おひさしぶりです。さっそくやってみました。
制限ターン20で小さなマップですが、登場ユニットは多いっすね。特に敵。
簡単に経過を書きますと、3ターン目の敵降下直後に司令部が包囲攻撃を受けてなすすべなく死亡。まあこれは運が悪すぎたのだと思います。
その後も米軍機の猛攻で次々と戦車が炎上。歩兵はほぼ互角の勝負になっていましたが、戦車部隊が10ターンほどで壊滅し、私の士気が崩壊して終了しました。
あ、ちなみにロケット砲は一発も撃たず終いでした。
以下、いろいろと感想など。
まず些細な点ですが、フォルダが二重になっているようです。
そして、ファイル名にはシナリオ番号を含めておくのが一般的です。コメントファイル(cmt)には349と書いてあるようなので、"scen349.cmt"と"scen349.dat"というファイル名で配布する方が良いでしょう。番号が重複する人だけ変更するということで。あと、シナリオタイトルの綴りは"airborne defence"かな。
さて、次に内容なのですが、これは意見を言うのがなかなか難しい部分です。シナリオなんて自分の好きなように作って何も問題ないのですが、他人にプレイしてもらうこと(それもなるべく多くの人に楽しんでもらうこと)を前提とするならば、ちょっと考慮したほうが良いこともあります。以下はあくまで一つの意見としてお聞きください。
まず、シナリオを作る場合は仮想戦か史実戦のどちらを作ることになりますが、このシナリオは45年8月の独米戦なので完全な仮想戦ですね。歴史のIFを考えるのがゲームの面白さでもあるので、こうした基本設定については何も問題ありません。次に、このシナリオでは米英軍の空挺攻撃に対してドイツ軍が街を守るという設定になっています。この設定自体も全く問題ないでしょう。
私が思うに、唯一の問題は、街の上に空挺部隊が降下するという点です。というのも、降下地点というのはなるべく障害物のない開豁地が選ばれるのが普通で、建物だらけの市街地に大規模な空挺部隊が降りてくるということはまずありえません。実際には、予定降下地点が大きくずれて市街地に下りちゃったなんて例は多々ありますが、それはあくまで例外事態で、大規模な部隊が市街地目指して降下することはないでしょう。
なんだかとっても瑣末な指摘のようですが、おそらくこうした部分のリアリティを重視するのが多くのSPWAWプレイヤーの特徴で、シナリオの評価にも大きく影響するのだと思います。ということで、私の意見としては、「メインの降下地点は市街地のど真ん中じゃなく、その周辺の開豁地にする」方がより良くなると思います。
といっても、これはあくまで私見です。リアリティなんて完全に無視して、ゴジラシナリオのように奇想天外な方向に向かうという選択肢も勿論アリでしょう。
そういう意味では、シナリオの目指す方向というか、どういうものを作りたいのかを明らかにしてもらえると、もうちょっとコメントがつけやすくなると思います。人から「面白い」といわれるシナリオを作るのは大変な作業ですが、ぜひぜひ頑張ってください。