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このゲームをプレイするにあたって参考になるもの

Posted: 2005.Jul.19(Tue) 23:31
by Hex
どうも、はじめまして。
未登録での質問ですみません。

このゲームを発見してから一ヶ月ほどですが、
少しずつ慣れ、楽しくプレイしております。

私は第二次大戦期の兵器や歴史などには興味はあるのですが、
あまり知識はないという微妙なプレイヤーなので、
プレイする時はいちいち兵器などを調べながら進めています。

そこで質問なのですが、
この時期の兵器、歴史、作戦等がわかりやすく学べる本やHP等はないでしょうか?
このゲームをプレイしてみて、かなり興味がわいてきたので、
ある程度本格的にに調べてみたいのですが、突っ込んで調べるには具体的にどのようなものを参考にすればよいのかが良く分かりません。
もし、参考になるようなものがあれば教えて頂けないでしょうか?

よろしくお願いします。

参考になるかはわかりませんが…

Posted: 2005.Jul.22(Fri) 17:59
by junkers
 はじめまして。
 本格的に調べる、となるとお奨め書は難しいですね。学研の欧州戦史シリーズが手頃ですが、一貫性に欠けるきらいもあります。アハトゥンク!パンター、シリーズは写真が多くて雰囲気を知るには良いかもしれません。雰囲気を知るのに最適なのは小林源文氏の劇画なのは言うまでもありませんが(笑)。
 作戦などを知る上で参考になるのはシミュレーションゲーム雑誌だったりします。古いTACTICS誌や、Game Journal誌(こちらは手に入りやすいかと)は黒騎士のシナリオ解説を作る際などに参考にしております。
 パンツァータクティク、とか、シュピルベルガーの一連の著作は、高価ですが本棚に並べると高級感があるのがいいですよ。

Posted: 2005.Jul.23(Sat) 18:11
by Nor
はじめまして。SPWAWの膨大な兵器や小難しい用語を聞くと、自分には知識が足りないんじゃないかと思いがちですが、実はそんなことはありません。根気さえあれば誰だってできるゲームだと思います。といっても、背景知識があった方が楽しめるのも間違いないところです。

こういうゲームにはまれる人は、兵器に興味があるか、歴史に興味があるか、(その両方か)だと思います。まずはどちらから攻めていくかを考えると良いかもしれません。SPWAWに登場する個々の兵器はWEBで検索すればたいていのものは調べられます。一部、表記の仕方が日本では馴染みのないものもありますが、海外サイトを探せばこれも大丈夫です。ただし、国内・海外を問わず兵器を扱ったサイトの多くはドイツ軍に偏っています。 :cool:

WEB上の情報だけでもたいていのことはわかり、英語を厭わなければかなり詳しいところまでわかるでしょう。この手のサイトは沢山ありすぎてどこを紹介すればよいのか悩みます。最近みつけた興味深いサイトの一つを紹介すれば、ここでしょうか。米軍メインですが、各種写真の他、米軍が戦時中に作成した対ドイツ軍用の教範など珍しい資料がてんこ盛りです。
http://www.lonesentry.com/
しかしここはあまりに偏っているので、もうひとつ膨大な兵器リンク集を紹介しておきます。:oops:
http://www3.ocn.ne.jp/~storm/war-link.html

しかし何事も突っ込めばキリがないもので、もっと踏み込んで知りたければ書籍に向かうのがベストでしょう。書籍分野でも邦訳されているのは圧倒的にドイツ軍ものが多く、いわゆるドイツ軍オタはjunkersさんのおっしゃるように、大日本絵画の大型かつ高価な本を買いあさる羽目になります。 :study

かく言う私もいくつか持ってますが、こういった本がSPWAWをプレイする上で役にたつかどうかは極めて疑問です。 いや、もっとはっきり言うと、こういった本を読んでもSPWAWが上手くなることはないでしょう。せいぜい、史実を再現し理にかなった用兵ができる!などと自己満足に浸れるくらいです。ただし、知識があるほど想像力が膨らむのは確かなので、ゲームに対するモチベーションを高めるという意味でならそれなりに効果があるかもしれません。 :wink:

ゲームに対するモチベーションという面から見ると、兵器からではなく歴史から入っていくのも良いかもしれません。例えば、ドイツ軍の興隆と衰亡の歴史の流れを知っていれば、ドイツ軍のキャンペーンをする際に感情移入しやすくなるでしょう。大戦末期のドイツ軍の悲惨さを知れば、ソ連軍にこてんぱんにやられても悔しくならず、むしろもっとやられたいと思うかもしれません。 :rr

歴史系にも専門書はありますが、兵器系に比べるととっつきがよいものが多く、一見小説を読んでいるみたいなので、本棚に並べても違和感がなく周囲から白眼視されることも少ないでしょう。入門編としてオススメなのは、古くはコーネリアス・ライアンやパウル・カレル、最近ではアントニー・ビーヴァーの著作でしょうか。特にライアンやカレルは文庫にもなっており、値段も安いし入手性も良いのでとりあえず読むには最適でしょう。戦史物というより小説に分類されますが、叙情性に溢れるマリオ・リゴーニ・ステルンの「雪の中の軍曹」も私のお薦めです。このあたりになるともう全くSPWAWには役立ちませんが、東部戦線におかれたイタリア兵への感情移入度は最大限になります(そんなシナリオはほとんどありませんが)。 :cry:

最後にwebで見られる日本語のドイツ軍史をちょっと紹介しておきます。これらは私がシナリオテキスト訳をしている際によく検索でひっかかったサイトなので、結構細かいところまで書いてあるようです。こういった戦争の大きな流れがわかれば、一つ一つのシナリオをプレイする時にも何か違った感慨が湧くかもしれません。

http://www.interq.or.jp/venus/edwerd/co ... ts.new.htm
http://www.jade.dti.ne.jp/~mm2009/index.html