日本鋼豹司令部

1. v8.3
2. 204 A Deadly Tiger（猛虎）
3. 1時間
4. 独
5. 難易度　3/5
6. 司令部標準
1943年7月12日1400時　プロホロフカ周辺　有効視界23　ターン15　遭遇戦

【任務と作戦】
　WBW氏の虎シリーズ。クルスク戦のヴィットマン。ティーガー主役のシナリオは結構ありますが、どれもこじんまりとした印象が強いのも事実。もっとティーガーの大部隊で敵戦車をバカバカ倒したいという方はコレ。自軍戦力はヴィットマン中隊のティーガー11輌と三突4輌。敵も戦車だけです。VHはPPT500点が5個。できるだけ早く長くVHを確保して敵戦車を撃ちまくるだけ。

【戦闘経過】
　ヴィットマン車がいきなりスタック！！わずか2HEX移動しただけで結局最後まで復活できず。幸先の悪い出だしとなったが、残りの中隊はじわりと前進。VHを早く押さえたいのはヤマヤマだが、先に姿を見せるのは得策ではなかろう。とりあえず三突を犠牲にして南高地のVHに突っ込んでみる。やはり。T-34の大部隊が北東からやってきている。この三突は予想通りタコ殴りにあって炎上。この偵察結果からティーガー隊は中央と北部のVH西側に隠れて待ち伏せ。

　敵は10輌単位でまとまって出てくる。しかしこちらもティーガーが10輌もいるので、臨機射撃をフルに使って撃ちまくる。序盤は敵の出現場所がさまざまなので包囲されないように注意。煙幕を使って視界を制限し、戦闘区域をきっちり区切って各個撃破。敵はバラエティに富んでいる。T-34各種、T-60、SU-76、SU-122、KV-1。でもティーガー中隊にとっては敵ではない。10輌もいれば射撃数にも余裕があるし、必ず側背面を狙えるポイントを確保することもできる。

　敵戦車をあらかた殲滅したのが7ターン。敵の支配下にある3箇所のVHをおもむろに奪還する。勝った・・と思ったら敵の増援登場。完全に不意をうたれたが、ティーガーが単騎で続々と出現するT-34を4輌撃破して危機をしのぐ。体勢を立て直して防戦に移る。12ターンで全敵掃討。15ターン終了。

【結果】
スコア　42389：4203（DV）
米損害：Men4、AFV1
独損害：Men228、AFV56

【感想】
　爽快なシナリオ。約5倍の敵戦車を相手にティーガー隊が奮闘するわけですが、難易度は決して高くない。むしろわざと低めに設定されている感じです。ヴィットマンは相変わらず能力激高ですが、いなくても余裕で勝てます。視界もぼちぼち、遮蔽物も豊富、地形もさまざまというマップなので、作戦の自由度はかなり高いでしょう。プレイ時間も短めなので何回でも楽しめそうです。ティーガーが10輌もいて歩兵・砲兵無しなので、よほど無茶をしない限り負けそうにはありません。あまり面倒なことを考えずにティーガーの強さを存分に味わいたい方にオススメです。