日本鋼豹司令部

1. v8.3
2. 314 End at Budapest（ブダペスト1945）
3. 3時間
4. ハンガリー
5. 難易度　3/5
6. 司令部標準
1945年1月9日0700時　ブダペスト東部　有効視界12　ターン16　遭遇戦

【前フリ】
　ヨーロッパ最後のドイツ同盟国となったハンガリー。その首都ブダペストに裏切り者ルーマニア軍が迫る。首都を守るのはノルウェーおよびハンガリー人のSS師団とあるので、ノルトラントかヴィーキングでしょうか。さらにハンガリーSS騎兵も登場。フロリアン・ガイアーやマリア・テレジアなどでしょう。どっちにしても義勇師団なのでSSといっても強くはないことは確か。中核戦力は、歩兵1個中隊と81mm迫8門。装甲戦力は38MトルディーIIa軽戦車、40/43MズリーニィII、44MズリーニィIといったハンガリーのオリジナル兵器とドイツ軍の4号H。増援でSS騎兵1個中隊が登場します。

【戦闘経過】
　ベルリン広場、ムッソリーニ広場、A・ヒトラー・プラザという地名が並ぶ大市街マップ。ちょっとうんざりするが、ユニットがそれほど多くないこともあって序盤はサクサクと進む。しかし交戦が始まると操作が面倒になってもいいからもっと歩兵を！となっていく。敵ルーマニア兵もそれほど強くないが、戦車は4号J型を擁しているのでズリーニィで対抗するのは苦戦する。どちらもドイツ軍の遺産が主力兵器というのが何だか悲しい。

　中盤は1ブロックを争う一進一退の市街戦。迫撃砲をフル活用して地味に戦うがやや押され気味。騎兵中隊の増援が登場すると一気に楽になる。戦線の隙間を埋めて体勢を整えたら反撃に移る。敵装甲部隊を片づけたら勝利は目前。実に定石通りの展開で目新しいことは何もない。そのまま一気に押し切って13ターンで完勝。

【結果】
スコア　5716：375（DV）
ハ損害：Men56、AFV2
ル損害：Men416、Art4、AFV15

【感想】
　ハンガリーとルーマニアの戦い、トルディ、ズリーニィ、SS義勇騎兵師団マリア・テレジアなんていう名前に燃えられる人にはオススメ。ゲームそのものは難易度の低い市街戦。両軍とも経験・士気50〜60台のユニットメインで争うので、組織的に戦うことが重要。ズリーニィなんかは照準が狂ってるんじゃないかと思うくらい全く弾が当たりません。街路に隠れて待ち伏せして至近距離で仕留めるのがベストでしょう。両陣営プレイ可ですが、SS騎兵がやや強い分ハンガリー有利のようです。