第3ターン サト・フェイズ
さて、ハマさんは、ISU-122を1両撃破するという大戦果を挙げました。
もう、なんていうんでしょう。すばらしいのひとことです。
米軍にとっては、願ってもない結果でありました。
それも、junkersさんによる索敵と攻撃の下地作りが見事に功を奏したといえるでしょう。
これまた、美しいチームワークの賜物であります。すばらしい。
ということで、私の手盤であります。
まずはHQユニット。
ハマさんのジャクソンさん1両がこちら北側へ向かっております。
その視界を確保するために、もう少し左側へ動いておいたほうがいいかとも考えました。
ただ、現在地はjunkersさん指揮下のLMG分隊の背後で、比較的安全な位置におります。
ここから動いて、安全地帯から離れるのは危険とも感じます。
結果、「このまま動かずに監視を続ける」という最終判断です。
次に、2級道路南側の石造建築物23,11にいるCrewmen。
現在ここからの視界はあまりよくありません。
マップ下側、1ターンにjunkersさんのM20が戦闘を行った場所あたりまでは見えますが、
正面のPPTVHのある高地は、直近の歩兵戦闘による影響で煙幕の密度が高く、
監視できない状態です。
ですが、もう2ターンもすれば、煙幕も晴れて十分な視界が得られると判断しました。
また、ソ連軍歩兵部隊の接近も予想されますが、たとえ隣接されても、
発見されないのではないかという読みもあります。
ということで、「現在地を維持」という判断です。
そして、重要な迫撃砲の行動。
junkersさん、ハマさん両氏から砲撃目標の指示はありませんでした。
それは、当初の予定通り、比較的安全と思われる北側への移動の許可があったと解釈できます。
(ここで簡単に迫撃砲の運用について補足しますと、1両のジープはすでに監視要員として使ってしまっておりますが、
もう1両で迫撃砲を2門とも運搬可能であります。ジープのキャパは8で、迫撃砲は4名のチームが2個。
ぎりぎり乗せられるという判断です。)
ところが、ひとつの不安がよぎりました。
Easy Twoによる遅延0,4での煙幕展開をHex 8,7に行うべきかということです。
次のターンでjunkersさんのM24Chaffeeが登場します。
ISU-122がHex 1,6にて2級道路を監視していると、そのM24の行動は制限されてしまうでしょう。
まだ、junkersさんの行動予定は報告を受けておりませんし、道路を左側へ移動してほしいというわたしの希望もとくにありません。
ただ、もしjunkersさんがそういう意図を持っていた場合、
1,6のISU-122からの視界がさえぎられていれば、
スムーズな移動ができるのではないかと考えました。
もう一点。
2級道路南側のソ連軍歩兵部隊の動きが気になります。
2ターンの作戦会議のとき、わたしは森の中へ進入しようとするソ連軍歩兵への対応策を進言しました。
しかし、このわたしの読みの甘さから、、junkersさんは歩兵1個分隊とハーフトラック1両を失い、ハマさんにいたってはB0中隊長ユニットを亡くしてしまいました。
結果、この森をケアする部隊はjunkersさんのハーフトラック1両のみとなり、
2級道路は前述した1,6のISU-122から見られていることも加わって、
非常に危険なものとなっています。
リプレイ画面からの情報では、かすかに19,11の地点でソ連軍ハーフトラックが停止したような雰囲気を感じました。
リプレイ1回縛りルールというのは面白いもので、うっすらと消え行く記憶との格闘というあたらしい快楽をもたらせてくれます。
それで、この地点から2級道路へはわずかな距離で、それを妨害するわが兵力はありません。
これまでの前へ前へと進むソ連軍の行動様式から類推しても、IS-4とハーフトラックを用いて2級道路を一気に制圧しようとする意図があるようにも思えます。
そこで、Easy Oneによって遅延0,1で19,11の地点に砲撃の命令を下そうと考えました。
予想されるソ連軍の行動を少しでも妨害しようという狙いです。
ちょうどこのプレイ中に、チャットルームにはNor司令官殿がいらっしゃいました。
司令官殿の「どんな感じですか?」という問いから始まり、その後約2時間にわたりトークが続きます。
あれやこれやと分析を重ねながら時間を忘れる2人。
司令官殿は上手に堂々めぐりな方向で結論を導いてくださいましたが、いやあ、こういう時間ってほんと至福のときですな。
ただ、このときの会話がわたしの判断に影響をおよぼしてはいけません
ここはきっちり、作戦方針はjunkersさんとハマさんとの協議からのみ決断されるべきでしょう。
というわけで、当初の考えどおり迫撃砲に命令を出し、ターンを終了することを決意した次第です。
といいましても、最後はどれがいいのかよくわからなくなって、この結論に至ったというわけであります。むはは
サト