<おしらせ1>
またまた、いつの間にか掲示板がダウンしていたようですね。ログを見ると、およそ2年半ぶりの改修です。
この間、何度かメールでご要望があったようですが、この度ようやく重い腰を上げて掲示板を修復いたしました。
管理不行き届きで申し訳ありません。

<おしらせ2>
サイト管理を楽にするために体裁を変更しています。
本サイトのメインコンテンツであったSPWAWの解説記事は以下からアクセス可能です。
SPWAW解説記事一覧


<5分で調べたSPWAW界の近況>

びっくりしたことーその1「Depot リニューアル」
SPWAW界を長年牽引してきた世界最大のファンサイトSPWAW DEPOTが、昨年の4月に閉鎖、13年の歴史に幕を下ろしたようです。
と同時にDepotメンバーの一人 Falconさんが新たなサイトSPWAW DEPOTを立ち上げたようですね(笑)。
まあ、中心メンバーが入れ替わって、こじんまりした感はありますが、実質的にはリニューアルって感じですかね。
旧DEPOTの遺産は相続されているようで、今後ともがんばって欲しいところです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawdepot/

びっくりしたことーその2「砲撃要請画面ラグ解消」
マルチコアCPUが普及した頃でしょうか、ある程度以上のスペックのPCでは、砲撃要請画面で挙動がおかしくなる不具合がありましたね。
それが原因でSPWAWを離れた・・という方もおられたような記憶がありますが、どうやらこの不具合、ついに修正されたようです。
これもDEPOTメンバーのおかげみたいですね。Matrix Games 公認(というか黙認ですね)のもと 、本体ファイル MECH.EXE をいじることに成功したようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... -t277.html


というわけで、この機会にもう一度SPWAWをやってみようかな、と思われた方は次のリンクからダウンロードをどうぞ。
DEPOTで全てのファイルのホスティングも始めたようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... es-t6.html

第6回公式戦用 観戦席 兼 DAR公開トピック

観戦武官しか見えないので守秘義務もナシ
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第6回公式戦用 観戦席 兼 DAR公開トピック

Post by 管理将校 » 2009.Jan.10(Sat) 00:37

独ソ両軍指揮官から毎ターン提出されるDARはここで公開します。

両軍セーブファイルのパスワードは以下の通りです。

<ドイツ軍>
ad73jx
<ソ連軍>
zxc


観戦武官の皆様のコメント歓迎です。 :salut
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ソ連軍配置状況

Post by 管理将校 » 2009.Jan.18(Sun) 23:23

現時点ではソ連軍しか配置していませんが、この段階でいくつか解説がてらに感想を。


<状況>

Code: Select all

1941年12月24日1600時カリーニン
T25、Vis20、天候Snowstorm(吹雪)
さてさて、Katzenさんはターン数を予定通りにしようと頑張って、何度かセットアップを繰り返したようですが、ターン数と視界が予定通りになった反面、天候は吹雪になってしまったようです。天候だけはセットアップ時に確認できないので、これは致し方ないことですが、奇しくも「吹雪のクリスマスイブ攻勢」という劇的な状況になってしまいました。 :cool:

おそらく、吹雪だと移動力に何らかのペナルティが加わるので、この設定は侵攻側のドイツ軍にとってマイナスに働く可能性大ですね。


<ソ連軍分身ユニット>
Sufiyさんの分身ユニットA0は、カチューシャなんかと一緒に後方にいます。添付図で選択されているのはWeideさんの分身ユニット(AP0)で、前衛を担当するSMG中隊の中隊長です。前衛担当ですから、壊滅の危険度は高いでしょう。さて、Weide大尉はどこまで生き延びられるでしょうか?


<初期作戦について>
ドイツ軍の作戦との兼ね合いが重要ですが、一番面白いのは、ドイツは全方面攻撃を狙いつつ、VHアントン(北部VH群)は攻めにくいので捨てても良いと考えていること。その一方で、ソ連軍はVHカエサル(南部VH群)を最初から捨てていることです。

事実、南部にはソ連ユニットがほとんどいません。ドイツ軍で南部を担当するのは歴戦のJunkersさんだということを合わせて考えると・・・ドイツ軍はカエサル奪取後、一気にドーラ(東端VH群)に突っ込むという決断をする可能性が考えられますね。果たしてソ連軍は、南からの攻撃にうまく対処できるでしょうか?


<地雷・要塞について>
ソ連軍は購入枠いっぱいまで障害物を買い、それを全部地雷として配置したようです。その大部分は北部〜中部にかけて配置されています。面白いのは、道路や開豁地にはほとんど地雷を仕掛けてないという点です。特に中部なんかでは、森林に地雷を置いてますね。この辺はさすがSufiyさんという感じです。おそらくSufiyさんの配置意図としては、ドイツ軍が踏み込みたくなる「東側に視界の開けた森林」を狙っているのだと思います。

要塞については、一番安いライフルバンカーを2つ購入しており、これはどちらも北部の道路屈折部(ドイツ軍用語で大曲)付近に交叉射撃できるように配置しています。側面に地雷を置いたりなんかする小技も使ってますし、あえて正面を西側に向けずに南北で挟むようにしている点もウマいなあという感じですね。




ざっと配置状況を眺めた感じではこんなところですかね。ソ連軍の配置は全体的に北中部に偏っているのが特徴的で、裏を返せば弱点もそのへんにあると言えるでしょう。Defend態勢をとっているユニットは移動が難しいので、南側からドイツ軍が現れた時にどう対処するのかが見所になりそうです。突発的な対処は機動力のある装甲車・戦車かスキー兵に任せるはずなので、全装甲部隊を担当するweideさんのターンが鍵になるでしょう。 :pirat
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ソ連軍配置状況
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ソ連軍配置DAR

Post by 管理将校 » 2009.Jan.19(Mon) 00:46

以下、Sufiyさんからのメール全文です。

*************************


配置DARを要望されたのでさらっと適当に書いてみます。
大まかな配置と作戦は既出だと思うので細かい配置についてだけですが。
・・・しかし、書けば書くほど成功するのか微妙だなこの配置と作戦(ι´ ェ `)

・前衛SMG中隊
ご存じの通り前衛の中隊です。
彼らを前衛として突出させて配置した目的は、敵の砲兵に無駄弾を撃たせ、
こちらの主戦線での戦闘を優位に運ぶためです。
また、副次的な効果として、「SMG中隊が守る戦線がソ連軍の主戦線である」or
「この後も視界が悪いところにはSMG分隊が潜んでいるかも」と敵に短時間でも思わせる事により
その後の前進速度を鈍らせる効果もあるかもしれません。
上記目的と、火炎瓶装備で有ることを考慮し、森に潜んでの隣接戦闘を念頭に配置しました。

・FortとAAMG2個分隊
SMG中隊を支援するのがRifle BunkerとAAMGです。
とっても貧弱で数も少ないですが、基本的は役目はSMG中隊と同じなので。
あとFortは役目を終えたら脱出しても良いかもとか思ってたり。
・・・これだけ配置して全然撃ってくれなかったらショックだなぁ(´・ω・`)

・3個歩兵中隊
南VHは放棄するので、9個小隊の割り当てとしては、
北VH:3個小隊
北VHと中央VHの間:1個小隊
中央VH:3個小隊
南VHと本陣の間:2個小隊
ぐらいで配置しました。
また、基本的にはぎりぎりまで引っ張って開けた場所で迎撃する予定なので、
VHと同じぐらいかやや前ぐらいで配置してあります。

・南端のスキー小隊+斥候
隙が有れば南端を潜入し、敵の本陣を狙います。
また、配置を見ると一目瞭然ですが、南側がかなりがら空きです。
そのため、南側をすり抜けて後方に回るユニットが居ないか監視するのも彼らの役目です。
2重の任務となっていますが、まぁどうにかなるでしょうヽ(´ー`)ノ
最悪はすり抜けられてもweideさんの予備スキー小隊がどうにかしてくれるはずと勝手に超期待。

・BT-7MとBA-10
とりあえず最初は隠れてます。
隠れつつ、ちょっとだけ動けばそれなりに射線が確保できそうなところ・・・
をポリシーに配置しました。
彼らはRecon属性なので移動は楽だし。

・地雷
数が少ないのでとりあえず車両狙いです。
主に、以下の方針でさらっと置いてみました。踏んでくれるか分からないけどね!
>お手軽に地形効果を獲得できるTreeのHEX
>森の出口など、付近にソ連歩兵が潜んでいる心配がないと思いそうなHEX

・砲兵
とりあえず弾薬補給車も含めてA0から3HEX以内に入れました。
すぐ撃つ機会があると思うので次の配置場所までは予約済み。
その先はweideさんのセンスに任せる感じ?

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ドイツ軍購入、配置、1ターン Katzenフェイズ

Post by 管理将校 » 2009.Jan.21(Wed) 02:49

ドイツ軍購入、配置、1ターンDARです。

---購入---
作戦トピックの表の通り。

---配置---
一度セーブに失敗してやりなおした。

全体の配置は予定のとおり。臨機距離、移動目標なども適当に設定。
0ターンでの煙幕射撃は行わなかった。道路沿いと中部の開けた場所に数ターン
後の煙幕射撃を指示しておく。

識別用にKatzen指揮ユニットには頭に「A.」、「T.」、「Z.」を付与した。複数
に分散させたのは敵に読まれにくくするため。

HQとFOは最後方南部の森に隠した。さすがにここまで敵はやってこないと思う。
軽迫撃砲と28mmATGは、正二面体指揮官の弾薬輸送車から補給するために北部に
配置。

各プレイヤーはスキー兵4個中隊+支援部隊を指揮。中核となるスキー兵4個中隊
は定員400人。実際の人員数は、
Katzen:354人(88.5%)
Junkers:358人(89.5%)
正二面体:356人(89%)

---1ターン---
A0 Katzen大佐の手記

わが隊はこれより、四つの集落を中心とする敵陣を攻撃する。
しかし、早くも最大の敵が現れた。吹雪だ!
1ターンに10HEX移動できたはずのスキー兵が5HEXしか移動できない!
もはや作戦を変更できる段階にはない。計画通りに攻撃する。

直轄指揮下にある中部の4個中隊を前進させる。まだ敵の気配はない。
中部北側先鋒はStumpf大尉のF中隊、後続はVebber大尉のB中隊、
中部南側先鋒はKrause大尉のN中隊、後続はLang大尉のJ中隊だ。
今後各中隊指揮官や、その他支援部隊からの報告も紹介する予定だ。

指揮下にある南部方面担当のJunkers隊、北部方面担当の正二面体隊もまもなく
前進を開始する。

---一行無線送信内容---
Junkersあて : 計画通リ配置シタ.開始セヨ.天候吹雪ナリ!.貴隊:AN0-BQ0.煙幕イルナラシラセ.
誤操作注意.幸運ヲ祈ル.
正二面体あて : 吹雪ナリ!.貴隊:BR0-CU0.誤操作注意.煙幕イルカ?.貴弾薬車隣ヲ借リル.
幸運ヲ祈ル.play順宣言セヨ

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独軍第1ターン junkersフェイズ

Post by 管理将校 » 2009.Jan.21(Wed) 02:50

独軍第1ターン junkersフェイズ

天候は吹雪であるが、視界は1000mと良好である。独軍は北から正二面体、Katzen、私の順に展開し、それぞれがスキー歩兵を4個中隊を受け持つ形となった。

私の手持ち戦力は、

スキー歩兵(各々スキー歩兵3個小隊) x4個中隊
Wepons Plt(50mm軽迫3門、MG34 x2分隊、対戦車ライフルx2分隊) x2個小隊
ハーフトラック x2両
37mm砲搭載ハーフトラック x2両
Sdkfz 222 x2両
キューベルMG x7両
キューベル x2両

である。歩兵の割りに支援車両が少ないが、まあ独軍の実際の編成もこんなもんである。


まずは、ユニット名を変更。

最初の3ターンくらいは接敵は無いものと考え、2個中隊が前進を開始。万が一の2ターン目砲撃に備え、後方の部隊は逆に退却させ、広く浅く展開した。


キューベルMGは対戦車ライフル、50mm軽迫の輸送手段として調達している。こいつらの群れに強行偵察させるのはコードオブオナーにもろにひっかかるので、強行偵察手段は

1.Sdkfz222
2.ハーフトラック

とし、前2者が全滅したらキューベルを使うことにする。もちろん、後方での残敵掃討や、歩兵支援にはAAMGが役立つはずなので、これには積極的に使いたい。要は、最前線に非装甲ユニットを持ってかないように心がける、ということだな。


junkers大佐ユニットは、連絡のことだけを考えれば、最後方まで下がってHQの近くに行くのがベストかもしれないが、後方にふんぞり返る金ピカ野郎みたいなのも嫌かも。後に考慮しよう。


深くは考えずに1ターン目を終了。
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独軍1ターン.jpg
私の戦区(南側1/3)だけ、部隊が散開しているのがよくわかります
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独軍第1ターン 正二面体フェイズ

Post by 管理将校 » 2009.Jan.21(Wed) 02:52

「セイニー隊長、準備はすべて整いました」
「よし。全員に伝えろ。前進だとな」


 俺は今、ストックを持ち、スキー板を履いて、雪原のど真ん中にいる。と言っても、この銀世界を楽しみにきたわけではない。ドンパチやりに来たのだ。
 俺の名前は、正二面体。最も戦友は、俺の事をセイニーと呼ぶが。ついこの間の戦闘で、シュミット中隊長が負傷して後方送りになってしまったため、にわか仕立ての中隊長となった。
 先ほど話しかけてきたのは、副官のマイヤーだ。軍隊に入ったころからの戦友で、中隊長になったときに、Katzen司令に頼んで、副官にしてもらった。気はいいのだが、一言多い奴だ。


「隊長。何をかいておられるのですか?」
「ああ、これか。Nor司令に提出するレポートだ。何でも、各国から集まった観戦武官の方々に戦況を説明するのに使うらしい」
「隊長がですか?」
「何が言いたい?」
「いえ。ついこの間まで初心者だった隊長がそんなの書いて役に立つのですかね?」
「お前に言われると腹が立つが、確かに俺の技量では、濃い戦況報告書はかけないだろう。しかし、俺には考えがある」
「考えとは?」
「長年の経験と勘を元に、戦術の裏を読み解いて見せるならば、Junkers司令にはかなわない。この激闘の興奮を読者にも伝えるならば、Katzen司令の足元にも及ばないだろう。しかし、初心者の視点からわかり易く伝えるのは、この俺が一番最適だと思うのだ。最近ここの将校も人手不足らしいからな。初心者の気持ちがわかる人間が書く事によってこのゲームのハードルを少しでも下げることが出来ないかと思ってな。」
「つまり、戦況報告の一番肝心のところは他人任せにすると言うことですね?」
「いちいち、突っかかるやつだな。そんなに副官を首にしてほしいのか?」
「いえいえ、滅相もない。幸い、このターンでは戦闘はおろか、敵の姿も見えませんし、字数を稼ぐにはちょうど良いネタですね」
「………。まあ、そういうことだ」


「しかし、何から書くのですか?」
「とりあえず、作戦だろう。初心者にもわかり易く書くため、用語の説明を入れたりしている。ベテラン指揮官の方にはくどいと思うが、そこのあたりはお許し願いたい。今回、わが軍は、Junkers司令発案の『春の嵐作戦』に基づいて行動する。この作戦の肝はずばり、『スキー兵』だ」
「と言いますと」
「今回の戦場は一面の雪原だ。ここではほとんどのユニットが腰まで積もった雪に阻まれ、移動距離が落ちてしまう。しかし、スキー兵ならばこの雪をモノともせずに進軍することが出来る。現に、Nor司令とStrand司令によるシュミレーションでは、通常の歩兵では移動力不足で役に立たないらしいからな」
「しかし、それぐらいなら誰にでも思いつくのでは?」
「確かに、スキー兵を普通に買うだけならな。だが今回は普通ではない。なんと、スキー兵を12個中隊そろえたのだ!」
「12個中隊ですと!歩兵だけなら1個連隊に匹敵するじゃないですか!」
「そうだ。本来ならば、軍の編成は砲兵や戦車などをバランスよく購入する。たぶん、普通に買えば6個中隊ぐらいが標準だろう。しかし、残念な事にこの時期のわが軍の戦車隊は性能的に敵戦車に対して劣勢にある。“戦車ならドイツ”と言うイメージからすると意外だがな。そこで、中途半端に戦車を買うよりは、戦車をすっぱりとあきらめ、文字通り『スキー兵を主力に』して戦うことにしたのだ」
「しかし、いくらなんでもそれは無茶じゃないですか?」
「意外とそうでもない。敵の戦車の第一目標は、こちらの戦車だ。もしこちら側に戦車がいない場合、敵の戦車は攻撃のタイミングを失い、無駄にターンを浪費してしまうだろう。さらに、戦車対策として配備されている対戦車砲や対戦車ライフルを無意味な兵器にしてしまうことで、相手の資金を浪費させることも出来る。敵戦車が後方に浸透して来た事を考えて、マップ内の砲兵(盤内砲)を購入する事はあきらめなければいけないが、スキー兵の数を頼りに強襲することが可能だ。わが軍だけで219ユニット(!)もあるため、一度に扱えるユニットの限界数(敵味方あわせて400まで)を超えそうで怖かったがな」
「数を頼りのごり押しがそんなに上手く行きますかね」
「確かにリスクはある。先程話に出た、お二人の司令によるシュミレーションでは、『守るソ連軍では質より数』と言う結論が出た。これを参考に、“畑で取れる”と言われるまで費用の安い徴募兵やサブマシンガン兵をそろえてくる可能性が高い。安い装甲車とあわせて数で押されると、戦車と言う火力がない分不利になる可能性はあるだろうな」


「スキー兵以外に何か買ったのですか?」
「一応、ドイツ軍の各司令官には、430ポイントの自由購入枠が与えらることになった。これでめいめい好きなユニットを買った様だ。ちなみに、この枠で弾薬補給車を買ったのは私だけだ。これが活躍してくれるとうれしいのだがな」
「活躍しそうにないから、他の指揮官は敬遠しただけでは」
「黙っていればわからなかったのに、言いやがって!」


「敵戦車に対してはどうするのですか?」
「スキー兵は、対戦車地雷を持っているのでそれで対応する事になる。一応、自由購入枠で50ミリ対戦車砲と28ミリ対戦車砲も買ってある。余談だが、はじめにJunkers司令が28ミリ対戦車砲を買うとおっしゃったときは、なぜもっと大口径のやつを買わないのだろうと疑問に思ってしまった」
「まあ、確かに購入画面で見る28ミリ対戦車砲のスペックは弱いですからね。実際に配置してみて、APCR弾(対戦車用の弾)がある事に気がついて、初めてその威力が理解できますものね」
「このゲームは、ユニットの情報画面がいくつかあって、それぞれ違う情報が載っているからな。一度にすべての情報が見られるようにしてほしいものだ。無料のゲームにそれを求めるのは酷かもしれんが。もっと欲を言うならば、ホームページのコンテンツに“編成将校への道”とかいうタイトルで、このあたりのノウハウを書いてほしいものだ」
「確かに、部隊購入は初心者には結構難しいですしね」
(正直、本当に書いてほしい。何とかなりませんかね、Nor司令?)


「そういえば、わが正二面体部隊はどんな方針で行くのですか?」
「とりあえずは、一番北部にある敵拠点(=ビクトーリーヘックス、ここを占領すれば勝ちに近づく)を目標にする。おそらくここは、敵の守りは他と比べれば薄い事が予想される。なぜなら、この拠点は他の拠点から遠く、部隊を動かすには融通が利かない。作戦の柔軟性がないと言っても良いだろう。普通はここに攻撃の重点を置く事はない。そのため敵も主力を置くつもりはないだろう。しかし、俺はその裏をかいて攻める事になるのだ」
「油断して、返り討ちに合わないでくださいよ」


「ふう、これだけ書けば良いだろう」
「確かにこれ以上、この駄文を読む気にはなれませんね」
「今回書いた事は、はっきり言って、ドイツ軍の作戦室(A軍作戦室)と言うところを見れば大概書いてある。おまけにこれを最初に見るのは、こんな事は百も承知のベテラン指揮官ばかりだろう。だが大目に見てやってほしい。少しでもこのゲームに参加する将校を増やしたいがために俺なりの努力をした結果なのだ。たとえこれが面白くなくても、この後に書く人は、(たぶん)別の司令官なので気を取り直して読んでほしい。きっと面白いはずだ。これを機に、さらにこのゲームが盛り上がる事を期待している。なあ、お前なら俺の気持ちを分かってくれるだろ、マイヤー。あれ、マイヤーはどこに行ったのだ。」
「いつまでしゃべっているのですか。部下たちは前進してしまいましたよ。さっさと行かないとおいていかれますよ」
「ま、待ってくれー」


ドイツ軍1ターン目終了
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ソ軍第1ターン weideフェイズ

Post by 管理将校 » 2009.Jan.22(Thu) 02:33

1ターン目DARです。

まずは配置をチェック。
…うむ、素晴らしい。
適度に散会・適度に密集。

地雷が中途半端に離れて撒いてある辺り、実にイヤラシイw
1個踏んだら、普通はそこらにあると連想するけど、そうとは限らなかったり。

バンカーとAAMGもいい具合。
道路の横からバンカーに撃たれるようになってるが、バンカーは敵に対して横を向けているのでやられやすい…と思いきや、そこは沼地で、当然のごとくAAMGが待機している。
迂闊に爆破しようとすればたちまちミンスミートとなってしまうだろう。

さて、とりあえずのところ、何もやることはない。
状況のチェックだけ。

砲兵の無線状態は良好。
目暗撃ちで威嚇しようかとも一瞬思ったが、盤内砲を撃てば砲兵陣地転換を強いられるわけだし、盤外砲は弾が少ない。
浮動照準も命令ポイントを馬鹿食いするだけなのでしない。

というわけでターンエンド。

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独軍第2ターン katzenフェイズ

Post by 管理将校 » 2009.Jan.23(Fri) 08:06

ドイツ軍2ターンDARです。

戦闘は発生せず。
正二面体指揮官から煙幕展開の要請を受けたが、
このターン0.0で使えるよう照準に照準して準備していた砲が連絡切れで照準修
正できない。
連絡切れでもなぜかキャンセルはできるが、そのまま砲撃させる。

新規照準は1門だけ0.5だが残りは1.1かかる。盤外砲なのでしかたないが、この
ターン半分も連絡切れだしどうにも使いにくい。

---F中隊長 Stumpf大尉の手記---
私の中隊には、中央戦区北側の先鋒を担当せよとの指示が届いた。
前進開始から6、7分がたった現在、わが中隊は小さな林の影にいる。
大隊長は、この林を抜けるとすぐに敵がいるはずだと言う。


---一行無線送信内容---
Junkersあて : 継続せよ。こちら敵影ないが次ターン接敵と予想。
正二面体あて : 了解.58,18煙ハ0.5ニナル.60,6煙ハ連絡断デ1.1ダ!.要請ナイガ事前set
ノ(55,10)ニ煙展開シタ


添付画像の青丸がF中隊。赤線はおおよその敵配置ライン。水色の線より上は正
二面体戦区。
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ソ軍第2ターン weideフェイズ

Post by 管理将校 » 2009.Jan.23(Fri) 22:44

turn2

Sufiy大隊長から無線で砲兵陣地の移転先の選定命令が下る。
北東は些か地形が悪いので、南東の方向だな…。

北側に煙幕が展開されている。
これは陽動か?
というのも、妙に範囲が狭い。わざわざここにだけ煙幕を張るのは妙だ。
いや、逆にあからさますぎて裏の裏を狙っているかもしれない。

203mmと122mm一門が無線不調。

ターンエンドしたら中央方面にも煙幕が展開された。

カチューシャの発射タイミングに悩む…。
というわけで判断をSufiy大隊長に丸投げ依頼w
無線が不調の様子だったら自分でするしかないけど…。

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独軍第3ターン katzenフェイズ

Post by 管理将校 » 2009.Jan.26(Mon) 00:01

ドイツ軍3ターンDARです。

このターンも戦闘は発生しなかった。被発見もないようだ。
そろそろ敵配置ラインに接近しているし、一部ではラインを越えている。
敵偵察兵がいると思っていたが……

煙幕は開けた場所に適当に展開した。

---一行無線送信内容---
Junkersあて :
こちらも接敵せず。斥候はいないのか? 北部、中部では煙幕を展開し前進中。
正二面体あて : 煙幕展開シタ.コチラモ接敵セズ.作戦ヲ継続セヨ.

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独軍第2・3ターン junkersフェイズ

Post by 管理将校 » 2009.Jan.26(Mon) 20:33

独軍第2ターン

junkers大尉は早くも連絡切れに。頭に来たので、彼には全力で後退してもらい、HQ周辺に潜伏させることとする。

前のターンに後退した部隊の内、命令ポイントが使えるものは移動目標を変更。
軽迫は皆、40発以上の弾薬になったので(どうせ撃ちきる前に全滅するし)、輸送部隊と共に南下を開始。ここでスタックしたらしゃれにならないので、移動力の6割程度で南下。

先鋒は慎重に前進するも、敵の視界には入らず。





独軍第3ターン

このターンあたりで敵の散兵線に引っかかると思ったのだが、飲み会の後だったのであまり考えずに前進。

砲兵部隊も順調に南下。

連絡はついたが、上申することがない。

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ソ軍第3ターン weideフェイズ

Post by 管理将校 » 2009.Jan.30(Fri) 08:21

turn3

どうやら南部に敵スキー部隊がちらほら見えるようだ。
Sufiy大隊長より砲撃命令が下る。

1. 早急に(60,56)付近50m以内を基準として大規模なカチューシャの砲撃。
2. (61,58)(61,57)(62,55)(61,55)へ迫撃砲

即座にFOからの砲撃要請を実行。
見事大隊長命令に対し完璧に応える。
これで数分後には森に隠れた南部の敵に鉄の雨を降らせるだろう。

このような大規模砲撃を行えば確実に居場所がバレる。
よってすぐに移動命令が下ると思われるので、砲兵各員に移動準備を指示。

こちらの指揮下にある部隊には特に命令なし。
Last edited by 管理将校 on 2009.Jan.31(Sat) 10:24, edited 1 time in total.

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独軍4ターン junkersフェイズ

Post by 管理将校 » 2009.Jan.30(Fri) 08:22

独軍4ターン junkersフェイズ

リプレイをかけるも、まったく動きがない。

junkers大尉の部隊は、またも連絡切れ。無線はこれまで50%の確率でしか作動していない。
終盤での攻防で、砲撃があっちゃこっちゃに降り注ぐ時には駄目かもしれない。ということで、junkers部隊は、このターンも全力でHQに向かって移動する。


マップ最南端を進むD中隊と、その左翼を進撃するG中隊は、ついに森林地帯を抜けそうな地点まで進出。ここを越えると、目標カエサルまでは開豁地になる。

のだが、最先頭の部隊の移動範囲が計算より小さいので、森林地帯の東端には何がしかの敵部隊がいると想定。
しかし、1ヘクス移動すると、それまで移動不能と表示されていたヘクスが移動可能になったりして、敵のいるヘクスを特定できない。CCオンだと、その移動領域もあるので一歩進むごとに、表示が微妙に変化するようだ。

それでも、あと1ターンを費やせば、複数のユニットの移動範囲から敵のいるヘクスの特定は可能と判断。どのみち森林の東端に構える敵なので、Nor閣下のDARから推測するに、工兵かSMG歩兵などの接近戦に強い歩兵か、斥候部隊だろう。

まだ補給後の部隊が追いつくのには2ターンくらいかかりそうなので、無理には進出せず、後続を待つことにする。

…が、Katzen司令の部隊との境界にあたる地域なので、同じターンでKatzen司令が接敵する可能性は大。警告をしようにも無線が通じないorz


どうやら接敵直前と想定されたため、麾下の全ユニットに対し、湿地、浅瀬での移動終了禁止を通達した。

やきもきしつつ、私の手番を終了。


添付ファイル
独4ターン.jpg

相変わらず、私の部隊(右翼)だけは散開してるようで…
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独軍4ターン katzenフェイズ

Post by 管理将校 » 2009.Jan.30(Fri) 08:23

ドイツ軍4ターンDARです。

初めて敵と遭遇した。画像を見てもらうとわかりやすいが、中央の北と中央の南
で敵SMG兵と遭遇。
北では、森に踏み込むといきなり敵から攻撃を受けたので、応戦せずに後退し
た。南でも同様に森の中で敵に遭遇、こちらでは交戦したが、反撃を受ける。
1個小隊を投入したものの、さすがは守りのソ連兵、排除に失敗し隣接したまま
ターンを終えることになってしまった。損害は合計8名。

両方の敵に遅延0.5で砲撃を指示した。自軍ユニットが隣接しているところに
150mmを撃ちこむことになるがやむをえない。

どちらも隣接するまでわからない森の中で遭遇したことを考えると、敵はおそら
くスキー兵などによる浸透戦術を予測していたのだろう。

ターン終了ボタンを押すと、最南部で敵の猛烈な砲撃が開始された。用いられた
のは盤内BM-13カチューシャ*8、中迫撃砲*4。
コストを計算すると402pt。砲兵制限は450ptなので、ほぼ全砲兵を投入してきた
ことになる。つまり敵に盤外砲はないか、あっても1ユニット程度しかない。こ
ちらの盤外砲をカウンターバッテリーのために休ませておく必要はなくなった。

この砲撃による損害は10人程度。大規模な砲撃にしては少ない。ただ、これほど
の砲撃には攻撃部隊が続くのではないかという不安がある。

---一行無線送信内容---
Junkersあて :57,37ニ敵.撃退失敗シ隣接シタママ.他デモ森ノ中ニ敵.終了時南
デBM13*8
Mort*4ノ猛砲撃ガアッタ
正二面体あて : 中部デ交戦!敵ハ森ノ中ニ配置シテイル.警戒セヨ!進撃ペースは
貴官ニ任セル.最南部デ敵ノ猛砲撃ガアッタ

添付画像は4ターン終了時点での進撃状況などを示したものです。
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ソ軍第4ターン weideフェイズ

Post by 管理将校 » 2009.Jan.31(Sat) 10:25

turn4

一斉にカチューシャからの砲撃開始。
たちまち南部が鋤き返される。
敵の歩兵が目視されている。やつらは最低数ターンは行動不能だろう。
こちらの歩兵にも多少誤爆したようだが、被害は軽微。

ドイツ軍が中央にも姿を現し、SMG隊と銃撃戦を開始する。
SMG隊は粘り強く応戦し敵を食い止めている模様。

Sufiy大隊長より命令を受信。

1. (60,55)(60,56)へ早急に煙幕。間に合わぬ場合は不要。
2. 砲撃終了後砲兵陣地の転換

煙幕の展開は間に合わないと判断、(87,20)へと砲兵陣地の移動を開始する。
カチューシャは射撃中のため移動開始は次のターンになる模様。自走できるし移
動力も比較的豊富なので問題ないだろう。
これだけ激しく砲撃したのだからまず間違いなく対砲迫射撃がくる。

ドイツ軍から最前線へ105mm、150mmの散発的な砲撃が開始される。
敵も味方を誤爆している模様。
無線不調か何かで命令伝達に問題があるのだろうか?
それとも砲兵士官が無能なのか?(笑)

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