日本鋼豹司令部

1. v8.3
2. 197 Raid on Sened（ダービー隊セネド襲撃）
3. 30分
4. 米陸
5. 難易度　4/5
6. 司令部標準
1943年2月11日0300時　チュニジア、セネド 有効視界4　ターン12　Assault

【任務と作戦】
　今ではすっかり精鋭の代名詞となったレンジャー部隊ですが、発足当時は海のものとも山のものともつかない集団とみなされ、その能力を発揮する機会に恵まれなかったというお話。ようやくありついた任務は、イタリア軍陣地深くに侵入して2つの指揮所（Command Post）を破壊して離脱せよというもの。こっそり忍び込んで、破壊して、脱出する、これだけのことをたった12ターンでやらなければなりません。無駄な戦いは極力避けろということか。

【戦闘経過】
　戦力はレンジャー3個小隊。敵の外哨（Outpost）はマップに記されているのでスルー。斥候を先頭に4HEXの視界を利用して敵に見つからないように前進していく。しかし敵陣地に接近するとともに当然敵の配置も密になっていく。やむを得ず交戦開始。レンジャーは皆梱包爆薬（Satchel Charge）を持っているので近接戦闘が一番効果的だとはわかっているが、なかなか利用できない。イタリア兵は強いヤツも弱いヤツもいる。一番の強敵は機関銃。油断するとあっという間に削られる。

　西・北・東の三方から攻め込むが、北は2つの機関銃陣地に阻まれて陣地に突入できない。一番抵抗が弱かったのは西側。屈強なレンジャーも徐々に消耗し始める。敵指揮所を破壊し終わったのが9ターン。その直前あたりから、イタリア軍工兵の大部隊が反撃に登場。退路を完全に封鎖される。ヤヴァイ。

　脱出HEXは北側に2箇所。東西両部隊は中央で合流。南から現れる敵工兵の追撃を振り切って北に向かう。北から突入しようとした小隊は陣地外縁で踏ん張って退路を確保する。が、機関銃で削られている上、左右から挟撃されて袋の口を維持できない。煙幕もすでに使い果たしている。これではとても逃げられそうにない・・・と思ったら10ターンで敵の士気崩壊終了。

【結果】
スコア　2340：604（MV）
米損害：Men61
伊損害：Men235、Art4

【感想】
　史実のレンジャーはこの任務に成功したようですが、私は失敗。誰一人脱出できず。そもそも指揮所を破壊するのに何ターンもかけて銃撃したのが間違いです。隣接して1ターンで爆破するべきでした。そうすれば突入時の損害は増えたでしょうが、時間が稼げて敵増援工兵に邪魔されることもなかったのでしょう。こういうシナリオはネタがバレてしまえばな〜んだという感じなので、一発勝負で楽しんで下さい。でも結構難しいです。