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THE RZHEV AIRBORNE OPERATION

Posted: 2005.Jun.10(Fri) 18:13
by victorinox
1. v8.3
2. 271 The Rzhev Airborne Operation
3. 二時間
4. ソ連
5. 難易度 ☆☆☆★
6. C&C オフ
ソ連、ルジェフ 1942年2月19日0700時 視界:7 ターン:16 サイズ:大 Advance

[作戦]
まずはじっくりマップをみる。
マップ左寄りに二つの村が北と南にあり、それぞれ大量のVHが内外にある。それぞれを北方戦区と南方戦区と名づけます。VHはどれも中立です。おそらく村の付近での遭遇戦になるのかと思われます。それぞれ大体EOB200ほどのようです。

こちらの戦力は二個中隊弱の空挺部隊に銃機関銃小隊とATR小隊と軽迫撃砲(口径50mm)小隊、さらにFOが各中隊を支援しています。おまけに迫撃砲はすべてAmmo Canisterに隣接しているので「撃ちまくっていいよ」ということでしょうか。ありがたく使わせてもらう予定です。砲兵陣地以外にもAmmo Canisterはところどころに落ちてます。この規模の空挺部隊にしては充実していると言っていいでしょう。やけにPTRD ATRが多いのが気になります。そのうち装甲部隊に蹂躙されるのでしょうか。装甲車程度ならよいのですが・・・プレイノートには村の一部のVHを確保するだけでも勝利できます見たいな事を言ってたので覚悟しておくべきですね。

とにかく村に突入して有利な地形を確保しなければなりません。相手側の戦力が優勢だった場合時間と空間を交換する場合にVHまでの空間をどれだけ支配しているのかが肝要になります。前述のところどころに落ちているAmmo Canisterは空挺歩兵たちは弾薬を十分持っているようなので放っておくことにします。ここで空挺歩兵たちにもある程度のバラエティーがあるのに気づく(汗。まず、空挺歩兵と空挺工兵がいる。中隊隊長もいる。空挺歩兵も第三種兵装までは一緒ですがRGL(射程3)を装備しているのとRPG(射程1対戦車用途?)を装備しているのがあるます。相手に応じて使い分けるようにします。

支援の迫撃砲陣地からそれぞれの小隊が支援している村のほぼ全域をカバーできているようなので、動かす必要はなさそうです。

[経過]

[序盤]
作戦通り、村に突入。ここでいくつかのVHはPPTと気づく。あわててすべてのVHをチェック。結果割とたくさんPPTがあると判明。村に急ぐあまり、踏んでいなかった中立PPTVHを後方にいたFOに踏ませる。そのうち中隊、大隊指揮官その他が無事降下してきました。頑張って部下を励ましてもらいましょう。

各地でちらほらと敵が見えたりもしますが、まだうまく把握できません。まずは近づきすぎた偵察兵を仕方ないので臨機射撃で追い散らすことにしました。位置がばれてしまうけど、仕方がありません。この時点で南のVH群の南半分ぐらいをもう奪われてます。敵の攻撃が迫ってきている証左でしょう。

などと思っているうちに来た!敵が各地でわらわらと出てきました!歩兵もいますが、半数ぐらいが機械化されているようで、ずんずん近づいてきます。準備が整った陣地からは4−6Hex以内で発砲はじめ。相手の初動を挫く事に成功しました。彼らの装備も少し変わっていてBren LMGを装備しているのも居たりしますが、全体的に火力が大きく、一対一ではこちらが制圧されてしまいます。

南部戦区のVH群の北から戦車含む独機械化部隊続々と到着が。こりゃいかんと監視できる場所にいた歩兵は発砲を禁止して相手の勢力を見極めることにします。まだ射線も確保してないのでいったん下がって消極的に防御するか検討し始めます。と思っていたらすぐにみつかってタコ殴りに。。

やはり出てきました。IV号C戦車。運良く真横を晒していたのでPTRD AT RifleでIVc戦車の横っ腹を距離4ヘックスで臨機射撃してみたら打ち抜きました。。びっくり仰天。あわててWeb検索してみるとPTRDの貫徹力は100メートルで40mm、300メートルで35mm、500mmで30mmとIV号C戦車の側面装甲30mmを貫徹する事は可能みたい。この掲示板からの直リンクはしても良いのかどうか判断に迷いましたので、見送りました。"PTRD penetration Panzerbuchse"で検索してください。

[中盤]
だんだんと経験でPTRDの貫徹力が皮膚感覚として分かってきました。Sdkfzだったら二回〜四回横から当てれば打ち抜けるようですし、打ち抜けなくても割と頻繁にImmobilized状態にできます。StuG Ausf Eは真横から2ヘックスで射撃したところ三発命中で乗員離脱しました。

車両の移動力に制限があるのか、敵車両の速度は遅いです。おかげでもっと後の話ですが、こちらの視覚から消えた装甲車を追っていくと追いついたのでATRを撃ったらそのまま一発で撃破できました。乗員たちは恐怖でしょうね。全力で走っていたら後ろを生身の人間が追いかけてきて撃たれてみれば乗車が撃破されたんですから。。

もう何度目だろうか、敵軍はまたも北部戦域でも南部戦域でも歩戦共同でやってきました。特に北方戦域の北のほうではいきなり二号火炎放射戦車が現れてこちらの一個分隊の臨機射撃もむなしく、一撃で分隊が壊滅しました。現在の戦線では持ちこたえられそうに無いので、じりじり後退しつつ迎撃準備を進めます。南部戦線でも大分雲行きが怪しいので取り返したばかりのVHを泣く泣く放棄して後退、配置換えで相互支援と煙幕弾で自陣に有利な状況を作って敵を待ち受けることにしました。

[終盤]
主抵抗線を設定して中盤のように敵軍が波のように全戦線に渡って圧力をかけ来るのをうまく受け止めつつ後退し、敵戦力を少しずつ削っていき、大分弱まったと見えたら反攻に転じて突出した敵戦力を殲滅して主抵抗線まで失地とVHを回復しました。これを何度も繰り返したわけですが、敵も攻撃精神旺盛でこちらも何度か窮地に陥りました。例えば南部戦区でしたが、既に投入可能な予備も全て投入していたにも関わらず最終防衛線(おおよそ二重に敷いてました)を突破されそうになったときですね。ここを突破されたらVHの半分ほどを失う上に村の北と南に分断されて各個撃破されそうになりました。他方面から兵力を引き抜いてなんとか対処しましたが、もし引き抜いた方面から歩兵一個小隊ででも攻勢をかけられていたら南部戦区は崩壊していたでしょうね。でもこのギリギリ感がたまりませんでした。

[結果]
DVでした。

[感想]
優秀な歩兵部隊を率いて優勢な敵装甲部隊をいなす醍醐味が味わえます。丁度私に合ったレベルなのか、プレイしていて非常に楽しかったです。序盤から激しい銃撃戦を繰りひげて、何度も何度も波のような敵の攻勢を受けたので始終緊張してプレイできました。これまであまり赤軍は使ってこなかったのですが、今回四号だとかFlammpanzerだとかに大打撃を受けながらもギリギリの線で踏みこたえている彼らを見て赤軍の底力を痛感しました。空挺歩兵ということでエリート補正が効いてるからか、Rallyもうまくおこなえたし、しぶとく生き残るので私の手足のように良く働いてくれたのが印象的でした。これがモラルと錬度が低い部隊だったらすぐに釘付けになって柔軟に采配を振ろうにも振れない状況になったであろうと思います。最初から最後まで組織だった抵抗ができたのも彼らの奮闘振りにさすがのドイツ軍も攻めあぐねたからです。

最後に半装軌車x3、戦車x1、装甲車x1の戦果をあげたATR歩兵のGogol軍曹(ちょっとゴルゴに似てる?)に乾杯!