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TIGERS AT NARWA #2〜4

Posted: 2006.Jun.07(Wed) 12:23
by dugong
皆様、お久しぶりです。Dugongです。
 かなり、間が開いてしまったのですが、ようやく、TANシリーズを終了させることが出来ました(笑)。

 3月からこっち、仕事が年度末納品→年度始め受注活動と多忙を極め、また、今年から新しい仕事にも取り組み始めたこともあり、その下ごしらえなどなどで、ぜーんぜんSPWAWに接触する時間すらなしの状態でした。しかし6月になり、ようやくプレイに割ける時間も取れるようになったので「ぼちぼち、つづきはじめよーか」と思った次第です。
 とはいえ、初心者のクセに3ヶ月近くプレイをしていなかったので、ユニットの動かし方から思い出さなければならない始末でした(笑)。

 で、今回は前回の激戦「TIGERS AT NARWA シリーズ」#1の続き、#2〜4までを一気にAARしてしまいます。ブリーフィングについては、考えてみれば、ほとんど「ティーガー戦車隊 大日本絵画社」からの引用なので、今回は、労力提供はなし(笑)!!もし、知りたい方は、是非上記書籍を手に入れてください。私のバカ訳よりも、遥かにわかりよいものだと思います。読み物としてもかなり面白いものです。私もようやく上巻を手に入れました(TANシリーズの戦いは全て上巻収録)。3ヶ月前は入手困難だったのですが、最近やっと増刷があったようで、ちょっと前がウソのようにすんなり手に入りました。

 AARですが、“TAN#2 Carius Fights On” “TAN#3 Taking Back the Ruins”については、ほとんど感想で、“TAN#4 Operation Strachwitz”については、作戦の概要と、大まかな経過、そして結果、感想をAARしたいと思います。ですので、今までのような長編読み物(笑)ではございませんが、リハビリのようにやったのでそのあたりはご容赦をm(__)m。

では、AAR行きます!!

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【諸元・設定】
1. V8.403
2. TIGERS AT NARWA  Carius Fights On
3. ドイツ軍
4. 30分
5. ☆
6. Preference設定 日本鋼豹司令部標準

【感想】
 久しぶりのSPWAWだったので、Carius Fights Onについてはかなりぎこちなくはじめたんですが、結果はいきなり大敗!!なんせ、こっちのまともなユニットはカリウスとケルシャーのティーガーだけなので、ぐずぐず防御態勢をとっている内に、両者がソ連の支援砲撃で火達磨になったところでT34に突っ込まれ、あえなく撃沈。
 気を取り直して、戦車戦というものをよーく思い出してみた。つまるところ、戦車の機動力を活かしながら、流れるように相手よりも良いポジションを確保し続けねばならん!!ということで、いくら防御の戦いとはいえ、こっちのまともな戦力がティーガーだけなのだから、待ちの姿勢をとっていること自体が間違い。結局、それが砲撃に巻き込まれる原因にもなっている。とにかく常に良いポジションを取り続けて、相手を後手に回らせる。たしかに、移動しながらの砲撃の命中率は悪いが、中てづらいのは相手も同じこと。それならばカリウスとケルシャーのベテランの技やティーガーの性能が相手を上回るであろうギリギリのスピードと彼我の距離を見定めて、機動させながらの射撃を心がけてみよう!!と、再度やってみると、あれよあれよとDV(笑)。
 心がけ一つで、結果ががらりと変わる、何かパズルのような感じでした。とはいえ、戦車の基本的な動かし方の勉強になりました。移動の最後は、敵の主方向に対し食事の角度!!射撃は常にT射撃!!この心がけだけでも、断然、ユニットの受けが違う。プロレスじゃないけど猪木の風車の理論!馬場さんの受けの美学!!う〜ん、深い!!

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【諸元・設定】
1. V8.403
2. TIGERS AT NARWA Taking Back the Ruins
3. ドイツ軍
4. 1時間
5. ☆
6. Preference設定 日本鋼豹司令部標準

【感想】
 これは、奪われた廃虚を、歩兵部隊とともに取り返しに行くシナリオですが、状況はかなり史実と違う様子。ターン数が短いので、とにかく歩兵の一部をティーガー3台で拾いながら廃虚(VH)へと急行。しかし、各廃虚にはPAKが待ち構えている。それでもって、鞍乗させた歩兵をPAKにはたき落とされるもんだから、歩兵を先行させてティーガーで歩兵が廃虚を確保するのを支援という史実の形にはならず終い。結局ティーガーでVHに突っ込んで周辺の歩兵からPAKからなぎ倒す力技の展開。ケルシャーを移動不能にさせられるものの何とか勝利。う〜ん。もう少し戦いようがあるような気がする(笑)。とはいえ、どこで歩兵を下ろすのかを考える程度か?ターン数が短いので、結局、歩兵は無視してティーガーの力技の展開に持っていくのが妥当か?そうすると、勝負は50:50のような気がする。ちょっと研究の余地がありそう。しかし、鞍乗させた歩兵をどこで下ろすのかはいつも悩んでしまう・・・。

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【諸元・設定】
1. V8.403
2. TIGERS AT NARWA  Operation Strachwitz
3. ドイツ軍
4. 4時間
5. ☆☆
6. Preference設定 日本鋼豹司令部標準

【作  戦】
 「ティーガー戦車隊」によれば、このシナリオの作戦は「第二次シュトラハヴィッツ作戦」とされるもので、レンビツ南部のソ連突出部「東の袋」を一掃するものだ。具体的には、ティーガーを中心とする部隊で、廃虚2南部の踏切から踏切南の家屋までの東の袋前面を支援砲撃とともに衝撃的に正面突破し、そこから東西に伸びる東の袋全体を包む包囲線を形成し、その後包囲した東の袋を北から押しつぶすというもの。まさにティーガーの使い方はこうという典型的陣地突破作戦。作戦の要諦は如何に早く東の袋正面突破を貫徹させるか。このようなことを反映させてか、VHのポイント設置も、西から東にかけて20Pt〜40Pt〜60Pt〜100Ptと、東の袋正面(廃虚2南踏切側)に位置するVHほど高くなっている。
 今回のマップでは史実の半分(東西に伸びる包囲線の西半分)しか表現できないので、上記のような展開には物理的にはならないが、敵戦線を突破しなければいけないのは同じ。しかし、デフォルトの進撃目標は東の袋西部奥の20Pt VH付近。全軍でここに突っ込んだのでは、「シュトラハヴィッツ伯爵」が発案した作戦とはかけ離れてしまう。また、そこから最東端の100PtのVHまで包囲線を引くために進撃した場合、たどり着くまでにその途中の沼と泥の入り組む地形でスタックしてしまいそう・・・。
そこで、与えられた兵力を下記のように編成した。

主攻;ティーガー小隊×1(カリウス指揮、工兵×2袴乗)
    

TAN#4の作戦

Posted: 2006.Jun.07(Wed) 16:31
by dugong
一応、TAN#4の作戦計画図を添付しておきます。ご参考まで。

Posted: 2006.Jun.08(Thu) 00:40
by Nor
猪木の風車の理論!馬場さんの受けの美学!!
このコメントにグっときました。スマイルマークの歩兵にも。褒めどころが違いますね・・・ :rr

ありがとうございます

Posted: 2006.Jun.08(Thu) 06:44
by dugong
はじめまして。Dugongと申します。

Nor閣下がご静養中に、司令部に登録させていただき、いくつか駄文を投稿させていただいておりました。

Nor閣下のご帰還、また、本駄文にご返信いただけたこと、まことにうれしく思っておりますm(__)m。

ところで、「風車の理論、云々」にツコッミいただけました由。大変うれしゅうございます。常々、全ての戦いはプロレスに通じると思っておりまして、このボケをいつだそうかと考えておりました(笑)。

私は、小僧っ子どもがK1やプライドなんぞに血道をあげておる現状の格闘技界に憂いをかんじておる手合でありまして、ウォーゲーム風に言えば、ティーガー

Re: ありがとうございます

Posted: 2006.Jun.08(Thu) 22:29
by Nor
早朝から気合のはいったお返事ありがとうございます。 :lol:
そういえば初対面でしたね。復帰直後にuhu系車両に対する考察などを感心して読んでいたので、すっかりご挨拶していた気になってました。つーわけで、改めましてこれかもよろしくお願いいたします。 :salut