雨宮 | #000 Intro-Timmes-Battle-1 | 0.5時間 | ☆ | C&Cオフ | − |
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ダウンロード先はMarauder's Arsenal このキャンペーンはノルマンディー上陸作戦における第82空挺師団の戦いがテーマです。コアユニットは空挺歩兵小隊にせよとオープニングメッセージで要求されました。さもないとゲームバランスが崩れてしまうそうです。 ビルドポイントは185ですので、確かに空挺歩兵小隊を1個購入するとお終いです(しかも非常に微妙にポイントが足らずに完全編成で購入できない)。 ------------------------------------------------------ HQ分隊×1 空挺歩兵分隊(SMG装備)×3 MMG分隊×2 ------------------------------------------------------ |
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1944年6月6日未明、連合軍のノルマンディー上陸作戦を援護すべく第82空挺師団はユタビーチ後方に降下。散開した師団各部隊は集結しつつ付近の村や街を攻撃して占拠していった。Timmes中尉は指揮下の部隊を集結させ、友軍と共にAmfreville村の占拠に向かう。 <1〜3ターン> VHは5箇所、東側のRally Point(集結地)、Amfreville村にPPTVH2個、その南の中央集落にPPTVH、南端の集落に通常VH。初期位置のAUXは4個小隊。1個小隊が後で増援に来る。 まずは初期配置にそってAUXの2個小隊をAmfrevilleのPPTVHの確保に向かわせる。コア部隊は中央のPPTVHの確保に向かわせる。1個小隊はRally Point(集結地)の守備、他の部隊は待機。 こちらには火炎放射戦車もなければ、砲兵もない、戦車もハーフトラックすらない。あるのは2門の迫撃砲だけ。先日まで闘っていた東部戦線のWachword Freedomでは完全機械化の装甲擲弾兵がフンメルの砲撃支援のもとで、パンター、ティーガー、エレファントとともに進撃していたのに比べるとひどく心もとない。 とにかく迫撃砲を村に叩き込み、Amfreville村を強襲。ある意味至極当然のことながら建物にはドイツが潜んでいるはず。誰も居ないとシナリオにならない。やはり歩兵と機関銃が応戦してくる。 芸も何もない建物から建物へ進む接近戦。東部戦線の赤軍親衛歩兵が相手では危険すぎてできない戦い方だが、ここのドイツ兵は何発か打たれると結構簡単に後退してくれる、臨機射撃もあまり厳しくない。3ターン目にPPTVH2個を確保。 <3〜6ターン> 迫撃砲の手が空いたので、今度はコア部隊とAUX1個小隊が中央の集落の攻略を開始。迫撃砲の援護を受けた型どおりの射撃戦。ポカミスで2個分隊が全滅するがPPTVHを確保。 その頃、Rally Point(集結地)へドイツ兵推定1個小隊が攻撃をかけてくる。機関銃と歩兵で十字砲火ヘックスを設定。AIはまんまと罠にかかる。同じヘックスに入っては撃退され、また入ってきては撃退され、、、意外と弱いぞドイツ兵。それに空挺歩兵は精鋭だけあって優秀なようだ。射撃がよく当たる。 なんとかなりそうな気がしてきたので、AUX1個小隊で南端の集落の通常VHの攻略を開始。こちらは簡単に確保に成功、、、と思ったら。ここには結構多くの守備兵がいた。敵軍フェイズに猛烈に反撃してくる。死傷者が何人かでる。 すると、ガラガラと嫌な効果音が。戦車だ!フランス製S-35が現れる。多少、歯ごたえのありそうな敵、、、と思ったらドイツ軍は士気崩壊。終了。 結果は1899:405でMV。2個分隊全滅したことと、中央のPPTVHの攻略開始を3ターン以降に遅らせたのがいけなかったようだ。それに通常VHの攻略をもっと遅らせて、PPTVHから収入を十分に得て、ついでにS-35撃破してからシナリオを終わらせれば、たぶんDVが取れたはず。 |
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雨宮 | #006 La Fiere-Battle-1 | 0.25時間 | ☆ | C&Cオフ | − |
ビルドポイントはたったの18。コア部隊の損害なしなので使わず。サポートポイントは0。 渡河地点を確保するシナリオ。イントロメッセージで、プレイバランスのためにどうか迫撃砲は使わんで下さいプリーズ、、、と求められます。迫撃砲なんか初めから持ってないので使えません。なるほどコア部隊の空挺歩兵小隊が微妙に完全編成にできない(=迫撃砲分隊が欠員になる)ビルドポイントだったのはこういう時のための陰謀だったのか。 なお、このシナリオの勝敗(DVか否か)でキャンペーンの分岐が変わるので、もしもこのキャンペーンの全てのシナリオをプレイしたいのなら最後の数ターンをセーブしておいておくとよいとのことです。 |
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<1〜8ターン> 初期位置のAUXは1個小隊。3個小隊が後で増援に来る。渡河地点のVHがマップの中ほどに一つだけあり、その横に建物がある。建物には必ず機関銃が配置されているに相違ない。機関銃で撃たれると死んでしまうので建物の射界内に入らないように接近する。 接近して建物を射界内に入れる。やはり機関銃がいた。撃たれる。人が死ぬ。撃ち返す。撃ち返される。また人が死ぬ。みんなで撃ち返す。機関銃はたまらず後退していなくなる。 VHを確保に前進。撃たれる。人が死ぬ。まだ敵がいた。みんなで撃ち返す。ドイツ兵はたまらず後退する。みんなで追いかけて撃つ。ドイツ兵はたまらず後退する。更にみんなで追いかけて撃つ。ドイツ兵は死んでしまった。前進してVHを確保。おしまい。 2280:48(DV) |
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雨宮 | #007 La Fiere-Battle-2 | 0.5時間 | ☆ | C&Cオフ | − |
ビルドポイントはやはり18。コア部隊の損害なしなので使わず。サポートポイントは0。前回と同じマップ。占拠した川の西岸のCauquigny村を独軍の反撃から守るシナリオ。 | |||||
<1〜8ターン> 初期位置のAUX1個小隊がVHが二つある集落を守備している。コア部隊は東側のやや離れた場所に配置。集落の西側から進入してくる戦車を発見。フランス製の鹵獲戦車S-35だ。この手のノルマンディー戦のシナリオでは定番品。更に独軍歩兵部隊も攻撃してくる。守備隊が応戦。独軍の兵力は推定1個中隊以上。わが軍の倍。銃撃戦。コア部隊は直ちに救援に向かう。 S-35戦車が集落へ突入してくる。そこに待ち構えていたのがバズーカチーム。1両撃破、2両撃破、3両撃破。更に1両のS-35戦車が集落へ向かうコア部隊へ突進してくる。バズーカで撃破。 AIの戦車は無闇に突っ込んでくるので結果的に人間やられてしまう。戦車は敵ユニットと隣接してもいいことはあまりないのだから、適当に間合いを取って砲撃するとか思考ルーチンは組めないものだろうか。 残りの独軍歩兵が数に任せて攻撃してくる。コア部隊が集落に到着して防戦。やがて、独軍士気崩壊。終了。 1980:120(DV) |
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雨宮 | #008 La Fiere-Battle-3 | 0.75時間 | ☆ | C&Cオフ | − |
ビルドポイントは18。コア部隊の損害なしなので使わず。サポートポイントは0。前回と同じマップ。米軍は諸般の事情でCauquigny村から川の東岸へ撤退。独軍の攻撃に対して渡河地点をいかなる犠牲を払っても守りきれ、との命令を受ける。 | |||||
<1〜12ターン> AUXは1個小隊とバズーカ、57mm対戦車砲が川の東側に初期配置。コア部隊はVHのある渡河地点付近の建物に配置。 西側から歩兵部隊を従えた戦車2両が進入してくる。またも、フランス製のS-35。銃撃を交える。S-35戦車はVHへ向けてガンガン突き進む。57mm対戦車砲と待ち構えていたバズーカチームがあっさり撃破。だから、適当な間合いを取って砲撃すればいいだろうに。。。 独軍歩兵部隊がVHに向けて攻め寄せる。推定1個中隊。距離5〜10ヘックスで銃撃戦をだらだら続ける。コア部隊のMMGが2ユニットとも溶けてなくなる。次のシナリオで修理できそうもない。。。銃撃戦をだらだら続ける。 12ターン目、シナリオ終了 1854:239(DV) |
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雨宮 | #009 La Fiere-Battle-4 | 0.75時間 | ☆ | C&Cオフ | − |
ビルドポイントは18。MMG分隊1個を修理。もう1個は微妙にポイントが足らず修理できず。サポートポイントは0。前回と同じマップ。ドイツ軍がまたも渡河地点を奪取せんと攻め寄せてきた。 | |||||
<1〜9ターン> AUXは増強1個小隊(7個分隊)とバズーカ、57mm対戦車砲、迫撃砲、機関銃がVHのある渡河地点周辺に初期配置。コア部隊はマップに東端に配置。 さっそく、敵戦車3両を発見。例によってフランス製鹵獲戦車(S-35、H-39)。展開は前回と同じはず、ただ敵の戦力は多くなっているだろう。前回のだらだらした中距離銃撃戦の反省から敵を接近戦に引き込むことを狙う。各歩兵分隊は前面に煙幕を展開して、敵の射界を阻む。こちらの主装備はSMGなので近距離射撃の方が戦果が上がる。 独軍は渡河地点に向けて前進してくる。やがてドイツ歩兵が至近に現れる。臨機射撃。撃退。また現れる。臨機射撃。撃退。またまた現れる。臨機射撃。どんどん現れる。こちらも撃たれてどんどん死人が出る。 迫撃砲をくらう。これはなぜか結構痛い。S-35、H-39戦車が出てくる。VHを踏まれる。マヌケなので無意味にどんどん前進する。対戦車砲とバズーカチームが撃破。 一方、ドイツ兵はどんどん現れる。銃撃戦。双方、どんどん死人が出る。そのうちドイツ兵が出てこなくなったので、VHを奪回する。 独軍士気崩壊。 1823:335(DV) |
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雨宮 | #010 La Fiere-Battle-5 | 1時間 | ☆☆ | C&Cオフ | − |
ビルドポイントは25。前回修理できなかったMMG分隊1個を修理。サポートポイントは0。前回と同じマップ。渡河地点を確保したわが軍は降下したグライダー歩兵部隊と協同して前進し、独軍が守る川の東岸のCauquigny村を占領する。 | |||||
<1〜16ターン> 初期位置のAUXはグライダー歩兵1個中隊とシャーマン戦車、迫撃砲2門。増援がグライダー歩兵1個中隊とシャーマン4両。 今度は前々回、前回と反対にこちらが攻める側。歩兵と戦車1両しかないので工夫のしようが思いつかない。という訳で、突撃! ダダダダダ、ダーン。やっぱり機関銃がいた。撃ち殺される兵たち。前進だ!前進しろ!進め!進めぇい!! おしえてください この世に生きとし生けるものの すべての生命に 限りがあるのなら〜 ダダダダダ、ダーン。バタバタと撃ち殺される兵たち。全滅する分隊もでてくる。ウワー!ウギャー!お母さーん!ちょ、腸が、腸が腹から〜!俺の、、俺の足は、、、 海は死にますか〜 山は死にますか〜 春は死にますか〜 秋は死にますか〜 射撃しつつ村に向けて前進するが、効果がでない。迫撃砲との連絡も繋がらない。この無線機はどうなってるんだ?機関銃の掃射されて、迫撃砲に吹き飛ばされて、兵たちは一人、また一人と散ってゆく。 愛は死にますか〜 心は死にますか〜 私の大切な故郷もみんな 逝ってしまいますか〜 多くの将兵を失いながらもなんとか敵に肉薄する。接近戦になればSMGが威力を発揮する。死ね〜い!ダ、ダ、ダ、ダーン! 前面の敵を撃退して、村に突入。ようよう迫撃砲が働き始める。敵のこもる建物に迫撃砲を打ち込みつつ、建物を一つづつ攻略してゆく。増援の戦車とグライダー歩兵も続々と集まり、後はこちらのペース。村内には例によってS-35戦車がいたが、バズーカとシャーマンが簡単に始末。 VHを全部踏んで、16ターン目に独軍士気崩壊。 2752:440(DV) |
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雨宮 | #011 La Fiere-Battle-6 | 1.5時間 | ☆☆ | C&Cオフ | − |
ビルドポイントは25。全滅していた空挺歩兵分隊1個を修理。サポートポイントは0。最終シナリオ。Cauquigny村を確保したわが部隊は増援を得て更に前進して周辺地域を制圧する。 | |||||
<1〜15ターン> コア部隊は先のシナリオで占領したCauquigny村に配置。ここにAUXのグライダー歩兵2個中隊。その北に米軍の陣地が構築されており空挺歩兵1個中隊。さらに川の東岸に空挺歩兵1個中隊とシャーマン戦車5両。迫撃砲は8門。 VHは村の北にある米軍陣地に1つ、独軍が占領している建物に1つ、北西の集落に3つ、西に4つ、南の村に2つ。 まずは村の北側の建物の占拠を行う。あるだけの迫撃砲を叩き込み、コア部隊とAUX1個小隊が突入。迫撃砲で混乱していた建物の独兵は反撃もできずに殲滅される。 1個中隊と戦車隊が北西の集落の占拠に向かう。銃撃を受ける。やはり機関銃が配置されている。前進する以外にない。突撃! 海は死にますか〜 山は死にますか〜 今回は迫撃砲も戦車もたくさんいるので、203高地状態にはならず、なんとか集落に取り付く。ここは陣地化されており、機関銃があちらこちらにと配置されており、剣呑な対戦車砲まである。迫撃砲をどんどん打ち込み、煙幕をはりつつ数に任せた接近戦。 一方、米軍陣地に対して独軍が猛攻しかけてくる。どうやら敵の主力はここらしい。とにかく敵の数が多いので機関銃分隊が全滅し、外周の陣地を放棄せざる得なくなる。防戦一方。 北西の集落は8ターンまでに掃討。機関銃分隊が2つなくなり、歩兵の損害もばかにならない。迫撃砲の手が空いたので、西側のVHの確保を始める。兵力は2個中隊。戦車隊を西側に振り向ける。ハーフトラックが4両増援に現れる。これに乗せて北西の集落からコア部隊を向かわせる。迫撃砲を打ち込んで攻撃開始。そろそろ残弾数が怪しくなる。やはり機関銃がいやらしく配置されている。敵の迫撃砲による攻撃が厳しくなる。死傷者多数!それでも数に任せた肉弾戦しかない。 海は死にますか〜 山は死にますか〜 独軍の無反動砲にシャーマン1両を食われるが、13ターンまでに敵を掃討してVHを確保する。ハーフトラックに乗ったコア部隊が敵の迫撃砲陣地を潰す。 北の米軍陣地への攻撃も下火になり、やがて誰も攻めて来なくなる。全滅したらしい。この辺りで敵の元気がなくなる。メッセージを見落としたが、どうも士気崩壊を起こしたらしい。 戦車とハーフトラックが南の集落に突入。1個小隊程度が守備していたが、さすがにここは陣地化されておらず、士気が低下したドイツ兵を簡単に殲滅。VHを踏んで、16ターン目に終了。 5121:980(DV) <総括> 各シナリオは30分〜1時間半程度。難易度も高くなく、それほど気を張らずにできるキャンペーンです。 終わりの方のシナリオで戦車が来ますが、基本的には文字どおりの二本の足で歩く歩兵戦です。敵の戦車は弱いフランス製の鹵獲戦車だけでティーガー、パンターどころか4号戦車も出てきません。 ビルドポイントは純粋に修理分しかなく、部隊購入、編成やアップグレードさせる楽しみはないです。 確かに空挺歩兵分隊が翌日の戦いではレンジャーになったり、工兵分隊になったり、あまつさえ戦車になったり、砲兵になるのは変と言えば変ですが、こういう自由度の低いキャンペーンは好みが分かれるところですね。 ちなみに、SPWAWの事実上の後継作と言えるCombat Leader(来春発売予定)ではこの問題に対応するためにか戦車は戦車、歩兵は歩兵にと同じカテゴリーの兵器にしかアップグレードできない仕様だそうです。(いくら何でも変だという意見があったのでしょう) コア部隊は1個小隊しかなく、主力は初期配置のAUXです。コア部隊は全体の一部と云う感じで、正直なところ存在感がありませんでした。これはキャンペーン製作者の意図が降下直後の第82空挺師団の戦いを再現したかったことで、仮に初期購入を1個中隊分のビルドポイントにしてしまうとプレイヤーが素直に空挺歩兵を買わずに機械化歩兵や戦闘工兵、戦車部隊にしてしまうことを嫌ったためと思われます。 よって、自分なりの部隊を編成して戦いたいという向きにはあまりお勧めできません。コア部隊の初期状態をキャンペーン製作の際に設定することが可能であればいいのですが、SPWAWの仕様は完全にプレイヤーの自由購入ですので。キャンペーン製作者のしたいことをゲームの仕様がフォローしていないと言ったところでしょう。 あまり時間がかからず、難易度も低いのですがSPWAWのキャンペーンとしてはやや邪道(?)的な部分があり初心者の入門用とは言えません。たまには歩兵戦を、という方、向きですね。 |