Tractor works
Posted: 2005.May.09(Mon) 00:03
1. v8.3
2. 331 Tractor works(トラクター工場)
3. 1時間
4. 独
5. 難易度 5/5
6. 司令部標準
1942年10月6日1000時 スターリングラード 有効視界20 ターン8 Advance
【任務と作戦】
ボードゲームASLの同名シナリオを移植したもの。トラクター工場第二戦。今度は攻守所を変えてドイツ軍戦闘工兵が攻める。あ〜いかにも厳しそうだ。
マップは前回と似たような極極小マップ。EOB100のVHがマップ中心に9個。全てソ連側。VH上には赤軍兵。それをぐるりと取り巻くドイツ軍。しかし赤軍親衛歩兵が救援に来たので、北側のドイツ部隊は逆包囲されている。北側の部隊はこのままでは赤い波に飲まれてしまうだろう。
【戦闘経過】
部隊を観察すると重要な点が2つあることに気づく。ドイツ軍戦力は工兵と歩兵。歩兵にはMG34とMG42を両方持っているMMG部隊がいる。これをうまく使う必要があるだろう。しかし初期配置が気に入らない。敵と3HEX以上離れた工兵や2HEXしか離れてない歩兵がいる。このまま攻めるのは下策だと見た。まずは1ターン費やして配置換え。
逆包囲されている北側の部隊、特に北東にいる3ユニットは壊滅必死。視界が良いので煙幕も効果無し。つまり逃げ道は無し。何もせずにやられるのもアレなので、とりあえず撃ってみる。・・・3倍返しは当たり前。撃てば撃つほど損害が出る。こりゃじっとしといた方がいいのかもしれない。しかし予想通り赤軍は怒濤のがぶり寄りを開始。そしてなす術無く壊滅・・。
まあ良い。配置換えした南側の部隊は歩兵が銃撃戦を開始。やはり赤軍ユニットは数が多いのか、一回撃たれただけで3〜5人が倒れていく。痛い。しかし敵を消耗させておいて工兵が隣接。火炎放射で焼き払う。ターン終了時には同一HEXに2ユニットがスタック。これで反撃を防ぐ。
中心部のVHを巡る熾烈な接近戦。あ〜この厳しさ、懐かしいな〜。北部からは敵増援が続々と南下しているので、じっとしていれば数で押される。何とか踏みとどまることを期待して工兵が敵に隣接。臨機射撃にうまく耐えたらいきなり火炎放射。敵はスタックしているので通常攻撃は危険すぎる。短機関銃の掃射だけで目標の敵が逃げたら、残った敵の反撃を食らってしまう。T-T-Cで火炎放射器を選んでとりあえず燃やせ!
MMG歩兵は予想通りかなり強力。数で勝る敵部隊との銃撃戦でも撃ち負けない。敵増援が南下すると同時に、こちらは歩兵が北に回り込んで包囲しようという作戦。4ターンでVHは全て確保。赤軍は潰走状態に陥った。ヨシ、勝てるぞ!と思ったら6ターンで敵の士気が崩壊して早期終了。あ〜、失敗した。
【結果】
スコア 1006:287(MV)
独損害:Men95
ソ損害:Men205
【感想】
予想以上に攻撃がうまくいったのが敗因。VHの取り合いに終始していればDVも可能だったはず。しかしこのシナリオは難しい。最初に歩兵と工兵をうまく配置転換しないと、そのまま攻めただけでは勝てないでしょう。工兵は短機関銃を持っていますが、銃撃戦で消耗させるのは勿体なさ過ぎます。MMG歩兵を要所に配置し、歩兵は少し距離をとって銃撃戦。工兵は歩兵の支援を受けて火炎放射器と梱包爆弾で勝負するべきでしょう。迫撃砲さえ出てこないので接近戦&消耗戦を満喫できます。手軽にスターリングラードの激闘を体験したい方はオススメです。
2. 331 Tractor works(トラクター工場)
3. 1時間
4. 独
5. 難易度 5/5
6. 司令部標準
1942年10月6日1000時 スターリングラード 有効視界20 ターン8 Advance
【任務と作戦】
ボードゲームASLの同名シナリオを移植したもの。トラクター工場第二戦。今度は攻守所を変えてドイツ軍戦闘工兵が攻める。あ〜いかにも厳しそうだ。
マップは前回と似たような極極小マップ。EOB100のVHがマップ中心に9個。全てソ連側。VH上には赤軍兵。それをぐるりと取り巻くドイツ軍。しかし赤軍親衛歩兵が救援に来たので、北側のドイツ部隊は逆包囲されている。北側の部隊はこのままでは赤い波に飲まれてしまうだろう。
【戦闘経過】
部隊を観察すると重要な点が2つあることに気づく。ドイツ軍戦力は工兵と歩兵。歩兵にはMG34とMG42を両方持っているMMG部隊がいる。これをうまく使う必要があるだろう。しかし初期配置が気に入らない。敵と3HEX以上離れた工兵や2HEXしか離れてない歩兵がいる。このまま攻めるのは下策だと見た。まずは1ターン費やして配置換え。
逆包囲されている北側の部隊、特に北東にいる3ユニットは壊滅必死。視界が良いので煙幕も効果無し。つまり逃げ道は無し。何もせずにやられるのもアレなので、とりあえず撃ってみる。・・・3倍返しは当たり前。撃てば撃つほど損害が出る。こりゃじっとしといた方がいいのかもしれない。しかし予想通り赤軍は怒濤のがぶり寄りを開始。そしてなす術無く壊滅・・。
まあ良い。配置換えした南側の部隊は歩兵が銃撃戦を開始。やはり赤軍ユニットは数が多いのか、一回撃たれただけで3〜5人が倒れていく。痛い。しかし敵を消耗させておいて工兵が隣接。火炎放射で焼き払う。ターン終了時には同一HEXに2ユニットがスタック。これで反撃を防ぐ。
中心部のVHを巡る熾烈な接近戦。あ〜この厳しさ、懐かしいな〜。北部からは敵増援が続々と南下しているので、じっとしていれば数で押される。何とか踏みとどまることを期待して工兵が敵に隣接。臨機射撃にうまく耐えたらいきなり火炎放射。敵はスタックしているので通常攻撃は危険すぎる。短機関銃の掃射だけで目標の敵が逃げたら、残った敵の反撃を食らってしまう。T-T-Cで火炎放射器を選んでとりあえず燃やせ!
MMG歩兵は予想通りかなり強力。数で勝る敵部隊との銃撃戦でも撃ち負けない。敵増援が南下すると同時に、こちらは歩兵が北に回り込んで包囲しようという作戦。4ターンでVHは全て確保。赤軍は潰走状態に陥った。ヨシ、勝てるぞ!と思ったら6ターンで敵の士気が崩壊して早期終了。あ〜、失敗した。
【結果】
スコア 1006:287(MV)
独損害:Men95
ソ損害:Men205
【感想】
予想以上に攻撃がうまくいったのが敗因。VHの取り合いに終始していればDVも可能だったはず。しかしこのシナリオは難しい。最初に歩兵と工兵をうまく配置転換しないと、そのまま攻めただけでは勝てないでしょう。工兵は短機関銃を持っていますが、銃撃戦で消耗させるのは勿体なさ過ぎます。MMG歩兵を要所に配置し、歩兵は少し距離をとって銃撃戦。工兵は歩兵の支援を受けて火炎放射器と梱包爆弾で勝負するべきでしょう。迫撃砲さえ出てこないので接近戦&消耗戦を満喫できます。手軽にスターリングラードの激闘を体験したい方はオススメです。