかっている。

我が軍の部隊も必死の抵抗も見せている。
まだ重機関銃陣地と40mm対空砲の位置が敵に見つかっていないことが敵の前進を阻んでいるのだろう。
なんとか後方から駆けつけている援軍が到着するまでは持ちこたえなければいけない。
ここが序盤の山場だと思っている。
粘り強くなんとか持ちこたえられれば、チャンスは必ずやってくるのだ。
大佐はどう考えているのだろう。
何か策があるのだろうか。
携帯電話で大佐に電話してみる。
「大佐!お疲れですー」
「おお、domo君か!さっきの爆撃でてっきりやられたかと思ったが、元気そうじゃな」
「何とか生きております。それよりどうも雲行きが怪しいですね。何かいい考えでも?」
「むははは。心配御無用、まだ負けが決まったわけじゃない」

何の策もなさそうである。

そんなとき我がS小隊のミドルトン隊長が前進しようとする。
先ほど6ポンド対戦車砲により数発の命中弾があったにもかかわらず、前方のⅣ号戦車が撃ってきた。それもたった一発で隊長車は被弾、乗員は脱出に成功する。
何をやっているんだ・・・わずか一発で・・・

俺の方は抑圧39、戦車に損害はないが、乗員が意識を失いまだ回復できていない。
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Post by domo » 2007.May.16(Wed) 00:05

勝負の世界には流れがある。
それはゲームでも変わりはない。
一旦下がった士気はさらに悪い流れを呼び込むのか。
我が軍のP40Bトマホークが敵対空砲火で撃墜してしまう。
(飛行機が撃墜されるのは精神的に効きますねえ・・・)
そしてついに重機関銃陣地がばれてしまったのか、81mm迫撃砲がガンガン降り注ぐ。

その上、敵砲兵部隊による砲兵のカウンター攻撃がきまったりする。
こうなるとこちらの砲撃なんて全て外れているんじゃないかとか、また爆撃機の急襲があるんじゃないかとか、もう負の連鎖でいろんなことを妄想してしまう。

ついに中央低地にもドイツ軍の歩兵部隊がうようよ姿を現した。
ここは戦車からの砲撃視界に入るので、見つかると容赦なく砲弾が集中する。
こちらの戦車部隊も低地の最前線部隊を援護してやらなければいけないのだが、前進できずにいる。



どうしたらいいのか・・・
やることなすことうまくいかない。
「そうか!」これは夢にちがいない。
そう、悪い夢を見ているのだ。

(ということで、作戦タイム)
Last edited by domo on 2008.Jan.05(Sat) 09:30, edited 4 times in total.

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今日は昼間からSPWAW

Post by domo » 2007.May.17(Thu) 16:33

【7ターン】
問題をどう解決するかは人によって異なることだろう。
人生には様々な問題・悩みがついてまわる。そしてそのたびにああでもないこうでもないと、壁にぶち当たりながら前進する。
その前進がそのときは前進に思えなくてもいい。そのときにできることを精一杯やることだ。
俺もそんなことをクドクド話す年になっちまったのだろうか。

作戦タイムといいながら結局なにもせずにゲームを再開する。
その間すっかりゲームのことなど忘れていたが、戦況を見た途端、悪夢が蘇ってくる。
「ゲームも人生と同じ悪夢さ」
そう思いながら、淡々と始める。

「・・・・・あれ・・あれれ・・・・」
敵後退、敵後退、また後退。
どういうことだろう。撃てば当たる、当たれば後退する。
目の前の敵8部隊を後退させた。
敵の各部隊も相当傷んでいるんだろう。
敵も苦しいのだ。

今回はハリケーンⅡ爆撃機が2機、敵に襲い掛かる。
だが相変わらず我が軍の爆撃機は敵に損害を与えられない。


北高地では前進する敵歩兵に対して奮闘していた40mm高射砲がついにばれ、集中射撃を受ける。
ふふふ、なんてことはない。これしきり。
中央と南高地ではドイツ軍の攻撃がほとんどなくなったのだ。

敵も苦しいのだ。

ほんのちょっとのことで人間、心の持ち方は変わるもんだ。
たかがゲームであろうとも。
Last edited by domo on 2009.Aug.14(Fri) 22:57, edited 2 times in total.
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