日本鋼豹司令部

1. v8.3
2. 242 Poland's agony（ポーランドの苦悩）
3. 15分
4. ソ連
5. 難易度　2/5
6. 司令部標準
1939年9月27日1100時　ポーランド、プシェミシル近郊　有効視界43　ターン8　Assault

【任務と作戦】
　独ソ両面から攻め立てられた敗北寸前のポーランド。友軍を第三国に逃がすためにポーランド軍後衛部隊は国境付近で頑張ったというお話。よっしゃ俺も戦友のために頑張るぞと開始すると、あれ？プレイヤー1はソ連じゃん。というわけで急遽攻めるソ連側の心境に移行。よっしゃ、ポーランド軍なんか叩き潰すぞ！

【戦闘経過】
　VHは2箇所。1750点と2140点。要するにここを取りさえすれば勝てるわけだ。赤軍歩兵1個中隊がわずか10HEX程度しか離れてないVHを目指す。超高視界なので森でも1HEX分は透過する。作戦も糞もない。赤軍お得意の人海戦術。1個中隊をずらっと横に並べて2つのマキシム機銃を間に配置。2ターン目でFAI装甲車が登場。

　ほとんど第一次大戦のノリ。機関銃でタタタタと抑圧しながら歩兵がじわじわと接近。序盤は赤軍の数で圧倒するが、VHまで2HEXというところで停滞。ポーランド軍は地形を利用して実に頑強に守る。敵は火炎瓶なんか持ってるので接近戦は不利。おいおい、これだけ数がいるのに進めないとは何事だ。そうか、この時期の赤軍は実にやる気がないのだ。ほとんどのユニットは経験も士気も60台。

　結局、最後のターンで総攻撃をかける。敵1ユニットを複数で取り囲んでから攻撃開始。1〜2部隊は撃退されるが、3部隊目は勝てるという具合。計算し尽くされたように最後の最後でVHを確保して敵全滅。う〜ん。つまらん。

【結果】
スコア　4148：0（DV）
ソ損害：Men30
ポ損害：Men109、Art2

【感想】
　歩兵戦についてウンチクを垂れるような人には簡単すぎますが、SPWAWを始めたばかりの人が歩兵戦を体験するには向いているかもしれません。つーか、これはどう見てもポーランド側からやるべきシナリオですね。タイトルもそうだし。ただ、最後の最後に決着が着くように仕組んだ作者の技量には感服しました。