<おしらせ1>
またまた、いつの間にか掲示板がダウンしていたようですね。ログを見ると、およそ2年半ぶりの改修です。
この間、何度かメールでご要望があったようですが、この度ようやく重い腰を上げて掲示板を修復いたしました。
管理不行き届きで申し訳ありません。

<おしらせ2>
サイト管理を楽にするために体裁を変更しています。
本サイトのメインコンテンツであったSPWAWの解説記事は以下からアクセス可能です。
SPWAW解説記事一覧


<5分で調べたSPWAW界の近況>

びっくりしたことーその1「Depot リニューアル」
SPWAW界を長年牽引してきた世界最大のファンサイトSPWAW DEPOTが、昨年の4月に閉鎖、13年の歴史に幕を下ろしたようです。
と同時にDepotメンバーの一人 Falconさんが新たなサイトSPWAW DEPOTを立ち上げたようですね(笑)。
まあ、中心メンバーが入れ替わって、こじんまりした感はありますが、実質的にはリニューアルって感じですかね。
旧DEPOTの遺産は相続されているようで、今後ともがんばって欲しいところです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawdepot/

びっくりしたことーその2「砲撃要請画面ラグ解消」
マルチコアCPUが普及した頃でしょうか、ある程度以上のスペックのPCでは、砲撃要請画面で挙動がおかしくなる不具合がありましたね。
それが原因でSPWAWを離れた・・という方もおられたような記憶がありますが、どうやらこの不具合、ついに修正されたようです。
これもDEPOTメンバーのおかげみたいですね。Matrix Games 公認(というか黙認ですね)のもと 、本体ファイル MECH.EXE をいじることに成功したようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... -t277.html


というわけで、この機会にもう一度SPWAWをやってみようかな、と思われた方は次のリンクからダウンロードをどうぞ。
DEPOTで全てのファイルのホスティングも始めたようです。
https://www.tapatalk.com/groups/spwawde ... es-t6.html

Scenario Olchowatka

自作シナリオ・キャンペーンの投稿
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Scenario Olchowatka

Post by sato » 2005.Oct.13(Thu) 12:59

オンラインプレイ用のシナリオと思いまして作り始めましたが、
バランスが悪く、結局対AIのシナリオになってしまいましたorz

なにぶん初めてなもので、どんなものなのか見当もつきませんが、
ご感想をお伺いできれば幸いでございますm(__)m

なお、プレイヤー2でのスタートとなります。
オープニングでAI・humanの切り替えをお願いいたします。


602 Olchowatka

Soviet assault German Defend
0700, February 28, 1943
Olchowatka, Russia

Recommended for human playing German.

パンツァーフロントbis のシナリオ「オリホワトカ」から

*Mission Briefing*

押し寄せるロシア軍に
ハリコフは呑み込まれた。
敵の侵入は広範囲にわたり
ここオリホワトカの突破をも目論む。
戦車隊は村を守る擲弾兵を
支援し、敵の進撃を止めろ。

小雪が舞う早朝、オリホワトカ村の守備隊から警報が発せられた。
その内容は以下の通りである。
「ソ連軍戦車部隊が警戒線を突破、村に向かって急速に接近中。
当方、戦車を止める手立てなし。至急救援を請う。」
師団司令部では、急ごしらえの救援隊が組織された。
貴官は、ナーゲル、ヒルデガルト両隊を率いてオリホワトカ村に
急行し守備隊を救え。そして戦線を維持するのだ。
なお、師団の補給事情は苦しい。十分な支援が行えないことに留意せよ。
健闘を祈る!

注)
参考にしたシナリオの忠実な再現ではありません。
登場する部隊には大幅な変更が加えられています。


*2005.10.16  v.0.3に更新しました。
*2005.10.21  v.0.4に更新しました。
*2005.11.22  v.1.0に更新しました。
VHのポイント、ユニットおよびテキストに若干の変更を加えました。
このバージョンでSPWAW Depotに投稿いたしました。
ご指導いただきましたNor司令官殿はじめ、
テストしていただいた皆様にあらためて厚く御礼申し上げます。 :salut

*2005.11.24  v.1.1に更新しました。
テキストに大幅な修正を加えました。
Che先生の多大なご助力に厚く感謝申し上げます。 :salut
Attachments
Scen602 v.1.1.zip
シナリオフォルダに保存してください。
(2005.10.14.0150 修正 *部隊名称を一部変更)
(2005.10.16.2250 修正 *テキストを一部修正)
(2005.10.21 修正 *大幅な変更を加えました)
(2005.11.22 v.1.0に更新しました。)
(2005.11.24 v.1.1に更新しました。)
(44.82 KiB) Downloaded 224 times
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プレイテスト報告

Post by Nor » 2005.Oct.14(Fri) 00:18

まずは結果から。

1回目
Men 214:64
AFV 17:1
Score 304:1166(MV)

2回目
Men 232:62
AFV 16:2
Score 233:1295(DV)

一回目はPPTを見落としていたのでMVに終わったようです。両方とも敵戦車は全て撃破したし、2回目の方が戦車損害が多かったのにDV取れたことからみても、PPTをいかに確保し続けるかが問題になりそうですね。なお、2回とも敵本拠地VHだけは踏めませんでした。以下、経過と感想など。

マップを一目見た時は、どっちから敵が攻めてくるのかわかりませんでした。味方戦車が左端にいるのを見つけても、「はて・・・敵は右端の狭い部分から攻めてくるんだろうか??」という感じでした。

とりあえず橋を目標に阻止砲撃。同時に敵の準備砲撃が炸裂!う〜む、そうだよな、これはシナリオなんだから、ドンぴしゃで命中するよな・・と気合いを入れ直す。砲撃でピヨった味方歩兵の間を軽々と敵先鋒に抜かれ、さらにう〜む・・・。しかしここまではまだぼ〜っとしてました。

続く敵ターン・・・こ、これは・・・まるでロシアン・スティール!!速度を活かしたT-34の突進。あっという間に展開するタンクデサント。命中率のいい4号も多勢に無勢で1両炎上・1両砲故障。あれよあれよという間にほとんどのVHを踏まれ、一気に劣勢。

この時点で俄然やる気が出たものの、ちょっと勝ち目がないかな〜と思いつつ反撃。最終的にはなんとか挽回できましたが、この戦力バランスと危機感を煽る展開は文句なしです。

ということで、戦力・ポイントバランスはかなりいいんじゃないでしょうか。VHの配置も違和感無しです。難易度は5段階で4〜4.5くらいでしょうか。敵の砲撃が恐ろしく正確・迅速・圧倒的なのも非常にいい感じです。

あえて難癖をつけるなら・・・・4号と突撃砲に乗っている歩兵の役回りがややわかりにくいことでしょうか。1回目は面倒だったので、両方とも降ろしませんでした・・。ところが2回目で降ろしてみると、結構強い歩兵が乗っていることが判明!4号に乗っている偵察兵は対戦車地雷を持っている!突撃砲には戦力8のまともなSMG歩兵が乗っているのに名称が"Crewmen"なのは??即応火砲能力を持っているのには笑いましたが、これはどっかの砲兵なんでしょうか?

と、無理やりイチャモンをつけてみましたが、この完成度の高さはシナリオ初挑戦とは思えません。いやホント。是非シリーズ化してキャンペーンに挑戦してください! :cool:
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ご報告の御礼と一部修正のおしらせ

Post by sato » 2005.Oct.14(Fri) 03:11

さっそくのレポートをいただきまして、ありがとうございます。
また、過分なるお褒めの言葉を賜り感激しております。 :cheers
元ネタの出来がいいので、そのおかげであります。
チャットにてご報告いただきましたjunkersさまにも加えて感謝申し上げます。 :salut

さて、ご指摘いただきましたナーゲル隊に随伴しているクルーの件ですが、
「急ごしらえ」の救援隊ということで、戦車兵まで狩り出された状況というのを
再現したかったのですが、稚拙なブリーフィングゆえ意味が伝わりにくかった
ことと思います。
そこで、司令官殿にアイデアをいただき、部隊名を下記の通り変更いたしました。
Crewmen→Panzer crew
Recon patrol→Gathered troop
ブリーフィングの変更につきましては今後の課題といたします。

難易度については、何回もテストしてわからなくなったというのが
正直なところです :roll:
司令官殿をやる気にさせるというのは、相当な難易度ではないかと
自分でもビックリしております。
パンフロ的な激しい撃ち合いを想定していましたので、その再現には
ある程度成功したのかもしれません。 :smile:

ソ連軍の砲撃の正確さは、現実的にソ連軍らしからぬ部分かと思います。
ですが、パンフロではラッチェボムに常に狙われる状況でありました。
対戦車砲と戦車の突撃を少ない戦力で同時に対処するのは、
SPWAW的に無理と考えまして、このようなソ連軍の砲兵戦力になりました。
なお、弾薬数を減らしましてぎりぎりのバランスを作ったつもりでありますが、
ちょっと微妙かもしれません。

最後に、自分の作ったシナリオを人様にプレイしていただくというのは、
いちばん最初にAARを投稿したとき以上に緊張するものですね。
感想を伺うときは、試験の結果発表を待つ気分でありました :oops:
お二人にあらためて感謝申し上げます :salut
Last edited by sato on 2005.Oct.14(Fri) 04:39, edited 1 time in total.

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更新のお知らせ

Post by sato » 2005.Oct.16(Sun) 22:54

v.0.3に更新しました。

英訳テキストを一部修正しました。

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報告です。

Post by Magsaysay » 2005.Oct.20(Thu) 17:46

司令官殿に続けとばかりにやってみました。でわ、早速報告。

1.バージョンv8.2 MMXぺんてぃあむ200 32MBらむ
2.602 Olchowatka
3.所要時間 2時間半(動作環境を満たすPCなら3分の1ぐらい)
4.難易度 4/5
5.設定 C&C オフ

【作戦】
・敵の情勢
 オリホワトカ村を狙う敵の規模に関する情報は以下の通り。
 戦車が存在している。村を占領する以上歩兵もいる。砲兵が存在しているかどうかは不明。それぞれ規模も不明。

・味方の状況
 オリホワトカ守備隊の規模は、損耗した歩兵1個中隊(1個小隊欠)である。対戦車兵器は無い。砲兵は75mm砲が一つ、歩兵中隊迫撃砲班より82mm迫撃砲ニ門。
 増援部隊はヒルデガルド隊がIV号g型4両、ナーゲル隊が長砲身三突2両。

・上級部隊の意図
 我々の師団の補給事情はかなり怪しくなってきているらしい。スターリングラードが包囲されてから南部方面の状況は悪化するばかりである。
 おそらく、師団は最小限の支援でオリホワトカ守備隊を救いたいのだろう。

 で、ここまでの妄想を纏めてみると。
 師団は最小限の兵力でオリホワトカを守りたいと考えていると思われる。
 つまり、師団はオリホワトカを狙っている敵の規模が、味方守備隊と増援部隊でなんとかギリギリ守れる程度であると認識しているのではないか? 師団は兵力を温存したいのだ(或いは赤軍が多すぎて兵力が足りないのだ)

・このシナリオでの作戦目標
 第1目標、オリホワトカ村の守備
 第2目標、我の兵力温存
 第3目標、彼の兵力殲滅

 オリホワトカ村の守備ですが、これに関しては任務だししょうがないでしょう。本音を言えば兵力温存を優先したいけど。村を守備するためには村に侵入してきた敵を撃破、或いは撃退しなければならないでしょう。撤退する敵を無理に攻撃はしない、というような方針。

・地形
 オリホワトカ村の前面には小川がある。彼の攻撃可能進路を考えてみると、まず村正面の整備された道路からの攻撃があるだろう。
 またオリホワトカ村の村壁を眺めてみると、南北にスペースが空いているところがあり、北側には小径が伸びている(途中で途切れているけど)。そして、マップ北東にも途中で途切れている小径がある。途中で途切れているのは、雪で小径が埋まってしまったのか、それとも獣道並に未整備なのか?
 マップ南側に小径があるのもいかにも妖しげである。

・敵の可能行動
 先ず正面攻撃。砲兵支援を伴う正面からの攻撃。村正面にかかる橋はただ一つであり、我に機関銃などがあることを考えると、極めてブラッディな攻撃方法になる。砲兵支援があればずいぶん楽にはなるが。やはり危険だ。

 次ぎに側面攻撃。機動部隊による側面攻撃。機関銃等による射撃を受ける恐れがあるが、正面攻撃よりはマシではある。最低限の小径があるし、マップ内の小川は戦車の移動を完全に阻むほどの川幅が無い。十分可能だろう。

 最後。パルチザンや小規模な空挺による後方浸透と、移動阻害。パルチザンによって道路を(地雷や対車輛障害などで)封鎖されていないか? 正面からの攻撃に呼応して後方浸透があると有効だ。

・守備方針。
 村の守備隊である歩兵中隊は、接近してくる敵歩兵や戦車を積極的に射撃する。これにより敵の攻撃を足止めし、増援部隊到着までの時間を稼ぐ。また、歩兵に対して射撃することで歩兵の足を止め、歩戦を分離したい。また、戦車に歩兵が乗っかっている場合は、積極的に射撃を行い戦車から歩兵を引き摺り下ろす。
 また、各歩兵分隊は現在地の固守に拘泥せず、敵に発見された場合にはすみやかに後退すること。

 増援戦車到着前に戦車が突入してきた場合は、近接強襲ができる場合を除いて近距離から戦車への射撃をしないこと。敵戦車および随伴歩兵に位置がバレたらえらいことになる。攻撃をする場合の優先事項は、彼の随伴歩兵の排除である。歩兵支援の無い戦車などただの鉄の棺桶だ。
 遠距離から機関銃などで彼の戦車を射撃することは当然考慮すべきである。ただし、彼の歩兵を攻撃することが全ての上位にあたる。

 増援戦車部隊はまず敵が側面攻撃をしてこないかどうかを確認せよ。そして側面への監視を行い、敵機動部隊が登場次第、戦車が対応に赴けるように機動余地を確保しておくこと。先ず村の側面および後方の安全を確保し、しかる後に村へ突入すること。

 増援戦車到着後は、村に突入してきた戦車を排除する。この時、各歩兵分隊は戦車に対して積極的に射撃せよ。近接強襲ができればそれでもよし。とにかく、歩戦協調して敵戦車にあたること。

 また、敵歩兵の後方浸透に付いては、増援戦車隊に任せる。ただし、敵の機動部隊の排除が優先される。それが終わってから排除に向かうこと。また、盤内迫撃砲がパルチザンに見つかった場合は砲を捨てて逃亡してよい。
 村への進路に障害物があった場合は、全てを諦めた方が良いかも。シャレになってませんよ…

【戦闘経過】
<序盤>
 第1ターン開始早々から、早速赤軍歩兵と軽戦車が村の正面へ迫っているのが見える。早速射撃開始!
 まず、敵歩兵の頭を下げさせるべく2個あるMMG班が射撃。赤軍歩兵はいくらか死傷者を出しているようだ。さらに、各歩兵分隊はkar98rifleを使用不能とし、MG34のみで敵歩兵へ射撃。これで、ズイブン敵歩兵に銃火を発見されにくくなる。この射撃も敵歩兵にちまちまとダメージを与える。ついでに戦車も撃って抑圧を上げ、適当な所で1歩後退。MMG班も後退。
 現在地を固守する必要性などどこにもない。最後に村を確保していれば良いのだ!
 正面担当の歩兵は、中隊長のいる位置まで下がらせる予定。これでさらに敵歩兵の到着が遅れ、赤軍戦車は無防備になる!
 さらに、赤軍歩兵を確認した場所には、盤外75mmFHに間接砲撃要請を送っておく。
 この後の75mmFHの射撃はとても上手く行きました。ゴリゴリ赤軍歩兵にダメージを与えました。ムフフ :D

 この間、赤軍砲兵の砲撃を浴びつつも、歩兵部隊は予定のラインまで後退。機関銃分隊も側面を担当し、側面から突っ込んでくるかもしれない赤軍機動部隊を迎え撃つ態勢を取る。増援戦車部隊はひたすら前進中。

<序盤2>
 まずは赤軍軽戦車が突っ込んできた! しかし、赤軍歩兵とは切り離されている。
 早速歩兵分隊が軽戦車へ射撃開始。全ての火器を軽戦車へ集中。見事に軽戦車1両を恐慌状態へと落とし入れました。もう1両の軽戦車にはPPTを打痛されてしまったけれども、まぁいいか。敵ターンでのドイツ軍通常歩兵の強襲は成功せず。しかし、これは仕方がない。

 一方、増援戦車部隊はなんとか村の近くへ到着。ヒルデガルト隊(4号)は村の北側を警戒する位置へと移行。ナーゲル(三突)隊は村の西側に待機。村の南側とPPTを通って奥のVHを狙ってくる敵を警戒。

 砲兵は、村東側から来るであろう赤軍歩兵や戦車を間接砲撃する用意を整えている。

<中盤>
 とうとうT-34が登場してきた。守備隊は、地形を上手く利用して村の北側に接近したこのT-34部隊を、村のすぐそばに来るまで発見できず。おかげで、MMGの射撃機会はたったの一回にすぎず、足止めを出来たT-34はたったの1両! 増援部隊は間に合わず :pale
 結局2両のT-34がタンクデサントを伴って村の中へと侵入してきました。なんてこった。タンクデサントは全部村の外で脱落させようと思ってたのに…… :cry:
 この状態では、戦車に至近で視界の通っている歩兵はウカツに射撃できない。また、やはり攻撃をするなら戦車よりも歩兵である。まず敵の目を叩かなくては。

 そんな感じでかなり苦戦。しかし、どうにかタンクデサントの足を止めることに成功。T-34は歩兵を置いてさらに前進してくる(ニヤリ :wink:

 さらに、村の東側からも南側からも戦車部隊登場。一気に情勢が変化。三突1両が側面から敵戦車の攻撃を受け撃破され炎上 :shock:
 うぎゃー、作戦をからぶってしまったぁ :shocked とりあえず戦車部隊は位置を転換させることに決定。まず、生き残った三突は一端北側へ後退。現在の位置だと側面や背面を狙われかねない。
 一方、ヒルデガルド隊の4号戦車のうち2両は南側から攻撃してくる敵戦車を叩くべく位置転換。1両は村の中に突入してきたT-34をたたくべく、村の北側から村へ突入。もう1両は、村の北側を俯瞰できる位置に前進、北側から攻撃に来る敵部隊を警戒。

 済みませんが、ここで以下次号です。しかし、作戦部分が異様に長い報告になってしまった :cry:

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Post by sato » 2005.Oct.21(Fri) 12:59

はじめに、Magsaysayさま、
詳細なご報告ありがとうございます。
深い状況判断と綿密な作戦計画には驚くばかりです。
恥ずかしながら、作者のわたしでさえ、ここまで考えてはいませんでした :shock:
また、楽しんでいただいている雰囲気をとても感じました。
非常にありがたく思います。
この場をお借りして感謝申し上げます。 :salut
終盤へ向けてどんな展開になるのか。続きが楽しみです。


さて、レポートとチャットでのやり取りを通じて、ご意見をお伺いいたしました。
皆様、ありがとうございました。
それを参考にさせていただきまして、大幅な修正を加えました。
以下は主な修正点です。

1 PPTVHを廃止して、すべて終了時得点のVHにしました。
オリホワトカ村の防衛が主な作戦目標であることから、
村落内の一部を執拗に維持する必要はないのではないかと考えました。
最終的にオリホワトカ村がドイツ軍の制圧下にあればよいという理解です。
なお、得点バランスの関係からVHのポイントはそれぞれ修正しました。
ちなみに、村落と手前交差点のVHを確保すれば、戦闘車両3両の損害でも
DV可能となっております(たぶんorz)。
歩兵戦力の損害が大きい場合は微妙な展開となるかもしれません。

2 ウェイポイントの修正と新規設定
大幅な修正を加えました。
また、ソ連軍歩兵戦力に新たに進路を指定しました。
これにより、若干ロシア兵がタフになっています。

3 東西南北の表示
このオリホワトカという地名がいくつかありまして、位置がいまいち特定できていないのですが、
おそらく、ポヌイリ付近にあるものがこのシナリオの舞台ではないかと考えました。
従いまして、ソ連軍は南から攻撃を行ったのではないかと思われます。

4 その他
ソ連軍の砲撃その他に細かい修正を加えました。
また、テキストも修正をしています。
司令官殿、ご指導ありがとうございます。 :salut

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報告 その2

Post by Magsaysay » 2005.Oct.25(Tue) 18:28

注:これはv0.3の感想です。先の報告のつづき。さらに、ものすごくネタバレ

<終盤1>
 まずは、ヒルデガルド隊の4号戦車1両による側面・後方支援を受けつつ、4号戦車1両が村の北側(便宜上です・マップ上側のこと)から村へ突入。オリホワトカ村に赤軍戦車の侵入を許したとは言っても、村の状況を管制しているのは我々だ! 村内でまともな状況の赤軍歩兵はいない。
 4号戦車の突入に呼応して、一気にドイツ軍歩兵が赤軍戦車を攻撃。小銃と機関銃の射撃でとっぷりと赤軍戦車の抑圧を上げる。さらに赤軍軽戦車1両を手榴弾の一撃(強襲にあらず)で撃破。さらにさらにT-34を1両歩兵強襲で撃破 :shock:  突入しにきた4号戦車の立場は一体……

 村の北側側面を守るべく待機していた4号戦車も、しっかりと仕事をしました。さらに、北側側面へ元砲兵(?)の偵察チームを派遣。ほぼ防衛体制確立。この4号戦車は予備に回してもよいかな?

 側面や背面から、赤軍戦車の攻撃にさらされていたナーゲル隊の三突(もう1両しかいませんが)の後退を助けるべく、まず村の南に配置されているMMG班が赤軍戦車を狙って射撃開始。彼らにready態勢を取らせてはならない。
 さらに、ヒルデガルド隊の4号戦車2両も支援。地形を利用して赤軍戦車2両ほどを撃破。
 ナーゲル隊の生き残りの三突は、これらの支援を受けてどうにか無事に撤退。

<終盤2>
 オリホワトカ村内での戦闘を優勢に進めることに成功したこともあり、今度は村を完全に制圧すべく攻撃開始。村内に残っている赤軍戦車は、4号戦車が歩兵の支援を受けつつ料理。しかし、未だに村内で頑強に粘る赤軍歩兵に苦戦。とうとう独歩兵分隊には弾切れのものがでてきて一気に苦しくなる。彼らは後退させるしかない。おかげでMMG班が無防備となり、赤軍タンクデサントによる攻撃を受け破壊された…… :shocked

 村の南側では、さっきは這這の体で後退した三突が先頭となり、ヒルデガルド隊の2両の4号を従えて赤軍戦車部隊へ突入。村の南側を守っていたMMG班の弾薬が尽きるという事態によりかなり苦労したものの、どうにか敵を撃破。ふぅ。

 この後は、赤軍対戦車砲の恐怖のおもひでに震えつつ、残存の赤軍歩兵を掃討しました。結局村の東側(マップ右側のこと)奥のVHまであと2HEXのところでシナリオ終了。後1歩だった。。。

【結果】
スコア 1241:240(DV)
ソ損害:Men220、AFVs17
独損害:Men47、AFVs1
主な損害:1×GE MG34MMG、1×Stug G(E)

【感想】
 うーん。グッドバランスなシナリオですね。MMG班や幾つかの歩兵分隊の中には、弾薬が切れた部隊が出ました。この辺はかなり燃えました。さらに、特に特筆すべきは赤軍戦車部隊の戦術の妙でしょう。42年までドイツ軍に叩かれつつも、必死になって牙を研いできた赤軍戦車部隊にふさわしい戦術だと思います。
 逆に、赤軍歩兵はもうちょっと頑張ってもよかったのではないかと思いました。もっとも、赤軍歩兵は指揮値・経験に問題ありなので、史実通りの展開なのかもしれませんけど。

 さて、プレイヤーに関してですが、zbv送りですな。なぜ三突を中途半端な場所へ進出させ危険を招いたのか、MMG班を失ったのは何故かたっぷり絞られた上で軍法会議行きか…… :roll:
 ドイツ軍は、この手のちょっとしたミスが致命傷に繋がりかねないというに。歩兵の犠牲も多いし。

【蛇足】
 今度こそ全てのVHを獲得しようとして挑戦した2回目のプレイ結果。
<イロイロ省略>

 先ず突出しすぎた三突が犠牲となりました。「背面」から打ち抜かれました。
 さらに数的優位を確保できなかったヒルデガルド隊は、赤軍戦車に包囲されて次ぎから次ぎへと撃破されました。そして、とうとうAFVを全て失い、プレイヤーは士気を阻喪。以下歩兵と砲兵が必死に頑張りました略。

スコア略(CD)
損害略

 さすがに鬱ですよ。軍法会議の前に味方兵士に後ろから撃ち殺されます…… :pale

P.S 続きが遅くなってすみませんでした。

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ありがとうございます。

Post by sato » 2005.Oct.25(Tue) 23:17

Magsaysayさま

詳細で読み応えのあるご報告をいただきまして、
心より感謝申し上げます。

初めて作ったシナリオですので、いろいろ手探り状態の産物であります。
プレイバランスという点でも、自分でテストしているうちにまったくわからなくなって
しまい、かなりタフなシナリオが出来上がってしまったようです。
これを喜んでいいのかどうかわかりませんが、
結果的に皆様に楽しんで(もしかして苦痛?!)いただいているかもしれないと思い、
このレベルの難易度でもいいのかなと思い始めていますw

先日大幅に変更を加えましたが、難易度はやや下がった感じでしょうか。
PPTVHを廃止したぶん、じっくりとソ連軍戦車集団との戦闘に集中できる
ような気がします。
ちなみに、ドイツ兵の弾薬数は現状維持でございます。

いや、ほんとうれしいです。
ご報告、ありがとうございました :salut

Annie28

Relevancy

Post by Annie28 » 2006.Jan.03(Tue) 18:07

Magsaysay wrote:司令官殿に続けとばかりにやってみました。でわ、早速報告。
"司令官殿に続けとばかりにやってみました。でわ、早速報告。" is not relevant to the subject.

Guest

Post by Guest » 2006.Mar.15(Wed) 04:06

【結果】
スコア 2020:144(DV)
ソ損害:Men251、AFVs17
独損害:Men54、AFVs1
損害:1×GE MG34MMG、1×Stug G(E) 、2×GatheredTroop


序盤はとにかく押され気味。ソ連の砲撃が見当違いなところに飛んでいった+いい場所に着弾しても数が少なく有効ではないというのが救いだった。前線に突っ込んできた軽戦車を近接強襲で撃破、T-34を同じく近接強襲で芋らせた。さらにこちらの砲撃がいい具合に命中しているのか敵歩兵はほとんど現れない。たまに顔を出してくるやつはいるが、そいつは家の中から銃撃して追い払う。
が、しかし流石に次々と攻めてくる戦車に前線はボロボロになってしまい、10%前後の近接強襲や銃撃を繰り返し機甲部隊が到着するまでの時間を稼ぐ。
VHをいくつか踏まれた時点で戦車到着、なんと移動後の射撃で4突がT-34を2両撃破。敵の臨機射撃は全て外れるか弾いた。
村内は敵味方入り乱れての乱戦となる。「MGでノック→歩兵が近接強襲→(撃破できてなければ)戦車で零距離射撃」を繰り返しなんとか敵戦車の数を減らしていく。村落後方では4突1両と4号2両を鬼スタックさせ、突っ込んでくるKVやT-34を狙い撃ち。反撃で4突が炎上するものの、ほぼ全ての敵戦車を撃破。タンクデサントやクルーの掃討用&後方VH確保に4号を1両おいていき他の戦力は村落内の戦闘を支援する。
砲煙や煙幕で極めて視界の悪い村落南側は1HEXでの歩兵戦が続くが、待ち伏せする歩兵や戦車が次々とソ連兵を討ち取って行く。ミスクリックで移動した4号が近接強襲により芋るが、そのまま突撃してくる歩兵をMG-Bunkerのごとくなぎ倒す。途中何度か迂回したやつがVHを踏みそうになるものの、MG34が撃退。
徐々に押し返しVHを奪還、確保していく。

こんな感じで制限ターン。と同時にソ連が士気崩壊







---感想---
かなり焦りました。「攻撃受ける→やべええ→援軍着→苦戦→なんとか掃討完了」という流れがスムーズで、ハラハラさせられたシナリオでしたね。序盤に砲撃を集中的に使ってしまったため、後半は弾切れでした。しかしそのおかげで歩兵と戦車が同時に殺到してくる、という最悪の状態を回避でき「戦車→歩兵」と順番に料理できたことが今回の勝因でしょう。シンプルで素直に楽しめる良シナリオです。
GJですSatoさん!
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Post by weide » 2006.Mar.15(Wed) 04:07

上の投稿は私です
 
 
 
「私は他の多くの者よりも運が良かっただけで、兵士としての義務を果たしたに過ぎません。
敵との戦いに全精力を使い、スコアなど数えているような余裕はありませんでした。」 − エルンスト・バルクマン
 
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sato
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Post by sato » 2006.Mar.15(Wed) 11:49

weideさん

プレイしていただいたばかりでなく、AARまで書いていただき、とても感激しています。
こちらこそ、ありがとうございます!! :D

で、戦いぶりも、うんうん、ナイスです。いいです。 PDT_Armataz_01_34
まさに「MISSION COMPLETED」ですね。
Gooood Job!!です。 :wink:

ありがとうございました! :salut
サト

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