Sniff 'em out! (Small)

[Nor]

1. v8.3
2. 072 Sniff 'em out! (Small)（ヤツらを嗅ぎつけろ！）
3. 15分
4. 米海兵
5. 難易度　1/5
6. 司令部標準
1945年4月20日0900時　沖縄、八重岳　有効視界15　ターン12　Advance

【任務と作戦】
　舞台は沖縄。大局は決まったが日本兵は依然として抵抗している。犬を使って隠れた日本兵を嗅ぎ出させるのだ！というわけで、このシナリオには軍用犬部隊が登場します。戦力2の「犬と調教師（Dog & Hundler）」、それを支援する戦力3の「支援班（Dog Support Team）」が二組登場。さらにBAR3挺抱えの海兵小隊と偵察小隊、FOと75mmとコルセア、増援で火炎放射シャーマンまで登場。こりゃ作戦うんぬんしなくても勝つのは決まってますな。

【戦闘経過】
　笑ってしまうのが軍用犬ユニットの装備。第一装備が梱包爆薬（satchel charge）。第二・第三がM1カービンと手榴弾。解説曰く爆薬は犬をけしかけて攻撃するのを表すそうな。写真がどうみてもソ連の地雷犬なのはご愛嬌。いきなり犬の能力を試すため突っ込ませる。おお！移動効果音が「ワンワンワン！」になっている。うまい具合に日本軍の敗残兵に隣接して臨機射撃を食らうが、サイズ0のせいか損害なし。早速反撃。「ドーン！」あっさり敵を撃退。恐るべし犬！！

　主な敵はやはり洞窟陣地。しかしこっちには遅延時間0.1で砲撃できる迫撃砲もあればナパームとロケットを積んだコルセアもある。途中から火炎放射シャーマンまで出てくると一方的にタコ殴り。日本軍ユニットも規定外のフル装備で対抗。なぜか狙撃兵が迫撃砲を持っていたりするが、そんなことは問題にならない。しかし実際このくらいの戦力差があったわけで、改めて合掌。

【結果】
スコア　3324：74（DV）
米損害：Men16
日損害：Men67、Art1、Air4

【感想】
　犬を見て微笑み、移動音を聞いて笑い、圧倒的な勝利に泣くシナリオ。軍用犬部隊を体験するためだけにあるようなシナリオですが、これの大規模バージョン"071 Sniff 'em out! (Large)"はおそらくもっと熾烈な戦いになるのでしょう。
　犬ユニットは偵察用にあるのかと思いましたが、普通の歩兵でも敵洞窟を簡単に発見したので、あまり役に立ちませんでした。隣接すれば爆薬の威力は高いですが、東部戦線の地雷犬と同じく接近するまでに撃ち殺される可能性大です。