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Inside Tobruk

Posted: 2005.Apr.09(Sat) 13:44
by Desertrat
1. ver8.3
2. 123 Inside Tobruk 41(WBW)
3. 独軍
4. 3時間
5. ☆☆☆☆
6. 日本鋼豹司令部の標準設定
7.

遭遇戦 独軍 vs. アンザック 1941年6月12日0700 Tobruk, NA 制限ターン14 有効視界20 Hazy

【任務】
Tobrukの防衛線の背後にある物資集積地を急襲せよ。なおVHは一度奪われると取り返すことはできない。独軍は14ターンの終わりまでに脱出地点より脱出しなければならない。

Tobrukはエジプトへの最後の防波堤であり、Tobrukが陥落すれば独軍と伊軍を止めるものはなく、ロンメルはスエズまで手に入れるだろう。

【作戦】
再奪取不能VHは2つありそれぞれ2000程度。一つでもVHを先に取られればMVかDrawに終わる。マップには地雷や対戦車兵器がある場所まで書かれていている。火砲支援は一切なく、煙幕として使えるのは4号D型小隊の14発と、三号E型などの多数のスモークディスチャージャーのみ。脱出任務なので損害は最小にしなければならない。さらに微妙に長いターン数なども考えるとかなり厄介なことは間違いない。作戦を間違えると取り返しがつかないだろう。

第一に西端(画面の上部)を回り込む計画で、地雷原などで迂回が不可能だとわかれば中央の道路沿いを進むことにする。
4号D型小隊の支援がないと前進できないので、とにかく前線に持って行く。
装甲車を地雷避けに使う。なぜか装甲車にrecon属性がついていないが、スモークディスチャージャーはある。

【経過】
早速、西端を装甲車が進むが、2ポンド砲の一撃が命中して炎上する。しかし、乗組員が生き残ったので偵察には好都合。2ポンド砲の位置を発見し、4号D型で煙幕を張る。
ところで、脱出VHの周りの安全を全く考えてなかったことに気づく。ハーフトラックから歩兵を下ろして前進させることにする。10ターン辺りまでには何とかなるだろう。
西端を進み、怪しい55高地に登ってみるが何もない。どうやら、完全に裏をかいた模様。戦車中隊が全速で西端を迂回する。装甲車が55高地を降りるとVHに向かう敵の歩兵を発見する。戦車の支援で一掃し、さっさと中央のVHを踏む。中央のVHの周辺には多数の要塞と高得点の弾薬集積所があるが、これは後続に任せて北のVHに進む。作者の予想以上に前進が早いためか、北のVHには弾薬集積所以外何もない。あっさりとVHを踏む...。

順調に思えたのはここまで。
北のVHを踏んだ装甲車が、敵歩兵の機関銃を浴びて移動不動になる。中央のVHの三号戦車1輌もクルセイダー戦車の猛射で移動不動に。さらに、三号戦車1輌のヘックスにマチルダ3輌が突如出現する。こういうときは一時中断...。

マチルダ3輌は痛すぎるが、VHは全部抑えたので後は脱出するだけに集中する。なんとかマチルダ3輌を煙幕で覆う。三号戦車は最終手段、戦車から脱出させる。装甲車は煙幕を使い果たしたので近くの弾薬集積所に捨て身の猛射。中央のVHの三号戦車は煙幕で覆う。
問題なのはここから。脱出地点までの安全なルートをまだ確保していない。中央のVH付近にマチルダとクルセイダー戦車と要塞+地雷?で缶詰め状態の戦車中隊を脱出させないといけない。クルセイダー戦車となら互角に戦えるが1輌でもやられれば脱出得点に響く。

前進が遅れていた4号D型から工兵を下ろして地雷のないヘックスを探す。その間、戦車中隊はスモークディスチャージャーで隠す。クルセイダー戦車が突っ込んでくれば確実に仕留められる。北のVHに向かっていた戦車も急いで中央のVHの煙幕の雲の中に押し込む。
クルセイダー戦車は微妙に進路を変えてキルゾーンに入ってこない。しかし、最初にハーフトラックから下ろした歩兵が地味に前進を続けて、ついに脱出VHにまで届くところまで来た。工兵が安全なルートの発見し煙幕を張りまくる。戦車中隊は指揮ポイントが溜まった小隊から続々と脱出地点に向かう。クルセイダー戦車も脱出地点に向ってくるがもう一歩届かなかった。12ターン付近でHQも含めてほぼ全部隊が脱出。移動不能になった戦車の乗組員も、戦車から脱出して難を逃れる。15ターンで制限ターンにより終了。

【結果】
DV 独軍:アンザック=14583:1848 (Men78:163, Art0:1, Soft Vehicles0:0, APCs2:0, AFVs1:3, Gliders0:0, Aircraft0:0)

【感想】
ひやひやしましたが、終わってみるとそこそこ圧勝でした。
それにしても絶妙なタイミングでの反撃には感嘆するばかりです。もうだめかと思いました。 :D
迂回作戦は結果から見ると成功したようです。中央の道路を前進するのは安全策で行くと間に合いませんし、それなりの損害を覚悟しないといけないと思います。
しかし、操作ミスで地雷原に突っ込んだり、最後に歩兵の扱いがでたらめになったりと反省する点もありました。
まとめとして、緊張感のあるとても楽しいシナリオでした。