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045 Dodging the hook

Posted: 2005.Apr.17(Sun) 10:07
by Nor
1. v8.3
2. 045 Dodging the hook(フックをかわせ!)
3. 所要時間 0.5時間
4. 英
5. 難易度 4.5/5
6. 司令部標準
1942年3月6日0900時 ビルマ、パヤジ 有効視界18 ターン12 遭遇戦

【任務と作戦】
 極小マップのさらに4分の1が戦場。VHは4つ。うち南端の一つは英軍のもの。とりあえず残り3箇所の中立VHを取れば勝ちか。
 初期自軍戦力はわずか9ユニット。歩兵分隊4、ルイス重機関銃1、2インチ迫1、PIAT1が中核。あとは戦力4の斥候と中隊司令部。増援で戦車が出てくるはずだが、出現ターンは不明。

【戦闘経過】
<1回目>
 英軍部隊は南端VHのある村落にいる。やはりここの建物と木立を利用するべきだろう。ということでルイス機銃を中心に歩兵分隊を配置。すぐに日本軍がわらわらと出てくる。何も考えずガンガン臨機射撃。敵の数は多いので当然のごとく撃ち負ける。あっという間に中立VH全てを取られるが、反撃の余地はない。
 5ターン。増援戦車登場。"ハニー"ことスチュアート軽戦車が2輌。これだけ?とりあえず全速前進。すぐに日本軍軽戦車も登場。戦車戦はほとんど問題なく勝利。しかし敵歩兵の数が多すぎて手数が足りない。頼みのルイスも弾切れ。強引にハニーを前面に出して歩兵が前進開始。きっちり歩兵だけ狙われて戦車が単独でVHに突っ込む。しかしどう頑張っても1個しか取れない。惨憺たる損害を出して12ターン終了。

【結果】
スコア 1040:546(Draw)
英損害:Men18
日損害:Men126、AFV4

【戦闘経過】
<2回目>
 どうやらVHを全部取らないとDVは不可能っぽい。しかし・・どうやったら取れるんだ?最初から撃ち合うだけでは勝ち目はないので、今回は戦車が出てくるまで引いて戦うことにする。まずは臨機射撃距離を制限する。ルイス機関銃は10、歩兵分隊は6。斥候と迫撃砲は臨機射撃無しで、自ターンのみ発砲する。配置も引き気味に変更し、できるだけ敵を引きつけてからまとめて釘付けにする。戦車が出てきたら一気に蹂躙!といきたい。

 序盤は順調。臨機射撃が減ったので敵の前進はますます早まる。沈黙して監視する斥候が敵歩兵をきっちり捕捉。迫撃砲の直射とルイス機銃で釘付けにしてから、歩兵分隊が仕上げる。距離が近いので命中率も高い。これで次ターンには退却・潰走状態になる。あとは5ターンまでこのまま耐える。
 ハニー登場。再び九五式軽戦車を簡単に片づけて歩兵戦開始。南と西に戦車をはり付け歩兵の前進を支援。ルイスは弾切れになったが、迫撃砲は健在。斥候も発砲を開始。きっちりと敵歩兵を壊滅させていく。今回は11ターンでVH2個を確保。これで残り一つ。敵騎兵に全射撃を集中してハニーが最後のVHに突撃。敵の反攻も退けてVHを全て確保したまま12ターン終了。

【結果】
スコア 1767:19(DV)
英損害:Men6
日損害:Men139、AFV4

【感想】
 極小マップの小規模戦闘ながらかなり難しいシナリオです。ただ単に撃ちあうだけでは絶対勝てず、非常に地味な工夫がたくさん必要です。互いに軽戦車が登場しますが、M3とハゴでは圧倒的に英軍有利。このシナリオの重点は、歩兵と戦車の協調というより戦車登場前の歩兵戦にあります。ルイス重機と2インチ迫を地味に活躍させ、歩兵分隊が仕事をきっちりこなせば勝てるでしょう。初回プレイでDVが取れた方は、相当な歩兵指揮官といえるでしょう。