SPWAWの世界へようこそ! :new
編成の余地がないシナリオより、ユニットを育てる喜びがあるキャンペーンに惹かれる気持ちはよくわかります。しかし、junkers殿ご指摘の通り、慣れない内は自由度の高いキャンペーンの編成には戸惑うところですね。どんな編成をしようが全く自由なのですが、そう言われても・・・という方も多いと思います。そこで編成に関するいくつかの指針を挙げてみます。
1.C&CとFO
C&Cオンでプレイする場合は、FOユニットが複数(2〜3ユニット)必要です。C&Cオンでは砲撃要請したユニットは、命令ポイントが減っていきます。砲兵が多くてFOが少ないと、命令ポイントが足らなくなって砲撃命令が出せないという状態になってしまいます。
C&Cオフでは命令ポイントは無効になるので、FOは1ユニットでも良いのですが、優秀なFOがいれば砲撃が楽になります(といいつつ、私はFOなしでやったりしてますが)。
2.全体のユニット数と自分の根気
まず知っておくべきことは、最初に編成したユニット数は最後まで増減できないという点です。
一般に、初期編成のユニット数が多いほど後でユニット変更する余地が多くなるので、致命的な編成ミス!を招くという事態は避けやすくなります。最初から高価な(強い)戦車を買わず、かわりに荷駄隊(Pack Mules)を沢山そろえておいたりするのはそのためです。
しかし、初期ユニット数を多くすることによる弊害もあります。まず、最初の数面はザコユニットが多くなるので厳しい戦いを強いられてしまいます。そして、アップグレードを繰り返してまともな戦力になったとしても、ユニット数が多すぎると1ターンに時間がかかりすぎてだんだんプレイするのが苦痛になるということです。
このあたりはプレイヤーの熱意と根気の問題でもありますが、ユニットが多いほど操作が面倒になるのは確かなので、総ユニット数は「ぼちぼち」にしておきましょう(曖昧だなあ)。
3.偵察部隊・主力・後方支援部隊
junkers殿ご指摘の通り、歩兵・戦車・火砲のバランスを取ることは大事ですが、同時に役割別のバランスをとることも重要です。ここでいう役割とは、偵察・主力・後方支援のようなもので、例えば敵陣に攻めていくときにどのユニットを先行させ、どのユニットを最後方に置くのかを考えれば分かりやすいかもしれません。具体的に言えば、偵察部隊にはスナイパー・オートバイ・騎兵・装甲車・偵察車などが含まれ、主力は歩兵と戦車・自走砲など、後方支援は火砲・補給車、輸送車輌や予備戦力などが含まれます。
感覚的に言えば、この3種類の部隊のバランスは1:2:1とか2:3:1くらいが良いと思います。
4.購入順位
といっても、いちいち細かく編成を考えるのは面倒なので、私の場合は、だいたい次のような順番でユニットを買うことにしています。こうすると不思議にバランスが取れるような気がします。
a. 中核歩兵(主力となるべき歩兵、2個小隊〜1個中隊ほど)
b. 副歩兵(補助的な歩兵、特殊部隊や工兵など)
c. 偵察歩兵(オートバイや騎兵・偵察兵など、1個中隊規模)
d. 主力火砲(可能なら盤外砲、FO含む)
e. 副火砲(迫撃砲、対戦車砲など)
f. 主力戦車(とりあえず即戦力になる装甲ユニット、中核歩兵の1/3程度)
g. 予備歩兵(アップグレード枠、安い偵察兵など、後に主力・偵察歩兵に変更)
h. 予備車輛(アップグレード枠、安い偵察車など、後に主力戦車や補給車など適宜変更)
i. 余り(予算を使い切るため買えるものを買っておく)
このように、即戦力になるぼちぼち高価な歩兵と戦車が最初から勝ってしまうことで、全体のユニット数を抑えることにもなります。こう書いてみると、私が歩兵重視であることがよくわかりますね。私の信条は「戦車はなくても勝てるけど、歩兵がないと絶対勝てない」なので、どうしてもこうなってしまいます。
5. で、結局
いろいろ書きましたが、やはりある程度どんなユニットがあるのかを知っておかなければ辛いかもしれません。最初のうちは一発で編成成功というのは難しいでしょう。いろんなシナリオ・キャンペーンに挑戦してみて、自分な好きなユニットや好きな戦法が見つかれば、また編成の方法も変わってくると思います。と、最終的にはあまり役立たない指針になってしまいました・・・
