<おしらせ1>
またまた、いつの間にか掲示板がダウンしていたようですね。ログを見ると、およそ2年半ぶりの改修です。
この間、何度かメールでご要望があったようですが、この度ようやく重い腰を上げて掲示板を修復いたしました。
管理不行き届きで申し訳ありません。

<おしらせ2>
サイト管理を楽にするために体裁を変更しています。
本サイトのメインコンテンツであったSPWAWの解説記事は以下からアクセス可能です。
SPWAW解説記事一覧


<5分で調べたSPWAW界の近況>

びっくりしたことーその1「Depot リニューアル」
SPWAW界を長年牽引してきた世界最大のファンサイトSPWAW DEPOTが、昨年の4月に閉鎖、13年の歴史に幕を下ろしたようです。
と同時にDepotメンバーの一人 Falconさんが新たなサイトSPWAW DEPOTを立ち上げたようですね(笑)。
まあ、中心メンバーが入れ替わって、こじんまりした感はありますが、実質的にはリニューアルって感じですかね。
旧DEPOTの遺産は相続されているようで、今後ともがんばって欲しいところです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawdepot/

びっくりしたことーその2「砲撃要請画面ラグ解消」
マルチコアCPUが普及した頃でしょうか、ある程度以上のスペックのPCでは、砲撃要請画面で挙動がおかしくなる不具合がありましたね。
それが原因でSPWAWを離れた・・という方もおられたような記憶がありますが、どうやらこの不具合、ついに修正されたようです。
これもDEPOTメンバーのおかげみたいですね。Matrix Games 公認(というか黙認ですね)のもと 、本体ファイル MECH.EXE をいじることに成功したようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... -t277.html


というわけで、この機会にもう一度SPWAWをやってみようかな、と思われた方は次のリンクからダウンロードをどうぞ。
DEPOTで全てのファイルのホスティングも始めたようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... es-t6.html

TIGERS AT NARWA #1 Ivan Attacks!

シナリオAARの投稿
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dugong
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TIGERS AT NARWA #1 Ivan Attacks!

Post by dugong » 2006.Feb.17(Fri) 00:53

今回のAARは、
TIGERS AT NARWA Ivan Attacks!
(Design: Kevin "FlashfyreSP" McFerren)
で、再びオットー・カリウスものです。

 前回、オットー・カリウスというティーガー・エースと出会ったわけですが、今考えれ
ばミーハーにもカリウスの最も有名な戦闘を追体験しようなどとマリナーファものを
やった事が間違いの元。結局、エースと呼ばれる人間のハイライトとなる戦闘という
モノは、読物・講壇としては面白いものであったとしても、ゲーム的にはどうなのよ
(大味になる)?という事だと思います。それよりも日常的な苦闘の中にこそ、エース
と呼ばれるにいたる何かが潜んでいるのではないか?「これではイカン、やはりオッ
トー・カリウスの日常(東部戦線の日常?)を知った上で、そういうシナリオを探さね
ば!」ということで、買ってしまいました

 「ティーガー戦車隊 オットー・カリウス著 大日本絵画社」

 しかし!新宿の紀○国屋にもジュン○堂書店にも、横浜の有○堂にも、なんと下巻
しかない!!

 どういうことだ!誰が上巻買い漁っている!!

 とはいえ気を取り直し、下巻のみを購入し読み始めました(アホです。笑)。ありが
たい事に、マリナーファの戦闘はこの下巻にあったんですが、記述としてはさほど多
くない。もっと、血沸き肉踊る記述があるのかと思っていたんですが、ちょっとフェイン
ト(^_^;)。
 な〜るほど、確かにすごい戦果ではあったが、カリウスにとっては東部戦線での長
く泥沼のような日々の、ほんの一時の出来事でしかなかったんだ・・・。ということが
よ〜くわかりました。
 そう考えれば、こんなにすごい戦果の戦闘でも淡々と伝えられるカリウスって人は
恐ろしく冷静だなぁ、というのを感じてしまいます。戦場で如何に冷静でいながら、か
つ狂わないようにするのか?戦闘というのは真っ当な人間が持つ当事者意識の中で
こなしていかなければならない。結局、悪い条件に悪態をついたり、戦果の自慢な
んかしたって何かが良くなるわけではない。そんなことをしていたら東部戦線の過酷
な状況の中では次の日の自分や部下・仲間の死につながってしまう。とにかく与えら
れた条件の中でベストを尽くす。戦争というのは、上も下も気が狂った人間だけがや
っているのではなく、実にちゃんとした人間も戦争を戦っているんだなぁということがよ
くわかります。そういう人が、長く尊敬されるエースと呼ばれる(坂井三郎「大空のサ
ムライ」を呼んだときの読後感に近いものを感じました。)。ちょと、魅せられてしまい
ます。

 ということで、話が横道にそれたのですが、これから本題。
 で、下巻のみという恐ろしく中途半端なカリウスに関する情報源のなかで、目皿で
いろいろと本を読み漁っていると、マリナーファの戦闘前に、カリウスが騎士十字章
を受けるきっかけとなった戦闘があることを知りました。

 その名も「ナルヴァ!!」

 おお!!「ナバロンの要塞」みたいではないか(古〜っ)!?と、もう少し読んでいく
と、その戦果たるや無茶苦茶で、マリナーファのような不意打ちではなく、「よ〜し、や
ったるでぇ〜」と本気で攻めてくるイワン相手に3日で28輌の戦車を撃破し、その攻
撃を食止めている。すげぇー(と、結局またミーハー根性に戻ってる(笑))。
 だけど、この本読んだ中でそんな戦闘あったかぁ?と読み返すと、どうも上巻に収
録されているらしい!!!!

 ぬぁ〜っ!!誰だ、上巻を買い漁っている奴は!!

 と、ここで、もう一度気を取り直し、ではっ、と探してみましたカリウス・ナルヴァ物シ
ナリオを。ありました!!その名もTigers At Narwa シリーズ(略してTANシリーズ!
いや、焼肉屋じゃないんですから(笑))、全4シナリオ!!
 ということで、以下、本TANシリーズ第一弾のIvan Attacks!のAARを報告します。

-------------------------------------------------------------------
【諸元・設定】
1. V8.4
2. TIGERS AT NARWA −Ivan Attacks!−
3. ドイツ軍(防御側)
4. 3時間(ブリーフィングでは1時間だったのになぁ〜)
5. ☆☆★
6. Preference設定
 日本鋼豹司令部標準

【作  戦】
 では作戦立案!!の前に、のっけからロシア軍の事前砲撃の山また山。いきなり、
「農家」「廃墟1」「廃墟2」の我が拠点は弾幕に包まれた。なるほど、これがブリー
フィングにあった「ロシアの目覚まし時計」という奴か。
 一応、ロシアの目覚まし時計が終わり、ゆっくりと戦場を巡回する。おぉ〜、ブリー
フィング通りのマップだ。視界は750m(15ヘックス)程度、但し、ロシア側である「東
の嚢」への視界は、鉄道堤防とその北面の樹林でさえぎられている。
 農家&廃墟1、廃虚2の三拠点に張り付く我が歩兵小隊の多くが壊走状態に追い
込まれている。とはいえ、いきなり各拠点がもぬけの空というわけでもなく、この歩兵
の壊走状態はこちらでコントロールできそうだ。キンダーハイムの丘の東にはやはり
ブリーフィングどおり三突2輌&42式突撃榴弾砲2輌からなる突撃砲小隊が配備さ
れている。丘には150mm榴弾砲&81mm迫撃砲部隊(以降、キンダーハイム榴弾
砲部隊、FO付)。廃墟1の歩兵小隊には37mm高射砲、農家裏には20mm高射砲
が各々2門、で、今回の主役であるカリウスとケルシャーはというと・・・。

 ぬあぁ〜!!4ターン目から増援で登場となぁ〜!!何でやねん!!
   (多分すぐにエンジンがかからんのだろうなぁ〜(泣))

 とにかく、初手ッ鼻からティーガーでドカンドカンと敵を蹴散らすわけにはいかんよう
だ。最初の15〜20分(4〜6ターン)はティーガー抜きでなんとか敵を食止めねばな
らん。

 その上で、作戦立案上の問題点として以下の2つを想定してみた。

   1.どこからイワンが突っ込んでくるのか?
   2.どの程度のイワンが突っ込んでくるのか?
   3.我がほうの防衛の重心はいずこ?

 1.については、多分VHが各拠点前に点々と配置されていることから、順当にいけ
ば廃墟2南の踏み切り周辺からワラワラと押し寄せてくるんだろう。2.については、
これはもうイワンのことだから、歩兵から戦車から大量に突っ込んでくるのは間違い
ない。ブリーフィングでも連隊規模と言うことだからかなりの戦力だろう。
 3.について、こちらの戦力はというと実質的には中隊規模といかにも貧弱だ。その
上、有効な対戦車能力を持つのはほぼティーガーのみだが、そいつは遅れてきやが
る。前半は何とか相手を足止めしなくてはならない。そのためには廃墟2は一時的に
せよ捨てなければならないだろう。とはいえ、何にも抵抗せずに捨てたのでは一気に
廃墟1が抜かれてしまう。そうなっては廃虚1北のかなりポイントの高いVHも危うい。
そこまで防衛戦力を配置する余裕が無い。なんにせよ薄い防衛線なのだ。廃墟1と
廃墟2で構成される防衛線の厚みに賭けるしかない。そこで、

 1.現在、各拠点に張り付いている歩兵小隊は現状の態勢を維持。
 2.前半唯一の対戦車能力を持つ突撃砲小隊を廃墟1と廃虚2の間を射程に収め
   られる廃虚1西の樹林周辺に急派(およそ3ターン)。
 3.廃墟2の歩兵小隊(D小隊)の敵攻撃遅延活動を容易なら占めるため、また、
   三突の前線進出の時間を稼ぐため、キンダーハイム榴弾砲部隊による踏み切
   り周辺に対する間接爆撃を3ターン間実施。
 4.以降、ティーガー来援(およそ6ターン)までは、歩兵&三突&対空砲で、撃破
   ならずとも、廃虚2周辺に敵を足止めする。
 5.(コンティンジェンシープラン1)
   もし、敵勢力が廃虚2攻略と同時に、鉄道堤防を乗り越えて浸透してきた場合、
   おそらく敵は歩兵戦力が中心であろう事から、後方キンダーハイム榴弾砲部隊
   による間接砲撃により浸透を遅延ならしめ、同時に、農家・廃墟1に張り付く歩兵
   小隊火力及び42式突撃榴弾砲を敵部隊に差し向け、その浸透を抑止する。
 6.廃虚2小隊はティーガー2輌来援次第、廃虚2を放棄、後方に退却。
 7.ティーガー到来後は約15ターンまでは、敵戦車をティーガーで撃破し、敵歩兵戦
   力を高射砲、突撃榴弾砲、キンダーハイム榴弾砲部隊で漸減せしめる。
 8.15ターンを超えたところで、後方に退却した廃虚2歩兵部隊とともに、ティーガー
   廃墟2に進出。20ターンまでに廃虚2VHを奪還。
 9.(コンティンジェンシープラン2)
   逆に、レンビツ方面の踏み切りに敵勢力が押し寄せてきた場合は、1手遅れるが
   本プランをレンビツ側に振り向け適用する(要するに作戦の主方向を逆にする)。
   その分ティーガーの来援は、本プランよりも早期に実現可能。そのアドバンテー
   ジで、中盤を乗り切り、敵勢力を押し返す。

 という、作戦計画を立案した。とにかく作戦の成功は、ティーガー来援までに、どこま
でこの兵力で耐え切れるのかにかかっている。

 抜かれたらとにかくもうアウト!!

 ということで、恒例のつづく(笑)!!

 追記)一応、ブリーフィングの和訳を付けときます。和訳は相変わらずの意訳バリ
 バリです。上巻がないので本当にこの訳でよいのかどうかも検証できません
 (爆笑)。あくまで、労力の提供ですので、ノークレーム・ノーリターンでお願いいた
 しますm(__)m。

 作戦図はまた次回!!
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ナルヴァ

Post by junkers » 2006.Feb.17(Fri) 09:36

 カリウスのナルヴァでの戦闘は、カリウスとケルシャーの2台の虎で2週間(でしたっけ?)の防衛戦闘をやり遂げたというもので、宮崎駿監督がこれをモチーフに『泥まみれの虎』という漫画を描かれております。
 宮崎監督は現地にも行ってきたそうで、巻末にその記録も記載されております。漫画ではありますが、地形とかはゲームの参考になるくらい詳しく描かれていますよ。是非ご一読を。

 そういやエストニアは今住んでるところとバルト海挟んだ対岸なんだなぁ…
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ありがとうございます。

Post by dugong » 2006.Feb.17(Fri) 10:19

junkersさん

情報ありがとうございますm(__)m。まだ、陸に上がったばかりなので、なんともその
手の情報が心細いばかりなのです。大変ありがたいです。
そういえば、昔本屋で、モデル○ラフィックスかモデル○ートかどっちかを立ち読みし
たときに、宮崎駿さんのその戦車漫画を眼にしたような記憶があります。
あの方は、本当に戦車が好きなようですね。確か、世界の駄っ作機の巻末対談でその
様なことを言っていました。4号戦車改造コンテストみたいなものをやっていたとも・・・。
岡部いさく氏とも話があってたようなので、戦車に関してはあの方はオタクですね(笑)。
そういう話は、ほっとしますよね・・・。
本日、新宿方面に仕事で出張るので、ついでに捜索してみます。
junkers wrote: そういやエストニアは今住んでるところとバルト海挟んだ対岸なんだなぁ…
という事は現在junkersさんは、フィンランドorスウェーデンあたりにお住まいなのです
か?いやぁ、いいものですねこういうメディアは。その様なところにお住まいの方と、
こうやって親しくお話が出来る。私はといえば、神奈川県の片田舎です。
SPWAW等とはまったく関係ないのですが、スカンジナビア半島は死ぬまでに一度行
ってみたいところです。オーロラ・・・。大氷河・・・。こういう自然に触れると、人間の営み
なんて、すごーくちっぽけに感じられるんでしょうね。まぁ、つまんない事は気にすんな
よって!!(とか言いながら、海外旅行経験0の私です(恥))
あ、あと私ラリーなんかも好きなんですが、北欧に住むの叔母ちゃんは車運転する
ときに、平気でダブルクラッチなんかを使いこなすって言う話は本当ですか(笑)???
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Ivan Attacks! その2

Post by dugong » 2006.Feb.18(Sat) 15:18

作戦図を最後に添付しておきます。AARの参考になさってくださいm(__)m

-------------------------------------------------------------------

【戦闘経過】
《1ターン》
 ともかく、まずは「ロシアの目覚まし時計」によって壊走・退却状態に追い込まれた味方歩兵の抑圧の回復を図る。史実通りの拠点もぬけの空状態はやはり避けたい。キンダーハイム榴弾砲部隊に踏切り付近への砲撃命令を出し、所定の位置へ突撃砲を急行させる。
 敵ターン。敵歩兵部隊が踏切り上にちらほらと見え出す。やはりここからか!!キンダーハイムからの砲撃を加えていたが、その効果があったらしく敵の動きは鈍い。廃虚2のD歩兵小隊との小競り合いが始まる。MMGがことのほか効き、踏切りを超えて敵歩兵は突っ込んでこられない。

《2ターン》
 敵の間接砲撃はまだ続く。D歩兵小隊はこの砲撃を耐えながら抑圧を回復することの繰り返しだ。とはいえ、敵歩兵に対し積極的に攻撃を仕掛ける。そこへ突然の大砲音。なんと、踏切り西の鉄道堤防から塹壕化したPAKが臨機射撃してきた。う〜む。この手の戦力は想定していなかった・・・。今のところD小隊にとって大きな脅威とはなっていないので、キンダーハイムでこれを抑止する事にする。
 敵ターン。ついにT-34が3輌お目見え!予想よりも早い。踏切りの小道をグリグリと前進してくる。しかし、廃虚1の37mm高射砲でT-34に張り付いた歩兵をなぎ倒しつつ、活動を制限することが出来た。廃虚2手前で食止める。敵PAKは、キンダーハイムにより砲兵を退却させることに成功。なんとか、このまま進めばよいのだが・・・。

《3ターン》
 廃虚2に対し激しく加えられた敵砲撃によりD小隊長が壊走状態になる。しかも今度は回復に失敗。徐々に敵の圧力が強くなってくるのを感じる。廃虚2を寄切りに来るであろうT-34の行動を少しでも制限するため、高射砲で砲撃を繰り返す。一方D小隊は、先ほどT-34から払い落とした歩兵を攻撃。かなりの損害を与えて退却状態に追込む。突撃砲部隊は所定の位置についた。キンダーハイムの照準をT-34付近に微修正。
 敵ターン。キンダーハイムの砲撃。T-34に対してある程度の抑圧を与えたものの、ついでに味方に誤爆。少し近すぎた(泣)。最前線の歩兵分隊が壊走状態になる。そこへすかさずT-34が襲い掛かる。何斉射かののち先の分隊が塹壕より弾き出される。そこへ1輌のT-34が飛び込む。ついに廃虚2の拠点の一角が崩された・・・。とはいえ、キンダーハイムが効いたのか、これ以上の敵の活動は無い。少し胸をなでおろす・・・。

《4ターン》
 このままではティーガーが来るまで、廃虚2を確保し続ける事は難しそうだ。そこで、得意の作戦修正(笑)!!廃虚2へ火力を増強すべく、廃虚2を射程内に収められる廃虚1南まで突撃砲部隊を進出させる。但し、この措置はあくまでティーガーが来援するまでの時間稼ぎ。防衛の重心を廃虚2にずらすということではない。あくまで重心は廃虚2と廃虚1の間だ。廃虚2を守り切る余裕など無い。
 廃虚2では、壊走状態になっている部隊に往復ビンタ(Rキー連打)をする。が、いずれも回復失敗!!次の敵ターンはやばそう・・・。廃虚2に進出したT-34に対し、高射砲が砲撃。少しでも抑圧をあげられればよいのだが・・・。
 良い事もある。ついにティーガーの暖気(?)が完了し、カリウスとケルシャーが農家西に登場!!やっとまともに敵と対峙できる戦力が手に入った。急ぎ、東に向かわせる。しかし、敵砲撃により道路の一部がクレーター化している。戦線に加わるのは予定の6ターンより1〜2ターン後になりそうだ・・・少し不安がよぎる・・・。
 敵ターン・・・。
 とたんに不安的中!!先の作戦修正が仇に。廃虚1南に進出した、三突1輌が突然火柱を上げて吹っ飛んだ!!砲撃は廃虚1南方の鉄道堤防上のからだ!どうもPAKらしい。しかも複数の火線が確認できた。敵影は見えない。先の踏切り西のPAKといい、どうやら複数の塹壕化したPAKが鉄道堤防上にあり、樹林を縫うように廃虚1南部に射線を張り巡らしていると見てよさそうだ。重心を廃虚1南部におく今回の作戦にとって、このPAKの脅威はなんとしても除去しなければならない。幸い、犠牲になった三突の位置から逆算しておおよそのPAKの位置は特定できる。あとは如何に対戦車砲を沈黙させるか・・・。突撃砲部隊によるZ射撃やキンダーハイムも考えた。しかし、これから雲霞のごとくやってくる敵部隊に対し、これ等の部隊の残弾数を考慮した場合、実弾は出来るだけ温存しておきたい。ここは、単純に敵対戦車砲の射線を、キンダーハイムの煙幕弾によりつぶしてしまおう。幸い、予想射線付近に初期照準が2箇所ほどある。若干照準修正するだけで次ターンに煙幕は張れるだろう・・・。そんな期待をあざ笑うように、容赦なくPAKの砲弾は降り注いでくる。何とかこのターン持ってくれ、突撃砲部隊・・・。
 廃虚2でも敵に動き。ついにT-34が寄切りにかかりだした。なんとか、高射砲及び生き残りの三突でT-34をけん制するものの、高射砲は貫通力が無く、三突も移動してきたばかりなのでまったく照準が定まらず効果が無い。後続の敵歩兵一個小隊は未だ塹壕でがんばる歩兵一個分隊が抑止するものの、そのほかはことごとくT-34により壊走状態に追い込まれる。そして、あっさり廃墟2VH献上・・・。仕方が無い。2ターンほど早い献上だが、この圧力の強さからよく守ったほうだろう。しかし、これ以上進ませるわけにも行かない。廃虚2の拠点はズタズタにされたが、ティーガーが来るまでもう少しがんばってみよう・・・。

《5ターン》
 廃虚2の戦闘の結果、壊走する歩兵部隊が撒き散らした煙幕が廃虚2をもうもうと覆いつくしている。このため、廃虚2に展開するT-34を視認できるものの、ほとんどこの自ターンは何も出来ない。壊走状態にあるD小隊をなんとかPinまで回復。ティーガーを東進(未だ農家前)。敵PAK射線をふさぐためのキンダーハイムによる煙幕弾発射命令。このくらいだ・・・。小康状態だ。
 敵ターン。廃虚1南方の鉄道堤防上に異変。3輌のT-34の影が!!歩兵が来ることを予想していたのだが、戦車とは・・・。イワンの戦車は、沼を泳いでわたることが出来るのか??ぐむむ、こればっかりは煙幕弾で何とかなる代物ではない・・・。ティーガーが来るまで、コンティンジェンシー1によりキンダーハイムと突撃砲部隊で何とかするしかない。しかし、戦車は止められんよなぁ〜(泣)。とはいえ敵戦車に対して、突撃榴弾砲が臨機射撃。戦車に対して効果が無いのはわかっているが、藁にでもすがる気持ち・・・。ところがこれが功奏。T-34に張り付いた歩兵をどうやら撃破出来たようだ。
 廃虚2の敵も徐々ににじり寄ってくるが、何とか高射砲&三突で動きを鈍らせる。D小隊は・・・。よし。まだ耐えている!!歩兵って粘り強いなぁ!!
 ひと段落着いて、キンダーハイムより煙幕展開。よしこれで、何とかPAKの脅威は除去できた・・・。

《6ターン》
 やっと、三突が廃虚2側のT-34を一輌撃破!!これだけ照準を当てればさすがに撃破出来るだろう。ここで、あまり戦車に効果の無い突撃榴弾砲2輌を後方の樹林に向かわせて、後の敵歩兵の進攻に備える事にした。しかしこれが仇に・・・。今から考えれば当然のごとく、この後方に下がる突撃榴弾砲に対して全5輌のT-34の臨機射撃の雨アラレ!!ヒ〜ッ!!と唸るのもつかの間。1輌が吹っ飛んだ・・・。完全に私のミス。さっきの三突の犠牲は、高価な犠牲だったが、まだ、PAK射線網の存在を明らかにする効果があった。しかし、今回の犠牲には何も無い。浅い自分の思慮を悔いる。スマン・・・。ティーガー、未だ農家前・・・。
 敵ターン。キンダーハイムからの砲撃が廃虚2及び廃虚1南方のT-34に降りそそぐ。しかし、イワンはこれをものともせずにじり寄る。高射砲、三突、突撃榴弾砲が進攻を阻止しようとするが、いずれも跳ね返される。一方で、更に3輌のSU-76iが歩兵を伴って鉄道堤防上に姿を現す。これからの敵の攻勢の主方向はこちらか?
 D小隊の歩兵分隊が一つ、T-34に蹴散らされた・・・。小隊の中では唯一パンツァーファウストを持つ部隊だっただけに痛い。結局懐に飛び込む隙を与えてもらえなかった・・・。しかし悪いことだけでもない。廃虚2の2輌のT-34がいずれも釘付け状態になり、1輌が鉄道前の樹林まで突然退却した(何でだろう?パニック??)。チクチクと竹やりで攻撃し続けた甲斐があった・・・。

《7ターン》
 敵の間接砲撃の中、やっと、ティーガーが戦線に加わる。敵の主方向が西にずれたおかげでなんとか予定よりも1ターン遅れですんだ。で、早速廃墟1南面の鉄道堤防から進攻してきたT-34に照準を合わせる。ケルシャーが1輌を屠った!!次いでカリウスも2輌を屠る!!!すごい!!一気に鉄道堤防側の敵前面を一掃した!!カリウス、ケルシャーのEXP.は79と67で、前のマリナーファのような「エリート」や「神」ではない(笑)。恐るべし、ティーガー!!これで一気に形成は逆転。ここで、廃虚1の歩兵小隊が発砲を開始。廃虚1南方に、T-34とともに進出してきた歩兵やらティーガーに撃破されたT-34のクルーやらを次々に掃討し、退却・撃破に追い込んでいく。
 敵ターン。廃虚2に敵歩兵小隊が押し寄せてくる。なんとか一個歩兵分隊&MMG分隊が体勢を立て直していたので、臨機射撃でかなりの敵兵をなぎ倒した。しかし、矢が尽きたところで、先ほど退却したT-34も引き返してくる。数に勝る敵はMMGに火力を集中。MMG分隊がついに消し飛ぶ。廃虚2のD小隊はあと2分隊を残すのみ。それも定員を大きく割り込み、合わせて12人。D小隊後退どきか?

《8ターン》
 再び敵の砲撃が激しさを増す。廃虚1に対しかなりの砲撃が加えられる。ティーガーの前面は爆煙とクレーターだらけに。ティーガーの射線がさえぎられてしまった(こういうことがあるんだろうか??検証事項だなぁ〜。)。ティーガー前進するも射線を完全に廃虚1南面に張り巡らすことが出来ない・・・。そんな中、廃虚2で歩兵分隊ににじり寄っていたT-34を三突が砲撃。かなり、抑圧を与えていた車輌相手だけに撃破に成功(これもそういうことがあるのかどうかは不明。これも検証事項行き。)。この三突で2輌のT-34を撃破できた。こちらも2輌の突撃砲を犠牲にしたが、とりあえず、突撃砲部隊に課せられた作戦上の目標は達成できたと見てよいだろう。あとはティーガーに任せ、こちらはサポートにまわそう。廃虚2のD小隊を後退させようと思うものの、ピン以上回復させられず退けない・・・。このままではD小隊が壊滅してしまう・・・。
 敵ターン。廃虚1南面ではSU-76iが3輌とその後を追ってT-34一輌が、ティーガーの射線を縫うように前進してくる。廃虚1の37mm高射砲に対する、Su-76i&T-34の攻撃が激しくなった。何人かの砲兵と牽引車輌が犠牲になる・・・。
 完全に敵の矛先は、廃虚2から廃虚1に移っている。廃虚2で8ターンまでもたせたのは、確かに上出来だ。とはいえ、これからがこの防衛作戦の正念場だ。キンダーハイムから鉄道堤防付近に対する砲音を聞きながら、気を引き締める・・・。目の前で敵歩兵がなぎ倒されていく光景が目に焼きつく・・・・。

-------------------------------------------------------------------
以下、次回に続く。

もう、あきらめてくださいm(__)m。
こんなのしか書けません(笑)

PS)
junkersさん

「泥まみれの虎」購入しました。
あぁ、最初からこれ買っとけば良かった・・・。
PAK、やっぱりここにいるんですね・・・(笑)。

しかし、未だ、ティーガー戦車隊 上巻 手に入らず(苦笑)。
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Ivan Attacks! その3

Post by dugong » 2006.Feb.20(Mon) 07:48

 最後です。かなり長いですが、よろしくお付き合いのほどをm(__)m
-------------------------------------------------------------------
《9ターン》
 ティーガーを東進させ、まずは廃墟1南面への射界を確保。すぐに、射界上のSU-76i 2輌に対し砲撃を開始。ケルシャー、1輌撃破。カリウス、1輌を放棄へと追い込む。廃虚1の歩兵小隊で残る歩兵&戦車兵を掃討する。8ターンと同じこのパターンは有効に機能している。しばらくは、これの繰り返しだろう。この間に三突を後退させる。
 一方廃虚2では、歩兵が退却時に撒き散らした煙幕の影に隠れてT-34が踏ん張っている。このT-34は廃墟1にとって脅威になりつつある。事実、このT-34からの砲撃により、廃虚1の高射砲部隊の砲兵が徐々に削られだしている。しかし、これを排除するにはティーガーをかなり東進させなければならない。南からの攻勢が強まる今はしばらく放っておくしかない。
 敵ターン。鉄道堤防ルートからの圧力が更に強まり、T-34 2輌とSU-76M 1輌、1個歩兵小隊(3分隊)が北進してくる。ティーガーの臨機射撃は功奏せず。廃虚1からの臨機射撃で敵歩兵を掃討するのみ。敵の廃虚1に対する攻撃も激しくなってきた。
 廃虚2には1個歩兵小隊が進攻してくる。何とかD小隊2個分隊と高射砲で抑える・・・。

《10ターン》
 ケルシャーが飛び出したSU-76iを撃破。しかし、あとはT-34 、SU-76M各1輌にダメージを与えたのみ。しかも、ケルシャーがT-34の臨機で足回りにダメージを受ける。やはり、無傷とはいかない。後続にSU-76M 2輌と歩兵小隊がやや西よりを北上している。西への圧力が強くなっている。そこで、後退させた三突を爆煙に隠れて西寄りに前進・牽制させようとしたとたん・・・。しまった!一輌のT-34の射界が通っていた!臨機により三突あえなく消し飛ぶ。再度ミス(泣)。しかし、爆煙の射界制限は読みづらい・・・(怒震)。とにかく、三突ゴメン・・・。突撃砲部隊には謝ってばかり・・・(哀涙)。
 更に廃虚2でもミス。先ほどのT-34&歩兵小隊の猛攻を受けきった2個歩兵分隊のうち1つが回復に成功したので、塹壕に戻ろうとしたところ・・・、当然、敵臨機の雨アラレ・・・。兵力が減っていたため簡単に消し飛ぶ・・・。自分の間抜けさに腹が立つ(再怒)。このターンはいいところなし。今後の自分の采配が不安になる・・。
 堤防北の歩兵にキンダーハイムの照準を調整する。かなり残弾数が怪しくなっている。81mm迫撃砲はこれが最後。ここからはかなり慎重に砲撃せざるを得ない。
 敵ターン。鉄道堤防ルートのT-34が高射砲に射撃。返す刀でケルシャーが臨機。張り付く歩兵ごと放棄に追い込む。またも別のT-34突進。今度はカリウスが撃破。同じところにSU-76M突っ込む!撃破!さらにSU-76M!!撃破(笑)!!しかし、こちらの矢も尽きたところで、最後のT-34&SU-76Mが突進してくる。この突進を止められる対装甲火力がもう無い。敵の砲撃は何とかかわせたが、ケルシャーの3ヘックス手前までT-34の進出を許してしまう。更に西に歩兵小隊が北上してくる。これは、生き残りの突撃榴弾砲で抑える。これ以上敵が増えなければ、何とか押さえ込めるだろう。しかし、敵の攻撃も分厚い・・・。
 廃虚2では、D小隊の最後の分隊に対する攻撃が続く。もう抑圧が90を超えているはず。よく消滅せずにいられるものだ。「兵器は限界を超える事はできないが、人は時として限界を超えることがある。」と何かで書いていたが、まさにその通りの光景を見ているようだ。しかしこの分隊にとっては、この限界の超越は破滅の方向にしか向かっていない。現実であれば、まさに阿鼻叫喚の惨状なのだろう。ゴメン・・。どうしてやることも出来ん(滲涙)。
 敵ターン終盤、キンダーハイムからの砲撃が届く。多くの敵兵をなぎ倒していく。この砲撃はかなり有効だが、残弾数は少ない。あと、2ターンというところか・・・。

《11ターン》
 ケルシャーが突進してきたT-34と至近距離で打ち合った末、撃破。カリウスも、後に続くSU-73Mを撃破した。視界内の敵装甲車輌はほぼ駆逐した。移動力の残るカリウスをわずかに東進させる。途端、南方より大砲音!!KV-85だ!!何とか外れる。さらに、SU-152の大砲音!!これも外れる。横っ腹見せて進んでいただけに冷や汗。油断もすきも無い。良く見ると、鉄道堤防上にKV-85 1輌、堤防北にSU-152 2輌が展開している。かなりの対装甲火力をもつ部隊が現れた。しかし、でかい。ヘックスはみだしてる。見るだけでドキドキする・・・。こちらはもう主砲を撃つ機会が無いので、この敵部隊に対して一応食事の角度を取っておく。西寄りの歩兵にキンダーハイムの照準修正をしてターン終了。
 敵ターン。にわかに戦局が激しさを増す。堤防上に新手のKV-85が現れる。カリウス、臨機するものの外す。SU-152前進。カリウス臨機、命中!!張り付いていた歩兵ごと撃破!!カリウスに対しKV-85の砲撃が集中。一弾命中!!砲塔にダメージ、同軸機銃が使えなくなる。幸い主砲は無事。その後カリウスに対し、歩兵の攻撃集中。竹やりなのでダメージは無いが、抑圧は上昇しているだろう。SU-152、廃虚1の歩兵に砲撃。うわっ!一気に三人失った。恐るべき破壊力。しかし、そのSU-152も一つ前進してきたところで、ケルシャーの射界に。すかさずケルシャー臨機!撃破!!突然、カリウスの南150mに歩兵小隊が姿を現す。歩兵と突撃榴弾砲で臨機。進攻を止める。堤防上のKV-85 1輌、姿を消す・・・。
 キンダーハイムの砲撃。多くの敵兵を退却に追い込む。一進一退の攻防が続く・・・。

《12ターン》
 カリウス、回復を図ったあと堤防上に残るKV-85を砲撃・・・撃破!そのとき、SU-76iからの臨機!何!? SU-76iは全て屠ったはずでは?なんと、9ターン初めに放棄に追い込んだSU-76iが息を吹き返した!!即、ケルシャーが砲撃。命中するも、砲塔にダメージのみ。イワンしぶとい!!その他の味方火力は、全てカリウスの南150mの歩兵小隊に集中。壊走状態に追い込む。その最中、高射砲に対して廃虚2よりT-34の臨機!牽引車が撃破される!このT-34といいSU-76iといい、本当にイワンはしぶとい。また、壊走した歩兵の煙幕のせいでケルシャーの射界が著しく阻害される。射界の上ではケルシャーとカリウスが分断されてしまった。堤防北側に、先ほど姿を消したKV-85と新手のT-34を発見する。キンダーハイムは敵歩兵が潜んでいそうな場所に照準を合わせる。あと3部隊しか砲撃できない。
 敵ターン。堤防側のT-34が突撃。カリウスが臨機・・・しかし外す。これにあわせるように、多数の歩兵部隊が廃虚2と堤防の間から続々出現。これ等には廃虚1の歩兵が臨機で対応。一方西側でも敵歩兵小隊が分散して進攻してくる。特に、ケルシャーの南西150mに突然出現した分隊が危険。廃虚1&農家の歩兵、突撃榴弾砲で迎え撃つ。廃虚1のMMGが一気に敵歩兵3人をなぎ倒す。しかし敵は退かない。T-34再び前進。ケルシャーの射界に入る。ケルシャー砲撃・・・撃破!!突然、東で砲音。廃虚2のT-34がまたしてもに高射砲を攻撃し、砲兵が再び削られる。今度は、堤防側KV-85が廃虚1の歩兵を砲撃し、二人がなぎ倒される。カリウスに対して敵MMGが掃射!竹やりだ。しかし、しつこい。更にカリウスに対し、蘇生したSU-76iから砲撃。命中するも弾く!ケルシャーの視界に一人編成の部隊出現。FO??なんでこんなところに!!敵はついに総攻撃か???そう考えれば、この、全線に渡る激しい圧力も理解できる!!そこへキンダーハイムからの砲撃。少しずれている。いかん、貴重な砲弾を無駄に使ってしまった・・・。

《13ターン》
 開始早々、敵の一大弾幕。廃虚1のいくつかの部隊が壊走状態。急ぎ回復を図るが高射砲部隊が正気に戻らない。
 カリウス、まずKV-85を砲撃・・・撃破!!続いてあのしぶといSU-76iを砲撃・・・撃破!!!よし、これで敵の装甲戦力は廃虚2のT-34だけだろう・・・。西側歩兵小隊に対し廃虚1&突撃榴弾砲&ケルシャーの火力集中。次々と敵兵をなぎ倒し退却させる。廃虚2のT-34を駆逐するためカリウス東進。同時にT-34臨機!命中!弾く!!ここで高射砲、抑圧のためT-34に砲撃。しかし倍返し。砲兵を更に一人削られる。多分ここの砲兵あと2人・・・(泣)。カリウスが発見した歩兵に対して機銃掃射。一部隊消滅に成功。ここでD小隊の残存分隊抑圧回復!!戦線に加わる。カリウスが発見した別の歩兵に射撃。しかし、ここでも倍返し!!早速一人削られて退却。スマンッッ!!無理させてぇ〜!!
 ここで、作戦には無いが、東隣の師団の1個歩兵小隊を廃虚2奪還のため借り受ける事にする。こちらのほうから迂回して敵が来ることももう無かろう。何とか20ターンに間に合うか?
 ひと段落着いたところで、敵陣を見回すと・・敵のHQまで出張ってきている!これはもう本格的に総攻撃だ。キンダーハイムの残りの砲弾をこれ等の敵歩兵に全て差し向ける。
 敵ターン。なおも、敵3個小隊程度(ほとんどの分隊が定員の半分程度)が前進してくる。高射砲&歩兵で臨機、敵前進を抑止する。そこへ、鉄道堤防上から大砲音!忘れたころのPAK!!D小隊の最後の分隊がついに消し飛ぶ!!D小隊はこれで壊滅・・・。私のミスだ・・・。敵PAKの射界を消しきれていなかったとは・・・不覚・・。位置からしてカリウスもその射界に入っていそうだ。煙幕を張れるまでは行動に注意をしよう。と言ってる先から、踏切付近からカリウスの射界内にSU-152が飛び込んで来る。まだいるか!!と、カリウス臨機!!SU-152に張り付く歩兵を撃破!!SU-152の動き一応とまる。心臓に悪い!あのデカ物!!廃墟2のT-34が高射砲に発砲。カリウスすかさず臨機・・・撃破!!やっと、うるさい蝿を叩いた。しかし、敵PAKからカリウスに対する砲撃。2発命中!!貫通力から見て、かなりきわどい。何とかせねば・・。
 キンダーハイムからの砲撃が敵歩兵に降り注ぐ。かなりの歩兵をなぎ倒す事に成功。キンダーハイムからの実弾支援はこれが最後だ。

《14ターン》
 まず、カリウスによるSU-152砲撃・・・撃破。PAKの動きが無いので、この場で待機。突撃榴弾砲前進。西側から敵歩兵を絞り込む。歩兵分隊複数発見。突撃砲とケルシャーで追い立てる。歩兵部隊も敵歩兵に対し射撃。敵2分隊が煙幕を張りながら退却。煙幕でカリウスに対するPAKの射線も消える。東の歩兵小隊、廃虚2へ前進。
 敵ターン。敵もしぶとい。なおも北上してくる。しかし、突撃榴弾砲&ケルシャー&カリウスの臨機でことごとく押し返す。

《15ターン》
 更に突撃榴弾砲&ケルシャー&カリウス&高射砲で敵を追い立てる。最中、突撃榴弾砲に対し敵PAKが臨機!少々西寄りにずれていたので、射線が通ってしまった。そして命中・・移動不能に・・・。またミスだ・・。自分の迂闊さを呪う・・。キンダーハイムに急遽煙幕の要請。このターンに廃虚2へティーガーが向かう予定だが、東の歩兵小隊の動きが遅いので次ターンにカリウスを動かす事にする。
 敵ターン。しぶとくイワン北上。しかし、同じことの繰り返し。ことごとく押し返す。先ほど要請したキンダーハイムからの煙幕が届く・・・。

《16ターン》
 カリウス、廃虚2VH奪還のため100m東進。クレーターのため、道らしい道はほとんど無い。この調子だと20ターンでギリギリ奪回だ。廃虚2の1分隊を駆逐。突撃榴弾砲&ケルシャーは廃虚1南部の敵歩兵を追い立てる。敵の抵抗らしい抵抗は無い。東の歩兵小隊廃墟2へ前進。
 敵ターン。イワンの○○の如く同じことの繰り返し。敵は北上してくる。しかし押し返す。はぁ、つかれた・・。と思っているところへ、大砲音!!カリウスが57mmPAKに狙い撃ちされている。1発・・2発・・3発・・4発!!全弾命中!!かろうじて全て跳ね返すが、かなり抑圧があがったことは間違いない・・・。よ〜く見ると一箇所だけ鉄道堤防上に視線が抜けている・・・。終盤に来て不注意連発・・・だ・・・。次のターン、カリウスがティーガーを捨てないことだけを祈る。

《17ターン》
 追い討ちをかけるように敵の激しい砲撃がティーガー2輌の上に降り注ぐ!まだ撃てるのか、イワン・・・。そして、最も心配した事態が起こった!この砲撃で、カリウスがついにティーガーを乗り捨てた!!こんなところで裸で降りるとは・・・。しかも、廃虚2のVH奪還は難しい状況になった。東からの歩兵小隊の前進は、少しでも抵抗を受ければ間に合わん。なんにせよカリウス及びクルーを無事に戦場から遠ざけねば・・・。しかし、カリウスは壊走状態。今は回復も図れない。急いで、キンダーハイムに敵PAK射線に煙幕を要請。とても廃虚2奪還などと言っている場合ではなくなった。
 気がつくと、ケルシャーの100m手前に敵歩兵がいる。ぬぁ〜!!しつこい!!ケルシャー&廃虚1歩兵が攻撃し退却させるが、よりによって、カリウスのほうへ近づいていく・・。これはもう消し飛ばすしかない。効率が悪いとわかりながらも追い討ち。ようやく消滅。それにしても油断していた・・・。東の小隊を廃虚2に向かわせるが、間に合うか?
 敵ターン。さらに敵歩兵はにじり寄る。そしてケルシャーの頭越しに廃虚1の歩兵を狙ってくる。しかも、見えない敵からの射撃も加わる。一体何部隊潜んでいるんだ??徐々に味方歩兵が押されだす。1個分隊がついに退却状態に追い込まれ、塹壕を飛び出す。廃虚2では東からの歩兵の前進に気づいた敵歩兵が小競り合いを仕掛けた。まずい、これでは20ターンまでの奪還は難しい・・。遅れるようにキンダーハイムからの煙幕が空しく届く。このままでは、廃虚1のVHも危うい・・・。

《18ターン》
 再び敵の砲撃が降り注ぐ。歩兵&砲兵がどんどん意識を失う。そして往復ビンタ。高射砲は意識が戻らない・・・。カリウスはようやく壊走状態を脱したものの釘付け。ケルシャーは目の前にいる敵歩兵を蹴散らすが、一歩も進めない。東からの歩兵は、廃虚2に居座る歩兵を全て退却に追い込んだが、あと2ターンで廃虚2に到達するのは絶望的だ・・。
 敵ターン。更に敵がにじり寄る。また廃虚1の分隊が退却状態に追い込まれる。見えない敵の射撃も続く。そしてついに敵は廃虚1のVH100m南にまで近づく・・・。

《19ターン》
 恒例の敵砲撃。廃虚1付近はもう原型をとどめていない。歩兵が次々と倒れていく。カリウスもまた壊走状態。VHの目の前まで来た敵にとにかく振り向けられる火力を集中させ壊走させる。廃虚2に向かう部隊も前進するものの動きは遅い。
 敵ターン。イワン、VHに向かってにじり寄ってくる。壊走状態の廃虚1歩兵に対して攻撃。ついに味方一個分隊が消し飛ぶ。本当にやばい! VH150m手前まで寄せられる。移動不能の突撃榴弾砲に歩兵からの射撃が続く。旋回砲塔ではないのでまともな反撃ができない。竹やりも積もれば・・・ついに突撃砲クルー飛び出してしまう!ひぃ〜!!

《20ターン》
 東の小隊に敵砲撃が降り注ぐ・・・。これで、完全に廃虚2のVH奪還の目は無くなる。いくつかの敵部隊を退けるものの、煙幕を張りながら退却するため、ケルシャーの射界がさえぎられる。そして、臨機により小隊が後退させられる。
 敵ターン。更に敵、にじり寄る。こちらは歩兵から高射砲から総動員。ケルシャーは射線が通らない・・・。いくつかの部隊を蒸発させるが、こちらも歩兵や突撃砲クルーを数人倒される。それでも何とかVHを守りきる・・・・・・。しかし、未だ戦いの真っ只中・・・。

【戦果】
 Germany/SovietUnion = MV/MD
 Score: 5577 / 1293
 Men : 103/ 479
 APCS : 3 / 0
 AFVS : 3 / 21

【感想】
 かなりグシャグシャしたAARになってしまったのですが、それほどの息もつかせぬ攻防だったことが雰囲気として伝えられれば良しとしました(勝手にしました(笑))。
 まぁ、とにかく疲れたの一言。かなり心に痛い戦闘でした(入れ込みすぎ??笑)。
 本当にD小隊と突撃砲部隊には色々と教えてもらいました。
 私のミスが連発し何度か窮地に立たされたものの、最初はD小隊と突撃砲部隊の奮闘に、次はカリウスとケルシャーの強さに、最後は時間に助けられたようなものです。
 最後のシーンを見ていただければわかるように、かなりきわどいものでした。多分スコア的には廃虚1のVHを取られても何とかMVは維持できたと思うのですが、おそらくここを取られていたら、気持ち的には負けていたでしょう。あと数ターンあるとやばかったかもしれません。
 多分、2回目は最初から対戦車砲を煙幕で十分に無力化すると思うので、まずDVは可能だと思うのですが、今回ほどは面白くやれないと思います。なのでもうやりません(笑)。
 それにしても、イワンは粘り強い。イワン・アタックの名に恥じません。ひょっとしたら「ウラー」といって突っ込んできていたかもしれません。
 そして「砲兵は戦場の神」でした(笑)。多くの敵をなぎ倒し、そして多くの味方がなぎ倒されました。ごらんのように、最後は美しいレンビツ村を、これまた美しい?月の世界に変えてしまいました。天地創造です。

 戦術的な反省点は多々あり大変苦戦したものの、それは一応、私の技量の問題としてとどめ(笑)、ここでは、シナリオとしてはかなり面白かったことだけを個人的意見として伝えたいと思います。ブリーフィングにもあるように確かに史実から考えると、かなり手が加えられているとは思うのですが、カリウスの活躍がどうのこうのではなく、東部戦線の日常というものを十分堪能できたと思います。その辺で、マリナーファよりもかなり好感がもてました。決して重量級シナリオではないものの、ゲームとしては良く練られた、「最後まで気ぃ緩めるな〜!!」というデザイナー” Flashfyre”様の迫力を、ひしひしと感じました。

 まぁ、なんにせよ、初心者の意見ですからあくまで参考と言うことで・・・。

-------------------------------------------------------------------

PS)
 GoogleのサービスにGoogleMap(Googleのロゴの下に「ローカル」というメニューがあるので、これをクリック!!)というものがあります(無料です。)。世界中の様々な場所を衛星画像で見ることが出来るのですが、是非、このエトルリアのレンビツ村を訪ねてみてください。多少ボケていますが、「キンダーハイムの丘」や「鉄道堤防」、「農家〜廃虚2〜踏切の小道」の現在を見ることが出来ます。60年以上経過していますが結構はっきりと残っています。junkersさんから教えてもらった「泥まみれの虎」という宮崎駿氏のマンガでも宮崎駿氏がレンビツを訪ねておられますが、お金をかけず手軽にその様な戦場を巡った気持ちになれます(笑)。このレンビツだけでなく、皆さんのお好きなシナリオのモデルになった場所を訪ねてみるのも一興と思いますのでご紹介させていただきました。いや、私は別にGoogleの関係者ではありませんが・・・(笑)。
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激戦!

Post by junkers » 2006.Feb.22(Wed) 22:48

 カリウスの戦記や宮崎駿氏の著作を読むと、ナルヴァでの主な敵はT34とKV-1だったようですが、このシナリオではSU-152なんかも出てくるのですね。(乗員離脱で)仕留めたと思った敵戦車が復活するのは、なんだか損をした気分になるので、私は見つけ次第偵察兵などを放棄車両にスタックさせて破壊しています。

 私が今出向しているのはスウェーデンの方ですが、今どきダブルクラッチを使う車はあるのでしょうか!?私の愛車FIAT500はダブルクラッチが必要ですけど…
 あ、トラックやバスの運転手にも女性は沢山います。男女同権の国ですから。トラックはダブルクラッチなのかな?
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Re: 激戦!

Post by dugong » 2006.Feb.23(Thu) 13:32

junkersさま
junkers wrote: ナルヴァでの主な敵はT34とKV-1だったようですが、このシナリオではSU-152なんかも出てくるのですね。(乗員離脱で)仕留めたと思った敵戦車が復活するのは、なんだか損をした気分になるので、私は見つけ次第偵察兵などを放棄車両にスタックさせて破壊しています。
 多分、ゲームバランスを考えての車種の変更だと思うのですが、それにしても、心臓に悪い奴らです。SU-152とKV-85というのは。見るからに威圧感ありすぎです(笑)。
junkers wrote: (乗員離脱で)仕留めたと思った敵戦車が復活するのは、なんだか損をした気分になるので、私は見つけ次第偵察兵などを放棄車両にスタックさせて破壊しています。
 なるほど〜。今度、試してみます。私はというと、余裕があれば、出来るだけ戦場に残っている敵クルーを、プチプチとつぶしておりました。乗り捨てた車輌のほうを破壊するほうが効率的ですね・・・。
 但し、今回のシナリオではその様なことをする時間も部隊も多分ありませんでしたね(笑)。とてもそこまで無事に行き着けない・・・(まず、途中で血祭りです(笑))。
junkers wrote: 私が今出向しているのはスウェーデンの方ですが、今どきダブルクラッチを使う車はあるのでしょうか!?私の愛車FIAT500はダブルクラッチが必要ですけど…
 そうですね〜。いまどき、ダブルクラッチは無用でしょうね。私が聞いたのも学生時代ですからね〜(古〜)。
 ところで、チンクエチェントっすか〜。ルパンですね〜。いいですね〜。エンスー入ってますね〜(羨)。私は前までプジョー106S16だったんですが、娘が生まれた時点で、マツ○・○レマシー、コラムシフトATに買替させられました(T_T)/~~~。
 でも、いつかはアルピーヌ・ルノーA110を!!です!!

 あ、そういえば、ルノー戦車モノのシナリオ、探してみよっと・・。m(__)m
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Post by sato » 2006.Mar.02(Thu) 11:05

やってみました。
http://www.wargamer.com/gamesdepot/details.asp?sid=3873
これはイイ!
ご紹介いただきありがとうございました。 :wink:

で、作戦はですね、下記のような具合であります。
現在の防衛線を後退させまして、農家とその右側にある木立のあたりにまで防衛ラインを下げることにしました。おそらく現有戦力ではソ連軍戦車にほとんど対抗できないのではないかと思い、虎が到着するまで接敵をできるだけ避けようという考えからであります。よって廃墟1および2のD、E小隊は現在地を放棄して一時退避させることにしました。4両の突撃砲部隊は廃墟1の背後、Polder地形のむこうにある木立に展開させました。
廃墟1にありました2門の37mm対空砲は農家と廃墟1の中間地点にある道路わきの木立に再配置です。
主戦線右側のN、O小隊は廃墟2へ向かって移動させました。後半にチャンスがあれば廃墟2を再奪取しようという意図です。

最終的には廃墟1および2のVHを再び確保して戦線を維持することができましたが、2両の虎に関してはまったくもってダメダメな結果となりました。
ケルシャーの車両は、農家から廃墟1へ向かう道路のすぐ横で泥にはまり込んで動けなくなり、脳内でダブルクラッチを試みましたが効果はありませんでした。 :smile:
カリウスはというと、廃墟1手前まで進出したSU-152に撃破され、脱出した乗員はその後の激しい砲撃で消散。彼は勲章の名誉を受けることなく、東部戦線の日常の中で猛烈な死を遂げることとなってしまいました。残念! :cool:

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さすが!!

Post by dugong » 2006.Mar.03(Fri) 11:10

サトさん>

廃虚2の奪還!!さすがです!! :cheers

東の2小隊や、西のレンビツ&農家の小隊を動かす事は、どこからイワンが突っ込んでくるのかわからない状態では、なかなか勇気がいると思います。
でも、東についてはVH設定がないのだから、ここには攻めてこないと考えて、思い切って序盤から動かすのも手ではありますね!!

あと、戦線を一度後退させるのも、やはり一手だなぁ〜、と。
私も考えたのですが、結局、廃虚で抑え切れんものは、木立でも抑え切れん!!という、経験未熟な指揮官の弱気から、その手は私には選択できませんでした。多分、歩兵を使う技量に対する自分自身の信頼感の差が、そのまま作戦の選択に差になるのでしょうね(私は未だに歩兵の用兵について、自分が信用できません(笑)。)。

それにしても、敵戦車に対する最高にして唯一の戦力であるティーガー2輌が、その様に窮地に立ちながらも、廃虚を奪還するのはさすがです!!あの泥を泳いでわたってくる戦車群との戦闘を経験した者として、本当にそう思いますm(__)m。

脳内だぶるくらっち!! :D
42式突撃榴弾砲が移動不能になったとき、私も必死でやりました!!! :oops:
この辺の、肉体感覚が、このSPWAWのすごいところですね!!

最後に、美しいレンビツ村で見事に蒸発された、カリウス少尉に心から哀悼の意を表したいと思います(笑)。って!!カリウスさん、確かまだご存命なのですよね〜!!やばい!!m(__)m m(__)m m(__)m m(__)m
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Post by sato » 2006.Mar.03(Fri) 12:24

dugongさん

いやあ、このシナリオは面白いですね。緊張感バツグンです。
dugongさんのシナリオ・チョイスのセンスもバツグンです。 :cool:

東の2個小隊を動かしたのは、ご指摘のようにVHの設定がなかったからであります。廃墟2まで時間的に間に合うかどうかドキドキでありました。途中何度も砲撃で足止めされて冷や冷やでありました。 :oops:

レンビツの小隊も移動させたかったのですが、VHがあったことと、ここを一気に抜かれるとキンダーハイムの丘へ一直線だったので、自重しました。唯一中隊長ユニットを農家方面へ向かわせました。少しでも回復支援に役立てばいいなあというわずかな期待を込めてであります。ですが、もしここが主戦場になったとしたら、すごく後悔したでしょうね。 :smile:

戦線を後退させたのは、dugongさんが訳してくださったブリーフィングに、
「10時直前、少数の歩兵が私を乗り越える勢いで西に向かって走ってきた。そして37mm対空砲も12t牽引車に引かれてやってきた。その後も20〜30人の兵士が武器も何も持たずに退避してきた・・・。」
と、ありましたので、それの再現といいますか、雰囲気倍増を狙った欲張りなものでした。結果的にそれが幸いし、反撃する戦力を残すことができましたが、終始砲撃を受けながらの戦闘で、dugongさんのAARと同様に厳しい戦いを強いられています。 :sad:

反撃に成功したのは、キンダーハイム部隊と迫撃砲の弾薬が残っていたからだと思います。逆に、序盤に激しく押し込まれたのは、砲弾をケチったせいでソ連軍の前進を遅らせることができなかったともいえますので、私のこの選択は微妙かもしれませんね。 :neutral:

dugongさんは、カリウスを失うことなく戦線を維持されました。その見事な戦いぶり、もうすでにベテランの域ですね。 PDT_Armataz_01_34
そうなんですよ。ここが重要です。このシナリオはカリウスが主役でしょうから、カリウスの死によるプレイヤーのダメージはとても大きいと思いますです。ハイ。 :wink:

しかし、作者のFlashfyreSP氏はさすがですね。Reactionのコントロールで断続的なソ連軍の攻撃をうまく再現されてますし、移動経路の指示をしていないので、VHの支配によっては、ソ連軍の攻撃目標が流動的になるように作られているようです。ケルシャーとカリウスの能力を低く抑えているところも好感が持てます。 :cool:

dugongさんの次のシナリオはいったい何でしょう。楽しみです。 :salut

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ありがとうございます。

Post by dugong » 2006.Mar.11(Sat) 09:43

サトさん>
過分のお褒めのお言葉。
ありがとうございます。

シナリオチョイス、ベテランの域については、ラッキーだったと自覚しているのでかなり同意しかねるのですが、FlashfyreSP氏の、このシナリオの良さには激しく同意するものです(ウンウン)。

キャンペーンをまだやった事がないのですが、SPWAWというのはシナリオだけでも十分楽しめますね。でもって、SPWAW Depotなんか行くと、どんどん新しいシナリオが出来ていますから、キャンペーンをやっている暇がない(笑)。未整理のシナリオがどんどんたまる一方です(爆笑)。
一種、やり逃げのような感じで、シナリオを楽しむのもいいものです。ちょっと、今までのゲームで、自軍を育てるという行為に飽きが来ていたので、このシナリオをやる手軽さは私にちょうど良い感じです。

ここのところ自分の仕事が年度末の繁忙期を迎えたり、確定申告をやったりでバタバタしているので、なかなかSPWAWをプレイできずにいるのですが、そろそろ落ち着いてきたので、次のシナリオに取り掛かろうかと思ってます。多分TANの続きになろうかと思います。

それまで、AAR報告はお待ちください。とはいえ、面白いものになるのか、参考になるものになるのかどうかは、これまた、初心者の幸運に頼るのみです(爆笑)。

PS
SPWAW Depotすごい事になってますね!!!
WBW氏のお声がかりではないですか!!
The First Attack! - 1941 ダウンロードしてやってみようとしたのですが、上陸用舟艇が見えた時点で、フリーズしてしまいました(笑)。もう少し歩兵戦の腕を上げてから、血の風呂につかろうと思います(爆笑)。
それにしてもNor閣下に早くお会いしたいものですm(__)m。
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Post by sato » 2006.Mar.11(Sat) 18:02

dugongさん こんにちは

のんびりまったり、いつまででもお待ち申し上げます。AAR。 :cool:

WBW先生のコメントには驚きました。
さすがNor司令官殿の作だなあと。シナリオのテーマがいいですしね。
Mau Fox氏のコメントもイカシていました。「Bloodbath」とはまさにその通りですね。 :wink:


わたしはTANシリーズの3面目まで進みましたが、どうもケルシャーとの相性が悪いようです。
毎回泥にはまって移動不能になっています。 :?

サト

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