日本鋼豹司令部

1. v8.3
2. 330 Guards counterattack（親衛歩兵の反撃）
3. 30分
4. ソ
5. 難易度　3/5
6. 司令部標準
1942年10月6日1000時　スターリングラード 有効視界20　ターン6　Advance

【任務と作戦】
　ボードゲームASLの同名シナリオを移植したもの。おなじみジェルジンスキー・トラクター工場争奪戦。赤軍親衛歩兵がドイツ軍の猛攻で危機にある守備隊を救出するという筋。しかしそんなことはあまり関係ない。要は独ソ歩兵部隊が殴り合うだけ。
　最大表示倍率でも1画面に納まってしまうほどの極極小マップ。EOB100のVHが全部で9個。うち4つはソ連側で残りはドイツ側。ソ連側守備隊は消耗しているといっても戦力12。しかし親衛歩兵は戦力36というのが笑う。是非とも白兵戦に持ち込みたいところ。

【戦闘経過】
　各ユニットの装備は微妙に異なるが、全般的に言えば、距離を取っての撃ち合いはやや赤軍不利。しかし、戦力36のユニットだと勢いに任せて一撃で5人とか倒してしまうのが味方ながら恐ろしい。ドイツ軍の戦力は定かではないが、史実通り少数精鋭の模様。ならば赤軍も史実通り数に任せてガシガシ押し進むしかない。

　ドイツ兵の短機関銃に削られながらも接近戦を目指す。撃退されても大損害が出てもお構いなし。次々に新手を繰り出し隣接できればこっちのもの。約30発のモロトフを一気に投げ込めば一撃壊滅は堅い。ただ攻める赤軍はもう一つ弱いのも事実で、A0司令部が督戦しても退却してしまうのが歯がゆい。どうやらマップ西端にはドイツ軍の退却HEXがあるようで、3部隊ほど逃がしてしまった。

【結果】
スコア　1212：96（DV）
ソ損害：Men92
独損害：Men123

【感想】
　赤軍側でやればワハハハ！と豪快な歩兵戦を楽しめるシナリオ。ただ白兵戦に持ち込めなかったのが実に残念。戦力は双方ほぼ互角なはずですが、さほど難しくなかったのでもしかするとソ連側の方が簡単なのかもしれません。最初から敵部隊の多くが見えているので、詰め将棋のような感覚です。